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ベロベロ~

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晴れ時々曇り 最高気温1.6℃ 最低気温-2.4℃

一昨日の日曜日は本当に天気が良かったので、裏山に上るのも気持ちが良かった。
青苗市街と広大な海、水平線が一望できる。
ポーレは相変わらず寄ってきては激しくじゃれる。
そのうちにベロベロと上着を舐め、モゴモゴとやるのがいつもの仕草。

コメント

トカラ馬は昨年秋に宝島の人たちが1頭飼い始めました。聞いてみたら、やはり個人では無理で、何人かが労力を出し合って面倒をみているそうです。小宝でも飼えないか…という話になったのは、宿の女将と脱化石燃料化の夢を語った際のこと。炉辺でのおしゃべりです。

牛の飼料さえ足りない小さな島、それに人手もいない。「飼え、飼え」とけしかける人たちもいるんだけど、いずれも小宝島外からの声援。いざという時の加勢はしてくれない。

とにかく、のんびり構えることにしました。いずれ、若い人の知恵と労力、そしてなによりも熱意、その三つを期待できる日が来ればいい…。

2009年03月03日 21:25 from トカラのjijiURL

Re: タイトルなし

馬を飼う事自体はそれほど労力がいるわけではないですよ。
ある程度の面積の草地があれば、放牧だけでも十分可能です。
もちろん、牧草地でなくても、山で構わないですし、
野草を食べて生きていく事は馬にとっても良い事です。
トカラ馬を始めとする在来馬は、小型で粗食に耐えるので、
1頭あたり1000坪程の面積で何とかなるかもしれません。

私は以前、庭に杭を2本打ち、その杭をロープで繋ぎ、
そのロープに金属製の輪を通してそこに道産子を繋いで飼ってました。
道産子はロープの張られたところを自由に行き来して草を食べ、
草が無くなってきたら杭を別の場所に打ちなおすのです。
何箇所か繋ぎ変えているうちに、最初の場所は再び茂るので、
また最初の場所に杭を打つ。
この道産子は我が家の庭ばかりか、
道路脇の雑草、路肩の環境整備隊長として活躍してくれましたよ。

馬を過酷な労働に使ったりしないのであれば、餌は草だけで十分ですし、
こういった在来馬は逆に濃厚飼料を与える事が危険な場合もあります。
それに、放牧だけだとまず病気にならないですしね。
馬小屋は必ずしも必要ではありません。
もし放牧地に森、林といった木々が茂っているのであれば、それで十分です。
馬は悪天候の際や日射の強い時は森に行くものです。
また、馬は氷点下20℃までは寒冷ストレスを受けませんので、
冬に余程の寒さになる地域以外は馬着などは必要ありません。
ただ、冷たい雨にあたると体調を崩す事があるので、
林や森がないのなら、雨がしのげる屋根だけでもあれば理想ですね。

北海道の根室にユルリ島という無人島があります。
その島では20頭の雌馬と1頭の種雄馬がハーレムをなし、
年中放牧、自然交配で生き抜いているのです。
人は年に1回、生まれた子馬を間引いてきて市場で売るのと、
4年に1度くらい近親交配を避けるために種雄馬を入れ替えるだけです。
根室は冬もあまり雪が積もらないため、
馬達は足で雪を掘り、冬でも枯れない笹を食べて厳しい冬を乗り切ります。
馬はそれくらい粗食に耐え、強く逞しい動物です。
ですので、小宝島でも不可能ではないでしょう。
宝島でどうして1頭の馬を飼うのに人手がかかるのかはよく分かりませんが、
労力が無いなら無いなりに、やり方は色々あると思いますよ。
少なくとも野生にするのなら一切の人手は不要でしょう。
人が過度に手をかけてやる事が決して馬の幸せでもないですしね。

まあいずれにしても外野が何を言おうと結局は当事者の問題ですし、
馬に限らず動物を飼うという事は命を預かるという事、
やる以上は馬の事を知ろうとしなければなりませんし、
人の目線ではなく、馬の目線で物事を考えてやれないと、
馬を不幸にしてしまうだけです。
少なくとも馬は群れをなす草食動物である事を頭に置く事ですね。
群れをなすという事は人を含めて群れと考えられるため、
人が群れのリーダーとして馬から認められなければなりません。
そのためには甘やかしてはならないですし、
厳格なる一貫性と深い愛情が必要となります。
草食動物であるということは餌の主体は草であるべきという事と、
圧力がかかった際に逃げる傾向にあるという事です。
馬の調教の際には、馬が逃げた先が人が望む事になるように仕向け、
自然な形で馬に学習させるのが効果的ですね。

道産子以外の在来馬は頭数が非常に少なく、
絶滅危惧種といっても差し支えの無いレベルになっています。
トカラ馬がなんとかトカラの島々で生き抜いていける事を、願っております。
焦る事はないですし、のんびりと構え、
時が来れば挑戦してみるのも良いのではと・・・。

2009年03月04日 18:35 from キンタローURL

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