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子牛の名前ユキグニ

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晴れ 最高気温:2.6℃ 最低気温:-5.7℃

悩みに悩んだ挙句、先日生まれたホルの雌子牛に名前をつけた。
白っぽい子牛で、単にカクテルの雪国が好きなので、
ユキグニと名付け、ユキと呼んでいる。
もちろん、血統登録申請の名前はただユキグニではなく、
万葉集に載っている故郷の古い地名を冠名もどきにし、
それに父親の名前の一部+ユキグニとしたんだけど。
ユキは生後2日目から草を遊び食いするくらい元気いっぱい。
ミルクの他に、スターターも与え始めたんだけど、
勢いよく食べる食べる。
いっぱい飲んで、いっぱい食べて、すくすくと育つんだぞ~。

金ちゃんねぎラーメン

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晴れ 最高気温:3.5℃ 最低気温:-5.7℃

四国、徳島製粉の金ちゃんねぎラーメンが、
音更の100円ショップで売られていたので買ってきた。
故郷愛媛にいた頃は、麺といえばうどんで、
ラーメンを食べる事なんてほとんどなかったんだけど、
即席麺として徳島製粉の金ちゃんシリーズは例外的に食べていた。
お気に入りは金ちゃんきつねうどんで、
マルちゃん赤いきつねうどんやどん兵衛きつねうどんは、
どうしてもスープの味がしっくりこない。
金ちゃんねぎラーメンは初めて食べたんだけど、
これもまた美味しかったな。

ミルカート導入

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晴れ 最高気温:5.0℃ 最低気温:-2.7℃

搾乳時に使うタオルやストリップカップ、
ディッピング剤に手洗い消毒バケツ、消炎剤に金櫛など、
道具一式を載せて移動できるミルカートを導入した。
今までそれぞれを手で持ち運びながら搾乳をしていたので、
これでかなり効率が良くなった気がする。
些細な事なんだけど、
頭数が増えてくるとこういうものが無いとやっぱり不便だよなぁ。

やればできるは魔法の合言葉

曇り後晴れ 最高気温:8.2℃ 最低気温:-3.1℃

先日、選抜高校野球大会2回戦は、
愛媛の済美高校が広島の広陵高校を延長13回サヨナラで下し、
手に汗握る素晴らしい試合だった。
私の故郷は四国の愛媛であり、
高校を卒業して大学進学でこの北海道・十勝に来るまでは、
愛媛でずっと生活していた。
今でこそ自分の人生において、
愛媛よりも北海道居住歴の方が長くなってしまい、
酪農家になった以上、帰省する事もなくなってしまったけど、
故郷を思う気持ちはいつもどこかに持ち続けている。
ちなみに済美高校は、私が愛媛にいた頃はまだ女子高で、
2002年に共学になり、
野球部創部3年目となる2004年春の選抜に初出場、
初優勝を飾ったのにはビックリしたのを覚えている。
夏の甲子園では決勝で駒大苫小牧と激戦を繰り広げ、
当時の4番バッターの鵜久森選手は日ハムに入り、
時折、一軍でも活躍している。
それにしても今回の済美のピッチャー、安樂選手は凄いなと。
2年生投手としては春夏通じて史上最速152キロを記録し、
2試合分の投球数、232球を投げ抜いた。
そして同校の校歌の中に、
「やればできるは魔法の合言葉」という歌詞があり、
とても良い言葉だと思っている。
今の日本では夢を抱く人が少なくなり、
例え夢を持っていても叶うわけがないと諦めていたり、
後ろ向きな思想が蔓延しているように思っている。
でもどんな無謀な夢も、出来る事から一歩踏み出すことで、
物事が動き始め、実現へ向けて大きく舵が切られる事になる。
私も高校時代、将来は馬を飼いたいし、農家になりたいんだと、
そのために北海道へ行くんだと周りへ言った事があるけれど、
親も含めて多くの人は本気にしてくれなかった。
でも今こうして馬を飼う事も出来たし、
さらにその一歩先、脱サラして酪農家になる事も出来た。
「やればできる」と自分に言い聞かせて行動に移していると、
長い年月がかかり、多くの失敗や挫折があったとしても、
いつかは何らかの形になるものだと思う。
この「やればできる」という言葉を校訓にしている済美高校、
のびのびと悔いのないよう頑張って欲しい。

