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十勝農業共済組合

晴れ時々曇り

午前中、14頭の牛の導入報告を上士幌農協へFAXする。
ひたすら書いてて思ったんだけど、
これって手書きしてFAXというやり方じゃないとダメなんだろうか。
様式をデータでもらって、
パソコンで打ち込んでメールに添付して送るとか、
様式をもらえないなら様式自体を自分で作っても良いし、
登録証も含めてスキャナで取り込んでメールで送る方が、
鮮明に届く上、利用する側も利用しやすいと思うんだけど。
それに何より、手書きよりパソコンで打ち込んだ方が速いし、
FAXの通信料もかからないのになぁ。

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日中は糞出しと乾草入れ。
最近、牛にかかりっきりでが嫉妬する(笑)。
ももっと構ってやりたいし、乗ってやりたいんだけど、
現実的に時間がない。
結局、昼食を取る時間も無く、小屋と牛舎を行ったり来たり。

15:30に十勝農業共済組合北西部事業所となる上士幌家畜診療所へ、
登録証のコピーを持参して伺う。
農業共済組合、所謂NOSAIに加入すると、
24時間体制で獣医師が診療に来てくれるようになり、
万が一家畜が死亡しても共済金が下りる。
お腹の中にいる胎児も共済の対象となるし、
分娩後、発情が来れば人工授精も依頼できる。
とりあえず加入することを前提とし、丁寧に説明をして頂いた。
後日、家畜の評価額から掛け金を算出して教えてくれるそうだ。
加入しても2週間の待機期間があるため、
可能であれば出来るだけ早めに加入したいと思っている。

バルククーラー搬入

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晴れ時々曇り

搾った生乳を冷却・貯蔵しておくためのバルククーラーが搬入された。
全容量は1250L、開放型。
ミルカーで搾乳すると、搾られた生乳はパイプラインを通り、
このバルククーラーに自動的に入っていく。
そして2日に1回、集乳車(ミルクローリー)が、
このバルククーラーの生乳を吸い出し、製乳工場へと運ばれる仕組み。
バルククーラーの内部には攪拌するための羽が付いていて、
この羽以下の量しか生乳がないと凍結してしまうため、
ある程度の搾乳牛を揃えないと出荷できる状態にならない。
まだ実際に使える状態にはなってないものの、
バルク自体に存在感があるなぁと思う。

ところでうちに来たときから下痢が酷い牛が2頭いたんだけど、
ようやく治まってきた。
牛をずーっと観察していると、
喉が渇くと草を食べなくなるし、
草を食べる量が減ると牛糞が柔らかくなっていく。
かなり頻度が高く水を飲みたがるようで、
今は1日5回のペースで水をバケツで運ぶようにしている。
さらに草も大量に一気に与えると、
空気に触れることで徐々に嗜好性が落ちていくのか、
時間が経った草は食べようとしない。
そこで草も一気には与えず、
水と同様、1日5回のペースで少しずつ草を運んでやるようにしてみた。
配合飼料を減らしただけでは変化がなかったものの、
水や草のやり方をこうして変えてみてようやく下痢が解消。
動物も植物も、観察することで多くのことが分かってくるし、
農業の基本となる試行錯誤に繋がるものだと思ったりもする。

仮設飼料タンクの設置

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晴れ後雪

朝から2トンの仮設飼料タンクが2基届き、設置してもらう。
なかなか設置に適した場所がなく、最終的に馬小屋の傍に設置。
左がビートパルプ用、右が配合飼料用。
春になって雪が融ければ、
別の場所にちゃんとした飼料タンクを設置してもらう事になるものの、
当面はこの2基の仮設タンクを利用させてもらう。
それにしても仮設なのに随分立派なタンクだなぁ・・・。

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午後になってバーンクリーナーを回したところ、またチェーンが外れた。
今度は上の歯が付いているところではなく、下の部分。
これだったら何とか自分で直せそうな気がして、
上に昇って可動するローラーを倒し、
ロープで動かないように固定することでチェーンを緩め、
下に降りてきて鉄の棒を使ってチェーンをはめる事が出来た。
それにしても本当に些細なことで外れるので、
かなり注意して氷を割らないといけないらしい。
とりあえず業者呼ばずに何とか出来たのは良かったんだけど、
雪がサラッと載ったバーンクリーナーはものすごく滑って、
落ちそうになってちょっと危なかった(汗)。

バーンクリーナーでの初除糞

曇り時々雪

色々と必要な資材があって、
とりあえず最低限のものだけでも買いに行こうと帯広へ。
牛が入ってから今に至るまでトラブルのない日がなかったのと、
平日だと業者さんがやってきたりでなかなか家を空けられなくて、
日曜日である今日、動くことにした。

ホーマック稲田店で、軍手、ホース、ジョイント、長靴の中敷など、
今の作業を少し効率化して腰の負担を減らすべく買い物。

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上士幌に戻る途中、
帯広の百満ボルトの駐車場に気球焼と書かれた移動販売車を発見。
急遽寄って、気球焼を買う事に。
気球焼は上士幌の名物の一つで、これは買わねばと!
この「名物屋」の店主さんは上士幌に縁のある方らしく、
色々と上士幌の情報に詳しく、話していて面白かった。
上士幌で新規就農したという話をするとビックリされたんだけど、
店主さんは酪農の話も詳しくてこっちもビックリ。
また見かけたら買ってあげよう。
餡子とクリームの2種類がある気球焼、とっても美味しかった。

帰宅して牛舎に直行、糞尿を溝に落として、
凍った部分をハンマーで割りながらバーンクリーナーを回してみる。

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ついにバーンクリーナーで初除糞出来た瞬間だった。
当たり前の事なんだけど、とても嬉しい。


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そして馬小屋からの水運びの労力と時間を軽減するため、
ホースを繋ぎ合わせて先端にはノズルも。
ノズルをつけることで、
いちいち行ったり来たりして水を出したり止めたりする必要がなくなり、
水を運ぶ距離も短くなって腰への負担が軽減した。
ただ、このままではホースの中の水が凍ってしまうので、
使い終わったらすぐにホースの中の水を抜く必要があり、
ノズルも外して自宅で保管することに。
ホースを使っても手間がかかる部分はあるんだけど、
腰への負担を少しでも減らせたので全然違う。
もう少しお金があればいくつかゴムの水飲み桶を買って、
ホースをさらに伸ばして水を直接牛に与える事も出来るんだけど、
急場凌ぎのためにわざわざゴム桶を買うのは勿体無いし、
これ以上ホースを伸ばしたら、
ホースの水抜きが結構面倒で時間がかかるので、
当面これでやっていこうと思う。

