
雨
今日は酪農実習の休みの日。
射撃場の営業日である木曜日を休日に設定して頂いたので、
毎週木曜日は用足しを含めて色々出来る事に。
実習とはいえ、ちゃんと給料を頂けるそうで、
その受け入れして下さっている酪農家さんから、
給料を振り込むための口座を農協に作って欲しいと言われたので、
早速、
上士幌農協に行き、個人の普通預金口座を作る。
1ヶ月働いて10万円少々ではあれど、
今は全く収入がなく、預貯金も10万円を切りそうな状況なので、
本当に有り難く、助かったという感じ。
まあ振込は来月なんだけど、それまで何とか乗り切らなくては。
ただ、猟銃所持にかかり、射撃教習や実包のお金、
そして猟銃や実包を入れるロッカーを買わねばならないし、
狩猟者登録をするにもお金がかかり、
全く余裕は無いというか、来月の給料日までもつのか微妙なところ・・・。
最悪、ロッカーを先延ばしにして凌ぐか。
ただそうなると、せっかく取った健康診断書の有効期限が切れるため、
猟銃所持の手続きの際、再度また病院に行かねばならなくなるかも。
田舎に暮らし、ある程度節約に努めていると、
月収10万円ちょっとであってもギリギリで何とかなるものだけど、
中標津のログハウス等の固定資産税やら、
自動車税、住民税、国民健康保険、国民年金、
車検、この猟銃所持にかかるお金、
そして引越しにかかったお金やそれに伴う諸経費など、
4月から想像以上に出費が多く、
多少なりとも頑張って貯めてきたお金も底をつきそうなのが実状。
余力があれば、ハーブの苗や生垣にする庭木を買いそろえたり、
家の補修、ペンキや漆喰塗りなどもしたいところだけど、今は無理。
葡萄畑も、畑としての体裁を整えるための道具、
病害虫防除のためのものも揃えなきゃならないけど、
まずは生活費を何とかしないと。
自分のところで酪農がスタートするまでは、
あらゆる事を棚上げしておかないと無理かもなぁ。
10万円では設備投資や環境整備にまわせるものが無い。
草刈りでさえ、ガソリンにオイル、そして替刃もいるし、
それこそ大鎌を振り回さなければダメかも。
重機の燃料がなくなれば、乾草も運べなくなってしまうので、
手で出来る作業は頑張って手でこなし、
極力重機も動かさないようにしなければ。
さて、猟銃所持に先立って、警察の身辺調査が無事終わり、
昨日、射撃教習を受けられる事になったと電話があった。
身辺調査の期間、長かったなぁ・・・。
親、友人・知人、近所の人への聞き取り調査、
過去の犯罪歴や仕事歴、精神病ではないかどうかなど、
あらゆる事を細々と調べられ、
どこか一つでも引っかかると、
いくら試験に合格していても、銃の所持は認められないわけだ。
帯広警察署へ行って「教習参加資格認定証」を受け取り、
あわせて「猟銃用火薬類等譲受許可申請」を行う。
その許可証はすぐに交付され、
それを持って沖鉄砲店へ行き、射撃教習を申し込んでおいた。
射撃教習は来週の木曜日。
これに合格すれば、いよいよ猟銃の所持許可申請に移れるわけだ。
猟銃自体は友人のハンターから譲ってもらえる事になっていて、
「譲渡承諾書」を貰わねばならない。
譲ってもらえる猟銃は、
散弾銃の中で鹿等の大きな動物の
狩猟に適したハーフライフルの予定。
ライフルに比べれば射程も短く、威力も弱いけれど、
散弾銃の中では良いらしい。
ライフルは散弾銃を持って10年の経験を積まないと持てない為、
本格的に大動物を
狩猟するには10年かかるという事かな。
さらに
十勝総合振興局へ行き、
先日合格通知の届いていた「第一種
狩猟免状」を貰う。
猟銃の所持許可を受けてもこれがなければ
狩猟は出来ないし、
逆に
狩猟免許を持っていても猟銃の所持許可が下りない事もある。
両方並行してクリアしないと、狩猟は不可能。
5月13日の猟銃等講習会の試験に合格し、警察の身辺調査をクリア、
そして7月3日の狩猟免許試験に合格した事で、
ようやくハンターになれる道にも目処がついてきた。
射撃教習などは何とかなるだろうし、
揃えるべきものを揃えて手続きすれば却下はされないはず。
あとは一番の不安の種、お金の目処をつけないとな(爆)。