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ブルーム・ロゼ

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晴れ時々曇り

十勝ワインで数年ぶりにブルーム・ロゼがリリースされたと知り、
これだけは買わねばと池田のワイン城へ。
日本ではスパークリングワインを造るというと、
一般的にワインの瓶詰め時に炭酸ガスを加える事で造られる。
しかし、この十勝ワインのブルームは、
瓶の中で2次発酵させ、その際に発生した炭酸ガスを封じ込めて造られ、
国内では例のないフランスのシャンパン方式のワイン

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このブルーム、白はザラジュンジェ種、ロゼは清見種が主に使用され、
綺麗な果汁を得るためブドウ果は軽く搾り、清澄化してから発酵させる。
冬を越し、約半年じっくり熟成させたあと、
味の調整のため白ワイン、ロゼワイン、
さらに1年以上前の古いワインをブレンドする。
これを念入りに濾過して、
上述のとおり、シャンパン方式といわれる方法で2次発酵させる。
2次発酵はまずブレンド調整後のワインに、
シロップ状態の砂糖とシャンパン酵母を加えて瓶詰めして、
空気が流通しない王冠を被せて瓶内発酵を待つ。
12~15℃の状態で3週間~1カ月かけてゆっくり低温発酵させると、
発酵による炭酸ガスの発生で瓶内の圧力は5~6気圧になる。
このまま2年間、瓶熟成させる事で、
自然発生した炭酸ガスがワイン中に溶け込んできめ細やかな泡となる。
また2次発酵の役目を終えた酵母が、
自己消化する事で増えたアミノ酸によって独特の味が醸し出される。
こうして仕込み始めてから2年半が経った頃、
今度は2ヶ月間、毎日瓶を8分の1回転ずつさせて澱下げをし、
下がった澱(酵母)を凍結させる事で除去してコルクを打ち、
さらに3~6ヶ月間コルクに馴染ませてから出荷に至る。
つまり、3年がかりで本当に手間をかけ、醸造技術の結晶とも言えるのが、
本物のスパークリングワインであり、
国産のワインの中では、このブルームしかない。

去年の十勝ワインバイザー試験の時にも書いたとおり、
何年もの間ずっと心待ちにしていたブルーム・ロゼ。
こうして数年ぶりにリリースされた事から、
これは身を削ってでも買わねばならぬというわけで。
本来であれば1万円を越えても納得のいく代物なんだけど、
これがなんと1本2,500円強という、
瓶内二次発酵のスパークリングワインとしては激安の価格設定、
このワインは利益を考えたものではなく、
十勝ワインの醸造技術の研鑽とプライドの証なんだろう。

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一方でこれは釧路のAさんが、
結婚祝いとして贈って下さった十勝ワインの「アムレンシス2002」。
このアムレンシスは自生する山葡萄を使って造られるワインで、
乱獲を防ぎ、保護するため、この2002年物を最後に造られていない、
とても貴重な最後のアムレンシス。
わざわざありがとうございました!

コメント

ブルーム・ロゼ

早速注文しました!

数年前銀座にある道産子プラザなるアンテナ・ショップで小生たまたまブルーム・ロゼ、購入した経験があったのですけど、いや本当にたまたま、小生ラッキーだったのですネ。

さて因みにアムレンシス、1999年ものでも¥15,000-程するそうですョ。

最終年ものですと、いやはやどれ程の価値があるのかな?

2011年11月30日 21:10 from 埼玉の孤狼URL

Re: ブルーム・ロゼ

ブルームは貴重ですよ。
特にロゼの方は、清見種を使って仕込まれますが、
毎年リリースされるわけでもなく、
何年かに一度、数量限定でリリースされるんです。

アムレンシスも元々貴重なワインですからね。
特に1999年モノは特に葡萄の出来が良く、
グレートビンテージの年ですから、
ただ年月が経っている以上の価値が生まれていると思いますよ。

ワインは熟成されればさせるだけ良いというものではなくて、
葡萄の品種や出来、仕込み方などで、
長期熟成に向くのか、向かないのか、違いが生まれます。
アムレンシスの原料である山葡萄は、
強い酸と強い渋みを持ち、それこそ長期熟成に向くワインとなり、
年月が経てば経つほど、価値が増していきます。
逆に、ヌーボーは年月が経てば経つほど劣化するだけなので、
なるべく早く飲むべきワインなんですね。

2011年12月01日 20:57 from 奥尻キンタローURL

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