ボルシチにはやっぱりビート必須!



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今年育てた野菜の一つに、テーブルビートがある。
テーブルビートは別名を火焔菜(カエンサイ)、あるいはビーツとも呼び、
砂糖抽出のために栽培されるビート、甜菜(テンサイ)とは別物。
ビートの中で、食用に改良されたのがテーブルビートであり、
一方、砂糖抽出用に改良されたのがテンサイというわけだ。
テーブルビートはテンサイと違って赤紫色で、
ロシアなどではボルシチに欠かせない材料となっている。
トマトで代用してボルシチを作っても、赤く濁ったスープにしかならず、
透き通った赤紫色の色、そして甘味は、やはりテーブルビートじゃなきゃダメだ。
ちなみにテンサイの糖分は15~20%もあるが、
このテーブルビートの糖分は10%以下。
ただ、それでもニンジンやスイートコーンよりは甘い野菜である。
さて、このテーブルビートを使って、ボルシチを作った。
先日、テーブルビートを2個収穫したと日記に書いたけど、
その2個を我が家の貯蔵庫から取り出してみるとブヨブヨになっていたため、
急遽畑へ行って1株抜いてきてみた。
その畑に植わったままになっているテーブルビートは固いままだった事を考えると、
冬の間中、こうして畑に放置しておき、使う都度収穫した方が良いかもしれない。
テーブルビートの保存には、奥尻の今の気候ではまだ暖かすぎるのだろう。
ボルシチの作り方は、私のホームページのトップページの下の方、
レシピのページへのリンクがあるので、そちらへどうぞ。
つまり、テーブルビート、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キャベツなどの野菜を、
ブイヨンやハーブ、塩胡椒を入れて煮込んだスープなのだ。
肉も入れるけれど、牛肉より、鶏もも肉やスジ肉がお勧め。
今回は馬スジ肉を入れてみたところ、とても美味しかったのでした。
2009年12月03日 21:03 | 料理