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アスパラがぁ・・・

晴れ時々曇り

心配していた霜は下りなかったものの、風の涼しい一日だった。

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せっかく天気が良いし、そろそろ雑草が繁茂してきたので、
環境整備をにしてもらいつつ、青草を食べさせるため、
木や重機にロープを張って、レザンを繋ぎ放牧に出した。

ところでラベンダー畑にアスパラが出てきた。
耕し、マルチを張る際に、根を取りきれなかったらしい。

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畝間からニョキニョキ。

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畝からもニョキニョキ。

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さらによく見てみると、マルチが持ち上がっていたので、
これはアスパラの仕業だと思ってマルチをめくってみると、
当然のことながら、
グリーンアスパラではなくホワイトアスパラになっていた。
缶詰以外で久しぶりにホワイトアスパラを見たな(苦笑)。

まあこのままアスパラを繁茂させるわけにはいかないので、
根を掘り起こしてマルチを直しておく。

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その掘り起こしたアスパラを破棄するのはもったいないので、
庭の一角をハーブガーデンにするつもりでスコップで耕し、
植えつけておいた。
あ、アスパラガスは多年草だし、立派なハーブの一種なのです。
正式名称はオランダキジカクシといい、
毎年収穫するには、1株に4、5本のアスパラをそのまま残し、
人の背丈くらいの藪のように繁茂させて栄養を貯蔵させなきゃならない。

床掃除と棚設置

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曇り

朝、ようやくカッコウの鳴く声が聞こえた。
カッコウが鳴けば遅霜の心配がなくなり、
畑に苗を植えたりしても大丈夫という言い伝えがある。
ただ、今日は寒く、日中も10℃前後。
しかも明朝は冷え込みが厳しいらしく、
最低気温の予報が0℃・・・。
展葉し始めた葡萄に被害が及ばないかとても心配。

今日は小屋にしてある部屋の一角を具庫にしようと思って、
床にこびり付いていた糞やワラを削ぎとり、大掃除をしてから、
住宅で使われていた棚を運び込んで、薬や小さな具入れに。
今後、この対面の壁に、
鞍置きやハミかけなんかも作っていく予定。
ただ、あくまでが別の一画にいるので、
どうしても誇りっぽくなってしまうのが玉に傷かな・・・。

猫・猫・猫・猫・猫・猫・・・

曇り時々雨

中標津・別海での用足しを終え、お昼頃帰路につく。
猫の親子というお土産つき(笑)。

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遅めの昼食に立ち寄ったのは、
釧路に新たに出来た「伊予製麺」といううどん屋さん。
セルフの讃岐うどん屋なんだけど、
懐かしくてなかなか美味しいし、良心的な値段で大満足。
肉ゴボウうどん大盛りとお稲荷さんを食べた。
とりあえず伊予(愛媛)というのがなお良いな。

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さらに豊頃の市街、消防署の向かいにある「朝日堂」に寄る。
アメリカンドーナツという、
不思議なジャンルのものを作っているんだけど、
その中でカスタード94円が絶品。

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ちょうどこの時、何故か引き受ける事になった猫のお母さんが、
ダンボールの穴を広げ、顔を出していてびっくり(笑)。
もうちょっとで到着するからとなだめる。

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池田町の葡萄畑をチェックして帰宅。

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はっ・・・!ここはどこ?!

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我が家に来る事になった猫の親子。
子猫が全部で5匹、生まれてまだ1ヶ月も経っていないそう。
ここに来て幸せかどうかは知らないけど、
とりあえず馴染んで寛ぐようになったので、まあ良いのかな。
ただ、数が少々多すぎるので、
もし子猫が欲しいという方がいらっしゃるならご一報を~(爆)。
これから随時写真もアップしますし、
離乳する頃に改めて猫達は紹介しようかなと思ってます。
家族が一気に増えてしまったなぁ・・・(笑)。

中標津・別海へ

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晴れ時々曇り

用事があって1泊2日で中標津・別海へ。
懐かしの中標津のログハウス&牧場にも立ち寄り、
運ぶものの一部を車に積んでいく。

ここは知り合いの方にお貸ししているわけだけど、
その方の牽引用の運車が昔憧れていたもので、良いなぁと。
いつかこういうものにを積んで旅でもしたいものだ。
でもこれを買うには牽引免許を取らないと。

その方の飼うアラブの種雄ももうここで過ごしていて、
電牧をうまく使って放牧地を2面化して利用されていた。
がのんびり過ごしている風景を眺めるのはとても癒しになるなぁ。

