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カニバサミのような乳頭と副乳頭

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晴れ後曇り

今日も30℃を超えて真夏日。
いったいこの暑さ、何日続くのやら・・・。

先日分娩した牛は副乳頭が立派で、
乳頭と副乳頭がカニのハサミのよう。
最初、どっちが乳頭でどっちが副乳頭か、一瞬迷った(笑)。
しかもこの副乳頭、乳が出るので、
極力触らぬようにし、萎縮してくれないかなと思っている。
本来は育成期に副乳頭は切除すべきなんだろうけど、
うちにやってきて、気付いたときにはもう手遅れ。
一応、獣医師に相談してはみたところ、
これは珍しいと写真を撮った上で、
今切除すると出血だけじゃなく乳も漏れるだろうし、
乳房炎など色んな疾病のリスクも考えて、
とりあえず搾乳は出来るのでこのままいく事にした。
それにしてもなんか邪魔くさいなぁ・・・。

譲ってもらった扇風機

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晴れ時々曇り

いったいいつまで真夏日が続くんだろう・・・今日も30℃超え。
朝の搾乳後、ブドウ畑の雑草取り。
朝食を食べる間もなくまだ発情が来ない牛の繁殖検診、
そして昼の飼い付けをしていると発情が来た牛がいたので、
午後は人工授精。
発情周期が安定しない牛に、
黄体を維持させるために最終授精から5日目にhCG注射、
さらにはいまだ発情さえも来ない牛はコンセラール注射。
・・・とまあこういう日常。

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さて、農協の方の斡旋で、
近くの農家さんで使わなくなった古い扇風機があるという事で、
昼過ぎに譲ってもらうため軽トラで伺ってきた。
野晒しになっていた古いものらしいけど、
三相の巨大扇風機を3機と、扇風機を3機、
いずれもとりあえずちゃんと動くし、これはとても有難い。
三相の扇風機はまだ三相電源のコンセントが無いので、
牛が増えてきてから排気用に使うという事にして、
扇風機は牛の正面において首振りにしておいた。
先日買った通路の風洞扇と共に使えば、
今の牛の頭数なら何とかこの暑さも乗り切れるだろう。
30℃を超える暑い日はまだまだ続くみたいなので助かった~。

猫を連れてナイタイ高原へ避暑

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晴れ時々曇り

今日も日中は30℃を超えた。
毎日暑い日が続いているので、
涼を求め、ふとのグリを連れてナイタイ高原へ。
うちはナイタイ高原の麓にあって標高300m、
一方車で15分で行けるナイタイ高原の展望台は標高800m。
標高で500mの差があるという事は、
気温にして5℃低いという事になる。
5℃の差はかなり大きいもので、
家を出る時は暑かったのにナイタイ高原は涼しかった。
すぐ傍に避暑地があるのって有難く、
暑い日はたまに気晴らし兼ねて来ようかな。
グリは全く動じることなく、普通に歩き、寛いでいた。

みろく舎

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晴れ時々曇り

暑い・・・とにかく暑い一日だった。
日の出前から25℃、日中は33℃にもなり、バテそうな暑さ。
用足しがあって音更へ行った際、
あまりに暑くて喉を潤したく、
前々から気になっていた「みろく舎」という喫茶店に入ってみた。

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おやつプレート600円。
好きなおやつメニューから3品選べ、
今回はチョコケーキ、チーズケーキ、抹茶寒天の黒蜜きなこ。
セットだからそれぞれ小さいのかと思いきや、
なんと全て普通の大きさ。
これで600円はとても安いと思う。
量と値段だけじゃなく、味もとても良い。

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かき氷の苺。
この苺ソース、市販のシロップとかではなく、
なんと本物の苺から手作りしたソースなんだそう。
甘酸っぱくてとても美味しかった。

その他、コーヒーも全て豆からひいてくれるし、
アイスコーヒーも例外ではなく手抜きは無し。
しかも氷はコーヒー豆の形をしているコーヒーの氷。
思わぬところで素敵な喫茶店と巡りあえたな。
雰囲気も良く、質・量・価格の3拍子そろった喫茶店で、
また音更に来る機会があれば立ち寄りたいと思う。