バーンクリーナーその後・・・

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曇り

バーンクリーナーが使えない状況下では結構大変な牛糞出し。
牛の頭数が少ないため、牛舎内ですら溝の中で糞尿が凍ってしまい、
例え直っても動かせない状況になってしまうことから、
毎日凍った糞尿を割ってフォークやスコップで取り出し、
一輪車で外に運び出すという作業を続けている。
さらに相変わらず一日3、4回、
馬小屋からバケツで水を汲んで牛に飲ませる毎日。
腰に負担がかかるそんな状況を心配してくれて、
すなつさんご夫婦が駆けつけてくれ、
今朝の作業を手伝ってくれたのだった。
本当に助かりました、ありがとうございます。

牛には毎朝ブラッシングを続けているけど、
どうしても糞尿で汚れてしまう。
少しでも汚れないようにと、
1日何度も見回って糞尿を溝に落とすようにしているものの、
やっぱり限界はあるかなぁ。

日中、エンジンが止まってしまう発電機の配管を調べていて、
たまたまふと気付いたことがあって、
いじってるうちにちゃんと動くようになった。
発電機に限らず、普段の生活では使わない機械ばかりなので、
設置してくれた業者の方から説明をしてもらえないと困ることばかり。
使い方はどうするのか、何かあったときはどうすれば良いのか、
どうにもならない時はどこに連絡すれば良いのか、
事前に教えてもらえればトラブルもグッと減ると思うんだけどなぁ。
例え使うにしても何となく使うのと、
何かに注意しながら使うのとでは意味合いも違うだろうし。

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さらに、バーンクリーナーに関しては業者の方に来て頂き、
直してもらったので一件落着。
今度こそはちゃんと問題なく回るようになると良いなぁ。
それでもマメに牛舎内外の糞尿の凍結を割っておかないと、
負荷がかかってトラブルの元になるので、気をつけておかなければ。

ちなみに水道は春までどうにもならないんだそう。
ということは数ヶ月間、牛にバケツで水やりが続くということ。
牛が自由に水が飲めない以上、人が気を使ってやらねばならない。
やっぱり1日にこまめに何度も水を与えてやると草の食いが良いので、
極力水を運んでやろうと思う。

一難去ってまた一難

曇り後雪

昨日から結構まとまった雪が降り、20~30cmくらい積もったのかな。
朝、いつもどおり牛馬鶏の世話をしてから3時間ほど除雪。

その途中、餌タンクを設置してくれる業者さんがやってきて、
どこにどういうタンクを設置するのか打ち合わせをする。
手動で餌を出せるタンクを希望しているものの、
牛舎の構造から色々不具合があり、電動のものじゃないと、
牛舎内に取り出し口を設置できない可能性が高いそう。
いずれにしても3トン以上の餌タンクになると、
地杭を打たないといけないため、
雪が融けてから周囲の状況を確認しつつ、
どうするのかもう一度検討しようということになった。
とりあえず雪融けまでの間は、
今度の月曜日に2トンの餌タンクを2本仮設して対応してくれる事に。

さて昨日問題解決したと思っていたバーンクリーナー、
やっぱりダメだった。
問題の一つは、発電機に軽油を直接いれて使えば始動するものの、
別に設置した燃料タンクから軽油を引っ張ると始動しなくなる。
そしてバーンクリーナー自体も、
2、3分まわしたところでチェーンが外れて使えなくなってしまった。
はぁ・・・一難去ってまた一難・・・、
というよりは一難も去ってないのか(笑)。
まあいいや、もうしばらくアナログの体力勝負で我慢しよう。
とりあえず牛達は大分慣れてくれたようで、
ブラッシングしてやると口を休めうっとりするようになった。
やっぱり牛だってブラッシングされると気持ちが良いんだな。

バーンクリーナー

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曇り後雪

今日は日中、すなつさんが手伝いにきてくれた。
自分も大した経験がないので、
酪農に関してはあまり教えられることはないけど、
機会があればいつでも気兼ねなく遊びに来てもらえればなと思う。

朝も昼も夜も業者さんがやってきて、
打ち合わせをしたり色々作業をしたりして、
ほぼ朝から晩まで牛舎にいたような気がする。
それでもサラリーマン時代と違い、
拘束されつつも自分の判断で自由に動けるというのは有り難い。
腰が辛いと思えば少し休めるし、用足しに行こうと思えば行けるし、
自分のペースでやっていける。
サラリーマン時代は辛くても自分のペースでやることを許されず、
私用があれば離席願いを出してお伺いをたてたり、
無理に限界を超えた作業をして腰を傷め、
病院に行かせてもらえなくて結果的に手術する羽目になったり、
馬の分娩があろうが祖父が亡くなろうが、
休みをもらって対応することを許されなかった。
自分のやっている仕事が、
自分にしか出来ない仕事だったというのもあるけど、
それならそれである程度、
そういう事情を鑑みて欲しいと思ったことがあって。
もちろん農家であっても自営業なので、
分からないことも沢山あれば、大変なこともあるんだけど、
形として残っていくものなので、頑張る事は苦にはならないかなぁ。
サラリーマンの残業とは意味が違うし。

今日は朝に餌の業者さんがやってきて、
餌タンクをどうするのかという打ち合わせ。
また明日タンクの専門業者と来られて細かく決めることになった。
そして昼過ぎには友人の紹介で資材を扱う業者さんも寄ってくれた。
特に今すぐ何かを買うという事はないけど、
いずれ利用させていただく日が来るかもしれない。

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今日のハイライトはやっぱりバーンクリーナーかな。
発電機を動かし、ブレーカーをいじり、スイッチを入れても、
まったく動く気配がない。
もう牛糞がバーンクリーナーの溝にたまってまずい状況だったので、
一輪車で運び出すことにして、そのルートを除雪した。
そしてフォークとスコップで牛糞を一輪車に載せ、
せっせと牛舎の外に運び出し続けること十数往復、
吹雪なのに汗だくに。
糞尿がバーンクリーナー上で凍ってしまうのが嫌なので、
薄く草をひき、ようやく完了。
夫婦二人して腰に爆弾を抱え、腰痛ベルトを手放せない状況なので、
さすがにこの作業は水運びと共に堪えたなぁ。
設備はありながら機械に頼れない牛飼いをしているというのは、
なんだか不思議な気がする(苦笑)。

そして夕方の作業を終えて夜になり、
やっと家に入れると思って戻ったところに、
なんと設備屋さんがやってきた。
まず水道を見てもらったところ、やはりどこかで凍っていて、
それがどこなのか突き止められないとのこと。
配管がかなりクネクネと壁や屋根を伝って、
数十メートルも伸びているので、
凍った箇所のあたりをつけることも困難で結局断念。
ただ、早ければ明後日にでもまた来てくれて、
タンクを経由する配管を直結に繋ぎ直して対応してくれる事になった。
さらにバーンクリーナーと発電機を見てもらったところ、
やっぱり何をやってもバーンクリーナーは反応がない。
電気屋さんに電話してあれこれ発電機をいじっているうちに、
発電機のブレーカーに問題があることが発覚。
とりあえず設定し直して始動してみたところ、
ついにバーンクリーナーが動いた!
一輪車での除糞の大変さが身に染みていたので嬉しかったなぁ(笑)。

一通り終わったら21時。
やっと晩御飯~。

氷彫刻家?!