ログハウスの前に植えてある千島桜もちょうど満開~。

ビニールハウス跡の片付け

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晴れ時々曇り

先日倒したビニールハウス、支えていた杭や板を外し、
タイヤショベルのフォークの上に載せて運び出した。
ここは改めて畑を作りなおさなきゃならないんだけど、
周りを囲むトタンの暴風壁がとっても目障りで。
すでに支柱の根元は腐って折れてしまっているし、
それをとりあえずまた別の杭を打って強引に支えているような状況。
トタンの壁自体、好きではないし、
手で押してみると杭がグラグラで、いずれにしても撤去かな。
どうせ暴風壁を作るなら、
生垣か、何か別のやり方で作りたい。
でも出来る事なら壁は作らないでいたいなとも思う。
この壁がなければ、葡萄畑や牧草地、山々が見え、
景色が良いんだよなぁ。

猟銃所持に係る講習会&試験

晴れ

音更にて猟銃所持に係る猟銃等講習会に参加。
猟銃所持は一度許可されれば3年おきの更新があり、
更新時には試験はないものの、
初めて猟銃を持とうとする場合は講習時間も長いし、
講習後に行われる試験に合格しなきゃならない。

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自宅を8:20に出発し、9時に音更に到着。
会場は福祉会館という寂れた建物で、
鈴蘭川と音更川との合流地点のすぐ傍にある。
受講者は21名、意外と若い人も多かったかな。

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午前中の2時間半の講義を終え、昼休み。
音更川の河川敷にはパークゴルフ場になっていて、
持ってきたおにぎりをここのベンチで食べる。
ちなみにこのパークゴルフ場の利用料は無料(募金制)。
パークゴルフはやっぱり無料じゃないとダメ(苦笑)。

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おにぎりを食べた後、13時前まで散策。
ちょうど鈴蘭川と音更川との三角地帯に東屋を発見。
ここでおにぎりを食べれば良かったなぁ。
天気も良くて気持ち良い。

13時からは午後の講義で15:30まで講義は続く。
6時間の講義を終え、15:30~16:30の1時間で試験。
4択問題が20問出され、表現的に微妙なものがいくつかあった。
合格基準点は70点。
1問5点なので14問正解すれば合格となるらしい。
事前に勉強してないと、ちょっと厳しいかなと思う。

17時前に合格発表と、合格者には修了証書が渡される。
私は95点で無事合格!
修了証明書を無事に貰うことが出来た。
満点狙ってたので、1問間違ったのが無念だけど、まあいいや。

教室を出ると銃砲店の方が待ち構えていて、カタログを手渡される。
ただ、猟銃所持への道はまだまだ長い。
手順としては、
①猟銃等講習会受講申込(公安委員会)
②猟銃等講習会受講
 講習修了証明書交付(有効期限3年)→→→→→今ココ
③教習資格認定申請(公安委員会)・・・身辺調査
④認定証交付(有効期限3ヶ月)
⑤猟銃用火薬類等譲受許可申請(公安委員会)
⑥猟銃用火薬類等譲受許可証交付
⑦譲受許可証等提示(火薬類販売店)
 猟銃用火薬等譲受
⑧射撃講習受講(射撃教習場)
 教習修了証明書交付(有効期限1年)
⑨猟銃譲渡等承諾書(譲渡者・鉄砲店)
⑩所持許可申請(公安委員会)
⑪所持許可証交付(有効期間3ヶ月)
⑫許可証提示(譲渡者・鉄砲店)
 猟銃譲受
⑬猟銃提示(公安委員会)
 猟銃確認(猟銃譲受から14日以内)
となる。

人も銃も欠格事由に該当していない事が最低条件となり、
筆記と実技と両方試験に合格しなければならない。
さらに言うと、猟銃所持と狩猟免許はまた別の免許となるため、
狩猟免許も並行して申請し、試験に合格する必要がある。
こちらは十勝振興局に申し込まなきゃならない。
これをしないと、猟銃所持していても狩猟が出来ず、
競技射撃しか出来ないことになる。
道程は長いけど、頑張ろう。

スモモの花?

