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無料コーヒー

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日中、必要な資材を買うため、帯広へ出かける。
ついでに寄ってしまうのが、
十勝を代表する菓子メーカーである六花亭や柳月。
六花亭や柳月のいくつかの店舗や、パン屋の満寿屋では、
無料でコーヒーが提供されていて、
自由に喫茶スペースで飲むことが出来る。
別に何も買わなくてもコーヒーは飲めるんだけど、
それでは味気ないし、ついつい、100円台のケーキやパンなどを買い、
無料コーヒーで一休みというのがお決まりになってしまうのだ。
このサービスは消費者にとってとても有り難くて嬉しいものだし、
提供する側も固定客を掴むのに大いに役立つと思う。
たかがコーヒー、されどコーヒー。
その影響力は実はかなり大きいのではないかと想像している。

牛乳の検査色々

晴れ後雨

生暖かい一日で、夕方には雨が降り始めた。
冬の間はもちろん雪なので、雨音を聞くと春がやってきたなと感じる。

今日は搾乳している牛乳の検査色々。

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朝の搾乳時、分娩を終えた4頭を、分房別にサンプリングし、
酪農センターへ体細胞の検査に出す。

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体細胞数が異常に高かった分房があるし、
PLテスターでも反応していたのもあって、
NOSAIの獣医さんにも来て頂き、
同じように全ての分房をサンプリングして乳房炎の検査をしてもらう。
やはりどの牛も大人しくしているので、初産牛とは思えないと言われる。
躾とブラッシングの効果は多少なりともあるのかな。
ただ、いくらブラッシングをしても、汚れる方が早いので、
お湯をかけて汚れを落としたりもしている。

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ちなみにようやく上士幌町農協の資材店舗でストリップカップを買った。
前搾り時に乳汁からブツが出てるかどうか等、
これがないとなかなか分かり辛かったので。
必要なものは沢山あるんだけど、少しずつ揃えるしかないかな・・・。

自家生産牛乳の活用~スイーツ編~

晴れ時々曇り

前回のパニール編に続いて、自家生産牛乳を使ったスイーツ編。

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自分の中で勝手に定番にしているフレンチトースト。
パンから手作りすると最高!

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プリン。
美味しいんだけど、いくらでも食べてしまうので危険。

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パニールを使ったチーズケーキ。
あっさりとしていて、軽いけどしっとりしているケーキに。

いずれも牛乳だけじゃなく、自家生産の鶏の卵を使っている。
牛乳と卵のゴールデンコンビは日々の生活に欠かせないだけに、
それを自家生産のもので作れるというのはとても素敵な事。
ただ、問題なのは、毎日2リットル位の牛乳を飲み、
牛乳から作るパニールや料理、スイーツを食べまくっても、
さすがに消費しきれなくなりつつあるという現実(苦笑)。

3頭目の子牛誕生!

晴れ

そろそろ分娩が近いかなと思いながら気にしていた牛が、
朝、乳を漏らし始めているのに気が付いた。
これはそろそろかなと思い、11時の昼の餌やりの際に見てみると、
横になっていて草をあまり食べておらず、呼吸も少し速いようで、
立ったら立ったで、時折尾を上げ、背中を丸める仕草を見せるように。
もう間違いない、数時間以内に分娩が始まると確信し、
分娩介助する準備を始める。

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12:30頃に破水し、子牛の蹄が出てきた。
手を母牛の膣内に入れ、子牛の鼻面を確認、正常分娩のよう。
子牛の脚がある程度出てきた段階で、産科ロープをかけて滑車にかけ、
母牛のいきみに合わせて少しずつ引っ張る。

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引っ張り始めて数分後、13時頃にズルッと子牛が生まれてきた。
急いでタオルで顔を拭いてやってる時から、
もう立とうと頑張っていて、とても元気な雌の子牛が誕生。

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子牛を抱きかかえてケージへ。
母牛の初乳を搾って与えてやると、良い飲みっぷりだった。
これで3頭目の子牛が誕生、とりあえずホッとしたな・・・。

