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年越しうどん打ちと2011年総括

晴れ

穏やかな2011年最後の日。
今年一年を振り返ってみると、またもや激動の一年だったなぁ。

2008年、中標津の農協連を辞め、
中標津で築いたの牧場とログハウスを知人に貸して、
奥尻へ移住。
奥尻ワイナリーで働き始めると共に、
個人的に牧場を借りる事が出来、愛奥尻へ連れて行く。
2009年、奥尻ワイナリーで樽を運搬中に腰を傷め、
椎間板ヘルニア摘出手術を受ける。
また、葡萄農家として自立するため借地で葡萄畑を作り始める。
2010年、当初の約束を反故にされたり、色んな衝突があって退職。
同時に葡萄畑も失う事となり、離を余儀なくされる。
また、それと共に婚約者と別れ、愛と共に中標津に戻り、
ワイナリーに続いてチーズ工房で働く事に。
そして今年。
不思議な縁があり、上士幌へ移住して農家になる事に。
チーズ工房を辞め、また中標津の牧場とログハウスを知人に貸し、
と共に十勝上士幌の離農跡地に入植。
葡萄の試験栽培を開始し、ハルさんと結婚。

農協連の職員時代に離農跡地を取得して、
サラリーマンをやりながら牧場を築いて、
夢だったを飼うに至ったまでも色々あったし、
ここ10年、何も無い年はなかった。
その10年の中でも今年は特に大きな変化のあった年の一つで、
いまだ落ち着いているとは言えないものの、
とりあえず今年を終えられて良かったのかな。

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さて大晦日なので、朝、すき焼きを仕込む。
別に故郷愛媛でそうしているわけではないんだけど、
大晦日に作ったすき焼きを、
正月の間、継ぎ足しながら食べ続けるようになった。

さらに年越しうどんを打つ。

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中力粉と水と塩を混ぜ、袋に入れて20分ほど踏む。
こうして踏むことでコシの強いうどんとなる。
まとまった生地を熟成させるため、室温で3~4時間置く。
その間、あまりに天気が良かったので、糠平へ。

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糠平湖は全面結氷。
何の音もしない静寂があたりを包み、神秘的。
三の沢橋梁近辺ではワカサギ釣りが始まっているそう。

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ぬかびら源泉郷スキー場を下見。
このハイシーズンにも関わらず、かなり空いている。
分かりづらいけど、写真の右奥の山の頂上付近まで、
3つのリフトを乗り継いで登る事が出来、
標高差600m、距離にして4km以上の極上のスキー場なのに、これは贅沢。
年が明けたらスキーをしに来ようと思う。

ぬかびら源泉郷スキー場から徒歩5分で温泉に入れる。
今回は湯元館。

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冬の雪見の露天風呂はやっぱり最高。
一年の締め括りに相応しい温泉。

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持参したみかんを湯に浮かべ、食べる。
これは故郷愛媛の習慣なのか、北海道の人はやらない。
外はぬるく、中は冷たいというみかんが美味しい。

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帰宅後、今年最後の夕焼け。
グラデーションがとても美しかった。

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熟成の終わったうどん生地を麺棒で伸ばし、切っていく。
麺切り包丁がいまいちなのでやり辛いんだけど、
1kgのうどんの麺が出来上がり。

夕食は朝仕込んだすき焼き。

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食後しばらく置いて、打った年越しうどんを食べる。
美味しかった~。
ではでは皆様、良いお年を!

雪かきに馬糞出しに乾草入れ

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曇り

昨晩からまた雪が降り、除雪作業。
結構積もったなぁ・・・。
あらゆる場所に高い雪山が出来て、かまくら作りが出来そう。

除雪の後は小屋の糞出しと乾草ロール運び。

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乾草ロールを転がすのも、二人だと楽。
一連の作業で今日は一日が終わってしまった。

手作りハンバーガー

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晴れ

バンズから手作りしたハンバーガー。
中のハンバーグに入れるお勧めは、
ルピナで特売しているナイタイ和牛のハンバーグ。
特売価格だと1枚250円で、
ハンバーグとしては高いかもしれないけど、
和牛のハンバーグとしては格安で絶品。

買い出し

晴れ

ふと気付けばもう年末。
なんとまあ早いこと。
というわけで今年最後の買い物に出掛けた。
買い物は主に上士幌の「ルピナ」と音更の「どんどん」が定番で、
年末年始の食材を色々と。
ついでにスキー用のゴーグルが壊れていたので、
どんどんの傍のリサイクルショップ「あいうえお」にないかなと、
ちょっと覗いてみた。
スキー板、ポール、スキー靴、スキーウェア、グローブ、ゴーグル、
それぞれが数百円、高くても千円ちょっとというお値段。
ふーむ、五千円もあれば一通り揃うんだなとビックリ。
ゴーグル以外は大学時代に買ったものがあるので買わなかったけど、
自分が持っているものよりも新しくて良いものも。
何か新たに始めようとする際は、
こういうリサイクルショップで道具を揃えるのはアリだなと。
どうせ下手なうちは傷だらけになるし、
ネットショップやネットオークションも良いんだけど、
試着したいものはやっぱり店頭で選びたいし。
それはそうと、ぬかびら源泉郷スキー場でスキーしたい~。