曇り後晴れ

今年の5月はなかなか暖かくならない。
中旬以降、どうも天気も安定してないし、
気温もなかなか上がってこない気がするかな。

庭木や庭の手入れ、整理を始めた。
とりあえず不要なブロックを除去し、ムスカリを株分けし、
枯れてしまっている木や混み合っている木を整理するところから。
ユンボはなく、タイヤショベルなので、
どこまで出来るかなと思ったんだけど、
頑張ればそれなりには出来るかもしれない。
ただ、これも日数と根気の要る作業になりそうだ・・・。

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ちょっと遅くなったけどタランボの収穫。
後日天ぷらにでもする予定。

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これはスモモの花かな?
物置に「大石早生」と書かれたラベルが2枚捨てられていたので、
ここの並びの2本の木はそれなのかもしれない。
ただ、剪定もされていないようなので、
今年の秋以降、木の手入れと剪定をしないとなと思う。

鶏小屋の改修

曇り

今日は寒い一日。
前日の天気予報で霜注意報が出ていたので、
葡萄の苗木が遅霜にあたって新芽がやられるのではと、
ちょっと冷や冷やしていた。
幸い霜は下りなかったけど、朝の気温は3℃・・・。

日中は小屋を改修した。

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改修前のとりあえず仕切っている状態。

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余計なものを取り外し、改修。
蝶番と掛け金を付け、左側に出入り口も作った。
これでの脱走も無くなるし、出入りしやすくなるのはもちろん、
見た目的にすっきりしたかな。

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さらに小屋に入っていくドアも色々手直し。
まずドアの蝶番の位置が下過ぎるのとずれているのとで、
きちんと閉まらなかったのと、
ドアの下に穴があけられていて小動物が出入り出来る状態だった。

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キツネやイタチが小屋に入ってを殺されないよう、
あいている穴を焼肉の焼き網を打ち込んで塞ぐ。
そして蝶番を外し、新しい蝶番を付け、
ドアの取り付け位置を高めにして開閉をキチンと出来るようにした。

個人的に、適当なやっつけ仕事が嫌いなので、
そういう状態になっているのを見ると一掃したくなる。
農業もやっつけ仕事では決して良いものは出来ないし、
自分自身が気持ち良く仕事するためにも、
そして生活場に愛着を持つためにも、
環境を綺麗にしていくのって大事だと思うな~。

料理&カフェ「Locomoco」

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曇り

まだ2回しか利用した事が無いけど、
士幌にお気に入りの小さな洋食屋さんが出来た。
それは、食事&カフェの「Locomoko」(ロコモコ)さん。
ちょうど士幌農協のAコープの向かいにある。
ロコモコも、ピザも、パスタも、そしてデザートも、
とても手作りにこだわっている美味しいお店。
ゆっくりと過ごせるカフェとしても、
ちょっと特別なディナーを楽しめる洋食屋さんとしても、
お勧めできるかなぁと思う。

ちなみに我が家から士幌の市街へは、
シリクニ川沿いに抜けていく裏道を使えば11km、遠くない。
士幌市街までも6kmなので、
士幌に行くのも士幌に行くのも苦ではない距離で有り難い。

料理&カフェ「Locomoko」
住所:士幌町字士幌西2線160-11
電話番号:01564-5-5251
営業時間:11:00~23:00(ランチは15:00まで)
定休日:火曜日

葡萄の定植完了!

曇り後晴れ

早朝はまだ雨が降っていたものの、日中は何とか止んでくれた。

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今日はの乾草がなくなったので、小屋掃除とロール搬入。
タイヤショベルで小屋には入れるようにしたので、作業時間が短縮。
ちなみにこの糞堆肥はとても貴重なので、
今年の秋にでも葡萄畑に追肥として入れようと思う。

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小屋掃除と乾草ロールを搬入している間、
レザンは外に繋いで野草をモグモグ。
は笹、ヨモギ、タンポポ、なんかは大好物。
健康にも良く、繊維分豊富で整腸効果も高く、
こういった野草はハーブでもあるので、色んな効果がある。

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清舞の定植を完了し、水遣りと芽欠きを仕上げ、
無事、全ての葡萄の定植が完了した。
ただ、これから杭を打ったり、番線を張ったりした後、
誘引、除草、病害虫防除と、やるべき事は尽きない。

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上士幌ではちょうど桜が満開で見頃。
桜が咲くと、強く春を実感するな。
桜はやっぱり日本人の心なんだろう。

上士幌農協Aコープの個性的な品揃え



今日は一日雨。
畑作業も出来ず、農業資材の買出しや用足しに出た。

話は変われど、今日の日記ネタは上士幌農協Aコープ。
実に個性的で珍しいもの、地元のものを多く扱っていて、
小さいスーパーなのに素晴らしい。

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以前の日記にも書いた地元の和牛、
十勝ナイタイ和牛」、「かみしほろ和牛」の肉を扱うコーナー。
和牛ホルモン、ハンバーグ、ソーセージなどもある中で、
個人的には和牛の塩ホルモンが絶品で大好き。

