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乗馬

根釧農試メンバー乗馬’2007.6.24

朝、昨日のメンバーが若干入れ替わったものの、そのままみんなで乗馬。
日本ではマイナーである馬を、少しでも身近に感じてくれたなら幸いだし、
馬という動物を知ってもらい、その魅力が分かってもらえるならありがたい。
馬を飼う事は必ずしも経済的にメリットがあるからだけではなく、
心の豊かさの象徴として、伴侶動物として馬を飼うという選択肢もあるんだという事を知ってほしいし、
他の家畜と比べて頭が良く、人に懐き、乗る事も出来る上、
馬のいる景色は美しく、雑草も綺麗に食べ、環境整備にも一役買ってくれる。
用途が広く、こんな魅力的な動物は他にいないと個人的には思うし、
農業、畜産として考えても、副業としてならかなり魅力のある動物だと思う。
競馬だけが馬じゃないし、肉だけが馬ではない。
伴侶としてはもちろんだけど、
馬術などのスポーツ、子供の情操教育や身障者のリハビリといった教育福祉の分野、
土地を耕したり、森を切り拓いたりといった労働力、
観光や景観、さらには交通機関としての馬、牧草地の除草刈り、美しい芝生を保ち、馬乳もある。
オランダには馬乳を生乳として販売しているところもあるそうだし、馬の可能性は無限大だ。
馬が草を食む風景は、牛とはまた別の魅力があるのか、
馬を飼うのであれば、国が無償で土地を提供してくれる国もあるくらい、美しいものだ。
牛と違って馬同士は、じゃれて遊んだり、走ったりするからだろうか。
日本は馬の魅力のほんの一部しか知られていない。
馬が経済動物の域を抜けていないし、それ以上の存在にするには人のレベルが低すぎる。
人がしっかりとした馬の扱いをし、馬の事を知ろうとしないと、馬は心を開かない。
それは何度も書いているように、群れをなすという基本を理解し、
人が群れのリーダーとして尊敬されるよう、一貫性と愛情を持って接し、
常に人の目線ではなく、馬の目線で考えてやる事が今一度必要だろう。
馬の後に回ったら蹴られるかもしれないと言っている内はまだまだである。

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