馬・鶏の飼料と上士幌農協倉庫

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晴れ時々曇り

11月になるまでは、愛は乾草のみを与えていたものの、
どうやら草の質があまり良くないらしく、
夏に青草を食べさせていたレザンと比べ、
ポーレはかなり痩せてしまった。
そこで、愛にも濃厚飼料を与える事にし、
上士幌農協の資材店舗へしばしば買いに行っている。
当初は圧ぺんエン麦を買っていたものの、最近はオーツミックスに。
理想を言えば、
ビートパルプ+圧ぺんエン麦+大豆粕+ペプチドエースという、
中標津時代の飼料設計をしたいんだけど、
ビートパルプが手に入らないのもあって、
配合飼料であるオーツミックスに切り替えたわけで。
本当はビートパルプだけでも欲しいところだけど仕方が無い。
の餌も同じく資材店舗で買っているものの、
の餌がその場で出してもらえるのに対し、
オーツミックスは倉庫まで取りに行かなければならない。
2頭の愛と20羽弱のの餌代は、結構かかるものなんだよなぁ。
まあ一番の負担は8頭の猫の餌とトイレ砂、診察・薬代なんだけど(爆)。

我が家では、愛は飼い始めてから約8年間、
一度も病気にかかった事がないので、
獣医に診せるという事はないんだけど、
愛猫は病気、怪我で時々動物病院に行っているし、
おまけにこれから去勢や避妊の手術代もかかってくる。
ただ、そういう診療代や薬代を差し引いたとしても、
結構なお金がかかっている。
餌代(猫はトイレ砂代含)を計算してみると、
は1頭1ヶ月8000円で、2頭で16,000円、
は1羽1ヶ月500円で、20羽で10,000円、
猫は1匹1ヶ月2000円で、8匹で16,000円。
つまり1頭=猫4匹、猫1匹=4羽。
う~ん、猫4匹飼うお金があれば馬1頭飼えるんだな。
年中放牧で、夏は青草、冬は笹を食べられる環境なら、
馬は一切お金がかからないけど、
今の我が家の環境はそうではないので、
これくらいはかかってしまう。
それでも猫4匹分で馬1頭飼えると思えば、
馬を飼うのは安い気がするのは気のせい?!

除雪が来ない

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晴れ

先日のクリスマス寒波の際はかなり風が強く、
防風林のカラマツの枝が大量に葡萄畑に落ちていた。
これは来春拾わなければならないな。

ところで我が家の前の砂利道はかなり雪が吹き溜まる道で、
あっという間に通行不能になる。
しかも何故か除雪が入ったり入らなかったりして、困惑。
今回も23日、24日は朝除雪が入ったのに、
25日に入ってくれず、陸の孤島に。
自分の敷地は除雪しても、さすがに道路まではやってられない。

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郵便屋さんも車で入ってこれるところまで来て、
そこから歩いて我が家へ荷物を届けてくれていた。
自分達だけなら、
敷地の奥を除雪して基線に抜けれるようにしているので、
どうしても出られないという事も無いんだけど、
郵便屋さん、生協の配達、灯油の配送など、
業者の方が大変なので、役場に相談を持ちかける事に。
すると、「あの道路、使うんですか?」と。
家の前まで通っている唯一の道路なので、
そこに住所を置く以上もちろん使うと答え、除雪してくれる事に。

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やがて除雪車がやってきて除雪してくれた。
今後は多分、雪が降ったり、風が強くて吹き溜まったりすれば、
ちゃんとやってくれると思う。
ふ~やれやれ・・・。

ポム・スクレ

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晴れ

十勝ワインのブルーム・ロゼと共に、とても楽しみにしていたのは、
増毛フルーツワインのシードル、ポム・スクレ。
これはリンゴを凍らせて水分を抜いて糖分を高め、
所謂、アイスワインのごとく、アイスシードルにあたるもの。
とても甘く、リンゴの香りが豊かで、
素晴らしいデザートワインだった。

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庭のアイスキャンドルで暖をとる外猫たち。
なんか可愛い。

ブッシュ・ド・ノエル作り

晴れ

クリスマスイブ。
今年はどんなケーキを作ろうか考えた挙句、
例年作っているスノーケーキではなく、
ブッシュ・ド・ノエルを作ってみようと。
除雪した後、ケーキ作りに取り掛かる。

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まずはチョコレートスポンジ作り。
卵白を泡立てて卵黄と混ぜ、
ココアパウダー、砂糖、薄力粉、コーンスターチ、バターを練りこむ。
それをバットに流し入れ、オーブンで180℃11分。

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チョコレートを溶かした生クリームを泡立てて、
チョコレートクリームを作る。
シロップとしてオレンジキュラソーに砂糖を溶かし、
出来上がったスポンジに染み込ませ、
さらにクルミやアーモンドを入れたチョコレートクリームを塗り、
巻いてロールケーキを作る。

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チョコレートクリームが少々多すぎたようで、
ローソンのクリームたっぷりのロールケーキのような感じに。
そのロールケーキの一部を切り、載せる。

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外側にもチョコレートクリームを塗り、
敷地に生えているモミの木の枝を切って飾りつけ、
市販されているお菓子、「小枝」や「きのこの山」をトッピング、
そこに粉砂糖とココアパウダーを振り掛けて完成!