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上士幌産の「くらかけ大豆」。
私のお気に入りの緑と黒のツートンカラーの大豆で、
馬の鞍を載せたような模様から鞍掛豆と呼ばれる。
私はもう5年以上前からこの鞍掛豆の栽培をしばしばやってきた。
この豆が上士幌特産になってる事は、想定外の驚きと喜びだった。

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その地元の鞍掛豆を使った上士幌産の豆腐。
独特の鞍掛豆の風味が強く出ているとても美味しい豆腐だった。
あと、鞍掛豆ではないけど、上士幌産大豆の納豆も。

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上士幌ではないけど、すぐ隣の士幌のポテトチップ。
とても美味しいポテトチップで、しかも安い、生産者還元ポテチ。
1箱12袋入っていて、1,103円、つまり1袋約92円。

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1袋辺りの値段としてはあまり感じないかもしれないけど、
この士幌のポテチは1袋90g入っている。
有名なカルビーのポテチは1袋60gしか入っていない。
つまり1袋あたりの量を考えると激安なのだ。

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そしてなぜか売っている「奥尻の水2リットル」。
私は奥尻に移住していた期間、
奥尻ワイン以外にこの奥尻の水の製造も手伝っていた。
だから何となく懐かしく、ついつい買ってしまったけど、
近隣の他の町村には一切見られないものを、
この上士幌農協が取り扱っている事に一番驚いた一品。
まさか上士幌で奥尻のものを見かけるなんて想像もしていなかった。

というわけで上士幌農協のAコープ「ルピナ」はお気に入り。
とても魅惑的な品揃えの素敵なスーパーだと個人的に思う。

葡萄の定植~3日目~

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曇り時々晴れ

清舞の定植作業が続く。
清舞は山幸に比べて華奢な感じがあって、芽も取れやすく、気を使う。
芽は大分膨らんできていて、もうすぐ葉が開きそう。
この葡萄の定植もあと一日で終わりそうだし、
なんとか、目標だった展葉前に終えられそうかな。

清舞定植開始&ポットに種蒔き

晴れ時々曇り

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朝からポットに土を入れ、以前水につけておいた種を撒く。
鞍掛け豆、快豆黒頭巾、青バタ大豆、えんれい大豆、
黒落花生、そしてかぼちゃ明姫。
プレートも刺して、家のサンルームに置いておいた。
畑をおこして準備できるまで、サンルームで育苗。

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庭も庭木がごちゃごちゃしていて整理しなきゃならないんだけど、
とりあえずムスカリがたくさん咲いていて、これは綺麗。

敷地内をウロウロしていると、
タランボとウドが丁度採り頃なのを発見。

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去年のヨモギの枯れ枝に紛れていて見つけ辛かったけど、
5本くらい、タランボの木が混ざっていた。
タランボはタラの木の新芽だけど、全て採ると木が弱ってしまう。

ウドは去年の枯れ枝を見つけると、その根元から出てくる。

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これが去年の枯れ枝。
若干のまだら模様をした太い枯れ枝が、
立ったまま、あるいは倒れている。

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そしてその枯れ枝の根元からウドの新芽が。
柔らかい白い部分を多く採りたければ、
芽の出る場所に土を盛っておき、採るときに掘って採れば良い。
ただし、本当の根元から根こそぎ採ると絶えてしまうので、
毎年採りたければほどほどに。

タランボは天ぷらに、ウドも天ぷら、あるいはきんぴらかなぁ。
ちょっと変わった山菜料理も開拓してみたいものだけど。
やり方次第でパスタやピザに使える・・・かな?

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葡萄の苗木定植は山幸を終えたので清舞に。
まだもう少しかかるかな。

ところで、葡萄の苗木を植えつけていると、
しんむら牧場に行こうとして迷った人が車を止めてやってきた。
ワイン用の葡萄だという事に気付いてくれたようで、
その方も清見を栽培しているとかで、
嬉しそうに池田の葡萄について語ってらした。
葡萄栽培も生き物と同じで育てる楽しみがあって良いよねと。
それは農業の楽しさの原点だよな、確かに。

他にも近くでを飼ってるというSさんという方がやってきて、
私の愛を見ていった。
色々お話を伺ってみると、
上士幌はもうあまりがいなくなっているとかで、
せいぜい5件10頭くらいのものなんだそう。
十勝が多いのは、予想通り足寄、陸別、本別とかになるようで、
上士幌はそれらの町に隣接しているから、
それなりに多いのかと思っていたから意外だったな。
でもやっぱりの世界は狭いので、
飼いはどこかで繋がり、独自のネットワークを持つ事から、
面白いものだよなぁと思う。
馬が取り持つ縁って、
私個人的には結構貴重なものになる事がしばしばあるので、
この上士幌でもそうなってくれると良いなと思う。