晴れ時々曇り

牛はとりあえず一番経って少し落ち着いてきたよう。

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牛に一通り配合飼料を与えた後、
馬小屋からバケツで水を汲んでせっせと運んでくる。
牛1頭あたり1日4~5杯くらいの水を飲むので結構大変。
腰が痛いので腰痛ベルト必須。

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一日何度か見回りをして草を寄せ、牛糞を溝に落とす。

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朝の餌と水やりなどを終えた後、全頭をブラシがけ。
人に慣れてなくて、あからさまに逃げようとする牛もいるけど、
毎日やってればそのうち慣れるだろう。
人に慣らしておけば人のする事に対するストレスが軽減するだろうし、
すぐに糞尿に汚れてなかなか綺麗にはならないけど、
まあコミュニケーションだと思ってやろうかなと。

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問題の一つ、凍って動かないバーンクリーナー。

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雪をどけてみると、30~40cmの分厚い氷の下にチェーンがある状態。
剣先を使ったり鉄の棒を使ったりしてみたけど、
最終的に落ち着いたのはノミとハンマー。
氷彫刻家になった気分だけど、決して楽しいものではない(笑)。

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ああやりづらい・・・。
それでも4、5時間かけてようやく氷を取り除いた。
でも今度は電源が入らない・・・なんでだろう。
そうこうしている内に日が沈んでしまったので、諦めて牛馬鶏の世話。

今日は朝、農協の資材担当の方が来て下さり、
飼料タンクが設置できるまでは配合飼料を紙袋で供給してもらうことに。
ただ、ビートパルプは前年の秋までに予約しておかないとダメだとかで、
紙袋でのビートパルプは買えないんだそう。
でもバラであれば何とかまわせるかもしれないというので、
とりあえずそれを期待するしかないのかな。

そして日中はホクレンスタンドへ免税軽油の申請の仕方を教えてもらう。
農家は営農用の重機の燃料である軽油は無税で配送してもらえるとかで、
実質、軽油は灯油の価格くらいで入れてもらえるのだ。
申請するには会社の登記簿謄本や定款、そして印鑑が必要で、
使用する重機、営農形態、土地面積などから割り当てが決まる。
とりあえず大至急手続きしないと間に合わないということなので、
あわてて準備をし始める。
それとついでにうちの軽油タンクがまだ固定されていないため、
それもお願いしておいた。
タンクを洗浄するかどうかは残っている軽油を見て決めよう。

そうそう、酪農がスタートして最初に農協から届いたファックスは、
家畜が死んでしまったときの死亡畜輸送業者の連絡先だった。
まあ必要な情報ではあるんだけど、
最初のファックスとしてはインパクトがあったな(笑)。

牛がやってきた

曇り時々雪

今日は酪農家としてスタートした記念すべき日。
初任牛14頭がやってきて、牛舎に命が吹き込まれた。

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地吹雪の酷い日で、
朝から吹き溜まりを除雪して家畜車が到着するのを待つ。
ちょうど14時頃、14頭の初任牛を載せた家畜車が到着。
一昨日、せっかく出入り口を綺麗にして、
掃除中にたまたま見つけた使えそうな石灰をまいておいたのに、
結局は横の入り口から牛を入れることになってしまう(苦笑)。

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片側20頭ずつ合計40頭入る牛舎なので、まだまだ空きはあるものの、
こうして牛舎に牛が入ったのを見ると感慨深い。

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とりあえず配合をやり、草を与える。
ただ、牛舎の水道やウォーターカップは凍っているせいか出ないので、
使えるようになるまで、バケツで1頭ずつ水を与えることにした。
1日3~4回、せっせと運んでやれば何とかなるかな。
バーンクリーナーも出口のところで凍結して回らないので、
明日以降、氷を割ってみよう。

上士幌農協へ行こうと思ってたら、担当者の方がわざわざ来てくれた。
バルククーラーの設置、餌タンクの設置と配合飼料の手配、
免税軽油の申請方法、家畜共済の加入手続きについてなど、
一通り説明を受ける。
ちなみに上士幌酪農振興会と産振興会に入る事になりそうだ。
酪農振興会はともかくとして、
産振興会の会員数はなんとたった9名、全て60歳以上という事で、
私が入れば唯一の若手という事になるらしい。

ふ~とりあえずバタバタした一日が終わった。
毎日だけじゃなく牛もブラシかけてやろう。
うちではは伴侶だけど、
業としてやる以上、牛は経済動物だし、割り切りが必要になる。
それでもかけられる愛情はかけてやりたいと思うし、
それが必ずしも無駄な事だとは思わない。
とりあえず頑張ろう。

レザンの削蹄

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晴れ時々曇り

今朝もダイヤモンドダストが煌めく寒さ。
上の写真を拡大してもらえると、
どこにダイヤモンドダストが煌めいているか分かると思うけど、
これはやっぱり実際に見たほうが圧倒的に綺麗。

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今日は糞出しと乾草入れ。
うっすらと雪が積もったので、椴松が雪化粧して美しい。
いつもどおり糞出しをして乾草入れをしたあと、
ついでなのでレザンの削蹄をすることに。
年に数回は爪を切ってやらないと、
の命である蹄が台無しになってしまう。
ちなみにうちでは枠場を使ったりはせず足上げでやってしまう。
あと、蹄鉄は不要なので履かせない。

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まずは剪鉗(せんかん)で大まかに切っていく。

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そして鉄やすりで仕上げ。
爪を切られているレザンはというと、
そんなことしてないで遊んでよと言わんばかり(笑)。

牛舎掃除

晴れ

牛が入ってくる日が間近に迫ってきたので、牛舎掃除をする。

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ゴミだらけ。
引っ張り出してくるだけでも結構な手間だなぁ。

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使えそうな木材はトラクターで運び出す。

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ゴミを別の場所に移し、
たまりにたまった砂やワラなどをほうきで掃きだす。
古い消石灰がいくつかあったので、
固まっていない使えそうなものを牛の出入り口に散布しておいた。

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牛舎も鳩の糞だらけで、こびり付いてなかなか取れなかった。
とりあえず使うところは綺麗にしたのでサッパリしたかな。
汚い環境だと仕事のモチベーションが下がるし、
なにより牛も含めあらゆるものに愛着が湧かなくなってしまう。
それを考えると、やっぱりピカピカじゃなくて良いから、
ある程度綺麗に使っていけたらなぁと思う。