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手作りクリスマスディナー。
料理の方は、ライスボール、鶏肉、サラスパに、
ジャガイモのポタージュ。
そしてこの日のためにとってあった十勝ワインのブルーム・ロゼ。
国内唯一のシャンパン、ブルームの凄さは今まで散々書いてきたけど、
実際に口にするのは初めて。
清見由来の香りの良さもあって、
素晴らしいスパークリングワインだった。

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ブッシュ・ド・ノエルはまだロールケーキ自体に改善は必要だけど、
特に失敗は無く、もちろん美味しかった。
外食したり、オードブルやケーキを買ったりするのも良いけど、
こういうのは作る楽しみもあるよなぁと思う。

クリスマス寒波到来



クリスマス寒波がやってきたらしく、昨晩から雪。
12月4日以来の雪で、雪の少ない十勝でドカ雪。
こういう冬型崩れの気圧配置によるドカ雪は、
毎日快晴の太平洋側に雪をもたらすものなんだけど、
十勝では南十勝が雪の中心となることが多く、
上士幌のある北十勝は基本的に雪は少ない。
今回も、帯広より南で相当な量の雪が積もり、
帯広、中札内、更別、大樹、広尾などで40~60cmだそうな。
上士幌は20cmくらいかな。
それでもこの辺は風が強く、吹き溜まりが酷くて、
場所によっては膝くらいまで雪が溜まったところはある。
そんな事で、朝から除雪。

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トラクターを使って除雪するのは初めての経験なので、
我ながら下手だなぁと思った。
しかも下がアスファルトやコンクリートならやりやすいんだろうけど、
砂利で凸凹、サイロの基礎跡が残って飛び出していたり、
ゴミや雑品が山積みになっていたりするので、やり辛い。
中標津時代は、家周りだけじゃなく、
道路から厩舎まで50mくらい、車が通れる幅を、
スコップ1本で除雪していた。
夕方仕事から戻ってきて、ヘッドライトを点けて何時間も除雪し、
腕がパンパンになったものだ。
中標津が日本海側のような豪雪地帯だったら、
とてもじゃないけどやっていけなかったろう。
まあ近くの農家さんに除雪を頼めば済んだ話なんだろうけど。

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葡萄畑横のトドマツ(モミ)は雪が積もると綺麗。

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日中も風雪が強く、朝除雪したのに夕方には元通り。
プンゲンストウヒも埋もれてしまった。

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朝除雪が入った家の前の道路もすっかり吹き溜まってしまった。
ここのように風が強いところでは、
雪が降らなくても周りの雪が運ばれ、風下に溜まってしまう。
まだこれくらいなら通れるけど、
何度か除雪されて道路脇の雪壁が高くなっていくと、
その高さまですぐに吹き溜まるようになってしまい、
パジェロだろうがランクルだろうが、はまって動けなくなる。

ちなみに昨日、年賀状を書き終え、投函出来た。
今年は150枚。
これだけインターネットが普及しても、
年賀状だけはアナログのまま続けていきたいと思っている。

冬至

曇り後雪

気がつけばもう冬至。
明日から日が長くなるんだなと思うと、ちょっと嬉しい。

10日に1回の小屋掃除と乾草入れ。

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これだけ寒くなり、糞は凍っている。
ちなみにこのトラクターのバケットは小さい上、
角度的にあまりすくい上げる事が出来ず、
タイヤショベルなら1回で済むところを、3回運ばなきゃならない。
出来るだけ詰め込むため、フォークで載せ、足で踏み固る。

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乾草転がし。
隣にあるのはコンパクトベーラー。
ロールをほぐしてコンパクト作りたいな~。

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子猫inフード。
フードの中の子猫はやがて気持ち良くなり、寝ている事も。

冬に空けられない家

晴れ

冷え込みが強い日が続いていて、連日朝は氷点下15~20℃。
おかげで我が家はお風呂場だけじゃなく、
ついに台所の水道も凍ってしまった。
ちなみにお風呂場はもうずっと凍ってしまっている。
3時間おきに通水しても凍ってしまうので、お手上げ。
解氷したところですぐにまた凍るので、解氷する気にもならない。
幸いお湯の配管は凍ってないのが救いだけど、
3時間おきの通水を止めたらすぐに凍ってしまう上、
水落とししようにも業者から困難と言われるくらいなので、
冬に家を空けられない我が家。
隙間だらけのお風呂場を何とかするだけじゃなく、
根本的には床下配管の断熱をきっちりしないとダメなんだろうなぁ。

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の飲み水もすぐに凍ってしまうので、
朝・昼・晩の1日3回、ハンマーで氷を割って水を入れなおしている。
多少の氷ならも鼻面で氷を割って水を飲むんだけど、
半日で10cmくらいの厚さの氷に覆われてしまうので、
氷を割って水を入れなおしてやらないとならない。
中標津の牧場では水が湧き、小川となって流れていたので、
真冬でもそれほど凍らない上、
1週間に1回くらい、川の表面の氷を少し割ってやるだけで良かった。
やっぱり敷地に川が流れているかどうかはを飼う上で重要で、
山林や原野でも構わないので、小川の流れる土地を、
探し、取得できるよう、頑張らなきゃならないな。

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ちなみに道東のように雪が少ない地域では、
は雪を前脚で掘って、雪の下になっている草を食べる。
山林や原野だと、青々とした笹が茂っているので、
広大な面積があれば放牧で冬を越す事が出来る。
そういう意味で、牧草地じゃなく、
あえて山林・原野というのも一つの選択肢。

あぁ・・・ブルージェイズが・・・

晴れ

プロ野球日本ハムファイターズから、
ポスティングで大リーグ移籍を目指すダルビッシュの独占交渉権、
テキサス・レンジャーズが落札したそうだ。
直前までトロント・ブルージェイズが有力という報道がされていて、
すでに何度もテレビで特集がされ、大歓迎ムードになっていた、
現地のブルージェイズファンは大きく落胆して発狂しているという。
私としても大リーグで唯一、
カナダに本拠地を置くブルージェイズが好きだし、
何とかブルージェイズに移籍してくれないかなと思っていただけに、
とても残念なニュースとなった。
私は日本で言えば巨人や阪神、
大リーグならヤンキースやレッドソックスといった、
有名なチームは嫌いな上、
そもそもジャイアン主義のアメリカは嫌いでカナダが好きなので、
そういう点からもブルージェイズが一押しだったのに。
唯一の救いはヤンキースじゃなかった事かなぁ・・・。
でも大歓迎ムードのブルージェイズじゃなく、
大して盛り上がっていないレンジャーズというのが何とも皮肉かな。
ブルージェイズに行けば弱小チームの救世主となるだけじゃなく、
ブルージェイズの所属するアメリカンリーグ東地区の強豪、
ヤンキースやレッドソックスを倒す姿を見れたのに。
北海道と同じ北国球団にとって悲しいニュースとなった。