ズッキーニの収穫と料理

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曇り時々晴れ

我が家ではズッキーニは欠かせない夏野菜で、
毎年のように栽培している。
イボイボのもの、ストライプのもの、そして切り口が星型のものと、
今年は3種類のズッキーニを育てていて、
ここ数日の30℃にもなる暑さで一気に収穫時期となった。
このまま数ヶ月、毎日のように収穫がある。
特に今年は馬糞堆肥でお化けのように生長し、
しかも雄花はつかず雌花ばかりというすごい状態で、
花という花が実をつけている。
いつもは雌花よりも雄花が多いくらいなので、こういう事は初めて。
ちなみにズッキーニは大きくしすぎると美味しくないので、
種を取る実以外は、小さいうちに収穫して利用する。
花が付いた状態で収穫するものは花ズッキーニと呼ばれ、
花に詰め物をして揚げると美味しい。

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ズッキーニはラタトゥイユやカレーに入れるのが一般的だけど、
このようにピューレにして、肉や魚のソースとしても使える。
余すくらい収穫がある日はこういう贅沢な利用法をし、
これが実はかなり美味しいのだ。

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この写真の真ん中が花ズッキーニ。
花の中にチーズを詰めて、まだ小さい実と共に天ぷらにしたもの。
これも育てているからこそ出来る贅沢かな。

牛舎に風洞扇

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晴れ時々曇り

外は30℃、牛舎の中はそれ以上の温度になる、暑い夏。
牛に水をかけてやり、熱中症にしないようにやってきたものの、
ここまで暑くなってくるとそろそろ限界、
譲ってもらえるはずの扇風機はいつまで経っても手に入らないし、
牛もそろそろバテてきて、可哀相になってきた。
この暑さはしばらく続くみたいだし、
牛を治療しなきゃならないような状況にしたり、
ダメにしてしまっては元も子もないので、
急遽、車を走らせホームセンターで風洞扇を買ってきた。
それほど大きなものではないんだけど、
今の頭数ならこれでも全体に風がいきわたり、
牛への散水も兼ねれば何とか凌げるかなと。
頭数が増えてくれば、北側に排気用の大きな扇風機を数台置いて、
トンネル換気に近づけられれば良いんだろう。
十勝はやはり根釧と違って夏の暑さは厳しく、
暑熱対策をちゃんと考えてやらないと、
餌は食べなくなるし乳も出なくなる、挙句の果ては熱中症となり、
酪農経営の上でも大きなダメージとなる。
何よりこの暑い中頑張ってくれている牛達に、
少しでも快適な環境を提供してやらないと申し訳ないだろう。

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ちなみに帯広近郊ではいよいよ小麦の収穫が始まっていた。
十勝は日本一の小麦の生産地で、
日本の生産量の4分の1、北海道の4割を占めている。
小麦の収穫風景はまさに夏の風物詩かな。

牛乳の体細胞数が1万を切った!

曇り時々晴れ

今日届いた生乳受託報告書を見ていて、
先日17日に出荷した牛乳の対細胞数がついに1万を切り、
9千になっている事に気がついた。
最近は大体1万~1万5千で推移していた体細胞数が大台突破。
搾乳を丁寧にする事でどこまで体細胞数を下げれるか、
自分なりに色々なやり方を試し、
1万を切るのを密かな目標にしていただけに、
この大台突破は嬉しかった。
この挑戦は初産牛だけの今の状況だから可能ではあるけど、
初産牛という事を差し引いても低いところまで到達したかった。
今後はどの作業工程を省くとどういう影響が出るか検証し、
頭数が増えた時に効率化しながらも乳質を落とさないよう、
色々試してみようかな。
それがうまくいってこそ、
経産牛が増えてきても体細胞数を低く抑えられる事になるだろうし。
ちなみに草の食い込みを増やすため、
配合飼料を減らし、糖蜜を与えてみるようにしたところ、
牛乳の脂肪分が高くなり、尿素窒素が低くなった。
発情が来ない牛に発情が来たり、
すべてが糖蜜のおかげというわけではないだろうけど、
一定の効果があったように思う。
とりあえず継続的に使ってみよう。

満開のベルガモット

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曇り時々晴れ

1週間くらい前から我が家のベルガモットは満開。
柑橘系のさわやかな香りが素晴らしく、
存在感のある花と耐寒性の強い多年草ハーブという事で、
大好きな植物の一つ。
白花や桃花、紫花といった変わった品種もあるようなので、
そのうち色々な色のベルガモットを増やしてみたいと思う。