トカトカのパン

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晴れ 最高気温:3.7℃ 最低気温:-9.4℃

上士幌の国道241号線沿いにあったローソンの跡地に、
上士幌町農協でアンテナショップ「トカトカ」をオープンさせるようで、
上士幌町産原料を使用したパン屋さんとなるらしい。
オープンに先立って農協からパンセットの取りまとめに申し込み、
もっちり食パン、ダマンドクロワッサン、クリームパン、
そして上士幌の小豆、白小豆、大正金時、光黒といった豆を使った、
各種アンパンやラウンドパンのセットが届いた。
どのパンもとても美味しかったんだけど、
その中で、食パンとクロワッサン、豆のラウンドパンは特に美味しく、
個人的にとても気に入った。
上士幌にはパン屋がなかったのでとても嬉しいし、
上士幌の農産物をふんだんに使い、
イートインコーナーがあり、
そして朝早くから営業してくれるというのがポイント高いかな。
パン屋はやっぱり朝早くに行きたいなと思うので。
朝、上士幌の酪農センターに牛乳の検査を出す事があれば、
帰りがけに寄って、朝食のパンを買ってしまうだろうな(笑)。

4月2日オープン!
営業時間 4月~10月:7時~19時 11月~3月:7時~18時
※オープンから3日間は9時~19時の営業

牛の手術

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晴れ 最高気温:2.8℃ 最低気温:-6.3℃

去年夏に導入し、受胎してくれ、
もうすぐ乾乳にしようと思っていた牛に異変があり、
急遽、近所の農家さんに家畜車を出してもらい、
獣医さんの指示の元、診療所へ運び込む事に。
開腹された結果、第三胃がパンパンで第四胃以降は空っぽ、
内容物が詰まって流れなくなっているようで、
1時間半ほど手術をして、戻ってきた。
牛を手術するのも、手術に立ち会うのも初めて。
牛はというと、まだ元気はあまりないものの、
お腹を痛がる仕草はしなくなり、
便も出て、ふやかしたビートパルプを口にするようになった。
とても扱いやすく、能力もあって、特に大事な牛の1頭だし、
何とか回復して欲しいと願っている。
獣医さん、そして家畜車を出してくださった農家さん、
ありがとうございました。

ホル雌子牛誕生!

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晴れ 最高気温:1.2℃ 最低気温:-7.6℃

いよいよ分娩が近いと感じていた牛は、
まだ日の出前の午前2時過ぎより陣痛が強くなり、
午前3時半に無事初産分娩を終え、
初めてのホルスタイン子牛、しかも雌を産んでくれた。
子牛はパンダのような滑稽な模様の顔をしていて、
これはこれで可愛い。
後継牛第一号のブラウンスイスのウイユに続き、
後継牛第二号となるホルスタイン子牛の誕生は実にめでたい。
最近、乳房炎ゼロ記録が約10ヶ月で途絶えてしまい、
良いニュースがなかっただけに嬉しい。
母牛はかなりの量の初乳を出してくれ、
子牛も小さいけれど元気良く、初乳も上手に飲んでくれた。
大きく育ってくれると良いな。

体温急落・分娩間近

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晴れ 最高気温:1.3℃ 最低気温:-6.7℃

分娩が近い牛の体温測定を続けていたところ、
今朝は昨日までの体温と比較して約0.8℃急落した。
多くの牛で体温急落から24時間以内に分娩が始まる上、
昼に乳頭の先に乳ヤニが付いているのに気付き、
仙坐靭帯もかなり緩んできている事から、
早ければ今晩、遅くとも明日中には生みそうな気がする。
今晩は2時間おきに見回りをして、気をつけていよう。

用足しのついでは・・・

晴れ 最高気温:-1.4℃ 最低気温:-6.7℃

帯広へ用足しに出たついでに、昼食はインデアンカレーを食べた。
最近、音更や帯広に出る機会がたまにあるんだけど、
昼食はというと大概インデアンカレーになってしまっている。
安くて美味しいから良いんだけど、
他のお店をもっと開拓すべきなのかなぁ。

バタバタと・・・

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晴れ 最高気温:2.8℃ 最低気温:-6.9℃

最近バタバタしていて、あまり構ってやれてないウイユ。
別にふて寝しているわけではないけれど(笑)。

三寒四温

晴れ 最高気温:-2.8℃ 最低気温:-7.7℃

春分の日が過ぎ、いよいよ春がやってくると思いきや、
昨晩雪も降って今日は真冬日。
一昨日はプラスの8.5℃まで上がってすごく暖かかったのに、
まさに三寒四温、忙しい気候だなぁ。
でもまあこうして少しずつ春になっていくんだろうけど。