金正日総書記の死去

曇り時々晴れ

北朝鮮の金正日総書記が亡くなったそうな。
そのまま金正恩が跡を継ぎ、すんなり三世代世襲となるのかな。
この国の民主化は一体いつになるんだろう。
本当に優秀な指導者であれば、
民主国家よりも独裁国家の方が発展性はあるので、
金正恩がどういう風に国の舵取りをするのか気にはなる。
民主主義は多くの人の意見が反映されるので、
大きなマイナスにはならない代わりに、
100点というよりは80点で良しとするものだと思う。
今の日本のように腐ってしまっていては良さも何もないけれど。
それはそうと、インターネットを見ていると、
独裁者がみな69歳で死去している。
金正日総書記、カンボジアのポル・ポト、
イラクのフセイン大統領、リビアのカダフィ大佐、
みな満69歳死亡だという。
何とも不思議な事だ。

ところで全く別の話だけど、NHKのニュースで、
アナウンサーが「ロシアのサハリンで・・・」という言動があった。
サハリンこと樺太のうち、南半分である南樺太は元日本の領土であり、
それを放棄した1951年のサンフランシスコ講和条約には、
ソ連(ロシア)は調印しなかった。
そのため、南樺太については帰属が未確定であり、
ロシアが侵略して実効支配しているにすぎない。
要するに、南樺太と北方領土を除く千島列島は、
日本が放棄したものの、どこの国の領土になるか決まってないのだ。
だから地図帳では色が塗られていないわけで。
ちなみに北方領土については日本固有の領土であり、
他の千島列島とは別で、放棄していないという解釈の元、
返還運動を展開している。
だから、何も北方領土だけじゃなく、
千島列島全島および南樺太も返還してくれと主張しても構わない。
まあそれはそうと、ロシアのサハリンと言ってしまうと、
ロシアの領有を認めた事になり、
この言動に少々違和感を感じたわけで。
最近は政治家も勉強不足でそういう事がしばしばあるけど、
そのたびに、日本は自国の領土に関して、
こんなに無関心で大丈夫なのかと思ってしまう。

買い出し

晴れ時々曇り

クリスマス、そして年末も近いので、買い出しに。
我が家は食料品を買うのに、
上士幌町のAコープ「ルピナ」が8割、音更町の「どんどん」が2割かな。
「ルピナ」には上士幌産のナイタイ和牛や上士幌豚、
大豆に納豆、そして豆腐、士幌のポテトチップなど、
地元の特産品が安く手に入る。
おまけに惣菜など、すぐに半額になるので、
これで商売になるのかとさえ心配してしまうくらい。
一方「どんどん」は、業務用食材や調味料など、
ルピナを補う程度に利用しているものの、こちらも安い。

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これは「ルピナ」で売られていたナイタイ和牛カルビ。
400gで490円と、なんと100gあたり122円!
十勝ナイタイ和牛は、
上士幌和牛の中でA5およびA4等級の最上級のもののみという、
地元のブランド和牛。
これがホルスタインの牛肉と大差ないくらいの価格で売られるのは、
本当に破格としか言えない値段設定。
いつもこの値段ではないけど、
通常の価格設定でも安目の設定なので、
特売になったりすると信じられないような安さで売られる。
他、上士幌産の豚肉なども輸入豚肉並みに安いので、
ルピナで扱う地元産の肉のラインナップは驚異的。
単に安いだけじゃなく、質も極上なので。
さすがは農協と言うべきか。

ところで今度のクリスマスには、
ブッシュドノエルというケーキを作ろうかと考え中。
ルピナ、どんどん、ダイソーで材料を揃えた。
うまくいくと良いな。

Locomocoのスイーツ

晴れ後曇り

今朝は氷点下19℃まで冷え込んだ。
天気はずっと良いものの、1週間位寒くなりそうな予報。

今日はお気に入りの士幌のLocomocoネタを。
頻繁に行くほど余裕は無く、月に1回行ければ良い方だけど、
味も量も値段も雰囲気も大好き。
というわけでLocomocoのスイーツを載せてみようかなと。

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ミルクレープ400円。
クレープとクレープの間に塗られるクリームの層が厚く、
でもしつこくない。

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ガトーショコラ400円。
まるでチョコレートそのものを食べているかのような、
どっしりとしていて満足度が高い。

ケーキはいずれも単品で出てくるわけではなく、
ソースや生クリーム、さらには苺のアイスクリームまでついてくる。
しかもケーキが大きい。

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ケーキのお供はカプチーノ400円。
シナモンの香りがたっぷりで、これも量が凄い。

他にも色々スイーツメニューはあるけど、特にこれらがお気に入り。
というより他は知らない(苦笑)。
最初に頼んだこれらが美味しすぎて別のメニューが頼めなくて。
食事を取らなくてもスイーツだけで満足してしまうくらい量があるし、
ただ量が多いだけではなく、その味やセンスの良さは抜群で、
田舎にはなかなか無いタイプの店だと思う。
食事を取るなら、生地から手作りのピザorロコモコと、ワインですね。