馬の衛生検査と取材

晴れ時々曇り

今日は良い天気で気温もグングン上昇、20℃を越え、
関係で忙しい一日だった。

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いままでトラクターしか出入りできなかった小屋、
出入り口のシャッターを強引に押し上げ、
タイヤショベルも出入りできるようにしてみた。
ついでにスコップで糞を通路中央に寄せ、糞をかき出しておく。

そうこうしている内に、予定より1時間も早く、
役場の担当の方、
十勝家畜保健衛生所と十勝NOSAIの獣医師の方々がやってきた。
やっていた作業を切り上げ、慌ててを繋留し直し、
ポーレは種畜検査にかかる衛生検査の採血を、
そしてレザンは伝染性貧血検査の採血をされる。
獣医師の方の手際も良く、馬達も全く動じる事無く採血は終了。
馬は人を見るので、
場合によって馬が身構えてバタバタする事があるんだけど、
そんな事もなく終わって良かった。

それはそうと奥尻でもそうだったんだけど、
予定時間をあまりに大幅に繰り上げられると、
準備が出来ていない事があって少々慌てる。
獣医師に見せる場合でも、お客さんが来る場合でも、
馬小屋を綺麗にし、馬の手入れもいつもより念入りにするのが、
一応のマナーかなと考えているので。
ただ今日はそんな事もあろうかと、
朝の馬の世話の際に必要書類を準備して馬小屋に置いておき、
馬の手入れや馬小屋掃除も2時間前にはやっておいたので良かった。

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かなり早く採血が終わったので、
ついでにレザンを外に連れ出し、青草をしばし食べさせてやる。
環境整備を兼ねて雑草を食べてもらえるので一石二鳥。
杭を打ってロープを張り、
そのロープにリングを通した上でそのリングに馬を繋いで、
ロープの距離だけ自由に馬が移動できるようにすれば、
ずっと見守らなくても良くなる。
そして雑草が無くなればまた別の場所に杭を打ちなおして、
遊牧民のように馬を雑草生い茂るところへ移動させていけば、
自然と雑草が減り、馬糞という堆肥を落としてもらえるわけで。
レザンはユウ君がかつてしてくれていた環境整備隊長を担って欲しい。

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さらについでにレザンの前肢の削蹄をしておいた。
センカンで大きくツメを切り、鉄ヤスリで滑らかに形を整える。
我が家は蹄鉄を打つことも無いし、
こうして年に数回削蹄をするだけで蹄は良好な状態に保たれる。
蹄鉄は本来不要なもの。
蹄鉄が不要な環境で馬を飼えば良いだけの事だと思っている。

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午後から「乗馬ライフ」という雑誌の、
「馬に魅せられた人」という特集で取材を受けた。
取材してくださった方は前々から私のブログを見て下さっている方で、
そういう意味で安心感があるし、有り難い事だと思っている。

馬は群れを成す草食動物という当たり前の事を理解していない人が多く、
乗馬クラブで厩舎の中で飼う事が良いと思っている人もいる。
一般的な乗馬クラブだと、
馬は独房に閉じ込められ、人に利用(騎乗)される時だけ外に出され、
終わったらまた独房に戻される。
人で言えば囚人のような生活を馬に強いているわけで、
自分がもしその馬の立場だったらと考えれば疑問を抱くはずなのに、
馬主さんも、クラブの会員さんも、
馬の価値観を考慮しようとはあまりしない。
あくまで人の価値観を押し付けて、馬本来の生態も無視し、
草はそこそこに濃厚飼料を多く与えて間接的に病気を誘発させ、
人が寒いからと必要も無いのに馬着を着せたり、
横になって眠ると汚れるからと眠らせないようにしてみたり、
それが馬が幸せだと、馬を愛していると、勘違いしている事もある。
私は馬に限らず、外敵の危険性が無い野生状態こそ理想であって、
経済動物として飼うなら話は別だけれども、そうではないのなら、
それに近づけていく努力をする事が飼い主の責務だとも思っている。
最低限、自由に遊べるくらいのスペースを常に与え、
草食動物なら草主体の飼料設計をするのは当たり前だろうと。
動物を飼う以上、その動物の生態を理解し、勉強すべきであって、
それをしようとしないで飼うから変な事になるわけで。
まあこれは馬に限った事ではないんだけど・・・。
これだけインターネットが普及した今、
調べようと、勉強しようと思えばいくらでも情報は手に入るんだけど、
自分からそういう事をしようとはあまりせず、
誰かから与えられる情報を自分なりに咀嚼しないまま受け入れてしまい、
間違った常識をもまかり通るようになってしまっているのかな。