ブルーベリーの収穫開始と葡萄の定期防除

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曇り時々晴れ

ブルーベリーが少しずつ色付き、随時収穫し始めた。
まだ大した収穫量は無いので、
朝の作業後、採っては口に入れている。
ハスカップほど酸味や渋みはなく、甘くて美味しい。

ところで昨日は葡萄の定期防除で、
前回と同様、オーソサイドとディプテレックスを散布。
去年は8月上旬の悪天候が続いた際にべと病が蔓延し、
結果的に甚大な被害を受けてしまったので、
今年は防除の回数を増やすと共に、殺菌剤も使っている。
ちなみに今日は小屋掃除も。
もそうだけど、牛も外に出してやれたら良いのになぁ・・・。

奥尻島のイカ

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曇り後晴れ

奥尻から朝イカが届いた。
奥尻に移住して初めて食べたイカは本当に美味しくて、
それまで食べていたイカはなんだったんだろうと思えるくらい、
衝撃的な違いがあった。
そのイカが届いたのだからジッとしてはおれず、
昼は七輪で焼き、夜は刺身とハーブオイル炒めにして頂いた。
イカは冷凍も出来るし、有難いなぁ・・・。

Aコープ上士幌店ルピナの脅威的セール

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曇り

たまたまAコープ上士幌店ルピナへ買い物に行くと、
なんと毎月恒例定休日前日セールをやっていた。
こんなセールあったんだと、今更ながらに驚いた。
1年以上、ルピナを利用しているけど、
定休日の前日には来たことがなかったんだろう。
十勝毎日新聞はとっているけど、
チラシは市街地の購読者にしか入らないから、
今まで全く気付かなかった。
このセール、米、酒、タバコ以外であれば、
スーパーの中にあるものは全て2割引で、
特に消費期限のない雑貨なども同じく2割引という太っ腹。
ルピナは地元上士幌産のものを多く扱っていて、しかも安く、
通常価格でさえ、
上士幌豚ウデ切り落とし肉が100g68円、
上士幌ナイタイ和牛A5ランク切り落とし肉が100g200~250円、
その他、上士幌の大豆、納豆、豆腐、野菜など、
地元産品にこだわった個性ある品揃えを誇り、美味しくて安い。
さらに、1.5リットルカルピスウォーターが138円など、
時に驚愕の価格設定をしてくれる特売もある。
この定休日前日セールは、ただでさえ安いこれらの品はもちろん、
特売品も全て2割引になるんだそう。
いままで色んなスーパーやAコープを利用してきたけど、
このルピナほど利用価値の高い店は無かったなぁ。
いずれにしても今後は、この定休日前日セールは毎月来よう。
とにかく素晴らしい。

猟銃所持許可証の交付とターハントRSG20

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晴れ時々曇り

去年の5月26日に始まったハンターになろう計画、
1年以上かかってようやく猟銃を所持するに至った。
その行程は、
①猟銃等講習会受講申込(公安委員会)
②猟銃等講習会受講
 講習修了証明書交付(有効期限3年)
③教習資格認定申請(公安委員会)・・・身辺調査
④認定証交付(有効期限3ヶ月)
⑤猟銃用火薬類等譲受許可申請(公安委員会)
⑥猟銃用火薬類等譲受許可証交付
⑦譲受許可証等提示(火薬類販売店)
 猟銃用火薬等譲受
⑧射撃講習受講(射撃教習場)
 教習修了証明書交付(有効期限1年)
⑨猟銃譲渡等承諾書(譲渡者・鉄砲店)
⑩所持許可申請(公安委員会)・・・身辺調査
⑪所持許可証交付
⑫許可証提示(譲渡者・鉄砲店)
 猟銃譲受
⑬猟銃提示(公安委員会)
 猟銃確認(猟銃譲受から14日以内)
というもの。
莫大な手間をかけて書類を作成し、いくつも試験を受けて合格し、
そして身辺調査を2回受けてようやく今日の日を迎えた。
ただ、順風満帆だったわけではなく、
なんと射撃講習の合格証の有効期限最終日だった。
もし猟銃所持許可が1日でも遅れれば、
また射撃講習からやり直しとなるところで、まさにギリギリ。
ここまで猟銃所持申請が遅れたのは、
中古のガンロッカーと装弾ロッカーを見つけるのに手間取り、
そして当てにしていた猟銃が手に入らない事になったから。
最後は友人のハンターを頼り、
知人のハンターの猟銃を譲ってもらえることになったのだった。