馬小屋掃除と草入れ

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晴れ

最近牛のネタばかりなので、たまにはのネタも。
とは言ってもいつもの小屋掃除と草入れなんだけど。
ポーレは普段、外に出ることがあまりないので、
このときとばかりにはしゃぐ。
ブラッシングをしてやるとすごい量の冬毛が抜け、
もう春がすぐそこまで来ていることが分かる。
なかなかまとまった時間が取れないんだけど、
たまにはに乗ってやりたいものだなぁ・・・。

水道開通とウォーターカップ

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晴れ時々曇り

一昨日、ついに牛舎の水道が開通して、
ウォーターカップが使えるようになり、
1日何度も牛にバケツで水を運ばなくて良くなり、随分と楽になった。
ただ、次の冬までに牛舎内の水道配管が凍らないよう、対策が必要。
天井に接している配管を下げ、電熱線を巻くのが有力かな。
ウォーターカップが使えると、牛は好きな時に自由に水が飲めるし、
牛にとっても人にとってもありがたいもの。

ところで昨日、
牛舎の処理室のボイラーがエラーになって使えなくなり、
灯油タンクの方を見てみると、
配管との繋ぎ目から灯油が少しずつ漏れていた。
今日になり応急処置をしてもらったものの、
根本的な解決をするには結構大変そうな気がする。
ちなみに何故か使えないカウトレーナーも、
業者が再設置に来てくれたんだけど、
結局、まともに使えるようにはならなかった。
アース棒を動かして色々試したいとのことだったけど、
どっさり積もった雪の下になっていて、地面も凍っているので断念。
雪が融けてからまた来てくれるそうだ。

カウケージ作り

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曇り後晴れ

朝の作業時、処理室のボイラーにエラーが出て、湯が使えなくなった。
湯を使えないと、子牛に与える牛乳を温める事も出来ないし、
洗い物も水では不十分で、とても不便。
色々見てみると、灯油タンクからの灯油供給が止まっているようで、
明日の午後、ホクレンに見てもらう事になった。
それまでは自宅のお風呂から湯を運んできて使う事に。

子牛は2頭とも元気で、
後肢の悪かった方も自力で立ち上がれるようになった。
ただ、あちこち勝手に動き回り、牛の食べる草の上で糞尿をしたり、
バーンクリーナーの溝に落ちてはまって動けなくなったり、問題色々。
紐で縛りつけておくのも可哀想だし、かと言ってカウハッチも無いので、
万が一があると心配なので手を打つことにした。

日中、帯広へ出てホームセンターへ行き、
2×4材と1×4材をいくつか買い、カウハッチならぬカウケージを作る。
時間もお金もないので大したものは作れなくて、
本当に簡単なケージしか出来なかったけど、
とりあえず子牛を入れておくには十分。
これで一安心かな。

2頭の子牛が誕生!



再び分娩の予兆が現れ始めた。
乳房も張って乳が漏れ始めていた2頭の牛を、
ここ数日、3時間おきくらいにチェックしていたところ、
昨日21時半、その内の1頭が草も食べず反芻もせず、横になってジッとしている。
そろそろ来るのか?!

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それから1時間後の22時半、
糞尿をするわけでもないのに尾を上げて背中を丸め始めた。
これは間違いない、分娩が近い。

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さらに1時間後の23時半、破水して子牛の脚が1本出てきた。
げっ、1本しか出てこない、しかも逆さだ・・・。
これはまずいと、牛が立っていたので出てきた足を一旦戻し、
仕切り直しをさせるべく母牛の膣に手を突っ込む。
やがて2本の脚を出してくることに成功、ただ、明らかに逆子。

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そして今日になり、0時半。
母牛は横になり、いよいよ滑車を使って子牛の脚を引っ張り始める。
しかし出てこない。
引っ張る角度を変えてもまったく子牛は出てこず、
さらに力をこめて引っ張っても、
母牛が引っ張られて溝に落ちそうになる。
ここで前回のお産介助の情景がよぎる。
これだけ時間をかけて引っ張ったら、
また子牛が死んでしまうのではと・・・。
急いで獣医を呼ぶべく電話をかけた直後、
引っ張る角度を逆に尻尾側へと変えてみたところ、
ようやく子牛がズルッと出てきた!
何とかなったと、急いで獣医に来なくても大丈夫と連絡を入れる。