ラムロース

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晴れ時々曇り

大学時代の友人、日高のOよりラムロース肉が届いた。
Oは日高で軽種馬と羊の牧場をやっていて、このラム肉もO牧場のもの。
ステーキかカツがお勧めだと言うので、近々美味しく頂こう。
わざわざありがとう。

書類作り

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晴れ後曇り

今日はひたすら事務仕事。
昨日の打ち合わせ内容を整理し、ワイナリー事業計画を作ってみた。
話した内容を文字で残す事で反芻出来るし、
計画書を作成することで具体的にどういう手順で形にしていくか、
夢から目標へと変換する事が可能となる。
かつてよく仕事で作っていた、
補助事業の申請のような意味の無い数字ではなく、
達成していくべき数字や事柄を盛り込んでいて、
どこかに出すものというよりは、
自分がどう動いていくかの目安になる。
この事業計画どおりにいけば、2018年にワイナリーを開設となり、
短期間でそこまで行くには、相当な努力が必要になるだろう。
ただこれは今借地である農地を来年取得するのが前提なので、
そこがうまくいかないと、1年単位で後ろにずれていく事となり、
いつまで経っても葡萄を植えられない事になってしまうけれど。
また、葡萄だけ植えられたとしても、
機械や資材を整えられなければ、
今年のように病気が蔓延して深刻なダメージを受けたりするので、
総合的に準備を進めていける体制を取らなければならない。

今まで農地の取得問題には散々苦労し、
を飼おうが、畑を作ろうが、葡萄を栽培しようが、
農業者として認めてもらえないばかりに農地の取得が許可されず、
結果として愛を連れて流浪してしまったので、
農地法と保守的な農業委員会は大嫌いだ。
町によっては、サラリーマンをやりながらの、
家庭菜園の延長上の兼業農家のような形でも農家として認め、
農地の取得に許可を出すところがある一方、
法律よりもそれぞれの農業委員会の考え方次第という側面が強く、
専業の大規模農家しか認めないというニュアンスのところも多い。
私は中標津時代、そして奥尻時代と、
サラリーマンをしていたとしても、
農業に従事していて農業従事者という解釈になるにも関わらず、
敷かれたレールに載っていない、
よそ者の農業者を認めようとはしてくれなかった。
奥尻の農業委員会ではまだ話題にあげてくれたものの、
中標津の農業委員会では事務局段階で弾かれてしまったし。
酪農以外を農業とは認めないと言い切り、
持参した営農計画書を受け取ってもくれなかった。
さすがに今回は法人なのでそういうトラブルは無いだろうけど、
の事を考えると、法人ではなくいつかは自分個人名義で、
最低5ヘクタール以上の広い土地を確保したいと思っている。
それが出来た地こそ自分が骨を埋めるところになるだろう。

将来のワイナリー設立に向けて

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晴れ時々曇り

将来的にワイナリー設立を目指すにあたって、
打ち合わせとアドバイスを頂くため、池田の十勝ワインへ。
実に丁寧に対応して下さり、施設も一通り見学させて頂くなど、
とても有意義だった。

お話を聞くと、池田町は葡萄栽培に手厚く、
新規に葡萄農家になると、10年間所得補償をしてくれるんだとか。
葡萄栽培は苗木を植えつけてから3年間は無収入なので、
行政のバックアップがある池田は非常に恵まれていると思う。
残念ながら私は上士幌でという事なので、
そういう池田町の葡萄事業の恩恵を受ける事は出来ない。
上士幌ではなく池田でやってくれればなぁというお話もあったけど、
私は去年秋に奥尻から引き揚げてきた際、
実は池田町に馬を連れて葡萄栽培農家として移住できないかと打診し、
空いている農地、山林・原野は無いと言われ、断念した経過がある。
その時はそんな葡萄事業についての説明も無かったし、
それを知っていれば意地でも池田でと考えたかもしれない。
もし池田に移住し、葡萄栽培を始めたとしたら、
葡萄だけでやっていけたなぁというのが率直なところだけど、
今こうして上士幌にいるという事は、
池田ではなく上士幌に縁があったという事で、
十勝ワインが40年かけて作出した、
山幸、清舞という2つの耐寒性葡萄品種を譲り受け、
この上士幌での葡萄栽培を軌道にのせ、
ワイナリー設立を現実にしたいと思う。

池田町の葡萄事業の恩恵は受けられなくても、
こうして十勝ワインというワイナリーが十勝管内にあり、
十勝でも栽培できる葡萄品種を作出してくれ、
さらにその品種を譲渡してくれるというだけでも、
すごい有り難い事だと思う。
新たな品種を作る事自体はそれほど年月をかけなくても可能だけど、
品質や特性に納得がいく品種となると話は別で、
莫大な数の新品種候補から何十年という年月をかけて選抜し、
試行錯誤を繰り返し、栽培方法、醸造方法を確立しなければならない。

ワインの世界ではテロワールという言葉があり、
地域性を表現したものであればこそ評価される。
それはその地で栽培された葡萄を使い、
その地でワインを造られなければならないんだけど、
さらに、その地に適したオリジナルの品種を作り出した十勝ワインこそ、
本当の意味でテロワールを大事にしたワイナリーだと思っている。
十勝の山幸と清舞、そして山梨の甲州を除くと、
メルロー、ピノノワール、シャルドネなど、
海外の品種を植えるワイナリーばかりで、
日本の、そしてそれぞれの地域の、
気候風土に合った品種を作り出す事をしているワイナリーはない。
それどころか、海外からワインや濃縮果汁や輸入し、
それを仕込んで国産ワインとしてやっているワイナリーも多い。