その猟銃、「ターハントRSG20」という。
まだ銃に詳しくないのでその価値はよく分かっていないんだけど、
なにやらとても貴重で垂涎の的となるような散弾銃なんだそう。
ハンターとなっても10年以上の経験がなければライフルは持てず、
その期間、射程の短い散弾銃のみで、鹿猟には適さない。
でも散弾銃は散弾銃でも、ハーフライフルという代物は、
なんと例外的に所持することが許されていて、
普通の散弾銃とは比べ物にならない射程と精度があるんだとか。
そのハーフライフルの中でも、ターハントは特別なんだそう。

とりあえず今日はその猟銃所持許可が下りるという事だったので、
牛に2回目の飼い付けと、昨日授精した牛の排卵確認の後、
すぐに出発して帯広警察署へ向かった。
警察署で猟銃所持許可証の交付にかかる最後の手続きを終え、
ついに、無事ハンターに!
あとは申請してあった猟銃、ターハントRSG20を帯広警察署に持参し、
現物確認を終えれば猟銃を持っているハンターとなる。
今回はまだ猟銃が手元に無く、用足しもここまでと思い、
せっかく帯広に出てきたので、真鍋庭園を散歩する事にし、
一通りまわってさて帰ろうかなと思ったところに、
ちょうど鉄砲店から、譲ってもらった猟銃が届いたとの電話を受け、
引き取りにいき、そのまままた帯広警察署に持ち込んだ。
帯広警察署で、所持する事になった猟銃、
ターハントRSG20を提出して現物確認を受け、
ついでに火薬譲受申請をし、
実弾を希望の数購入できる許可証をもらった。
そう、実弾を購入するのも自由に購入できるわけではなく、
警察に申告した数だけしか購入できない。
必要となる実弾の数を申請し、許可されて初めて、
指定の数、使用場所で射撃する事が可能となるわけだ。
今回は射撃場での使用目的で実弾を買える許可証をもらったので、
機会を見て、射撃場に行って練習しようと思う。

とりあえず猟銃許可が期限に間に合って本当に良かった~。
そしてターハントRSG20との出会いに感謝。

牛乳を出荷し始めて約3ヶ月

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晴れ時々曇り

4月18日に牛乳を初出荷して約3ヶ月経った。
その間、細菌性の乳房炎には1頭もなっていないし、
最近は体細胞数も1万くらいで安定している。
今の少ない頭数では、丁寧にやれるところは極力丁寧に、
特に搾乳作業は、1頭2布で乳頭を綺麗にし、
ミルカーの着脱は分房ごとに管理しながら、
必要とあれば手で後搾りをし、湿布をしている。
週に3回は牛床と通路に消石灰を散布し、
搾乳後は敷き料を迅速にひいてやって、
牛が横になるまでは綺麗な牛床を維持して、
まだ開いている乳頭口から雑菌が進入するのを防ぐ。
乳房炎を100%防ぐ事は不可能だけど、
極力確率を低くする事は出来るので、
その一番の原因となる搾乳作業は手を抜かない。
乳房炎になると治療にお金がかかり、
バケットで搾るので手間がかかり、
治癒しても抗生物質が抜けるまでは牛乳を出荷できず、
その損失は大きい。
暑い日は日中牛に水をかけてやり、
草の食い込みを増やすため配合飼料の給与回数は1日4回にし、
発情や分娩の兆候を見逃さないため、
朝と夕の作業後30分は牛の行動を観察している。
特に繋ぎ飼いだと発情を見つけにくく、
自分自身の経験も浅いので、
時間を取り、そして牛の個性を把握するように努めてはいる。
ただ、かなり栄養状態が悪い状態で牛がやってきて、
栄養状態が改善しない内に分娩を迎えてしまった牛は、
分娩後4ヶ月経ってやっと卵巣が動き始めて発情が来る有様で、
ようやく発情が来るようになっても周期が安定しなかったりと、
授精に関しては少々手間取っているのも事実。
でもどの牛がどういう発情兆候を示すのか分かってきたので、
後は時間が解決してくれるかもしれない。