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1:15。
子牛は幸いまだ息があり、羊水を吐き出させ、一命をとりとめる。
タオルで拭いてやり、母牛を搾乳して子牛に初乳を与えると、
意外と元気に勢い良く飲んでくれた。
ホッと一安心、ついに牧場初の子牛が誕生した瞬間だった。

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6:30、母牛から後産が落ちる。
後産は普通、分娩後数日以内に落ちるもので、
もし落ちなければ獣医を呼ばねばならない。

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生まれてきた子牛は元気だとちょっと安心していたものの、
もう何時間も経っているのに立てない。
強制的に立たせてみると、後脚が良くないみたいで、
うまく踏ん張れていなかった。
分娩の際、あまりに強く引っ張り続けていた影響もあるんだろうか。
とりあえず日中は何度か歩行訓練を行う。
大動物は、歩けないと即、死に繋がってしまう。
ただ、立たせてやると、ヨロヨロとはしながら何とか歩けるようで、
何度か訓練しているうちにちゃんとなるかもしれない。

16時、気になっていたもう1頭が尾を上げて背を丸める行動を取り始める。
こっちも来るか?!

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17時半、ついにこの牛もお産が始まる。
子牛の脚は正常に出てきているようで、
手を突っ込んでみると、子牛の鼻を触ることが出来た。
3回目のお産にしてついに正常分娩か。

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母牛がいきむのに合わせて、子牛の脚を滑車で引っ張り始めると、
あっけなくズルッと子牛が出てきた。
正常分娩だとこんなにスムーズなんだなぁ。
子牛はとても元気で、初乳もゴクゴク飲む。

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子牛が2頭になり、搾乳牛も3頭になった。
さすがに3頭分の牛乳となると、
いくら子牛に与えたところで牛乳の量が多すぎ、
全てを消費しきれるかは難しいかもしれない。
でもまあ、極力廃棄することなく、利用できればと思っている。
ちなみに、母牛は全て初任牛で、
お産を軽くするため和牛を交配してあり、
生まれてくる子牛はF1(雑種第一代)で、売却するしかない。
2産目からはホルスタインを交配し、後継牛を育てていければ良いな。

コムギとグリ

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晴れ時々曇り

牛乳豆腐をたっぷり食べてひたすら眠るコムギとグリ。
猫はいつでも平和でのんびりしていて、羨ましいかぎり(笑)。

自家生産牛乳の活用~パニール編~

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晴れ一時雪

たった1頭の初産牛とはいえ、毎日15リットル以上の牛乳を搾り、
日々、搾乳量は増えている。
まだ出荷できる体制ではないため、全量を自家消費している。
自家生産の牛乳を飲めるだけでも贅沢なことだし、
甘みがあってとっても美味しいんだけど、
この量を飲みきるのはかなり大変なので、チーズに加工している。
チーズとは言っても、乳酸菌の発酵で酸度を高め、
子牛の第四胃に含まれる凝乳酵素であるレンネットを用いて固める、
多くの時間と手間をかけなければならない西洋チーズではなく、
直接酸を入れて強制的に固め、発酵も熟成もさせない東洋チーズで。
さすがに今の状況は西洋チーズを作るだけの時間が持てない。

しばしば酪農家さんが造るのは、
出荷できない初乳を使ったカッテージチーズ、牛乳豆腐。
牛乳を加熱し、沸騰直前で火を止めて、酢などの酸を入れて固める。
うちでは、成形しやすく食感が好きなパニールにする事に。
パニールはカッテージチーズからさらに強めにホエーを抜いた、
固めのカッテージチーズと言えば良いのだろうか。

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牛乳を火にかけ、沸騰直前に酢の素を入れて軽く攪拌すると、
チーズが固まってくる。
我が家では酢の素を使っているんだけど、
ワインビネガーでもリンゴ酢でも、お好きな酢を使って味を変えるのもあり。
ただ、酢の素だと酸がキツイので入れる量がとても少なくて済むし、
余計な成分や水分が混ざらない。

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固まった固形分をザルなど水分の抜ける容器に入れ、
重石をして一晩おいておく。

