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北海道鉄道周遊の旅~その3~

朝5時に起き、6時頃に、秋に野営した東風泊の砂浜まで散歩してみた。
宿自体が東風泊の集落にあるので、砂浜までも歩いてすぐ。

東風泊の浜’2008.2.2

雪の積もったビーチは不思議な感じで、雪も波打ち際に沿って綺麗に弧を描いている。
薄暗い中、奥尻市街や漁船の灯りは綺麗だし、徐々に明るくなっていく景色は美しかった。

7:30、宿に戻って朝食を頂く。
昨日の夕食の揚げ出し豆腐といい、今朝の朝食の味噌汁といい、
シンプルだけど奥の深いものがすごく美味しく、料理人の技が光っていた。
8:30に宿のご主人にフェリーターミナルまで送っていただき、色々と話が出来た。
ちなみにこの「御宿きくち」、楽天トラベルアワード2006の、
北海道エリアお客様アンケート大賞を受賞された、とても評価の高い宿で、
奥尻島の宿でそんな賞を獲得するとはすごい事だと思う。
その賞に恥じない、素晴らしいもてなしと料理だった。
もし奥尻島を旅する際は、是非どうぞ。
おすすめします。

「御宿きくち」 http://www.okushiri.com/
1泊2食付6,850円より(うに・あわび付8,400円より)

フェリーターミナルに到着し、ターミナル内の売店を物色してみたものの、
以前KO君へのお土産に買った、うにまるのネックストラップがなかった。
多分、ターミナルの外にある土産物屋で買ったんだろうけど、
どうやらそっちのお店は冬は営業してなさそう。
せっかくデジカメのストラップにちょうどいいかなと思っていたのに残念。
9:20にフェリーは奥尻港を出港し、江差へと向かう。
冬の日本海なのにとても穏やかで、甲板から綺麗な写真も沢山撮れ、大満足。

11:30に江差港に到着。
今日はなんと稚内まで移動する予定である。
本当は再び鉄道だけで行きたかったんだけど、それではどう頑張っても今日中に到着しないので、
バスで八雲まで出て、そこから鉄道を使う事にしたのだ。

江差市街’2008.2.2

バスの時間まで1時間ほどあったので、江差の市街を散策。
江差は以前、夏にかもめ島でキャンプをした、思い出の町でもある。
情緒ある街並みを歩き、創業1870年の五勝手屋(ごかってや)本舗へ。
この名前、アイヌ語の「コカイテ」という言葉を語源としていて、昔のこの辺りの地名。
本来の勝手という意味ではなく、「波の砕ける浜」という意味だそうな。
名物は丸缶羊羹で、金時豆を材料にした珍しい羊羹が、可愛らしい赤い丸い缶に収まっている。
食べ方としては、
1.容器上部についている紐を、容器を1周させるように回して開封する。
2.開封できたら、上部の蓋を取る。
3.容器の底を押し上げて必要量だけ容器から出す。
4.出た分の羊羹を、開封に使った紐で切り分け、皿などに盛り、食べる。
となるけど、4を省略して直接食べた方が楽でいいかなと思う。

12:35に姥神ターミナル前バス停から八雲行きのバスに乗り込み、
車内では五勝手屋本舗で買った蒸しパンを食べ、ビールやワインを飲んで過ごす。
そして14:37八雲駅到着。

八雲駅で、札幌駅までの特急スーパー北斗13号、
そして札幌駅から稚内までの特急スーパー宗谷3号の指定券を取った。
北海道フリーパスは自由席ならもちろん乗り放題だけど、
6回までなら特急の指定席券も料金に含まれているため、
これで函館までに2回、稚内までに2回使う事になり、まだ2回分残っている事になる。
15:07に特急スーパー北斗13号で八雲を離れ、17:29に札幌駅に到着、
そのまま17:48に特急スーパー宗谷3号に乗り継ぎ、22:47に稚内駅に到着。

稚内で泊まる事にした宿は「さいはて旅館」。
むしろここに泊まるために稚内まで来たと言っても過言ではない(笑)。

以前、テレビで稚内の美味しいお店を取材する番組を見ていて、
スタッフが泊まっていた宿がさいはて旅館だったのだ。
それを観て、美味しい店はもちろんだけど、この宿に何故か惹かれてしまったわけで。
昨晩、予約の電話を入れた時の対応も実に面白かった。
さいはて「はい、さいはてでーす!」(かなり大きな声で)
私「明日泊まりたいんですが、部屋は空いてますか?」
さいはて「大丈夫大丈夫、待ってまーす!」
私「ちなみに特急の最終便で行くんですが、それでも大丈夫ですか?」
さいはて「(即答で)22:47着ね。大丈夫。駅でて左・・・じゃない、右、観光センターの次。
暖かいコーヒー(寝る前になぜ?)とお風呂沸かしてまってるよー!」
私「分かりました。では宜しくお願いします。」
さいはて「大丈夫だからねー。待ってまーす!」
というような、威勢のいいおばちゃんとのやりとりだったのだ。
もうそれがあったから、絶対個性的な宿だと思い、到着前からワクワク。

さいはて’2008.2.2

そして駅を出て右を見ると、煌々と「さいはて」と書かれた看板を発見。
なぜだか思わず笑ってしまった。
もうその景色は最果てに着いたという、最も旅情溢れる景色には違いなかった。
さいはて旅館の前にはおじちゃんがゆったりと雪かきをしていて、
なんともいえないオーラを発していた。

さいはて旅館のドアを開け、すいませーんと言うと、
奥から電話対応してくれたであろうおばちゃんがパタパタと出てきた。
待ってたよーと言われ、早速2階の部屋に通される。
コーヒーも自由に飲んでいいけど、とりあえずお風呂に入ってねというような事を2、3回言われ、
落ち着く間もなくお風呂へ直行。
ちなみに部屋もそうだけど、お風呂もとても綺麗で、造りは古くても良さが出ていた。
個人的に、綺麗なタイル張りのお風呂は気に入ったな。
今時ユニットバスではなく、タイル張りのお風呂というのが良い。
しかも古くてボロボロのタイル張りではなく、新しく綺麗なタイル張りのお風呂だったのだ。
そんなお風呂で身体も温まり、部屋に戻って暖かいコーヒーを飲んで、眠りについた。

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