ただ十勝にいるから、
そして山幸や清舞という葡萄を植えているからというだけではなく、
私もハルさんも十勝ワインが好きだし、
私もハルさんも十勝ワインバイザーという事で、
十勝ワインと連携していけるようになったら嬉しいなと思っている。
お話ではやはり1人1ヘクタールの葡萄畑を管理するのが限界そうだし、
それ以上の面積を管理する事は、単に手が回らなくなるだけじゃなく、
葡萄の品質を大きく落とし、葡萄の木にも悪影響を及ぼす事になる。
なので夫婦2人で2ヘクタールが限界。
これも葡萄栽培だけなら構わないけど、
酪農もこれからスタートする事を考えると、
夫婦2人では到底管理できないので、
酪農を切り捨てない限り、人を雇用しなければならないだろうな。
いずれにしても極力小規模で個性のあるワイナリーにしたいので、
やはり想定していた通り、1ヘクタールあたり7.5トン、
2ヘクタールで15トンの葡萄収穫を目指そうと思う。
もちろん、1ヘクタール10トン以上の収穫する事は可能だけど、
それだと葡萄の品質が低下するので、
8トン以下になるように葡萄の房を落として収量制限するのだ。
ただ日本でワイナリーを設立しようとする際、
酒税法により、ワインは最低6トン醸造しなければ免許がもらえない。
6トンのワインを造るには10トンの葡萄が必要で、
凶作のリスクを考えると、
15トンの収穫を見込める葡萄畑が最低条件かなと考えている。
それで2ヘクタール15トン。
土地の問題等で来年はまた100本程度苗木を導入するのが限度だけど、
再来年の2013年以降、土地の目処がつけば、
毎年600本ずつの苗木定植をし、3年で1ヘクタール1800本、
その段階で具体的にワイナリー設立に向けて動き始め、
並行して葡萄苗木定植を進め、さらに3年をかけ、
6年がかりで、2018年の段階で合計2ヘクタール3600本となり、
それと同時にワイナリー開設に漕ぎ着けられればなと。
とまあ書くのは実に簡単な事だけど、
これを現実のものとするために、
葡萄栽培もワイン醸造も、自分なりに確立しなければならないし、
それは大変な作業となる事が容易に想像できる。
でも自分のポリシー、「やればできる」で形にしたいと思う。
頑張ろう。

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これは十勝ワインのアイスワイン用にまだ収穫していない葡萄畑。
収穫は数日後だそう。
キンキンに冷え込むまで収穫を伸ばすことで、
葡萄が凍り、水分が抜けて成分が凝縮し、
極上のアイスワインを仕込むことが出来る。
もちろん収穫量は、水分が抜ける分大きく落ちるし、
手間もかかるわけだけど、
これが出来るのは氷点下8℃を数日間連続で下回る事が必要で、
晴天率が高く、放射冷却のキツイ十勝だからこその強み。
富良野でも造られているものの安定的に造る事は出来ないという、
極寒で晴れる十勝の気候風土だからこそ出来るこだわりのワインで、
他の地域では真似できないそう。
十勝のアイスワインは飲んだ事がないので、
是非一度口にしてみたいと思う。

安納芋のパンとパイ

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晴れ時々曇り

安納芋をペーストにして、パンとパイにしてみた。
安納芋は甘みが強いので、砂糖無しでも十分甘くて美味しい。
去年は奥尻島にいた頃に栽培した、
紫、橙、黄の3品種のサツマイモで3色のパンを作ったなぁ。

サツマイモの栽培は上士幌に来てからもやったけど、
やっぱり奥尻島の方が出来が良かったなと。
奥尻島は温暖で冬が短い分、栽培期間を長くとれるのが大きい。
道東だと、霜の心配が無いのは6~9月の4ヶ月間しかないけど、
奥尻だと、5~10月と半年間もある。
2ヶ月間の違いは大きく、これによって育つ作物は大きく増えるし、
ビニールハウスが無くても色んなものが育つ。
道東の冬は美しくて好きだけど、
無霜期間がもう少し長かったらなぁと思わざるを得ない。

猫のロール乗り

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晴れ後曇り

恒例の人力による乾草運び。
乾草を転がしている時、猫が上で玉乗りのようにしている動画。
どうやら雪の上よりは脚が冷たくないのと、
人の傍にいたいという事でこうなっていると推察。
何の力にもならないけど、多少の癒しにはなってるし、
無関心な猫よりは可愛げがあるかな(苦笑)。

皆既月食

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晴れ時々曇り

昨晩遅く、11年ぶりに見られるという皆既月食を家から眺めていた。
刻々と月は地球の影に隠れていき、やがて全て覆われ赤銅色に。
普段はもうとっくに眠りについている時間だったので、
かなり眠い目をこすりながらだったけど、見れて良かった。

ところで中標津のMさんが結婚祝いを持参して下さった。
わざわざありがとうございました!