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こうして出来上がるのがパニール。

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このパニールはそのまま使うのも良し、フライなどにするのも良し、
クセもなく美味しいので何にでも使えて便利。

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パニールをシソで巻いて天ぷらにしたもの。

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パニールフライを載せたカレー。

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ほうれん草カレーにパニールをちぎって入れたもの。
インドではよく作られるとか。

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基本的に農家である以上、生産物を廃棄する事は極力したくないし、
自家生産物は美味しく頂き、余剰を販売するという原点を大事にしたい。
農産物をただ換金するだけのものにしたくはないし、
現金化するだけの目的で農業をするのは、
農業の魅力が奪われ、自分の生産物に誇りを持てなくなってしまう。
こうして自家生産の牛乳を飲み、チーズに加工して食べ、
さらに余ったチーズは猫と鶏の餌に、副産物のホエーは馬に飲ませ、
牛乳を捨てないように大事にしている。
こうすることで、餌代の節約と動物達の健康増進に繋がり、
さらには鶏の卵などの生産物の質の向上と差別化に繋がる。

それにしても自家生産の牛乳は美味しい。
初乳の間はほのかな塩気とエグさがあってドロッとしていたけれど、
3日目くらいになると飲みやすくなり、甘みが出てくる。
なんで売ってる牛乳とこんなに違うんだろう。

容量オーバーのため別ブログへ仮移行

晴れ一時雪

このFC2ブログの容量である1GBをオーバーしてしまい、
写真をアップ出来なくなってしまったので、
容量増加申請中は別ブログで日記を書かせて頂きます。
さすがに10年以上にわたって毎日更新していると、
こういうこともあるという事で。
もしFC2での容量増加が認められない場合、
そちらへ完全移行するかもしれませんが、
容量増加が認められればまたこちらで記事を書きますので、
ご面倒をおかけしますが、
当面の間、以下のブログへ移動して下さいませ。

かみしほろんブログ
「ニムオロ馬の杜~上士幌での新規就農編~」
http://blog.kamishihoron.com/kintaror/

手搾りからバケットミルカーへ

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晴れ

オリオンさんがやってきて、
バルククーラーの冷却試験やパイプラインミルカーの洗浄試験など、
試運転をして下さった。
ただ、モーターとポンプの電気配線がなかったり、
モーターの小さなブレーカーが設置されてなかったり、
電気工事の不備が見つかり、急遽電気屋さんにも来て頂く。
先日死産だった子牛を斃獣処理業者が引き取りに来たり、
ほぼ家に入る暇も無くバタバタした一日だった。

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そしてついに手搾りから脱却し、
バケットミルカーでの搾乳が可能になった。
1頭搾乳するのに何十分もかかっていた手搾りが、
わずか数分もあれば終わってしまう。
バケットミルカーを初めて使うわけではないけど、
手搾りをしていただけにこの有り難さは大きい(笑)。
もちろんこの牛は手搾り同様ほとんど動くことは無く、
大人しく初めてのミルカーを付けていてくれた。

初乳の味

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曇り時々雪

母牛が子牛を分娩して数日間は、
固形分、タンパク質、脂肪、灰分が多く、乳糖は少なく、
抗体(IgGやIgA、IgM)や、IGFやEGF、NGFなどの、
成長因子が多く含まれる初乳を分泌する。
だから子牛が健全に成長していく上で初乳の摂取はとても大事で、
それは人や馬やその他、あらゆる動物に共通している。
この初乳、見た目も黄色く粘性も高くて、
飲んでみるとほのかな塩気とえぐみがあってあまり美味しくない。
ただ、この初乳を加熱して酢を加えると固形化し、
牛乳豆腐として食べることはしばしばある。
ちなみに牛乳豆腐も立派なチーズの一種で、
カッテージチーズと呼ばれるものを初乳で作ったにすぎない。
西洋チーズは乳酸菌による発酵によって生乳の酸度を高め、
レンネットという子牛の第四胃に存在する酵素で固めたものだけど、
東洋チーズは加熱した生乳に酸を入れることで強制的に凝固させ、
発酵も熟成もさせないフレッシュタイプのチーズ。
西洋チーズは食べなれないと美味しいと感じないし、
料理やワインに合わせてこそその味を発揮できるわけだけど、
東洋チーズはそのまま単独で食べて美味しいもので、
普段チーズに馴染みのない人にとっても抵抗無く食べられると思う。