サイレージ搬入

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晴れ時々曇り

牛の導入を3日後に控え、サイレージの第一陣24本が届いた。
負の遺産であるラップやトタンなどのゴミの山があちこちにあるせいで、
結局草を運んできたトラックは中まで入っていけず、
処理室前に停めてそこからトラクターで牛舎の裏まで運ぶ事に。
雪が融けたらなるべく早い段階でゴミを処分したい。
景観的にも目障りだし、ゴミの山があるのは精神的苦痛なので(苦笑)。
ただ、ゴミと簡単に言っても人力でどうにかなるものではないし、
ゴミ処理の経費が結構かかりそうなのが問題かなぁ。

南東十勝周遊

晴れ

留真温泉に行きたくなり、そのついでに豊頃浦幌方面をドライブへ。
でもその前に、恒例の池田十勝ワインに寄る。

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十勝ワイン葡萄畑の一つ。
苗木がほぼ隠れるくらい雪がある。

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2月12日に新発売となったビートリキュール「ビートのこころあわせ」。
十勝産のビート(砂糖大根)を原料に、
野草のエゾノヨロイグサから採取した酵母で発酵させ、
蒸留した後、池田町のミズナラの樽で3ヶ月熟成したリキュールだそう。
飲んだ感想は後日。

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樽熟成質ではなにやら作業をしていた。
ワインの移送かな。

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人工的に炭酸ガスを注入して造るのではなく、
瓶内二次発酵によって酵母が生み出す炭酸ガスを閉じ込める、
シャンパン方式で造られるスパークリングワインのブルーム。
仕込み始めてから2年半が経った頃、
このように2ヶ月間、毎日瓶を8分の1回転ずつさせて澱下げをし、
下がった澱(酵母)を凍結させる事で除去してリリースとなる。

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今は十勝ワインでは育てられていない、
ピノノワール種を使ったビンテージ、「1995年ピノノワール」。
十勝ワインの歴史の中で、
十勝の気候風土に合うかどうかの試験栽培をしていたものの一つ。
結局、冬の雪の少なさから、寒さや土壌凍結に耐え抜く品種は無く、
最終的に自生する山葡萄にセイベル13053を交配し、
莫大な苗木から一つを選抜して清美種が生まれ、
そこから清舞種や山幸種へと派生、独自品種で勝負する道を選択した。

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十勝ワインの充填設備。
ほとんど自動ですごいスピードで瓶詰めがされ、
そのままラベル張り、箱詰めがされていく。

十勝ワインの池田町を後にし、昼食を取る為、隣の豊頃町へ。

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広大な雪原に映えるハルニレの木。
こういう風景って良いよなぁ・・・。

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昼食は豊頃農協のAコープ「スーパーアグリ」の2階にある、
「レストランいしだ」へ。

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レストランいしだの名物はこの豚チャーハン700円。
チャーハンの量が多く、そして美味しい。
普通の店の1.5倍はあるので、満足度も高い。
ちなみに平日の昼11:30~14:00しか営業をしない潔さに拍手。

食事後はすぐ傍にある「朝日堂」でアメリカンドーナツを買う。
カスタードクリームが絶品。

ここで海が見たくなり、隣町浦幌の十勝太へ。

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波も穏やかで太陽に輝く海。
この辺りの風景も素晴らしい。

そしてこの浦幌温泉、留真温泉へ。
昔は鄙びていて風情のある施設だったものの、
一時休業を経て去年の3月にリニューアルした山間の温泉

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前の建物は跡形も無く、すごく立派な施設になっていた。
15年ほど前に訪れたときと全然違う。

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ここの泉質はpH9.88と強アルカリ性硫黄泉で、
全国的にもここまでアルカリ性が強い温泉は珍しいのだそう。
アルカリ性だと肌がつるつるになってすごい。

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外には無料で汲んでいける温泉蛇口がある。
これは有り難い。
自宅の風呂がもし追い焚きできるなら、
この温泉をタンクに入れて持ち帰り、湯船に入れて沸かすのになぁ。
残念ながら我が家のお風呂は追い焚き出来ない・・・。

今日のドライブコースはなかなか良かったな。
留真温泉もまた機会があれば訪れたい。

帯広畜産大学馬術部の存続危機

晴れ

十勝毎日新聞で、
帯広畜産大学の術部が存続危機に瀕しているとの記事が。

<以下抜粋>

70年の歴史をもつ帯広畜産大学術部(影山敦主将、部員11人)が、
部員減少に伴う資金難で休部の危機に直面している。
経費節減やアルバイトで活動資金の工面に取り組んでいるが、
状況はなかなか改善しない。
部の存続に向け、飼育の際に出るふんや麦わらを堆肥化して、
運営資金を得るチャレンジも始まっている。
同部は同大が創立した1941年に発足。
過去には全日本学生術選手権大会で優勝経験をもつ伝統校で、
大学では唯一の野外騎乗コースも持っている。
同部の財政が苦しくなってきたのは10年ほど前のこと。
同部特有の早朝練習などから“ハードな部活”とのイメージが先行し、
30人ほどいた部員が徐々に減り、
毎年20万~50万円の赤字が生じるようになった。
赤字分はそれまでの部の蓄えなどで補ってきたが、昨年ついに底を突いた。
それまでの間も、何とか財政を立て直そうと部員たちがアルバイトをして、
毎年1人20万円を部費に充ててきた。
しかし、
「部活や勉学がおろそかになり、結局退部するという負の連鎖も起こった」
という。
年間の予算はおよそ470万円。
200万円を部費やアルバイトで、
100万円を学生術連盟の補助金でまかない、
残りはOBなどからの寄付金に頼っている。
ボロボロの具を使い続けたり、
出場する大会数を減らすなど努力しているいるが、節約は限界に近い。
影山主将は「試合経験の不足で全国大会がどんどん遠のく」と漏らす。
苦しい状況の中、部員はのふんや寝床の麦わらを活用した収入を探っている。
馬の寝床などに使う麦わらは、
飼料代(年間約100万円)の3~4割を占めているが、
使用後につくる堆肥と交換することで経費削減できないかを検討。
この他、農作物の栽培への活用策も模索している。
影山主将は「自分たちの代で歴史を途絶えさせるわけにはいかない。
馬術部に入りたくて畜大を志望する学生もいる。
後輩たちのためにも何とか部を残したい」と話している。

・・・
私もこの馬術部に入りたくて帯広畜産大学に進学したし、
馬術部の経験はその後自分で馬を飼うにあたって大きな影響を及ぼした。
確かに作業と練習、そして部費を稼ぐためのバイトでヘロヘロになり、
他の事をする余力が無いのが現状だった。
アルバイト無しでも部がやっていけるだけの体制が取れないものかなぁ。
お金があれば寄付してあげたいけど全く余力は無いし、
何の力にもなれないのが残念だけど、
何とか踏ん張って存続させていって欲しいと切に思う。