アイスキャンドル

晴れ時々曇り

ここ数日、早朝は氷点下15℃前後まで気温が下がっているので、
夜のうちからバケツに水を張れば、
素晴らしいアイスキャンドルが出来る。

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凍ったバケツをひっくり返して、お湯を掛けて氷を抜く。
氷の中のまだ凍ってない水を求めて猫が殺到。
猫が水を飲み終わった後、
その水を捨てるとアイスキャンドルの氷の器に。

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先日電飾したプンゲンストウヒの周りにアイスキャンドルを灯す。
やっぱりこれは綺麗だなぁ。
今バケツが2つあるので、毎朝2個ずつ氷の器を作っていけば、
1ヶ月もあれば結構見応えのある数が揃いそう。
ダイソーで蝋燭たくさん買っておかなきゃ。

ストーブ復旧

晴れ

今シーズン一番の寒さになった今朝は氷点下14℃。
真冬並みに冷え込み、ストーブが点かない事から、
家の中はまさに冷凍庫。
こんなときに限ってポータブルストーブも壊れ、
結局、コタツしかない状況だった。
ただ、防寒着を着てコタツに入っていれば、
吐く息は白く、手はかじかむものの、とりあえず体は冷えない。
う~ん、古い家だと色んな事が起こるものだなぁと。

昨日に続き今日も灯油配管の修理が続き、
なんとか午後にはストーブも復旧、良かった良かった。
でもまだ時々不完全燃焼を起こしているので、
根本的に改善するには、配管全てを新しくするしかなさそうで、
このままではそのうちまたストーブが点かなくなる恐れは残っている。

ただ、こういう非常時の事も考えると、
やっぱり電気も灯油も必要ない薪ストーブが欲しいと改めて思った。
中標津で建てたログハウスには薪ストーブを付けていて、
薪ストーブの良さは重々承知しているだけに、
もう灯油ストーブでは物足りない気もして。
薪ストーブは柔らかい暖かさがあるだけじゃなくて、
ガスや電気を使う事無く、
ストーブトップ、灰受け皿、さらには火室内に五徳を置くことで、
煮込みだけじゃなく、色んな料理も可能となり、
紙ごみは燃やせるし、灰も畑に還元できるし、良い事ずくめ。
もちろんボタン一つで点火するわけではないけど、
慣れればすぐに火は点けられるし、
良い薪ストーブを設置すれば、
夜に薪をくべれば朝まで火は残っているし、
煙突掃除も年に一度で済む事から、
そんなに手間もかからない。
来年、多少なりとも資金的に余裕が生まれるのであれば、
薪ストーブの導入を真剣に考えてみたいと思う。

ストーブが点かない!

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晴れ時々曇り

以前からしばしばFF式灯油ストーブがエラーで止まっていたんだけど、
ついに今朝は燃焼すらしない状態に。
これはさすがに寒すぎていられないので、
ホクレンスタンドで灯油ストーブの修理を扱う業者を訊いたところ、
市川自転車屋と酒井自転車屋という2件の自転車屋さんだとか。
自転車屋さんがストーブや配管の修理をするのかと、
ちょっと不思議に思いつつ、市川自転車屋に修理を依頼。

色々見てもらった結果、軒下の灯油配管に水が溜まって凍り、
灯油の供給が止まってしまっているらしい。
そこで何をどうするのかというと、ここで自転車屋さんの謎が解ける。

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なんと自転車のタイヤの空気入れを灯油配管に繋ぎ、
私がせっせと空気を送り込む事に。
タイヤの空気入れにこんな使い方があったとは。

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業者さんは床下に潜って、配管から詰まりが出てくるのを見ている。

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すると茶色いゴミ(サビ?)交じりの液体がガバッと出てくる。
恐らく、単に水が凍っているだけじゃなく、ゴミやサビも原因なんだろう。
であれば、冬になる前からしばしば止まっていたのも納得がいく。

腕がパンパンになるまで空気入れを圧縮していたんだけど、
それでも全ては解消せず。
結局今日は時間切れ、また明日来て下さる事になった。
ポータブルストーブはあれど、結局壊れて使えないし、
とりあえず今晩は氷点下10℃をコタツで凌ぐしかないようだ・・・。

ちなみにお風呂場の水道も凍って出ない。
解凍しても、日中ですら2、3時間でまた凍結してしまうので、
もう諦めてしまった。
これは隙間だらけのお風呂場をユニットバスにでもして改修し、
洗面所にでもストーブを設置しないと無理かも。
1月になってさらに寒くなれば、洗面所やトイレも凍ってしまう気がする。
色々悩みが尽きないものだなぁ・・・。
いっその事、中標津のログハウスのように薪ストーブを導入したい。

グリちゃん色々

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晴れ

我が家で生まれた子猫たちの内、
コムギ、ノワール、グリは基本的に家猫にしているんだけど、
全く外の世界を知らないのはダメだと思い、
時々外に連れ出して遊んでいる。
その中で今回はグリちゃんの様子を。

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この中にグリちゃんがいます。
さてどこにいるでしょう?

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正解はポーレの頭の上。
グリちゃんはに近づけても特に嫌がらず、
意外と肝が据わっているようで。
に乗っかっていると暖かいし、満足気でありました。

やまねこ工房さんと「なまら蝦夷」執筆協力

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晴れ時々曇り

6月の日記に書いた、上士幌の図書館で見つけた「僕たちの移住」、
そこから執筆者のやまねこ工房のMさんにメールを送ったのを機に、
Mさんが我が家に来られたわけだけど、
今度はこちらから、上士幌の萩が丘、やまねこ工房さんを訪れる事に。

本に書かれていた通り、コツコツと改修した古いキング式厩舎は、
何とも味わいのある素晴らしい住宅となっていて、感心した。
今のトタンの牛舎は全く味わいは無いけど、
こういう古い木造のマンサード屋根の厩舎は、
ただ朽ちさせるには本当に惜しく、
こうして新たな命が吹き込まれた姿を見られるのは嬉しい。

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その住宅となっている厩舎に増設する形で、
五右衛門風呂が作られていた。
お風呂に入って眺められる西側の絶景を楽しめる贅沢な造りで、
うちもこれは真似して造ってみようと自分の中で勝手に決意(笑)。