処理室の水&湯開通

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曇り時々雪

設備屋さんに来て頂き、
牛舎の処理室の水と湯が出るようにしてもらう。
ただ、牛舎内の水は、今解凍しても構造的にすぐに再凍結確実なので、
もう少し暖かくならないと難しいそう。
次の冬が来る前に、根本的な解決をしておかないとダメだな。
とりあえず天井に接している水の配管を下げて電熱線を巻き、
タンクではなく直結して弁を付ければ良いみたい。
当面はバケツでの水遣りは続くものの、
処理室の水と湯が使える事でミルカーやバルククーラーが使えるよう、
試運転してもらえることが出来るようになるし、
何をするにも水や湯は頻繁に使うので本当に有り難い。
ところで、バケツで牛に水をやり、手搾りで搾乳している姿を見て、
設備屋さんが懐かしそうに、
何十年前の酪農風景だなとおっしゃった(笑)。
設備屋さんもかつては酪農家で、
子供の頃、バケツで牛に水を与えていたそうで、
その苦労は分かってもらえるらしい(苦笑)。
今の酪農で手搾りで搾乳しているところなんてないだろうし、
あえて手搾り牛乳として販売してみたとしたら、
付加価値が付くんじゃないかとすら思ってしまう(笑)。
まあそれが可能なのは5、6頭までだろうけど。

ようやく牛が入り、最初の1頭の分娩が終わって、
出荷はまだ出来る状態ではないけど、搾乳をし始めたという事で、
このタイミングで近所に挨拶回りをした。
これでようやく一つの区切りがついたかなと思う。

牛の産子第一号は死産・・・

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晴れ

午前中、分娩が近そうな牛の1頭が陰部から出血していたため、
子宮捻転などの恐れもあるという事で獣医師に来て頂く。
直腸検査をしたところ、子宮捻転などは無いけれど、逆子との事。
獣医師が帰ってから1時間後、出てきていた脚に産科バンドをかけ、
滑車で引っ張り出す事に。
引っ張り始めてから約10分後、ようやく出てきたと思ったら、
子牛と後産が同時でへその緒も付いたまま。
しかも子牛は息をしておらず、蘇生しようと試みたものの無理だった。
出血していた時点で母体内で子牛は死んでしまっていたのか、
いずれにしても産子第一号が死産で、とても残念だった。
子牛が死んでしまっても、幸い母牛は元気であり、
すぐに立ち上がって草を食べ始めた。
まだミルカーが使えない状況なので、手搾りでの搾乳。
初乳なので黄色い。
ブラッシングと散々乳房は触っていたおかげも多少はあるのか、
初任牛だけど、全く動かず大人しく搾らせてくれた。
これからしばらく、朝晩の1日2回、手搾乳という作業が加わる。
哺育する子牛がいないので、牛乳はカッテージチーズにでもしようか。
搾乳が始まり、いよいよ本格的な酪農のスタートする記念日だけれど、
ほろ苦い一日となった。

いよいよ産気づく牛達

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晴れ

うちにやってきた14頭の牛の内、
何頭かは乳房、乳頭共にかなり張ってきていて、
そろそろ分娩が近付いているのかなと思っていた。
今日になり、陰部から粘液が出て、乳頭には乳ヤニが付き、
いよいよ分娩が始まりそうだったので、
夜も2、3時間置きに見回りをすることに。

喫茶「SUN CROSS」

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晴れ

上士幌の老舗喫茶店「SUN CROSS」。
なんとも落ち着く空間で、しかもコーヒーが美味しい。
なかなかコーヒーの美味しい喫茶店に出会わないので、
嬉しい驚きだった。

タルト

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晴れ一時雪

たまーに食べたくなる故郷愛媛のタルト。
たまたま生協の宅配に掲載されていたので、
亀井製菓の栗タルトを頼んでみた。
一般的なタルトとは違って、
愛媛でタルトといえばこういう和風のロールケーキ。
普通のタルトだけど、ユズ風味の餡に栗が入っていて美味しい。