ところで昨日作った抹茶ガトーショコラのレシピを、
クックパッドに掲載しました。
もし気になる方は↓へどうぞ。

「奥尻キンタローのキッチン」
http://cookpad.com/recipe/list/3179400

36歳の誕生日は抹茶ガトーショコラ作り

曇り時々雪

今日は私自身の36歳の誕生日。
ついに自分の人生の半分は北海道で暮らしていることになり、
愛媛人としての自分より、
北海道人としての自分の歴史が長くなっていく。
そのことが喜ばしいような気もするし、
逆にちょっと寂しいような気がするのはなんでだろう。

とりあえず自分の誕生日ケーキを作ることにした。
今回はガトーショコラをアレンジし、
チョコレートをホワイトチョコレートに、
カカオパウダーを抹茶パウダーに変更し、
抹茶ガトーショコラなるケーキを作ってみようと思いついた。

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溶かしたホワイトチョコレートとバターに、
卵黄や生クリームを混ぜ、
泡立てた卵白を加えてさっくりと混ぜていく。

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焼きあがったケーキ。
このまま食べても良かったんだけど、
生クリームが余っていたので上に塗り、抹茶パウダーを散りばめてみる。

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こうして出来上がったケーキは、
抹茶の苦味とホワイトチョコレートの甘みが良い感じで混在し、
予想以上に良い出来となった。
これはレシピとして残そうかな~。

Cpicon 抹茶ガトーショコラ by 奥尻キンタロー

スキーと氷灯夜

曇り後晴れ

今日は朝から気温が高く、日中もプラスの気温になるということで、
ぬかびら源泉郷スキー場へスキーに行く事に。

ちなみに前回壊れたスキーの金具を直してもらおうと、
上士幌の佐々木スポーツへ行ってみると、
あまりに古い板でいたく同情され、
修理代に少しのプラスアルファで、
ロシニョールの1年落ちの中古板を譲ってもらってしまった。
こんな良い板履けるなんて光栄。

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相変わらず絶景のゲレンデ。
凍結した糠平湖は綺麗だなぁ・・・。
板が変わるとこんなに滑りが違うんだと感動。
カービングになったというのを差し引いても、
滑りの良さ、エッジの効き、全然違う。

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スキー場に来る度に自衛隊の方々がスキーの練習をしている。
自衛隊のスキーは踵がフリーになる山スキー。
どんな感じなのか履いてたみたいな。

スキーの後、いつもなら徒歩で行ける糠平温泉に入るんだけど、
今日は芽室の氷灯夜があるので、
温泉に入ることなく、一旦帰宅して馬と鶏の世話をし、芽室へ。

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そんなに有名なイベントでもないけど、
4000個のアイスキャンドルが灯され、とても幻想的で綺麗。
アイスキャンドルはうちでも作るけど、独特の魅力があるなと思う。
こういう冬の魅力を活かしたイベントを楽しめるのは、北国の魅力。

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氷灯夜にあわせて雪で作られた特設のチャペルで、
結婚式を挙げるカップルも。
こういう結婚式は良い思い出になるんだろうな。

通院

晴れ

帯広へ通院。
病院は何度来ても好きにはなれない。
腰痛も痛み止めの薬ばっかり飲んでると胃が荒れて、
毎日吐き気で気持ち悪いし、最悪。
薬に頼りたくないから極力我慢するけど、
ある日突然動けなくなるんじゃないかと常に怖い。
まあ恐れていても仕方ないし、
そうならないよう腰を労わるしかないんだけど、
なかなかそうも言ってられない事ってあるんだよなぁ。

ロールフォーク装着!

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曇り時々雪

今日は糞出しと乾草ロール運び。
いつものネタだけど、今回は先日友人から譲っていただいた、
ロールフォークというとっておきのものがある!
去年の10月23日にうちのタイヤショベルが売却のため運び去られ、
バケットのみのトラクターしかない状況となって4ヶ月弱。
すぐに何とかするという言葉を当てにして、
トラクター用のロールフォークか、
ロールグラブが届くのを待っていたんだけど、
結局友人の力を借りて自力解決となった。
腰の痛みを堪えて、乾草ロールを毎回100m以上転がしたり、
時には糞出しもフォークと一輪車でやったりと、
爆弾を抱えている腰がまた壊れるからやめなと、
医者や友人、挙句の果てに周りの農家さんからも心配されつつも、
他に方法がないので、休み休みやっていただけに、感慨ひとしお。

いつものとおりの糞出しの後、
まだ軽トラに積みっぱなしにしていたロールフォークを装着してみる。

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トラクターの腕を引っ掛ける箇所が凍っていたのでハンマーで割り、
軽トラを傷つけないように気をつけながら装着。
おおっ、ついた!!
こんな当たり前の事に感動(苦笑)。

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早速、乾草ロールを運ぶことに。
今回は、崩れてしまって人力で運ぶことを諦めたロールを運ぶ。
こういうロールを人力で転がすとあっというまにバラバラになるので、
ロールフォーク様様だ。

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さらにロールフォークでは運べなかった、
崩れ落ちてしまった乾草を軽トラで運ぶ。
乾草を荷台に載せるだけ載せて、
運ぶ途中に乾草が飛ばされたり落ちたりしないよう、
私がその上に覆いかぶさるように乗って、
ハルさんに軽トラを運転してもらって小屋へ。

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先ほどトラクターで運んだ乾草ロールの上に、
軽トラで運んだ乾草を移して無事完了~。
重機を使って作業が出来るのって本当に楽。
ロールフォークを無料で譲ってくれたKさん、ありがとう!

第30回上士幌ウインターバルーンミーティング

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晴れ後曇り

今日と明日、上士幌ではウインターバルーンミーティングが開催され、
気球の町、上士幌町の町民として是非見ておかねばと思い、
7:30の競技開始にあわせて駆けつけた。
朝一番で見に行くのは、
気球が膨らんでいっせいに浮かび上がっていく様が圧巻なので。
これを見逃しては勿体無い!

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私の母校である帯広畜産大学の黄白の気球についつい目がいくな。
頑張れ~。

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気球競技とは、特定の気球を追いかけたり、
目標にマーカーを落として近さを競ったりと、色んな競技がある。

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今回は第30回大会ということで、気球繋留体験搭乗が無料だった。
このチャンスを逃す手はないので乗ってみることに。

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体験搭乗用の気球は、左から地元の上士幌町の気球、
東京から来たドラえもんの気球、福岡から来た烏天狗の気球。
私は烏天狗の気球に乗せてもらった。
それほどの高さまでは上がらなかったけど、
それでも気球から見下ろすのは最高に気持ち良い。
自由に大空を気球で飛ぶというのはどれほど素晴らしいことだろう。
ただでさえ美しい景色に圧倒されること間違いなし!