当初とは餌や搾乳のやり方も変え、試行錯誤して今がある。
頭数が増えれば今のやり方も無駄を省いていかなきゃならないけど、
今は丁寧にやる事を徹底すべきと思っている。
ただ、基本的には去年3ヶ月間実習させて頂いた農家さんを倣い、
それをうちの飼い方に合わせてアレンジしているわけで、
今になって思うけど、その実習3ヶ月間は本当に貴重なもので、
いざという時に頼れるというのはとても有難く、ただただ感謝。
まだ堆肥問題など解決しなきゃならない問題も沢山あるけど、
一つずつ解決して一歩ずつ進んでいければと思っている。

葡萄(清見)の開花

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晴れ後雨

基本的に1年目の葡萄の苗木は、
花芽が付いても新梢の生長のため全て取ってしまうんだけど、
試験的に一つだけ残しておいた清見の花が開花していた。
この葡萄の花の開花時期の天候は重要で、
あまりにも雨が多かったりすると結実しなかったりして、
着果不良になってしまう。
まだ気にする年数ではないけれど、
定期防除も開花時期は外した方が良いので、
今後の防除計画を考える上では重要なポイントになるかな。

11頭目の子牛誕生!

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晴れ時々曇り

そろそろ分娩が近そうだなと思っていた牛が、
ちょうど夕方の搾乳時間に産気付いた。
今までは基本的に滑車を使って引っ張って出していたんだけど、
今回は産道に手を入れて正常分娩を確認した上で、
自然分娩をさせてみようと思い、見守ってみた。

搾乳が終わる頃に破水し、待つ事約40分。
子牛の前足が出てきて、頭が半分くらい出てきたところで、
いきむのに合わせて手でその前足を少し引っ張ってやると、
F1の大きな雄子牛が無事誕生!
子牛をタオルで拭いてやり、呼吸を確保した後、
すぐに子牛に耳票を打って、母牛に舐めさせてやる。
1時間ほど舐めさせてやりつつ、
母牛の初乳を搾り、子牛に飲ませてやった。

前回の分娩は骨盤骨折で母牛を廃用にしてしまったので、
今回母子共に無事で本当に良かった。
これで空胎牛を除くと一通り分娩を終えた事になる。
順次授精もしているけれど、
来年からはF1ではなくホルスタインが誕生してくる事になるので、
子牛誕生の楽しみがさらに増えるかな。

ハスカップ狩り

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曇り

日中少し時間が取れたので、
下居辺のハスカップチーム「元樹の会」へ、
ハスカップ狩りに行ってみた。
ハスカップ狩りをするのは初めてなんだけど、
入場料を取られるわけでもなく、時間制限もないし、良心的。
ハスカップは正式にはクロミノウグイスカズラと呼ばれ、
日本では主に北海道に自生している。
味はブルーベリーに近くて、生食の他、ジャムや果実酒にされ、
ビタミンC、アントシアニン、カルシウムが豊富。

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ちなみに採ったハスカップは100g100円で買える。
1時間弱ハスカップ畑をウロウロしてハスカップを採り、
ちょうど500gで500円だった。
安いなぁ・・・。
これはジャムにしようと思う。
良い気晴らしになり、楽しかったな。

バジルの収穫開始と調理

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曇り

種を撒いていたスイートバジルとバジル・ナポリターノが、
大きくなったので摘芯しながら収穫を始めた。
バジルは花を咲かせてしまいと風味が落ちてしまうし、
収穫量を増やすため摘芯するのが大事。
摘芯すると枝分かれしてこんもりと茂るようになり、
秋まで収穫し続けることが出来る。

収穫したバジルは、乾燥させて粉末にしたり、
オリーブオイル、クルミ、塩等と共にミキサーにかけ、
バジルペーストにしたりしている。

このバジルペーストを使った料理が大好き。

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ユメチカラという十勝の小麦の品種から作られた、
超強力粉を使って生地を作って、
バジルペーストを塗ってチーズを載せて焼いた、
ピザ・ジェノベーゼ。

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同じくバジルペーストを使ってパスタを作ると、
パスタ・ジェノベーゼ。
ピザもパスタも、ジェノベーゼは最高に美味しい!