酪農振興会交流会

晴れ

地域の酪農振興会の交流会に招かれて参加させて頂いた。
自分自身の抱いている不安感に被る形で多くの叱咤激励を頂き、
有り難く、有意義だったと思う。

牛の個性

晴れ

毎日牛の世話をしていると、
牛にも当然ながら個性があって、色々気付くこともある。

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日中特に用事が無いときは、6時、11時、16時、21時と、
1日4回バケツで水を運んで与えている。
普通に与えた水を飲んでくれれば良いのに、
白いバケツは嫌で緑のバケツじゃないと飲まない牛、
逆に白いバケツじゃないと飲まない牛、
隣の牛が水を飲んでないと飲み始めない牛、
興奮してすぐにバケツをひっくり返して水をこぼす牛などなど、
なかなか要求が多くて困る(笑)。

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さらにどの牛も除角しておらず角が付いているため、
隣同士の牛は、配合飼料や水を与える際、争って時に流血する。
ブラッシングしていても、
隣の牛が早くブラッシングして欲しくて催促してきて、
角で私の脇腹をどついてきて痛いので気をつけている。

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ブラッシングは毎朝の日課。
ただ、糞尿でドロドロになってしまう牛は、
ブラシではなく、十能を使って削ぎ落とすようにしている。
かなりこれが疲れる作業で、いくらやっても落ちない場合もあるし、
綺麗になっても、翌日にはまた元通りになるので、大変。
いずれにしてもたった14頭のブラッシングに2時間ほどかかるので、
これが40頭になり、搾乳も始まったら、出来なくなってしまうのが心配。
手間隙かけてやれる頭数って今の頭数くらいがちょうど良いのかもなぁ。
ただ、搾乳始まって今ほど徹底的には出来なくなっても、
少しくらいは毎日やってやりたいと思っている。

事務所(休憩所)作り

晴れ後曇り

昨日下見をした事務所用の家具を買いに行く事に。
どうして昨日ではなく今日なのかというと、
今日だと家具は15~20%引きで買えるという理由から。
その前に軽トラがパンクしているのでタイヤ交換を。

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とりあえず空気が抜けてしまっている右前の冬タイヤを外し、
夏タイヤを装着。
GSにタイヤを持っていったところ、
バルブが劣化して空気が抜けているらしく、新調して交換してもらった。

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リサイクルショップで机、椅子、ソファーベッドなどを購入。
軽トラだと配送を頼まなくて良いので便利。

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帰宅して、サイロ前室にそれぞれを設置。
牛舎にずっといると腰が痛くなるので、これで時々休憩出来るし、
ちょっとした事務仕事や接客も出来るかなと。
リサイクル品ではあるけど、
何店もはしごして選んだものなので納得の品々、しかも激安。
ただ、このサイロ前室はドアが壊れているし、窓も割れているので、
直さないと寒風が抜け、冬はとてもじゃないけど長居は出来ない。
あとは小さなテーブルやコーヒーセットなどを置ければ最高。

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ついでに買った温度・湿度計の付いた時計と、温度計。
時計の方は牛舎内に、温度計の方は外に設置。
牛舎内の温度・湿度は、特に夏、牛の快適度をはかるバロメーター。
牛は気温25℃・湿度50%で軽いストレスを感じて乳量が落ち始め、
気温30度・湿度60%を越えると強いストレスを感じてバテ始める。
こういう暑熱ストレスを軽減するために、
送風機や換気扇を設置して風の流れを作り、
牛舎の屋根に水をかけたり、屋根の断熱をするのが良いのかなと。
ただ、そういった器具を用意できるかは分からない。

リサイクルショップにバルククーラー!