体温測定開始

晴れ後雪 最高気温:2.0℃ 最低気温:-3.5℃

初産分娩予定日まで1週間となった牛の、
体温を朝晩1日2回測ってみる事にした。
牛は分娩が近くなると体温が上昇し、
分娩直前になると体温が急落する傾向があるので、
実際、体温測定が分娩予測にどれくらい役に立つのか、
検証してみたいとおもう。

ウイユの血統登録証明書

晴れ 最高気温:8.5℃ 最低気温:-3.1℃

先日、申請中だったウイユの血統登録証明書が出来てきた。
繁殖者、所有者欄にうちの名前が入ってるのを見て、
当たり前の事なんだけど、何だか感慨深かった。

ポークソテー

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曇り後雨 最高気温:3.4℃ 最低気温:-3.3℃

先日、上士幌のAコープ「ルピナ」で、
上士幌豚の極上本ロースが100g80円少々という激安価格だった。
迷わず買ってきてポークソテーにしたらなんと美味しいことか。
料理云々というよりもこの豚肉が素晴らしく、
もっと沢山買っておけば良かったと後悔するくらい。
ナイタイ和牛にしろ上士幌豚にしろ、
上士幌の肉は安くて美味しくコストパフォーマンスがとても高い。

少しずつ春らしく・・・

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晴れ時々曇り 最高気温:2.1℃ 最低気温:-10.8℃

まだまだ周りは雪景色ではあるけれど、
日中の気温はプラスになり、
場所によってはちらほら地面が見えるようになってきた。
もう少しで本格的な春がやってくる。
春といえば山菜、ジンギスカンにアイヌネギ、
そしてヨモギの天ぷらが食べたくなってきた(笑)。

TPP交渉参加?!

晴れ後曇り 最高気温:3.4℃ 最低気温:-7.0℃

安倍首相がTPP交渉に参加すると発表。
日本経済全体ではプラスになるという試算なんてどうでも良く、
農業を天秤にかける事自体、ちょっと信じられないし、
そもそも食料を自給出来ない国は真の独立国とは言えない。
コスト競争で勝てるわけがない国内の農業が崩壊し、
食料の供給の多くを海外に頼るようになってしまえば、
他国から食料の供給を止めるというカードを切られたら終わり。
止められないまでも、国の首根っこ掴まれた状態では、
ますます相手国の言いなりになっていくのが目に見えている。
まあ日本としてどうなっていくのかは当然心配だけど、
それ以上に、うちは農家としてやっていけるのかがもっと心配。
まだ新規就農したばかりで牛の頭数も揃っておらず、
ようやく経営的に流れが見えてきただけの弱小新参農家だけに、
ちょっとした事で大きく足を引っ張られてしまう。
永く農家であり続け、農家である事に誇りを持ち続けられるように
安倍首相は「日本の農業を、食を守る。」と言うのなら、
具体的にどうするのかきっちりと示して欲しい。
ただ、そもそもTPPと農業改革は別問題だとは思うけど。

初産分娩予定2週間前

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晴れ 最高気温:1.9℃ 最低気温:-8.0℃

去年導入した牛の内、受胎してない事が判明し、
うちに来てから授精して受胎した牛の初分娩が近づいている。
ホルをつけたので楽しみではあるんだけど、
初産なので無事生んでくれるよう願うばかり。
分娩予定日まであと2週間、急激に乳房が張ってきたな。

お気に入りのパスタとオリーブオイル

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晴れ 最高気温:-1.9℃ 最低気温:-7.8℃

ネット通販で時々買うお気に入りのパスタとオリーブオイル。
パスタはイタリアグラノロ社のもの、
オリーブオイルはイタリアシチリア島ボネリ社のもの。
高いお金を出せばもっと良いものは買えるだろうけど、
コストパフォーマンスで考えると、これらのものはとても優秀。
本当は十勝産小麦で作られたパスタがあれば良いんだけど、
小麦粉としてしか買えないし、
たまに十勝産小麦粉から生地を練ってパスタも作るけど、
手間がかかるのでそんなしょっちゅうやれるものでもなく、
どうしても日常は乾麺に頼らざるをえない。
十勝産小麦で作られた乾燥パスタを、
背伸びしなくても買えるほどほどの値段で売ってくれないかなぁ。