ちなみに日中は風が強く、体験搭乗も中止になったとか。
実に見ごたえのある面白いイベントなので、是非上士幌へ!
来られる方は朝一番をお勧めします。
早朝は風が弱いので、気球はやっぱり朝ですね。

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馬具の修理依頼で砂川のソメスサドルへ

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旅先:雪

をする際に使う場鞍の腹帯が切れかかっていることに気付き、
直してもらうため、砂川市のソメスサドルへ行くことに。
砂川市はわが町上士幌から180kmほど西で、日本海側に位置している。
太平洋側の上士幌は基本的に晴れの日が多く、
除雪するといっても月に数回で済むんだけど、
砂川のように日本海側の地域は毎日雪で、
天気予報を見て天気の良い日に行こうと思っていたんだけど、
いつまでたっても晴れマークが出てこないので、
痺れを切らして今日行くことに。

往路は鹿追、新得を走り、狩勝峠を越えて富良野へ。
出発するときの上士幌は晴れ間があったのに、
狩勝峠を越えて日本海側に移ったとたんすごい吹雪。
日本海側恐るべし。

とりあえず富良野チーズ工房に立ち寄る。

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前回は赤ワインの色で大理石模様になったワインチェダーを買ったけど、
今回はイカ墨を練りこんで、
中が真っ黒のセピアというカマンベールを買ってみる。
天気が天気なだけに、他には誰もお客さんがいなかった。

富良野を後にし、芦別、赤平を通過して歌志内へ。
歌志内市は炭鉱の町としてかつては栄えたものの、
今は炭鉱も閉山し、劇的に過疎が進んでしまった山の中の集落。

その閉山した炭鉱跡地に、かつての炭鉱会社が葡萄の試験栽培を始め、
将来のワイン造りを考えていたらしい。
それをパチンコで有名な太陽グループが買収し、
今は歌志内太陽ファームとなっている。
パチンコの企業というのが気に食わないけど、
炭鉱跡地で作られる葡萄は気になっていた。
ただ、ワイナリー自体はまだ出来てはおらず、
小樽の北海道ワインに委託して醸造しているらしい。
そこで、葡萄畑だけでも見れないかなと思って行こうとした。
行こうとはしたんだけど、あまり除雪されてない田舎道に差し掛かり、
すれ違うことの出来ない狭い道の両側は高い雪壁、
これではまったらマズイと判断し、諦めることにした。
夏にでもリベンジできれば良いな。

続いての目的地は歌志内の道の駅。

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歌志内の道の駅に着く頃にはさらに雪の勢いは増していた。

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道の駅の中に歌志内ワインの展示はあったものの、
販売はしてないらしい。
そして歌志内のもう一つの目的はナンコ!
ナンコとはの腸のことで、
歌志内では炭鉱マンを中心に伝統的にナンコ鍋が食べられていた。
この道の駅の食堂でナンコ定食が食べられることに気付き、
急遽昼食をここでとることに。

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ナンコ定食1,000円、うまい!
要するにホルモン鍋というかホルモン煮込み定食かな。
他にナンコカレー、ナンコ丼、ナンコラーメンなどもあった。

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ナンコなどの肉を買うなら歌志内市街の中村にある「肉の木村」へ。

そして歌志内を後にし、いよいよ砂川のソメスサドルへ。
ソメスサドルは日本唯一の具メーカー。
具職人さんが作り出す革製品の品質は素晴らしいだけじゃなく、
こうして馬具の修理に快く応じてくれるありがたいところ。

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ここも雪が凄い・・・。
早速、ちぎれそうな腹帯を持参し、修理をお願いする。
修理は10日間かかり、値段は4,000円とのこと。
そして担当の方に、いつもありがとうございますと言われる。
そう、以前に鞍の修理をお願いしたことを覚えていてくれたらしく、
愛馬の日には是非いらして下さいとのことだった。
年に1回も来ないのに、覚えてくれるとはなんとも嬉しい。

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ソメスサドルはもちろん馬具だけじゃなく、革製品もたくさんある。
いつか馬具もソメスサドルで一式揃えたいし、バッグも欲しい。
バッグならダレスバッグⅠが欲しいなぁ・・・。

「ソメスサドル」
http://www.somes.co.jp/top.html


ソメスサドルに癒され、帰路につく。
帰路は別ルートでと考え、滝川、深川、旭川を通過し、上川へ。
上川ではちょうど層雲峡氷瀑祭りが開催中だったので寄ってみる。

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入場料200円取られる。
祭りで入場料を取るのってなんか納得が出来ない。
お金を取る祭りって他には知らないなぁ。

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氷で作られた芸術というか、氷の建物があちこちに作られ、美しい。
ただ、すごく風が強く、強烈な吹雪で、身体の芯から冷えきる寒さ。
氷の建物の中に入っていればまだ寒くないけど、長居は出来なかった。
それにしても層雲峡温泉街はツアー客で溢れ、せっかくの魅力も台無し。
どんなに魅力的な場所も、ツアー客のおかげで魅力は半減すると思う。
これなら静かなぬかびら源泉郷の方がよっぽど魅力的だと思うな。

層雲峡から三国峠を越えて上士幌へ戻ってくる。
上士幌へ入るや否やそれまでの吹雪が嘘のように止み、
やっぱり冬は太平洋側の方が良いなとつくづく思った。
普段、運転はあまり苦にならないけど、
さすがに吹雪の視界の悪さでちょっと疲れたな・・・。

自宅の電気工事

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晴れ後雪 最高気温:-5.2℃ 最低気温:-18.5℃

先日の漏電騒ぎの対策をとる為、電気工事屋さんに来て頂く。
漏電の直接的な原因は結局分からなかったものの、
とりあえずブレーカーの中の1本に集中する電力を分散するため、
台所まわりの電気を別配線にしてもらい、
ゆるくてすぐにコンセントが抜けていた差込口も、
ショートを繰り返して危険だということで交換。

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誰にでも人見知りしないでじゃれるグリちゃん。
可愛がってもらっていた(笑)。

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我が家の外には浄化槽があり、
抜気する機械を動かすための電気が外に引かれている。
でもせっかく外に電気を引いているのに、
コンセントの差込口を設けていないので、実に勿体無い状態だった。
というわけで、家の外にその配線を利用して差込口をつけてもらう。

とりあえず一通り工事が終わり一安心。
一口だった差込口も二口あるいは三口になったし、
家の外にも差込口を設けたので、多少は使い勝手が良くなったかな。
これで毎日のように落ちていたブレーカーに悩まされなくて済む。

