根室市草競馬



助っ人要請があって根室市草競馬に召喚されてしまったため、
雨の降る中、第二障害の走路整備とポニーの測尺係をせっせとこなした。
あいにくの天気にもかかわらず、泥まみれになって競技を楽しむとは元気元気。
特にトロッター競駕は、馬が跳ね上げた泥が、
馬の後ろに連結してある二輪車に乗る騎手の顔にかかるため、
前が見えないんじゃないかと心配してしまった。
ばんえいの方の最後のメインレースである1トンのソリをひく野陣敏雄杯では、
中標津生産で重賞を何度も制した有力ばんえい現役馬である「エンジュオーカン」号も出走。
雄達の中で雌であるエンジュオーカンはそれだけでもハンデであるにもかかわらず、
やっぱりこの馬は強い!
一番手で第二障害を降り、これは楽勝だと思った瞬間・・・なんとゴール目の前でストップ。
騎手の判断ミスか何かは分からなかったけど、
結局まだゴールは切られていないという判断で2着となった。
なんだか不完全燃焼気味の終わり方だったけれど、
こうして馬のイベントが継続開催される事は素晴らしい事。
釧路や十勝では草競馬がなくなりつつある中、
ここ根室管内はまだ3つの草競馬(根室・中標津・別海)が残っているし、
トロッター競駕をメインとした平地競馬の方も存続している。
ばんえい競馬もトロッター競駕も後世まで伝えて欲しい大切な馬文化だと思う。
2006年06月18日 18:16 | 馬