そしていつもよく疑問に思うのは、
馬術という言葉が馬に騎乗する技術のみを指して使われるけど、
私は馬を飼う技術、馬と信頼関係を結ぶ技術、
あらゆる馬にかかる技術すべてが馬術だと思っている。
だから馬術家を名乗るなら、
馬を自ら飼い、生産・育成・調教をし、
馬術大会にも自家生産馬で出場する位の事はして欲しいなぁ。
素晴らしい血統で、よく調教された馬を買ってきて、
普段は乗馬クラブに預託して大会に出るだけなら誰だって出来るし、
それなりの結果を残せて当たり前だと思う。
馬に乗れても馬を飼えないなんて変。
馬が本当に好きなら自分で飼おうと思うだろうし、
自分の今の生活を変えてまで、田舎に移住してまで飼えないなら、
そこまでは馬は好きじゃないのでは?と私なら思う。
都合の良いところだけ馬を利用し、
生活の一部にする気まではないという人が圧倒的多数という現実からは、
日本では馬は伴侶動物としての位置付けにはなってなんだろうなと。
本気で馬を飼いたいと思い、行動するのであれば、
それはこの日本においてもそれほど非現実なものではないし、
金持ちでなくても、特殊な技能がなくても、やれば出来るわけで。

まあ取材ではこういった馬の事だけじゃなく、
田舎暮らしの事、あるいは農業の事など、
多岐にわたって何時間も話し合い、
ある意味で取材である事を忘れていた(苦笑)。
取材とはいえ、楽しいものだったなぁ・・・。

山幸の定植

曇り時々晴れ

いよいよ葡萄の定植を始める。
山幸と清舞の2品種あるけど、まずは山幸から。

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仮植してあった山幸の苗木を掘り起こし、
バケツの水につけて畑に持ってくる。

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穴の中心に支柱を刺しこむ穴をあけ、支柱を立てる。
苗木の新芽の数を制限するために芽欠きをした上で、
適当な高さにあわせて植えつけて、支柱にテープナーで固定し、
堆肥や苦土石灰を入れてある土を埋め戻していく。

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途中、にわか雨が降ってきたので、軒下で休憩していると、
シマリスがウロチョロしているのを発見。
意外と近くまで寄れて、しばし観察出来た。
牛舎を住処にしているのか、穴から牛舎に入っていったんだけど、
エゾリスはよくいてもシマリスを見ることがなかなか無いので、
ちょっと嬉しかったな。

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辺りが暗くなり始める頃、ようやく山幸の50本の定植を完了。
少しは葡萄畑らしくなってきたかな。
でも近いうちにこれに杭を打ち、番線を張って、
伸びてくる新梢を誘引していかなきゃならない。

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水タンクを軽トラに積んで、水を入れ、ホースを繋ぎ、
山幸の苗木を定植したところに水をやっておく。
これでようやく一段落。
清舞も今週中に定植完了出来るよう頑張ろう。

それにしても奥尻時代に頑張って揃えた葡萄栽培にかかる色んな道具、
こういう形で再び陽の目を見る事になるとは思ってもみなかったな。

葡萄畑の植え付け準備完了!

曇り時々晴れ

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朝、いつものとおり鶏の世話をしていると、
1羽だけいるアローカナがカゴに入っていた。
おや?っと思って覗き込んで見ると、卵を産んでいた。
鶏は環境の変化に慣れるまでストレスで卵を産まないため、
ようやく落ち着いてきたらしい。
写真では分かりづらいけど、アローカナの卵は水色の卵。

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明日、大豆各種をポットに植えようと思い、水に浸しておく。
今年撒くのは、黒大豆の黒頭巾、黒と緑のツートンカラーの鞍掛豆、
緑の青バタ大豆、黄のえんれい大豆の4種類。
それに黒落花生とカボチャの明姫を追加しておいた。

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長々と穴を掘り続け、堆肥を運び、苦土石灰を入れて、
1週間強かかって100個の植え穴の準備が出来た。
あ~大変だった・・・。
いよいよ明日から葡萄の苗木を定植していく予定です!

