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牛挽肉偽装事件

長々とミートホープの牛挽肉偽装事件のニュースばかりが流れている。
こういう事件が発生し、誰もが驚いているのだろうか?!
私はこのニュースを耳にして、ああやっぱりなとしか思わなかった。
挽肉はクズ肉をすりつぶしたものが基本だと思ってるし、
某ハンバーガーが1個80円で買えるなんて、ねずみの肉でも使ってるんだろうと思ったことがある。
まともな牛肉を使っていたらあんな値段設定なんて絶対ありえないし、倒産する。
個人的に思うのは、食料の供給を他に依存している以上、絶対安全なんてものは無いという事。
本当に安全なものを食べたければ、自分で農作物を生産し、自分で食事を作るべき。
それをしないのであれば、ある程度の危険性はいつもはらんでいるのだと思うべきだし、
消費者も安全性を訴える以上、自分達も勉強するのは当然の責任だと思っている。
この事件、消費者が裏切られただけじゃなく、農家も裏切られたのだ。
営利目的に走る食肉業界の各企業は、消費者や生産者の事を考える以前に、いかに儲けるかを考える。
儲け主義に走りすぎるとこういう事になるわけだけれど、大概の企業はそうなのではないか。
明るみに出ないだけで、焦って修正しようとする企業の姿が見えるようだ。
結局消費者はそれが牛肉じゃないと判断できるだけの味覚は持ってないし、
着色され、薬漬けになっている食品でも、言われなければ美味しいと食べてしまう。
だとすれば、偽装してコストを限りなくゼロに近づけることで儲けは膨らむ。
良い物を使って良い物を作り出しても、消費者は結局なんだかんだと安い方へ流れていくのだから。
Sさんが予言したとおり、急に牛の市場価格が上昇したそうだ。
これがどういう事を意味するのか・・・書かなくても分かりますよね?
明るみに出ないだけで、たくさんの企業が偽装していた、牛肉以外の肉を使っていたという証拠でしょう。

そうそう、とある方から伺った話では、某和牛の肉を使っているというステーキ店で、
普通に注文した後、この牛肉の耳標番号を教えてくれと言ってみたら、ワインがサービスされたと。
今はトレーサビリティ制度のおかげで、その食肉の追跡調査が出来るようになっていて、
個体識別番号から、どこで生産され、どういう家畜なのかがわかるようになっている。
つまりこの店では追跡調査されたら困る、要するに和牛を使ってないがため、
ワインをサービスすることで、情報開示を拒んだという事。
おそらく和牛をうたっていながら、和牛×ホルスタインのF1牛でも使っているのでしょう。

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