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Mさんは楽器も作られていて、
ユニークな形の手作り弦楽器が並んでいた。

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正面の階段を昇ってドアをくぐると客間になっていて、
180度グルッと周りの景色を楽しめるような作りに。
こういうセンスの良い手作りの家、そして作品を見ていると、
元々自分もものづくり大好き人間なので、
何か作りたくなるというか、創作意欲が湧いてくる。
色々と余裕が出来てくれば、やりたい事が出てきたな~。

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今回訪れたもう一つの目的は、
やまねこ工房さんが編集・出版している「なまら蝦夷」の、
奥尻の旅ガイド、移住にまつわるエッセイなど、
執筆して欲しいと頼まれたのもあって、
その打ち合わせも兼ねていたのだ。

徒歩野営旅をして気に入り、そして2年半住んだ奥尻
自分なりのお気に入りの場所を盛り込みたいと思うし、
少しでも奥尻の魅力を伝え、旅人に訪れてみてもらえたらと思う。
奥尻以外、根室管内も情報提供するつもり。
そしてを飼うために北海道へ移住し、
その後も愛と共に移住をしてきた経過を、
エッセイとしてまとめられたらと。
酪農が始まればどれだけ執筆時間が取れるか分からないけど、
今の時間もフル活用して、
原稿の締め切りである来年の1月と2月を目処に頑張ろう。
そしていつか、自分の本を執筆、出版してみたいと思う。

何気ない一コマ

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曇り後晴れ

降り積もった雪は水分が多かったので、
ハート型にくりぬいてポーレにプレゼント。
真冬のさらさらのパウダースノーだと出来ないので、
こういう事をしたり雪だるまを作れるのは、
初冬と初春のみかなぁ・・・。

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猫は小屋の草の上か、この木の上が好きらしい。

プンゲンストウヒに電飾

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雪後曇り

昨日から今日の昼頃にかけて雪が降り続き、10cm程度積もった。
どうやら気温が高く、雨交じりの雪も降ったため、
湿った重たい雪だったのはちょっと残念。
降った雪の量も大した事無かったし、拍子抜け。

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喜んでいるかは知らないけど、子猫達も雪の上を走り回る。
写真はゲンマイとチャーハン。
一回り大きい兄貴分のツクシやマメも同様。

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先日定植したプンゲンストウヒ・グラウカコンパクタに、
電飾をしてみた。
クリスマスツリーと呼ぶにはまだまだ苗木が小さすぎるけど、
冬らしくって良い良い。

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雪見露天風呂

曇り後雪

午後から天気が崩れ、明日に掛けてまとまった雪になるそう。
午前中やっていた作業も雪が降る頃には切り上げ、
雪見露天を楽しめるかなと、糠平へ日帰り入浴へ。

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起こされた畑は表土に虫が出てくるので、
それを狙って白鳥が寛いでいた。
灰色の白鳥は今年生まれた幼鳥。

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今回は、ぬかびら源泉郷の糠平館観光ホテルの日帰り入浴。
まだ雪が少ないけど、雪見露天風呂を満喫。
温泉露天風呂の醍醐味はやっぱり冬、
シンシンと降る雪の中、
雪がどっかり積もった景色を見ながら入るのが最高。
だから雪の降らない冬なんて絶対嫌だし、耐えられないかな。
四季折々の美しさは北国が一番、南国はつまらない。
そういう意味で、奥尻は北国と南国の良さを併せ持つ、
素晴らしいところだったなと改めて思う。
あの沖縄並みに美しく透明な海に潜れる夏、
なのにスキー場もあり、雪を楽しめる冬。
さらに温泉もあって、
日本の良さ、の良さがギュッと詰まっていたよなと。
上士幌奥尻のような海の魅力は無いけど、
湖と温泉と最上質の雪を楽しめる糠平があるのは素晴らしい。

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糠平からの帰り道、結構雪が降りしきる。
明日朝までは降る予報なので、根雪になるかな~。

全て人力で!

晴れ

今日も氷点下10℃を下回る冷え込み。
おかげでトラクターのバッテリーが上がり、
ついに使える重機が無くなった。
バッテリーを充電しようにも充電器は持って無いし、
ケーブルはあるけど、軽トラのバッテリーと繋いでも弱いだろうし、
結局、充電するのは諦めた。
ただ、明日から大荒れの天気になる予報だったので、
今日中に糞出しと乾草入れをしたかったので、
全て手作業でやる事に。

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まずは糞出し。
いつもはバケットでガーっと入って、
取りきれないものを平スコップやフォークで積むだけの作業だけど、
今日はトラクターの力も借りれないので、
スコップ&フォークと一輪車でせっせと運び出す。

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昼食も食べないまま約4時間後、ようやく糞堆肥を運び終えた。
大学術部時代の冬房上げを思い出すキツイ労働。

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続いて乾草運び。
もう人力で運ぶのはこれで最後かなと毎回思っているけど、
いつまで経っても人力のまま。
猫の手も借りたいとはこのことだけど、
猫は気ままにじゃれてくるばかりで、
邪魔こそすれ助けにはならない(苦笑)。

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いつも同じような写真。
人力でやるのは今度こそ今回が最後でありますように・・・。

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ちなみに糞出しと乾草入れをしている間、
レザンはパドックに、ポーレは草地に繋いで草を食べさす。
奥に見えるトラクターが起動不能のトラクター。
快晴で恨めしいくらい天気だけは良かった。
結局、一通り終える頃には太陽が傾き始め、すぐに夕方。
馬糞出しと乾草入れで一日が終わってしまった。
しかもヘロヘロ・・・。