キルギスの反政府動乱
旧ソ連の一共和国から1991年に独立を果たした中央アジアのキルギス共和国。
北にカザフスタン、西にウズベキスタン、南にタジキスタン、東に中国に接し、
公用語はキルギス語とロシア語、首都はビシュケク。
国土の40%が標高3000メートルを越える山国で、
東西に走る山脈に挟まれた峡谷部分に都市が点在し、
有名なイシククル湖を抱える、とてもとても美しい国だ(行った事は無いけど)。
気候的にも峡谷地帯は地中海性気候という事で、温暖で降水量が少なく、
とても気候条件に恵まれ、周囲の国のように砂漠は存在しない。
ちなみにキルギスは親日国家で、
ロシア圏の国では唯一、日本人はビザ不要で入国出来る。
これは、キルギス人は日本人を同じ祖先と信じているというのもあるけど、
第二次大戦後にロシアが大陸の日本人を強制連行した時に、
キルギスに連行されてきた日本人が、腐らず真面目にキルギスのために働き、
また、着る物もまともになかった日本人があまりに不憫で、
キルギス人は衣服を分け与えたものの、日本人は乞食のようになる事はなく、
おもちゃなどを手作りしてお返しをし、誇り高き民族である事を示したとか。
これを今でも覚えている人がキルギスにいて、
日本がODAで多額の援助を行っている事もあり、キルギスは親日なんだそうな。
日本センターというものがあり、日本語教育、日本文化の伝承もなされていて、
逆に日本人がもっとキルギスに興味をもっても良いのでは?と思う。
私はホームステイ受け入れを通じてキルギスのレナさんという方と知り合い、
直接ペリメニ(ロシア風餃子)の作り方を教わったくらいなので、
キルギスという国家にとても興味があるし、最も行ってみたい外国の一つでもある。
※このペリメニの作り方は私のホームページのレシピページに載せてます
前置きが長くなってしまったけど、今、このキルギスで反政府動乱が起こり、
バキエフ大統領は逃亡・辞任、野党勢力によって臨時政府が樹立したそうだ。
キルギスでは2005年にも、
チューリップ革命と呼ばれる反政府動乱でアカエフ政権が転覆していて、
今回の動乱はそれに似たものとなった。
どちらの動乱も、独裁に対する住民の反発であり、
次の政権には何としてもちゃんとした民主化を推し進めて欲しいと願う。
ただ、独裁状態のまま続くよりは、こうした動乱で政権が転覆する方が、
ある意味では健全であると言えるのかもしれないな。
いずれにせよ、平和で民主的、そして安全な国になって欲しいなと思う。
北にカザフスタン、西にウズベキスタン、南にタジキスタン、東に中国に接し、
公用語はキルギス語とロシア語、首都はビシュケク。
国土の40%が標高3000メートルを越える山国で、
東西に走る山脈に挟まれた峡谷部分に都市が点在し、
有名なイシククル湖を抱える、とてもとても美しい国だ(行った事は無いけど)。
気候的にも峡谷地帯は地中海性気候という事で、温暖で降水量が少なく、
とても気候条件に恵まれ、周囲の国のように砂漠は存在しない。
ちなみにキルギスは親日国家で、
ロシア圏の国では唯一、日本人はビザ不要で入国出来る。
これは、キルギス人は日本人を同じ祖先と信じているというのもあるけど、
第二次大戦後にロシアが大陸の日本人を強制連行した時に、
キルギスに連行されてきた日本人が、腐らず真面目にキルギスのために働き、
また、着る物もまともになかった日本人があまりに不憫で、
キルギス人は衣服を分け与えたものの、日本人は乞食のようになる事はなく、
おもちゃなどを手作りしてお返しをし、誇り高き民族である事を示したとか。
これを今でも覚えている人がキルギスにいて、
日本がODAで多額の援助を行っている事もあり、キルギスは親日なんだそうな。
日本センターというものがあり、日本語教育、日本文化の伝承もなされていて、
逆に日本人がもっとキルギスに興味をもっても良いのでは?と思う。
私はホームステイ受け入れを通じてキルギスのレナさんという方と知り合い、
直接ペリメニ(ロシア風餃子)の作り方を教わったくらいなので、
キルギスという国家にとても興味があるし、最も行ってみたい外国の一つでもある。
※このペリメニの作り方は私のホームページのレシピページに載せてます
前置きが長くなってしまったけど、今、このキルギスで反政府動乱が起こり、
バキエフ大統領は逃亡・辞任、野党勢力によって臨時政府が樹立したそうだ。
キルギスでは2005年にも、
チューリップ革命と呼ばれる反政府動乱でアカエフ政権が転覆していて、
今回の動乱はそれに似たものとなった。
どちらの動乱も、独裁に対する住民の反発であり、
次の政権には何としてもちゃんとした民主化を推し進めて欲しいと願う。
ただ、独裁状態のまま続くよりは、こうした動乱で政権が転覆する方が、
ある意味では健全であると言えるのかもしれないな。
いずれにせよ、平和で民主的、そして安全な国になって欲しいなと思う。
2010年04月14日 19:06 | その他