晴れ
買いそびれた「ぬかびら源泉郷スキー場友の会・クーポン券」、
すなつさんが使いきれないからという事で譲ってくれ、
早速、ぬかびら源泉郷スキー場へ7年ぶりとなるスキーに出かけた。
ちなみにこのクーポン券、所謂前売り券みたいなもので、
リフト一日券+糠平温泉日帰り入浴券が5セットで8,000円というもの。
つまり、一回あたり1,600円でスキー一日と温泉が楽しめるというわけ。
私も買おうと思って気付いたときには締め切りが過ぎていて、
買うことが出来なかったのだ。
来シーズンは絶対買おうと思う。
スキーは帯広畜産大学時代にはまり、週に3、4回はナイターに通った。
ただ、行くのは主に芽室の嵐山スキー場で、
日中ごく稀にサホロスキー場や日勝スキー場に行くばかりで、
ぬかびら源泉郷スキー場は実は初めて。
こうして
上士幌に移住してくると、
車でわずか25分で行けてしまうので、これは行かなきゃ損損。

で、到着してさあ滑ろうとスキー板を履こうとしたら、
なんと金具が壊れ、再起不能に。
直すことも不可能な状態になってしまい、急遽、板のみレンタル。

これがレンタルしたスキー板。
今はもうカービングスキーばかりで、
昔のようなストレートの板は無い。
私のスキーセットは1996年に買ったものなので、
カービングスキーが出る前だったのでストレートタイプ。
初のカービングスキーはいかがなものか、ちょっと楽しみだった。
ぬかびら源泉郷スキー場には、
ロマンスリフト、第一高速リフト、第二高速リフト、第三高速リフトと、
合計4本のリフトがあり、
まずは手始めにロマンスリフトに乗ってみる。

ロマンスリフトを降りたところからの景色。
ここからでも糠平湖が見え、十分素晴らしい景色。
滑走して、今度は第一~第三高速リフトへと乗り継いで、
温泉山の頂上付近、スキー場の最高点へと向かう。

第二高速リフトを降りたところから見た第三高速リフト。
第三高速リフトに乗ると、なんと標高1,230m地点へと到達する。

第三高速リフトを降りた世界はまさに別世界。
スキー目的じゃなく、景色を見るためだけであっても、
リフトに乗ってここまで来る価値はあるな。


第三高速リフトからは、
トドマツ、エゾマツの間をぬって滑る、
広めの林間コースが何本も走っていてバラエティー豊か、
上級者から初心者まで楽しめる。
頂上からでも初心者が降りていけるコースがあるのは、
とても良心的な気がするなぁ。
糠平湖を眺めながら素晴らしいゲレンデを滑走するのは本当に楽しい。
ちなみに写っているのはいずれも私。


第三高速リフト~第二高速リフトに至る途中に、
レストラン「アリエスカ」がある。
糠平湖をバックにしたアリエスカは絵になるな。
実は秋に車で来て同じポイントから写真を撮ったし。


アリエスカの中は木のぬくもりに溢れ、とても明るい。
一番下にあるセンターハウスも悪くは無いけど、
アリエスカの方が落ち着くし、景色も良く人も少なくて良い。
ポークカツランチやカツカレーを食べたかったけど、
ぐっとこらえ、カプチーノで胃をごまかす(苦笑)。
ここをベースにして、第三高速リフトを何度も利用して滑るのが、
このスキー場の醍醐味のような気がするくらい、
第三高速リフトで滑れる区間は魅力たっぷり。
それに今日は風も無く、陽射しが暖かくて、
全く寒くなく、大いにスキーを楽しめた。

最後は全長4.3kmにも及ぶコースの内、
冬季通行止めとなる道道然別~糠平線をそのままコースにした、
道路コースを滑って降りてみた。
道路をスキーで降りるのって、標識とかがあって何か不思議な気がする。
今まで色んなスキー場に行ったけど、
こんなに景色が素晴らしく、自然いっぱいで雪質も素晴らしく、
コースはバラエティに富み、
リフトの価格が安く、でも大規模なスキー場は初めて。
何で今まで来たことがなかったんだろうかと後悔するくらい、
スキーの楽しさを再認識出来る素晴らしいスキー場だった。
こんなスキー場が車で25分くらいで来れるなんて、贅沢。
これは乗馬と共にスキーも頑張ろうという気になった。
スキーの後は、徒歩5分で行ける糠平温泉。
日帰り入浴がセットになっている糠平館観光ホテルへ。

スキーの疲れを温泉で癒す。
あぁ最高・・・。