

晴れ
昨日、途中で断念した牧場の排水。
今日も水が引けないからまだ作業は無理かなぁと思っていたけど、
ふと溜まった水の表面が凍っているのを見て、
今ならやれるかもと思い立ち、早朝から剣先スコップを手に取る。
排水ホースを掘り当てた場所から、両端へ辿るように掘っていく。
2時間後、ようやく両端を発見!
ただ、泥が詰まっていて溜まっている水が流れていかない。
水道から別のホースで水を引き、水圧で流してみようとしたものの、
何とホースの長さが足りず。
仕方なく一旦作業を打ち切り、
ホーマックへホースやジョイントを買いに行ってまたすぐ作業再開。
今度は休憩室の流し台の水道から水を引っ張れるよう金具を付け、
ホースを排水ホースの中へ通して、蛇口をひねる。
数分間、ゴポゴポという音がし、やがて、水が出た!
この排水ホースが開通した瞬間は、
大袈裟だけど「北の国から」の五郎さんが水を沢から引いた時とダブり、
一人でちょっと感動していた(笑)。
これで牧場に溜まっている水が抜けるし、
これからも雨が降ってもそれほど溜まる事無く常時抜けてくれるだろう。
ただ放っておくとまた以前のように泥が詰まり、
やがては土の下になってしまう事から、時々メンテナンスが必要。
私は重機を持ってないし、大掛かりな工事をするお金もないので、
手作業と工夫で乗り切るにはこういう方法しかないわけで。
こういう生活には手間と工夫をするのが一番。
日々のちょっとした手間で環境が悪化するのを防げるわけで、
例えば草を運ぶのにこぼさないようにし、
こぼしても拾っておく事で泥化が防げるし、
草架をマメに移動させ、
たまった草をちゃんと処理する事で牧草地が傷まないで済み、
この排水ホースも土が溜まってきたらちょっと掘れば良いだけ。
何も考えないとか、まあ良いやで済ませていると、
目に見えない速度で少しずつ環境が悪化して、
気付いた時には根本的な工事が必要になってしまう事態に。
我が家の牧場も大分草が剥げてしまい、泥化も進んでいるので、
来シーズン以降、放牧させない期間を設け、
土を起こし牧草の種を撒いたりする事も考えなきゃならないかも。
あと、ゴミがあったりゴチャゴチャしてたり雑草が伸びてたり、
自分も良い気持ちはしないし、来られる方も印象が悪いので、
環境整備や整理整頓も少しずつ進めていけたらなと。
鶏のスペースの床も掘って掃除してワラを入れたいし、
堆肥の山や砂利の山も移動したい。
あとははお財布と相談だなぁ。
これが何より一番の問題かもしれない(爆)。