コロッケパン

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雪後曇り 最高気温:3.1℃ 最低気温:-2.4℃

パンもコロッケも手作りのコロッケパン。
パンは好きだけど基本的にごはん派なので、
おかずパンよりはおかずとごはんの方が好みなんだけど、
唯一コロッケだけはご飯よりパンの方が好きだったりする。
揚げたてのコロッケと作りたてのパンの組み合わせは、
何故かわからないけど、たまらなく美味しく感じるんだよなぁ。

帯広市図書館

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晴れ後雪 最高気温:3.9℃ 最低気温:-6.2℃

先日、上士幌町図書館へ調べものがあって行ったんだけど、
お目当ての酪農雑誌を置いてないという事で、
わざわざ帯広市図書館まで行ってきた。
帯広市図書館は新しくなり、3階建ての立派な図書館で、
こんなところにいたら1日があっという間に経ってしまう(笑)。
ただ、お目当ての雑誌はあったものの、
新刊はコピー禁止という事だったので断念してしまったんだけど、
有り難くも友人がわざわざコピーを送って下さった。
その件はその友人のおかげで一件落着したわけだけど、
上士幌酪農が盛んな町なのに、
図書館で酪農関係の雑誌をとってないのがちょっと驚きだった。
願わくばもう少し酪農関係の書籍の充実をお願いしたいなぁ。

除雪

晴れ 最高気温:-3.2℃ 最低気温:-14.8℃

昨日、久しぶりに多少まとまった雪が降った。
朝、搾乳していたら除雪車が入ってきたものの、
なんと巨大な除雪車が雪にはまって動けなくなってしまい、
1時間半ほどかかって、別の除雪車が引っ張って脱出した。
普通に除雪車が前から入ってくればハマる事はないんだろうけど、
わざわざバックで入ってきて除雪して行こうとするので、
見事にハマって動けなくなってしまったんだろう。
そもそもうちの前の道路は砂利道で、
去年は基線から東へ走り抜けて除雪してくれていたんだけど、
畑に砂利が飛ぶからという事で、
通り抜けないでうちの前から基線までしか除雪してくれなくなったため、
起こってしまったトラブル。
東西に除雪してくれなくなったため、
コミセンに車で行くには大きく回り込まねばならないし、
集乳車などはうちのバルクから牛乳を抜いた後、
基線までバックして出て行っている。
さらに郵便や生協、その他、色んな人がうちの前の砂利道ではまり、
何度トラクターで助けに行ったことか。
やっぱり東西に走り抜けて除雪してくれると有難いんだけど。
その方が除雪する側も楽だろうし、
砂利が飛ばないように浅めに除雪してくれれば良いだけのような・・・。

ハルヲの上にグリ

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雪後晴れ 最高気温:0.0℃ 最低気温:-8.9℃

ハルヲとグリは仲が良いなぁ。
ハルヲはグリの抱きつき相手、グリはハルヲの遊び相手。
いつも折り重なって眠っている。

ナポリタン

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晴れ 最高気温:-3.3℃ 最低気温:-10.5℃

時々急に食べたくなるナポリタン。
子供の頃、スパゲティといえばナポリタンかミートソースで、
それ以外のパスタは有り得なかった。
今でこそ我が家でもジェノベーゼやペペロンチーノを作るけど、
子供の頃に食べていた味は忘れる事はなく、
ナポリタンやミートソースも食卓にのぼる事がしばしば。
ケチャップをベースとし、牛乳でまろやかさを、バターでコクを加え、
さらに大事な隠し味である砂糖が必須。
イタリアのナポリには存在しない日本オリジナルのナポリタン、
やっぱりこれはこれで美味しいよなぁ。

ウイユにワクチン接種

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晴れ 最高気温:6.1℃ 最低気温:-3.1℃

昨日、上士幌町家畜自防協議会による事業で、
ウイユに5種混合ワクチンを接種してもらった。
ただ、ちょうど同じタイミングで来られていた、
別の牛の検診をしてもらった獣医さんと話している内に終わってしまい、
残念ながら立ち会えなかったんだけど(苦笑)。