トラクターの修理完了

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晴れ後曇り 最高気温:-4.7℃ 最低気温:-7.9℃

農協の整備センターの方がトラクターの修理に来て下さり、
オイルプレッシャーボタン、ファンベルト、エアコンベルトの交換。
ファンベルトは劣化が酷く、なんと切れかかっている状態で、
このタイミングで交換できて良かった。
普段から何を一番気をつければ良いか訊いてみたところ、
やっぱりオイルなんだそうな。
オイルが減ってないかどうか、汚れてないかどうか、
それを定期的にチェックするだけでも未然にトラブルを防げるし、
結果として長く使えることになる。
理想は年に2回はオイル交換をし、
2回に1回はエレメントも交換するのが望ましいとの事。
動物も機械もそうだろうけど、
症状が深刻になってからでは遅いんだよなぁ。
未然に防ぐ飼い方(使い方)や普段の手入れも大事だし、
もし症状が出てしまったら即手を打たなきゃ後々苦労する。
なんでもそうだけど、後回しにして得することはまずないので、
気が付いたらそのときに手を打つとか、
やるべきことはさっさとやるのが大事だと思う。
やらないまま気にし続けるのはストレスにもなり自分には合わないし。
とりあえずトラクターが直って良かった。
ちなみに所長ならうちにあるコンパクトベーラーも見れると、
心強いお言葉も。
Sさんに教えてあげよう。

北方領土の日

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曇り後雪

毎年書いているように、今日は北方領土の日。
果たしてどれくらいの今の日本国民がこの日を認識しているのだろうか。

今の日本で一番解決しなければならないのは、まずは領土問題。
景気を良くしてくれとか、第一次産業を大事にしてくれとか、
そういう事以前に、国土というのは国家を形成する上で一番の基本であって、
その国土が確定していない、不法占拠されている状況というのは、
とても不安定で、なおかつ国家の存亡に関わる問題だと思うんだけど。
この事に関して世論が盛り上がらないのは、平和ボケしてる証拠。
尖閣問題も竹島問題も、日本の弱腰外交が大いに影響している。
あと、学校教育もおかしい。
社会科の授業の中でほんのちょっと触れられるくらいでは、
北方領土問題についてよく分かってない大人が増えるのも当然。
私も、この問題のお膝元である根室管内の中標津町に移住し、
9年半住んでいたからこそ、
いかに大きな問題であるか、
そして理解されていない問題であるかを痛感したわけで、
受験に受かる事に偏重してしまった今の学校教育に疑問を抱いたものだ。

今の日本国民に、北方領土の地理や歴史について、
ちゃんと答えられる人がどれくらいいるんだろう?
下手をすれば、北海道の東の果て、根室半島の沖合にある事すら知らない、
択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島という北方四島の名前すら言えない、
そんな人が多いはず。
これら北方四島の面積の総計は5,036平方キロで、
沖縄県の約2.2倍、愛知県とほぼ同じくらいの面積を誇り、
しかも、四島のうち国後島、択捉島は、いずれも沖縄本島より大きく、
特に択捉島(3,184平方キロ)は鳥取県と同じくらいの大きさがある。
もっとも近い歯舞群島の貝殻島までは、
北海道本土からわずか3.7キロしか離れておらず、距離的にもとても近く、
国後島や歯舞群島は、肉眼ではっきりその島影を確認できる。
かつて北方四島には1万7千人の日本人が住んでいて、
色丹島には色丹村が、国後島には泊村と留夜別村が、
そして択捉島には留別村、紗那村、蘂取村といった村々があった。
それを第二次世界大戦後のどさくさにまぎれ、
日本が降伏してアメリカ軍が進駐してくるまでのわずかな期間を利用し、
ソ連が相互不可侵を約束した日ソ中立条約を破って侵略、
挙句の果ては住んでいた日本人を全て強制退去させる暴挙に出た。

今はこの北方四島を返還して欲しいという主張がメインであるものの、
全千島列島は、「樺太・千島交換条約」で平和裡に手に入れた領土であるから、
外国の領土となることは、
領土不拡大をうたったカイロ宣言に反する不当な戦後処理であったという理由で、
北方四島だけじゃなく、全千島列島を返還すべきという主張や、
「日ソ基本条約」を根拠に、
全千島列島および南樺太も返還すべきという主張がある。
いずれにしても、この問題を次の世代にまで引きずる事無く、
一刻も早い解決を期待したい。
ただ、NHKのアナウンサーでさえ、
「ロシアのサハリンで・・・」という発言をする事がある。
サハリンこと樺太だって、南半分は元日本の領土、
現在も南樺太は千島列島と共にどこの国に属するか未定であり、
地図帳を見ても色が塗られず空白になっているはず。
それをNHKでさえ「ロシアの」と口にすること自体、信じられない。

ロシアは日本に最も近い隣国。
日ロ間の本当の友好関係を築く上でも、この問題の解決なくしては前へ進まない。
何とか返還の道筋を付けて欲しいものだ。
そうじゃないと、日本が国家として独立しているとは言えないだろうし、
まずは国土を確定する事を政権公約の第一に掲げて欲しいと、
今の日本政府、あるいは各政党に対して思っている。

修理手配色々

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晴れ

昨日、我が家の漏電ブレーカーが落ちっぱなしになっていた問題は、
とりあえず家電を別の部屋から配線をする事で当座を凌ぐ事に。
ただ、漏電から火事になったりしても嫌なので、
ほくでんに電話して来てもらう。
ほくでんの担当者は、ブレーカーから先の事は管轄外という事で、
今度は上士幌の知人に連絡を取り、
おすすめの電気工事屋を教えてもらって来てもらう。
結局、漏電そのものの原因は特定できなかったんだけど、
もしかしたら電力が特定の配線に集中しているせいかもと。
我が家は台所と居間の電気が配電盤で一つにまとめられているせいで、
居間でストーブを点けた状態で、
米を炊いたり電子レンジを使う程度でブレーカーが落ちていた。
契約アンペアが50Aもあるのに、すごい効率の悪さ。
配線が5本あって、その他4本はほとんど電気を使う部屋ではないため、
どうして居間と台所を1本にしたのか、謎。
居間と台所は一番電気を使う部屋なので、
5本の配線があれば、最低限、居間で1本、台所で1本にすべきだろう。
というわけで、近日中に配線を直す工事をしてくれる事に。