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まだ日暮れまで少し時間があったので、
朽ちかけていたビニールハウスの骨組みをばらしてみた。
地中に埋まっていた杭を掘り起こしたり、ワイヤーを外したり、
見た目以上に大変だった。
ここも雑草を抜き、耕して畑に戻そうと思う。
今年は大豆やテーブルビート、ニンジンにほうれん草、
ズッキーニとかぼちゃ、落花生などを植えようかな。

大野農園&真鍋庭園

曇り後晴れ

朝、NHKのバラ栽培のテレビ番組を見ていて、
ふと、バラの苗を買いに行きたくなった。
葡萄の灰色カビ病やうどんこ病の指標になってくれるという事で、
バラは葡萄畑の畝の両端にしばしば植えられている。
その定説がどこまで正しいかは別として、
葡萄とバラとは景観上においても切っても切り離せないらしい。
ちなみに、ローズヒップと呼ばれるバラの実は、
原種に近いバラにしか付かない。
それは西洋ではドッグローズ、東洋でははまなすであり、
それぞれ、ロサ・カニナ、ロサ・ルゴサという学名になる。
日本人は変に横文字を意識するところがあって、
はまなすの実がローズヒップである事が知られてないし、
はまなすがバラの原種である事を知らず、
ドッグローズだのローズヒップだのと西洋のものを珍重する。
個人的にははまなすを大事にしたいので、
はまなす系(ロサ・ルゴサ系)のバラを少しずつ集めている。

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まずは音更の大野農園へ。
ここは知らなかったんだけど、かなり大規模なバラ園。
もともと酪農家だったようで、堆肥場で育苗していた(苦笑)。
500種類にもおよぶバラの苗木を生産していて、
カタログや通販ホームページもとても充実していて凄い。
ここでははまなす系の「ロズレ・ド・レイ」を買ってみた。
これもはまなす系なので夏には実が付くはず。
今後も利用する事もあるだろうし、割引もしてくれるので、
会員登録しておいた。

大野農園
http://www.oono-roses.com/


続いて帯広の真鍋庭園へと向かう。
真鍋庭園は日本初のコニファーガーデンで、日本一の面積を誇り、
北ヨーロッパ、カナダなどから輸入された、
北方系外来樹種が何百種もあって、生産、育種、販売している。
このコニファーガーデンの美しさは秀逸で、
私は帯畜大時代から時々癒しを求めて訪れていた。
昔はほとんど人もこないところだったんだけど、
何年ぶりかに訪れた真鍋庭園はそれなりに賑わっていて嬉しい。
コニファーではない、はまなすや白樺や楓なんかも扱っていて、
かなりマニアックな品種を揃えている。
せっかく来たのだから、売り場だけじゃなく、ガーデンを散策。

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ガーデンの入口をくぐると、まずは日本庭園がある。
ちょうど桜が咲いている時期で、ハスの花と共に綺麗。
池には鯉が泳いでいる。
ちなみに明治時代に当時の皇太子様が北海道行啓を行うため、
帯広の中心地に建築された御在所である「真正閣」が移築され、
その一部を「翠松庵」という茶室として改修されている。

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日本庭園を抜けると、コニファーを主体としたヨーロッパガーデンへ。
コニファー(針葉樹)を使って庭造りできるのは北国の魅力、
せっかくこうして北海道に住んでいるんだから、
こういうコニファーガーデンをいつか造りたいと思う。

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銀青色で有名なプンゲンストウヒ「ホプシー」や「コスター」よりも、
葉の質や形状、育てやすさや樹形などから、
銀青色のアルプスモミ「コンパクタ」をシンボルツリーにしたいな。
あと、黄金色のニオイヒバ「ゴールデングローブ」を生垣にしたい。

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ヨーロッパガーデンの最後には見晴台があって、周りを見渡せる。
見晴台を後にし、ヨーロッパガーデンを抜けると、ニジマスの池が。
綺麗な水にはニジマスが泳いでいて、釣りをしたくなる(笑)。

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その池の上流には8mの滝があって、休憩所から眺められる。

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シャクナゲの群落を抜けると風景式庭園に入り、
ストローブ松の森、はまなすの丘、S字の滝があり、
最後にドワーフガーデンへ。
その名の通り、矮小コニファーを主としたガーデンで、
これはこれで素敵だなと思う。

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ガーデンの出口付近にあった水溜りで水浴びする野鳥。
近付いても逃げないで水浴びしていた。

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ガーデンを出た後、ガーデンセンターで苗木を見て、
薄桃色の八重大輪を咲かせるはまなす「スノーペイブメント」を購入。
カタログを頂き、会員登録をしておいた。
ちなみにこのガーデンセンターに隣接して、
「ブルースプルース」というカフェテラスもあり、
ガーデンに入らなくても十分楽しめる。

