中標津へ~13日目~
晴れ
マイペース酪農の交流会があり、参加させて頂いた。
会場となる別海町のM牧場へ。
総面積78ヘクタール、その内、放牧地兼採草地が約60ヘクタール、
繁殖雌牛60頭、育成牛30頭の経営。
原則的に常に昼夜放牧となっている。
乳量は1頭平均年6000キロ、全体では年間で360トン程度だそう。
いまやほとんどの酪農家が人工授精で繁殖させているけど、
ここでは種雄牛2頭を抱え、牧牛にて自然交配させていて、
空胎で困るようなことはなく、90%以上は受胎するとの事。
種雄牛はGHの受精卵から生まれて選抜漏れした雄牛を、
子牛の時に5万円程度で近くの酪農家から買ってくるそうで、
大きくなりすぎるまで、大体4歳位まで供用するとか。
種雄牛は成牛になると1トンもの体重になるし、
種付けの際に乗られる雌牛への負担が大きくなるそうで、
近親交配となるのを避けるという理由もある。
基本的にいつも雌牛と種雄牛は同居しており、
牛舎に入れる時も付いてくるそうで、
大きくなるまでは一緒に入ってきて餌を食べるし、
大きくなってからは牛舎の外で待っているんだとか。
種雄牛を供用する上で、雌牛との隔離の際に事故が起き易いし、
そういった事は基本的にしないようにしているそうだ。

しっかりとした造りの牛舎。

とにかく広大。
果てしなく広がる牧草地、
見渡す限り自分の敷地というのはどういう気分なんだろう。

放牧地兼採草地の土壌の状態を調べるため、スコップで掘り起こす。
草の生え際からマット層というものが3cm程度あり、
また、赤っぽい土まで35~40cm、黒土の層があり、
ミミズもちゃんといてとても柔らかく、良好な状態だそう。

種雄牛は常に繁殖雌牛と共にいる。
人が近づくと唸ってはいたものの、平気だった。
種雄牛にしてみれば、自分の抱える雌牛を取られたくはないのだ。
いまやほとんどの酪農家が人工授精での繁殖をしていて、
こうして種雄牛を供用し、牧牛にするのは珍しい。

一通り見学させて頂いた後は、昼食を囲んで一言ずつ挨拶。
一言なにか喋るというのはとても苦手だけど、
あえてこうした場に出て行くという事はとても大切に思う。
やっぱり自らの目で見て、自らの耳で話を伺い、
そして自分の思ってることを伝えて意見交換するわけで、
この場にいないと得られない事も多くあるように感じた。
また、若い人や女性の方もたくさんいて、活気があったな。
マイペース酪農の交流会があり、参加させて頂いた。
会場となる別海町のM牧場へ。
総面積78ヘクタール、その内、放牧地兼採草地が約60ヘクタール、
繁殖雌牛60頭、育成牛30頭の経営。
原則的に常に昼夜放牧となっている。
乳量は1頭平均年6000キロ、全体では年間で360トン程度だそう。
いまやほとんどの酪農家が人工授精で繁殖させているけど、
ここでは種雄牛2頭を抱え、牧牛にて自然交配させていて、
空胎で困るようなことはなく、90%以上は受胎するとの事。
種雄牛はGHの受精卵から生まれて選抜漏れした雄牛を、
子牛の時に5万円程度で近くの酪農家から買ってくるそうで、
大きくなりすぎるまで、大体4歳位まで供用するとか。
種雄牛は成牛になると1トンもの体重になるし、
種付けの際に乗られる雌牛への負担が大きくなるそうで、
近親交配となるのを避けるという理由もある。
基本的にいつも雌牛と種雄牛は同居しており、
牛舎に入れる時も付いてくるそうで、
大きくなるまでは一緒に入ってきて餌を食べるし、
大きくなってからは牛舎の外で待っているんだとか。
種雄牛を供用する上で、雌牛との隔離の際に事故が起き易いし、
そういった事は基本的にしないようにしているそうだ。

しっかりとした造りの牛舎。

とにかく広大。
果てしなく広がる牧草地、
見渡す限り自分の敷地というのはどういう気分なんだろう。

放牧地兼採草地の土壌の状態を調べるため、スコップで掘り起こす。
草の生え際からマット層というものが3cm程度あり、
また、赤っぽい土まで35~40cm、黒土の層があり、
ミミズもちゃんといてとても柔らかく、良好な状態だそう。

種雄牛は常に繁殖雌牛と共にいる。
人が近づくと唸ってはいたものの、平気だった。
種雄牛にしてみれば、自分の抱える雌牛を取られたくはないのだ。
いまやほとんどの酪農家が人工授精での繁殖をしていて、
こうして種雄牛を供用し、牧牛にするのは珍しい。

一通り見学させて頂いた後は、昼食を囲んで一言ずつ挨拶。
一言なにか喋るというのはとても苦手だけど、
あえてこうした場に出て行くという事はとても大切に思う。
やっぱり自らの目で見て、自らの耳で話を伺い、
そして自分の思ってることを伝えて意見交換するわけで、
この場にいないと得られない事も多くあるように感じた。
また、若い人や女性の方もたくさんいて、活気があったな。
2010年08月18日 21:54 | 農業