続いてトラクターのオイル漏れの修理依頼。
ディーラーにするか、地元の農協の整備センターにするか、迷ったので、
夏~秋に働いていた酪農家さんに相談してみたところ、
ある程度の修理なら農協の整備センターで、
手に負えないようならディーラーが良いのではとアドバイス頂き、
農協の整備センターの修理担当の方に来て頂く。
オイル漏れの原因はオイルプレッシャーの劣化によるものらしく、
エンジンオイルが漏れているそう。
エンジンが焼きついても嫌なので、プレッシャーボタンの交換を依頼。
また、ファンベルトとエアコンベルトもかなり磨り減り、
限界まで締めていても緩んでいる状態だそうで、
切れる可能性もあるとの事でこちらも交換する事に。
ただ、エレメント交換はかなりお金がかかるので今回はしない事にし、
オイルの注ぎ足しをお願いしておいた。
部品が明日手に入るそうで、修理自体は明日してくれるそう。

ちなみに写真は、もちろん修理依頼とは全く関係なく、
我が家ののうち、コムギとグリの様子。
グリちゃんは最近、缶シーバのCMに出てくるのよう。
姿形からしてブリティッシュショートヘア種そっくり。
贔屓目抜きに綺麗な毛色と毛並みだと思う。
コムギはコムギでサビ模様が綺麗になったよなぁ。

強酸性の川湯温泉

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晴れ

根室管内から帰宅途中、弟子屈の川湯温泉に立ち寄る。
JAFの日帰り入浴割引クーポンがあったので、
半額で御園ホテルの日帰り入浴へ。
川湯温泉は日本でも屈指の強酸性の温泉で、pHは1.6、
コンクリートも1ヶ月で溶かしてボロボロにしてしまうため、
露天風呂などは特殊な樹脂でコーティングされているほど、
すごいパワーを秘めている温泉。
抜群の殺菌作用を誇り、効能を肌で直接感じるお湯で、
私はとても好きな温泉の一つ。
他、川湯温泉では公衆浴場もおすすめ。

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真っ暗になる前に帰宅できた。
ただ、なぜか電気のブレーカーがすぐ落ち、
いくら上げても瞬時に落ちる。
前々からよく落ちるなと思ってたけど、
今日は酷くて、ストーブを点けることも出来ない。
これは一度本格的に電気を見てもらった方が良いかも。
漏電してたりしたら嫌だなぁ・・・。

ロールフォークを求めて中標津へ

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晴れ

中標津の友人が、乾草ロールを手で運んでるのを見て心配してくれ、
なんとロールフォークを譲って下さる事になり、
軽トラを走らせ、引き取りに行く事になった。

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中標津の友人の牧場に到着するや否や、
軽トラにポンとロールフォークを載せて下さった。
繋ぎ飼いのホル♀が懐いていてなかなか可愛い。
これでちゃんとうちのトラクターで使えれば、
晴れて乾草ロール運びはトラクターで可能となる。
なんて有り難い事!
ただただ感謝。

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ちなみにここでは山羊も飼い始めたそう。
繁殖したら譲ってくれるみたい。

ここまで来たら、奥尻島へ移住する際に譲った、
元愛馬の様子も見ておこうという事で、標津へ。

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元々あったD型を馬小屋として改造してあり、
そのD型に連結するように平屋の新居を建てている。
まあ言うなれば、馬と共に一つ屋根の下で暮らす、
岩手の南部曲がり家みたいなものかな。
私もこのスタイルは理想の一つで、
家の土間を広く取って、馬小屋を兼ねるというのはアリだと思う。

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この馬はタイリョウラーク。
愛称はルーシー。
過去の日記をずっと見て頂いている方はご存知のとおり、
我が家にいるクラースヌイポーレの母馬で、50%アラブ。
昭和の生まれだし、かなりの高齢だけど、まだまだ元気だった。

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この馬はマースレニッツァ。
愛称はナータ。
我が家にいるレザンドゥイールの母馬でサラブレット。
ナータは昔うちで飼っていた頃と同じように、私に付いて来た。
多少なりとも覚えていてくれてるなら嬉しいなぁ。

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そして道産子(北海道和種馬)である悠博。
何を考えているか分かり辛い青目(佐目)は健在(笑)。

3頭の元愛馬と触れ合い、懐かしさがいっぱいで、
去る時はちょっと後ろ髪を引かれたな・・・。

ここまで来たら野付半島が近いので、
流氷が接岸してるかなと思い、野付半島へ。

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残念ながら今日は流氷が離れてしまっていたけど、
岸には取り残された流氷の塊が残っていた。
遠くに見えるのは北方領土の国後島。
これはこれで美しく素晴らしい景色。
以外に知られていないけど、
斜里や網走方面だけじゃなく、
ここ標津別海の野付半島と根室半島にも流氷は接岸するのだ。
やっぱり海を見ると心が穏やかになるし、癒されるなぁ・・・。

乾草入れと馬との戯れ

曇り時々雪 最高気温:-6.2℃ 最低気温:-20.7

今日は糞出しと乾草ロール入れの日。

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外に出してやると喜んでゴロをうつポーレ。

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いつものようにトラクターで糞出しをし終わった後、
ふと地面に黒いシミが転々と付いているのを見つけ、
もしやと思いトラクターを見てみるとオイルが漏れている。
それほど大量に漏れているわけではないけど、
これは一度業者に見てもらった方が良いだろうな・・・。

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いつものように乾草ロールを転がして運ぶ。
途中、構ってくれとが遊びに来るので、遊んでやりながら。

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乾草ロールを入れ終わった後、レザンと遊ぶ。
レザンうっとり。

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俺も構ってくれと言わんばかりに興奮して走り始めるポーレ。
ポーレはアラブ血量が75%もあり、アラブらしい姿形が美しい。
尾を上げて走るところも素敵。
種雄として登録しているけど、
種付けする雌がうちにおらず、ここ何年も種付け頭数0頭。
を導入して、ポーレの子をもっと残してやりたいなぁ。

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全ての作業後のチャーハンとマメ。
そろそろ餌くれるのかニャー?

種苗の取り寄せ開始

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晴れ

北の大地ではまだまだ雪融けは先の話なんだけど、
今シーズン植えつける種苗の取り寄せを始めた。
「サカタのタネ」や「タキイ種苗」はもちろん、
珍しい種は色んな種苗関係のネット通販で取り揃えるのが通例。
特にここ十勝作が盛んなので、
普通の品種を作るのは割に合わないのもあり、
なおさら珍しく誰も栽培してないようなものを育てようと思う。
そういう種苗の準備は、今からやってないと間に合わないし、
雪が融けてからでは品切れが多く、手に入りづらくなるのもあって、
真冬のこの時期におおよその計画を立て、
それに合わせて種苗を取り寄せなければならないのだ。
何を育てようか考えるのはとても楽しい作業で、
カタログやサイトを眺めながらワクワクしている。
パースニップや人参型のテーブルビート、
イボイボズッキーニやツートンカラーのズッキーニ、
アピオス、紫ささげ、わさび菜などを育てる予定。

今日の日記は個人的な事情により非公開とさせて頂きます

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