初の乾乳

晴れ 最高気温:4.5℃ 最低気温:-12.2℃

搾乳牛の中で、すでに受胎し、
二産目まであと2ヶ月となった1頭の搾乳をやめ乾乳にした。
うちでは初の乾乳牛。
分娩まで約2ヶ月の乾乳期間を設ける事で、
乳腺胞の回復と再生、第一胃の絨毛の回復、
そして分娩後の産乳のための体力をつけるという意味がある。
最後の搾乳はきっちりと手で搾りきって一発乾乳にし、
繋ぐ場所を一番奥へと移動させた。
本当は別棟で乾乳牛だけを集約して飼う方が効率も良いんだけど、
それが出来ないため仕方ない。
また、あえて乾乳軟膏は使用しなかった。
搾乳後に乾乳軟膏を入れて乾乳にするのが普通なんだろうけど、
もう9ヶ月間どの牛も乳房炎になってないし、
乾乳軟膏を使わないで乳房炎にならないように出来ないのか、
自分なりに検証しようと思っている。
去年、2月に牛を導入し、その直後分娩した牛の多くが乳房炎で、
色々試してみたところ、
SA(黄色ブドウ球菌)等の難治性の乳房炎は無理だろうけど、
ごく一般的な乳房炎であれば、
手で後搾りをして搾りきり、消炎剤を乳房に塗り続ける事で、
乳房炎軟膏を使わなくても1週間程度で完治する事が多かったし、
常識とか当たり前が本当に正しいのか、
そして自分のやり方に合っているのか、
必ず検証して試行錯誤するようにしている。
ちなみに今月はあと3頭乾乳にする牛がおり、
来月以降も乾乳にする牛は続くため、
今月乾乳にする牛達が二産目を迎えるまでの間、
うちの出荷乳量が落ち込むためしばらく経済的に厳しい。
でもまあ、二産目に無事に元気な子牛を産んでくれ、
乳量を伸ばしてくれる事を期待して、
乾乳期も丁寧に管理しようと思う。

ブドウの四季講座に行けず

曇り後晴れ 最高気温:4.5℃ 最低気温:-9.8℃

昨日は池田のワイン城で「ブドウの四季講座」があり、
前々から予約してあったし当日の朝まで行くつもりだったんだけど、
タイミングの悪い事に発情が来た牛がいて、
授精するため欠席する事にし、断念。
去年も行く事が出来なかったので今年こそはと思ってたんだけど。
まあ仕方ないし、牛の方は適期に授精出来たので良しとしよう。

バルクのモーター交換

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晴れ 最高気温:1.2℃ 最低気温:-11.7℃

最近、貯乳しているバルククーラーの羽根を回すモーターの音が、
うるさくなったなと感じていたところ、
集乳者の運転手の方から酪農センターを通じ業者に話がいき、
新しいモーターに交換された。
前のモーターは少しずつうるさくなっていったので、
最初どれだけ静かだったかあまり気にした事はなかったんだけど、
新しいモーターになり、
羽根が回ってるのに気付かないくらい静かでちょっとびっくり。
元々バルクは中古のものをリースで借りているんだけど、
借りた当初より静かになったな。

ウイユ完全離乳

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晴れ 最高気温:-2.4℃ 最低気温:-14.6℃

ウイユは2月中旬から少しずつ与えるミルクの量を減らしてきて、
今日、完全にミルクを絶って離乳させた。
本当はもっと早く絶つつもりだったけど、
寒い日が続いていたのであまり無理させないようにしようと思い、
ゆっくりと少しずつ離乳させる事になった。
ただ、離乳したとはいえまだ水は飲まず、飲むのはお湯のみ。
少しでも温度が低いと吠えて文句を言う(笑)。
まあもっと暖かくなってくれば、自然と水も飲むようになるだろう。