焼肉交流会

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晴れ時々曇り

日中、地区の焼肉交流会があって参加した。
なんとナイタイ和牛の最上級肉が豪快に焼かれ、
とてつもなく贅沢な焼肉でビックリ。
暑い日中、炎天下で飲むビールも美味しかったけど、
ナイタイ和牛も最高だった。

写真の奥はうちの牧場、手前がお隣さんのジャガイモ畑。
ちょうどジャガイモの花が咲き乱れ、良い風景だなぁ・・・。

4年ぶり復活のZigZag

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晴れ時々曇り

昔からホクレンで給油すると配布されていた地図の「ZigZag」、
しばらく目にしないからどうなったんだろうと思っていたら、
今年、4年ぶりに復活してくれた!
早速せっせとホクレンで給油して、
50リットル分のレシートと交換でZigZag1冊目をゲット。
配布期間は今日から約1ヶ月あるので、何冊かもらえるかな。
この地図、無料配布にもかかわらずかなり詳しい道路地図で、
農道や林道も相当な精度で掲載されていて便利。
カーナビ否定の地図派なので、こういう詳細な地図はありがたく、
普通の人なら通らない道を地図で確認しながら走破するのが好き。
目印が無くても、方角を確認して縮尺を計算し、
車の走行距離と照らし合わせながら進むと迷わない。
さらにこの地図は地図以外の情報も結構充実していて、
市町村のカントリーサイン別に人口などの情報が掲載されているのは、
地理好き人間の心がくすぐられる。
とりあえずZigZag復活万歳、だなぁ。

北海道南西沖地震から19年

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19年前の今日は、奥尻を大津波が襲った北海道南西沖地震の日。
奥尻へは2008~2010年の2年半、
大きな決意をもって愛を連れて移住し、
葡萄農家として新規就農、ワイナリー設立を目指していたものの、
結局は約束を反故にされ、さらには収入を絶たれてしまい、
を余儀なくされてしまったわけだけど、
今でもこの日は脳裏に焼きついているし、
奥尻をまた再訪したいという気持ちは常に持っている。
奥尻は本当に美しいで、水が豊富で農業にも大いに可能性があり、
釣り糸を垂らせば恐ろしく魚が釣れ、自給自足が可能な素敵な島。
移住してお世話になり、色々支えてくれた人もいてくれて、
今でもたまに交流があるのは自分にとって大きな財産だと思う。
いつかまた透き通った奥尻島の海に潜り、
のんびりとキャンプでもしたいものだなぁ・・・。

スノーペイブメントの開花

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曇り時々晴れ

4、5日前から開花し始めたハマナス「スノーペイブメント」。
東洋のバラことハマナスは生育も旺盛なので、
生垣のように仕立てても面白い。
株が大きくなるのが楽しみだなぁ。

堆肥問題

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曇り

隣の農家さんが好意でたまっていた堆肥を移動してくれた。
二番草の収穫後、うちで借りてる草地に散布してくれるそうで、
うちは機械も何もないので、ただただ有り難く、感謝でいっぱい。
ただ、今の牛の頭数なら堆肥を処理出来るものの、
牛舎いっぱいの40頭まで揃うと、
とてもじゃないけど堆肥を持て余し、溢れてしまう事になる。
堆肥場も小さいので、1~2ヶ月でいっぱいになってしまうだろうし、
何より、うちは土地が5ヘクタールしかないので、
散布するには堆肥の量が多すぎる。
堆肥を定期的に受け入れてくれるところが見つからない限り、
増頭していくのは難しく、
増頭出来ないと経営も軌道にのせる事が出来ない。
機械が無い事よりも、土地があまり無いというのは厳しい。
今一番頭の痛い問題かな・・・。

黒ソイのオイルハーブ焼き

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雨後曇り

昨日に引き続き、奥尻の黒ソイとアイナメ料理
黒ソイは、塩、数種類のハーブ、オリーブオイルでオーブン焼き、
オリーブオイルとレモンとハーブのソースで。
北海道の鯛とも言えるような美味しい魚なので、
塩やオリーブオイル、そして柑橘やハーブを使うことで、
シンプルに頂くのが何より美味しい絶品魚。
一方アイナメはというと、淡白な魚なので、
唐揚げにするとなかなか美味しかった。
上士幌にいると肉と野菜は豊富で、安くて美味しい上、
うちには牛乳もあるしで、
淡水魚はともかく、海水魚を食べる機会が減っていただけに、
こうして奥尻の美味しい魚介類を頂けるのは最高の贅沢かな。

