fc2ブログ

百人一首の違い

曇り 最高気温1.9℃ 最低気温-1.2℃

ふとした雑談の中で、
北海道では、百人一首かるたのルールや札が違うという事が判明した。
そもそも百人一首とは、
鎌倉時代の歌人藤原定家が、上代の天智天皇から、鎌倉時代の順徳院まで、
百人の歌人の優れた和歌を年代順に一首ずつ百首選んだものが原形で、
歌集としてというよりは、かるたとして有名になったもの。
この百人一首かるたとは、
読み札の表面には歌人の肖像と作者の名、和歌が記されており、
取り札にはすべて仮名書きで下の句だけが書かれている。
つまり、元来百人一首を覚えることを目的とした遊びであったため、
なるべく早く札を取るためには上の句を詠んでいる最中に取らねばならず、
必然的に上の句から下の句を頭の中で変換しないとダメなわけだ。

ところがこの百人一首かるた、北海道では下の句かるたとも言われ、
独自のルールと札が存在する事が判明したわけだ。
まず第一に、取り札がなんと木なんだそう。
しかも、下の句を読んで下の句を取るという、普通のかるたのような遊び方。
一般的には個人戦でやるのに対し、北海道では三人一組のチームで対戦し、
さらに攻防に両手を使うことも許されているとか。
各チームそれぞれ向かい合って並び、
自分や相手の持ち札を取り、先に札がなくなった方の勝ち。
相手の札を取る時は、自分と相対している者の札しか取ることが出来ず、
札のある場所を教えることも出来ない。
間違った札を取った時は「お手付き」とし、
相手チームから一枚送り札をもらうらしい。

なぜこうなったのかは不思議だけど、
百人一首が北海道に広まる際、
まだ北海道では紙が貴重だったため、木札となったそうで、
本来の目的である百人一首を覚えるとか、雅とかいった部分は除外され、
誰でも楽しめる普通のかるたと同じように、
下の句のみ抽出するという暴挙に出たのだろうか(笑)。
いずれにせよ、北海道の百人一首は独自の文化となり、今に至ってるらしい。
この北海道の木札の百人一首、北海道土産としても良さそうな気がする。
珍しがられて喜ばれる可能性がある一方で、
こんなの百人一首かるたじゃないと言われる恐れはあるけれど(爆)。

コメント

いやいやこれが北海道の百人一首です! 〈ところ変われば品変わる〉ですよ―
高校の時 クラス対抗戦だったかな?やりましたょ!
必死に覚えた思い出があります

2009年12月24日 23:02 from まみURL

まみさんへ(百人一首)

そうみたいですね、同じ百人一首とは思えません(笑)。
北海道の百人一首はチーム戦という事もあり、盛り上がるでしょうね。
北海道は歴史が浅いので、独自の文化は少ないですが、
この下の句かるたは北海道の文化ですね。

2009年12月25日 12:34 from 奥尻キンタローURL

非公開コメント

トラックバック

http://kintaror.blog28.fc2.com/tb.php/3843-a975376c