中標津の暴風雪被害で思い出した事

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晴れ 最高気温:-1.9℃ 最低気温:-11.0℃

私が農協連の職員時代に9年間過ごした中標津で、
暴風雪で出来た吹きだまりに車が突っ込んで動けなくなり、
一酸化炭素中毒で4人が亡くなった悲しいニュースが流れている。
現場は私の中標津のログハウスから北側の防風林を越えたところで、
あそこは大荒れの日の吹きだまりがものすごく、
また、暴風雪の中、歩いていける範疇に農家さんがいないので、
私は絶対通らないようにしていた道道。
中標津のログハウスの北側の防風林から北は、
冬の大荒れの日はまさに別世界で、行かない方が良い。
中標津市街からそのログハウスまでは来れても、
そこから先の北側には行けないという事が時々あった。
ちょうど山からの距離や防風林の位置が恵まれていたんだろう。
あと縦線はあまり吹きだまらないけど、横線が吹きだまるので、
いかに横線を風の少ないルートを選択するかが大事。
中標津からログハウスまでなら、
大荒れの日は中標津空港方面からだとまず帰れないので、
そんな時は必ず西町を経由し、
りんどう園から先の登り坂手前で左折して34線に入って北上すれば、
大概帰宅出来た。
私は元々北海道人ではないけれど、
暴風雪と吹きだまりの恐怖は中標津で何度も経験し、
身をもってその危険性は刷り込まれている。
私は農協連の職員をしながら、
郊外に離農跡地を取得して伴侶としてを飼う生活をしていたため、
基本的にはどんな天気であろうと出社していた。
ただ、2004年1月14~16日だけは別で、
今回と同じように根室沖で爆弾低気圧が発達して停滞し、
ものすごい暴風雪が続いた悪夢のような3日間があった。
出社したら帰れなくなるのは間違いないと思えるような状況だったので、
さすがに有給休暇を取らせてもらおうかと電話したものの、
何が何でも出てこいという事だったので、
すでに通行止めになっている道を苦労しながら出社。
でも出社後1時間ほどしてあまりに酷い天気になってきたため、
全員退社するように言われてとんぼ返りする羽目になった。
ところがもうすでに道は2~3mほどの吹きだまりがあちこちに出来、
心配していたとおり自力では帰れない状況に。
いつも荒れた日に通る安全ルートですらこの時は危なっかしい状況だったので、
吹きだまりが酷いところは毎回同じで風の通り道で凹んだ箇所であり、
吹きだまりがなるべく少なく、
なおかつその吹きだまる箇所の近くに農家さんがいるルートを選んで、
吹きだまりにはまるのを前提に家路についた。
もちろん車内には除雪用のスコップに牽引ロープ、
そしてそれでも吹きだまりにはまってどうしようもなくなった場合、
エンジンを切らなければ一酸化炭素中毒で死んでしまうので、
冬用の羽毛寝袋を積んでいた。
案の定、巨大な除雪車ですら立ち往生している猛吹雪で、
どこまでが道路かを示す↓標識も全く見えないホワイトアウト。
それでもたまに風が弱まるので、そのタイミングで少しずつ進み、
想像通り突破できない吹きだまりに至っては農家さんに助けてもらい、
それを3度繰り返して、普段15分の道中を3時間かかって帰宅できた。
その時の教訓から、荒れるという予報が出れば天気図は必ずチェックし、
北方領土近辺で低気圧が発達して停滞しそうな場合は外出しない、
どうしても出かけなければならないのであれば、
スコップ・牽引ロープ・寝袋の3種の神器を車に積んでおくようになった。
まああの時は防風柵の上を乗り越えて吹きだまりが出来る状況で、
3m程度の吹きだまりの壁があちこちに出来、とにかく酷い年だった。
ちなみに写真はその酷い冬だった2004年、2月1日の、
当時の中標津の我が家(小屋、そして)。
当時は重機も持ってなかったのでスコップで頑張って除雪していたけど、
自分の背丈よりも雪壁が高くなり、あんな年は無かったと記憶している。
もともと中標津を含め道東の太平洋側は雪が少ないだけに、
ドカ雪が降って大変というよりも、
風による地吹雪と吹きだまりの方が恐ろしい。
北海道の人であっても市街地に住む人はあまりその認識がないし、
日本海側と太平洋側では気候が全く違う。
いずれにしても冬に田舎道を走るときは、
天気図のチェックと準備を怠ってはならないと思う。
ただ上士幌は、他の太平洋側の地域と同じく、
冬型の気圧配置による北西の季節風で雪が降る事は少ないだけじゃなく、
十勝に大雪をもたらす南岸低気圧の影響も少なく、
今回のような根室・網走地方に大雪をもたらす、
北方領土近辺で発達する爆弾低気圧の影響も少ないという、
とても恵まれた地域なのかもしれない。
今回もとても穏やかで、大して雪も降らなかった。

コタツ布団と同化

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曇り時々晴れ 最高気温:1.4℃ 最低気温:-8.1℃

グリの大好きなコタツ。
グリの毛色は灰色なのでコタツ布団の色と同化し、
時々寝ているのに気付かず踏んでしまいそうになる。
危ない危ない。