

晴れ時々曇り
去年の5月26日に始まったハンターになろう計画、
1年以上かかってようやく猟銃を所持するに至った。
その行程は、
①猟銃等講習会受講申込(公安委員会)
②猟銃等講習会受講
講習修了証明書交付(有効期限3年)
③教習資格認定申請(公安委員会)・・・身辺調査
④認定証交付(有効期限3ヶ月)
⑤猟銃用火薬類等譲受許可申請(公安委員会)
⑥猟銃用火薬類等譲受許可証交付
⑦譲受許可証等提示(火薬類販売店)
猟銃用火薬等譲受
⑧射撃講習受講(射撃教習場)
教習修了証明書交付(有効期限1年)
⑨猟銃譲渡等承諾書(譲渡者・鉄砲店)
⑩所持許可申請(公安委員会)・・・身辺調査
⑪所持許可証交付
⑫許可証提示(譲渡者・鉄砲店)
猟銃譲受
⑬猟銃提示(公安委員会)
猟銃確認(猟銃譲受から14日以内)
というもの。
莫大な手間をかけて書類を作成し、いくつも試験を受けて合格し、
そして身辺調査を2回受けてようやく今日の日を迎えた。
ただ、順風満帆だったわけではなく、
なんと射撃講習の合格証の有効期限最終日だった。
もし猟銃所持許可が1日でも遅れれば、
また射撃講習からやり直しとなるところで、まさにギリギリ。
ここまで猟銃所持申請が遅れたのは、
中古のガンロッカーと装弾ロッカーを見つけるのに手間取り、
そして当てにしていた猟銃が手に入らない事になったから。
最後は友人のハンターを頼り、
知人のハンターの猟銃を譲ってもらえることになったのだった。
その猟銃、「ターハントRSG20」という。
まだ銃に詳しくないのでその価値はよく分かっていないんだけど、
なにやらとても貴重で垂涎の的となるような散弾銃なんだそう。
ハンターとなっても10年以上の経験がなければライフルは持てず、
その期間、射程の短い散弾銃のみで、鹿猟には適さない。
でも散弾銃は散弾銃でも、ハーフライフルという代物は、
なんと例外的に所持することが許されていて、
普通の散弾銃とは比べ物にならない射程と精度があるんだとか。
そのハーフライフルの中でも、ターハントは特別なんだそう。
とりあえず今日はその猟銃所持許可が下りるという事だったので、
牛に2回目の飼い付けと、昨日授精した牛の排卵確認の後、
すぐに出発して帯広警察署へ向かった。
警察署で猟銃所持許可証の交付にかかる最後の手続きを終え、
ついに、無事ハンターに!
あとは申請してあった猟銃、ターハントRSG20を帯広警察署に持参し、
現物確認を終えれば猟銃を持っているハンターとなる。
今回はまだ猟銃が手元に無く、用足しもここまでと思い、
せっかく帯広に出てきたので、真鍋庭園を散歩する事にし、
一通りまわってさて帰ろうかなと思ったところに、
ちょうど鉄砲店から、譲ってもらった猟銃が届いたとの電話を受け、
引き取りにいき、そのまままた帯広警察署に持ち込んだ。
帯広警察署で、所持する事になった猟銃、
ターハントRSG20を提出して現物確認を受け、
ついでに火薬譲受申請をし、
実弾を希望の数購入できる許可証をもらった。
そう、実弾を購入するのも自由に購入できるわけではなく、
警察に申告した数だけしか購入できない。
必要となる実弾の数を申請し、許可されて初めて、
指定の数、使用場所で射撃する事が可能となるわけだ。
今回は射撃場での使用目的で実弾を買える許可証をもらったので、
機会を見て、射撃場に行って練習しようと思う。
とりあえず猟銃許可が期限に間に合って本当に良かった~。
そしてターハントRSG20との出会いに感謝。