奥尻島より

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曇り後雨

奥尻に移住して生活していた頃、
とてもお世話になった方から魚が届いた。
立派な黒ソイが2匹とアイナメが2匹。
奥尻は本当に宝のと呼ぶに相応しく、
仕事帰りの15分でホッケやソイが何本も釣れたものだった。
なのに川魚がいるくらい水が豊富で、水田もあり、
透明度25mを誇る沖縄並みの美しい海に潜ると、
ウニやアワビがゴロゴロいて最高に楽しかった。
奥尻で過ごした2年半は別世界にいるようだったなぁ・・・。
そんな奥尻からわざわざ魚を送ってくださり本当に有り難く、
奥尻島との縁は大事にし続けたいと思っている。

頂いた黒ソイは刺身とムニエルにし、
アラは塩茹でにしてポン酢で食べてみた。
身はプリップリで、もちろんの事ながらすごく美味しい!
そしてアイナメは煮付けに。
大満足の夕食になった。
まだ半分あるので明日が楽しみだ。
本当にありがとうございました!

たぬきの里

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曇り後雨

帯広に「たぬきの里」という温泉入浴施設がある。
泉質はモール泉の弱アルカリ性、琥珀色の湯で肌がツルツルになる。
ここの特徴は家族風呂が沢山あること。
1階は大浴場なんだけど、2階は全フロアが家族風呂で、
14室の家族風呂があり、1つは大たぬきで残りは子たぬき。
ちなみにたぬきの里のある建物は5階建てになっていて、
1~2階部分がサウナ付大浴場&家族風呂、
3~5階部分は、賃貸マンションになっている。
この賃貸マンションもすごくて、
・床暖房無料 (北海道の冬もストーブ要らず)
・駐車料1台分無料 (2台目以降は1台3,000円)
・サウナ付大浴場は無料で入り放題 (営業時間12~0時)
と、特典満載。
居間&台所8畳・洋室5.9畳・和室5.9畳に、
ユニットバス、トイレ、下駄箱、湯沸かし器付で、
月々の家賃65,000円プラス管理費5,000円で70,000円なんだそう。
冬に暖房料が無料で駐車料もタダ、
そしてモール温泉に入浴し放題というのはとってもお得かもしれない。

葡萄畑の草刈り

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曇り後雨

朝の搾乳作業後、3時間かけて葡萄畑の草刈りをした。
久しぶりに長時間に渡って刈払機を振り回したので、
終わった後、手がしばらく痺れていた。
でもやっぱり草刈りをするとすっきりして気持ちが良い!

葡萄畑の馬糞堆肥寄せ完了

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晴れ後曇り一時雨

葡萄畑の畝に糞堆肥を寄せて積み上げた。
糞堆肥はその効果が大きく甘みを増すと言われ、
糞堆肥を使う事を条件としている果物のブランドもある。
もちろん葡萄にとっても糞堆肥は最高の堆肥であり、
うちの愛達の重要な役割の一つでもある。
さて葡萄の苗木はというと、
6月中旬の低温障害で一部新梢がやられたものの、
新芽が出てきて大分復活したかな。
そして6月下旬からの晴天と高温によりグングン伸びていて、
一気に遅れを取り戻したようだ。

手作り餃子

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曇り時々晴れ

餃子は皮から手作りした方が絶対美味しい!
皮がもっちもち。

ロズレ・ド・レイの開花

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曇り時々晴れ

去年植えたバラ「ロズレ・ド・レイ」が開花した。
とても上品な香りがするし、
ドッグローズの一種なので実(ローズヒップ)が付く。
ちなみにローズヒップは西洋のドッグローズだけじゃなく、
東洋のバラ、ハマナスにも付く。
ドッグローズもハマナスもバラの原種であり、
うちはこのドッグローズであるロズレ・ド・レイと、
ハマナスのスノーペイブメントを増やしていきたいと思っている。
たくさんローズヒップが採れるようになると良いなぁ。

彩紅姫の花

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曇り

四季なりイチゴ「彩紅姫」の花が咲くようになった。
想像以上に濃い赤色の花で、
普通のイチゴの白い花とは違った魅力があるかな。
長円錐形の実がなるそうで、
収穫できたらジャムにでもしようと思う。