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晴れ

牛舎の一角に机やソファーでも置いて、
ちょっとした事務仕事や、腰休めの休憩が出来るようにしようと、
リサイクルショップ巡りをした。
とりあえずいくつか目星は付けたものの、今日はまだ買わず。
ただ、業務用のものを扱っているリサイクルショップに行ったところ、
なんと600リットルのバルククーラーを発見!
リサイクルショップでバルククーラーがある事にとても驚くと共に、
これくらいの容量のバルククーラーを使うとしたら、
チーズ工房とかかなと思ってみたり。
ちょうど今日はこのリサイクルショップの定休日で、
眺めるだけで詳しい話も値段も訊くことは出来なかったけど、
今度また訪れた際には、興味本位で訊いてみたいと思う(笑)。

牛の尻拭いをする馬の存在

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晴れ

日中は小屋掃除と草入れ。
暖かくなってきたことだし、
早めに作業が終われば、七輪で焼肉でもしようかと思っていたものの、
結局、終わってみれば15時。
昼食を取るにも遅い時間になってしまったし、
1時間もすればまた夕方の牛の世話の時間になってしまうことから、
七輪焼肉は断念。
またの機会にリベンジしたい。

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ところで牛は贅沢なもので、草を豊富に与えると選び食いをして、
どうしても食べずに残す草が出てくる。
そういう草は愛であるポーレとレザンに与えてやり、
なるべく草を無駄にしないようにしている。
は牛が食べ残すような草でも喜んで食べるし、
かつては牛を共に放牧することで、
牛だけだと綺麗に維持できない草地を、
に掃除刈りをしてもらうことで綺麗に保っていたそうだ。
今は、がマイナーになりすぎて、
牛と馬とを一緒にして放牧する人は少なくなってしまったけど、
馬はそういう点でも有益な動物だったりする。
山に放してやれば、冬でも雪を掘って笹を食べてのりきるし、
何も育てられなかった山林を、
いつのまにか畑に変えてくれていたり、
田舎で暮らす上で馬は欠かせないパートナーだ。
馬は山林であっても土地さえあれば飼うのに全くお金がかからないため、
粗放的な飼養形態で直接的な利益を上げることも可能ではあるけれど、
実は目に見えない間接的な利益も非常に大きい。
個人的には、馬を売ったり馬をさせたりして利益をあげたくないので、
なおさらそれを強く感じるかな。
馬は、伴侶としての存在、そして精神的な癒し、
さらには環境としての価値を高めるためにも必須な動物なのだ。

雪融けと共に・・・

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晴れ時々曇り

段々春が近づいてきて暖かくなって、
屋根の雪がドカドカとよく落ちてくるようになった。
ただ、太陽熱で分厚い氷と湿った重たい雪と化したものが、
落ちてくるとどかすのが大変。
連日のようにバーンクリーナーの上にこんもり落ちてくれるので、
これがまた腰にくるんだなぁ。
相変わらず水道は出ないし。

日中はNOSAIに行って組合員加入届を提出。

三相電源使用開始

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曇り時々晴れ

電気屋とほくでんがやってきてメーターが設置され、
ようやく三相電源が使えるようになった。
三相電源の仕組みについてはよく分かってないけれど、
簡単に言えば大きな電力を使うものを動かすのに必要となり、
酪農ではバーンクリーナーやバルククーラー等に使われている。
三相電源が無かった今までは発電機をリースして機械を動かしていて、
発電機のエンジンを始動し、電流計切替開閉器をU又はWに合わせ、
遮断器2つをONにして、機械のスイッチを入れて動かしていたものが、
これでようやくスイッチ一つで動くようになるわけだ。

日中、上士幌酪農センターへ行き、
加工原料乳等生産者経営安定対策事業生産者積立金契約など、
いくつかの書類を提出する。
生乳を出荷する段階になれば、
ここで乳中の体細胞数や残留抗生物質の検査を都度してもらう事になり、
体細胞は8:30まで、抗生物質は9:30までのサンプル提出との事。
高品質で安心安全な生乳を供給するために、
色々な規制や検査をクリアしなければ出荷できない仕組みになっている。

発情が来たコムギ

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雪後曇り

昨晩から暖かいせいで重たい雪が降り、
今日は除雪にかなりの時間をとられた。
3月に入り、コムギが明瞭な発情を示すようになり、
春は少しずつ近づいているのは感じるけど、
まだまだ春らしい景色は訪れない。

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すっかり大人っぽくなったコムギ。

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お風呂が好きなグリ。
時々このままウトウトして寝てしまいそうになることも(笑)。

