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スーパーアグリF-1の体制発表会

スーパーアグリF-1の体制発表会が行われたらしいです。
その記事を引用し、掲載しておきます。

2006年F1世界選手権に“純日本”の新チームとして初参戦するSUPER AGURI Formula 1(チーム代表:鈴木亜久里氏)は、
4日、都内において「体制発表会」を開催。
会見には鈴木亜久里代表、佐藤琢磨、井出有治の日本人ペアのレギュラードライバーが一堂に会し、
約6日後に迫ったF1開幕戦バーレーンGP(3月12日決勝)に向けての抱負を語った。

SUPER AGURI Formula 1の船出を祝うように、
快晴に見舞われたこの日の東京では、
純日本チームを率いて自動車レースの最高峰F1に参戦する鈴木代表が、
集まった多くの関係者の前に、
「昨年11月1日にF1に参戦するという発表をして以来、
この数ヶ月の間でF1チームを作っていかなければいけないということで、
本当にいろいろな紆余曲折がありましたが、
来週の開幕戦に向けて、
今日イギリスのファクトリーからから(開幕戦の地)バーレーンに向けてマシンが送り出されました」と報告すると、
「正直言ってこの数ヶ月は本当に大変でしたが、
こういう形でバーレーンに向けてマシンが送り出されたということを聞いて非常に嬉しく思います」と語った。

今年1月26日にFIA(国際自動車連盟)がエントリーを承認し、
SUPER AGURI Formula 1のF1参戦が正式に決定。
2月6日にはドライバーを除いたチーム体制を発表すると、
14日にはイギリス・グロスターシャー州のケンブル飛行場において初代マシン『SA05』をシェークダウン。
その翌日には佐藤、井出の日本人ペアによる夢のドライバーラインアップを発表し、
21日からはスペイン・バルセロナでのF1合同テストに3日間に渡って参加、
さらに28日のイギリス・シルバーストンでの開幕戦仕様のマシンのシェークダウンを経て、
遂にこの日、本拠地のある日本で2006年の体制発表会を開催。
鈴木氏は、
「11月に自分がとんでもないことを言ってしまったのかなと考える日々が毎日続きましたが、
そういう中でイギリスのスタッフ、そして日本のスタッフ、みんなが力を合わせてくれて、
こういう形でF1のチームが日本から発進できるというのは、非常に嬉しく思います」と感慨深い表情で語った。

この日は佐藤、井出の両レギュラードライバーも赤と白の「日の丸カラー」のチームシャツを身に纏って出席し、
夢の純日本チームでのF1参戦に向けての抱負を語った。
ゼロからスタートする新チームのエースドライバーという、
これまでとは違う戦いに挑む佐藤は、
「昨シーズン終盤の時期に、亜久里さんから計画をお聞きし、
そのときに『すごいな』と思いましたし、
とにかく新しいアプローチ、新しいチャレンジになる。
僕はそこに懸けてみたいと思っていましたし、
最初は非常に難しいことですが、
長期的にどういう風にやって行こうかということを亜久里さんと相談していく中で、
チームの立ち上げの時から一緒にやらせていただいて、本当に光栄です」とコメント。

鈴木氏がプロデューサーを務めるARTA Project(エーアールティーエー・プロジェクト)のサポートドライバーとして国内外のレースを戦い、
SUPER AGURI Formula 1の初代ドライバーを務める井出は、
「亜久里さんのF1チームが立ち上がるという話を伺ったとき、
自分自身F1にチャレンジしたいという気持ちも持っていたので『F1をやりたい』という相談をしました。
(その時点では自分の)国内の活動もどうなるか、
チームの方もまだはっきりしていませんでしたが、
亜久里さんはその中でリスクを冒して頑張っていて、
自分もその中でやってみたいという気持ちがすごく大きかったので、
その気持ちを亜久里さんに伝えました。
開幕戦のグリッドに着いた時にF1ドライバーになったという実感すると思いますが、
自分のミスでレースを失うことだけはないように、
マシンをチェッカーまで導きたい」と語った。

鈴木氏は最後に、
「国内のモータースポーツを含めてF1に進んでいける架け橋になっていけるチームの役割をしていきたいと思い、
こういう形で参戦させていただきました。
佐藤がF1の中で築いてきた経験でチームを強くしていき、
井出が国内で築いてきた彼のポジションという部分をF1の世界で発揮してくれることによって、
日本でモータースポーツに憧れている子供たち、
モータースポーツをやっている若い子たちの架け橋になって行ければと思います。
(ドライバー)2人の気持ちを今聞いて、
非常に強いチームをなるべく早い時期に作りたいと改めて思いました。
様々な状況の中で、間違いなくマシンはバーレーンに向かっていますし、
日本からエントリーしたチームとしてF1グランプリに参戦することを皆様の前でご報告したいと思います。
いろいろな部分でお騒がせした中でのスーパーアグリF1の船出ということですが、
今後とも温かく見守っていただけたらと思います」と語っている。

SUPER AGURI Formula 1は3月12日(日)中東・バーレーンの、
バーレーン・インターナショナルサーキット(1周5.412Km)で行なわれる2006年F1開幕戦バーレーンGP決勝で夢へのスタートを切る。

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