NOSAIの現畜確認

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曇り時々霙

NOSAI(農業共済組合)の獣医師が、
現畜確認と健康チェックにやってきた。
毎日ブラッシングしているおかげか、かなり人懐っこくはなっていて、
とりあえずそれだけは褒められた(笑)。
あとはコンディション回復をというお話だったので、
今までどおり根気良くマメな水と草やりしかないかなと。

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今日はスチールサイロの前室みたいなところを掃除。
処理室が狭いので、ここに机やソファーでも置けたら良いなと。
ずっと牛舎で立ち作業ばっかりしていると腰は痛いし、
すこし座って休めるところが欲しいのと、
多少の事務仕事が出来ると使いやすいかなと思って。
仕事関係のお客さんが来られた際も、
ゆっくり座って話せる空間があった方が良いだろうし。

変圧器の容量増加

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晴れ

酪農をやっていくにあたって、変圧器の容量が不足するそうで、
ほくでんが容量増加のための工事にやってきた。
2時間ほどで終了。
今後、メーターが別に付くと、三相電源が使えるようになるらしい。

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その電気工事とは全く関係は無いんだけど、
BSも観れるスカパーアンテナの無料設置キャンペーンを、
やっているのにたまたま気付き、設置してもらった。
BSとCSが観れるのは有り難いけど、
チャンネル数が多すぎてチェックが大変。
あまりテレビを観る時間もないので、厳選しないとなぁ。

掃除道具

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晴れ

朝、トラック3台分、72本の草が届いた。
まだうちのトラクターにはフォークしかないため、
ロールを運ぶには巻いているビニールに穴を開けてしまう。
穴が開いていると、暖かくなってきたときに穴の周辺からカビが発生し、
サイレージの質が低下してしまうことになるため、
トラックから降ろして運んだ後、
その都度穴をテープで塞いでくれていた。
ロールを運ぶのにフォークではなくグラブがあると、
掴んで移動出来るので穴を開けることなく運ぶことが出来るので、
こういうラップサイレージを扱うならグラブがあると便利なんだろう。

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日中、最低限必要な牛舎の掃除道具を買いに行った。
水切りワイパー、デッキブラシ、そしてホウキ。
水切りワイパーは糞尿を溝に落とすため、
当面のスクレッパーの代用品として使えそうだ。
それにしても、牛が飼槽の方まで出てしまったり、
左右にもかなり動けるので、
溝どころか、牛床の真ん中辺に糞尿をし、
その上に寝転んでしまうので牛の体が汚くなってしまう。
マメに糞尿を溝に落とすようにはしているし、
毎日ブラッシングもしてはいるけど、
牛を綺麗に保つというのはなかなか難しいなぁ・・・。
とりあえず何故か使えないカウトレーナーを使えるようにすれば、
少しはマシになるんだろうか。

鶏の産卵開始

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雪後晴れ

日が長くなってくると、は卵を産むようになる。
毎日卵を産むように改良され、光を調整されている産卵は、
年中毎日のように卵を産むものの、
自然環境下でを飼うと、冬は卵を産まないものなのだ。
うちのは水色の卵を産むアローカナ種と、
不老不死の食材として扱われる、皮も肉も骨も黒い烏骨がいて、
去年孵化させた雛はこれらのかけあわせのもの。
まだ去年生まれの雛は卵を産み始めてはいないものの、
がいよいよ卵を産み始めたのだった。
自分のところの卵を食べ始めると、買った卵は食べられなくなる。
味も違えば成分も違っていて、
一言で卵と言っても品種によってやっぱり違うもの。
昔アローカナの水色の卵を10個500円で売らせて頂いていた頃は、
わざわざ遠くから買いに来てくれる人もいて、
自信もっておすすめできる卵だった。
放し飼いの有精卵だし、品種的に毎日産むわけでもないので、
この値段でも利益は僅かだったけど、
買って頂けることが嬉しかったなぁ。
鶏を増やし、売るだけの余力が出てくれば、
卵売りを再開したいものだなと思っている。
とりあえずアローカナ×烏骨鶏がどんな卵を産むのかがとても楽しみだ。
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