この真鍋庭園のガーデンを一通り歩くと約1時間かかり、
面積は8ヘクタール(24,000坪)もの広大なところ。
初代は四国出身の入植者で、明治29年に移住。
2代目が日本庭園と風景式庭園を造り、
3代目が輸入樹木を使って西洋風庭園の基礎を築き上げたとか。
現在は4代目となり、樹木の生産販売と、
北海道で唯一の見本園として認定された庭園を運営している。
今となっては各地に色んな庭園は出来ているけど、
これだけの規模で運営される歴史ある庭園はなかなかないと思う。
とても素敵なところなので、是非訪れて欲しいところの一つかな。

真鍋庭園
http://www.manabegarden.jp/


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帰路は音更の家畜改良センター十勝牧場の敷地を縦断する、
西9線を突っ切って上士幌へ。
この道路はあまり知られていなくて車が通る事もまず無いし、
真っ直ぐ伸びる道路をひた走るのは気持ちが良い。

時間があれば十勝牧場の中へ入り、
展望台やパンケチン公園、そして放牧されている輓を見るのもお勧め。
十勝牧場は今は独立行政法人だけど、もともと農林水産省直轄牧場で、
敷地は4,100ヘクタール(12,300,000坪:東京ドーム1000個分)、
ペルシュロンやブルトンといった重種(輓)を主とし、
その他、羊や和牛、乳牛の改良増殖、
種雄の貸付や繁殖雌の譲渡なんかも行っています。

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帰宅後は相変わらず葡萄畑の穴掘り、堆肥運び、苦土石灰入れ。
そして買ってきたはまなす、ハーブの植え替えなど。
今日は天気予報に反して晴れてくれて良かったな。

苦土石灰入れ

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曇り一時雨

葡萄はややアルカリの土壌を好むので、
土壌改良にあたって石灰やカキ殻はかなり有用。
さらに葡萄は苦土(マグネシウム)と石灰(カルシウム)を、
他の作物より多く必要とするため、
この苦土石灰というものは葡萄栽培には欠かせないと、
個人的には考えている。
というわけで、葡萄の植え付け穴一つにつき200gを入れ、
堆肥と共に土と混ぜ合わせておく。
さらに除草の後、最後の4列目の穴掘りを開始。
来週には葡萄を植えつけられるかな。

猟銃所持講習会&試験申し込み



今日は一日天気が悪いので、帯広へ用足しに出る事に。
ちょうど猟銃所持講習会の申し込み締め切りが近付いていたので、
良いタイミングかなと。

まず帯広警察署で免許証の住所変更をし、そのまま2階の生活安全課へ。
猟銃所持の講習会と試験が今月26日に音更であるそうで、
参加できるかどうか確認をしてくれ、申し込みを済ませた。
写真を撮ったり、収入証紙を6,800円分買ったり、申請書を書いたり、
待ち時間を含め、なんだかんだと1時間以上も手続きにかかる。
ついでに狩猟免許についても訊いてみたところ、
猟銃所持と狩猟は、管轄が警察と振興局とで違うという事で、
その足で十勝総合振興局へも行って訊いてみる事に。

十勝総合振興局(元、十勝支庁)は帯広警察署の近くで、すぐに到着。
案内所で狩猟免許の関係はどこかと尋ねると、
3階の環境生活課というところだそう。
担当の方にお話を伺ったところ、
狩猟免許は必ずしも猟銃所持許可が無くても可能だそうで、
その場合、医師の健康診断書を提出して申し込みをすれば良いとか。
猟銃所持の試験に合格したとしても、許可証が間に合うか微妙なので、
おそらく健康診断を受けた上で申し込みをする事になりそう。
直近の試験日は、7月3日に帯広市であるので、それを受けようと思う。
申し込みにかかるお金は、収入証紙で5,200円、
猟銃所持とあわせれば、合計で12,000円かかる事に。

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ちなみに十勝総合振興局のロビーには、十勝の豆が展示されていた。
その中で、個人的に昔から好きで栽培したりもしているのは、
鞍掛け豆という緑と黒のツートンカラーの大豆。
ただ、もう何年も前に栽培したんだけど、
中標津では気候が合わなかったか、植え付け時期を間違えたか、
結局、茂るのは茂ったものの、収穫はほとんど無かった。
上士幌では鞍掛け豆の栽培も盛んにされているみたいで、
上士幌農協のAコープには、
ちょっと黒みがかった鞍掛け豆で作られた豆腐が売られていて、
それがとても美味しかったりする。

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ちょうどお昼になったので昼食を食べたあと、
「あいフード」という業務用食材を売ってるお店でちょっと買い物。
ただ、函館の「大槻食材」ほどの品揃えがないのが残念。

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そのまま南下して我が母校、帯広畜産大学の大学生協へ。
畜大牛乳などを買う。
懐かしい。

稲田のホーマックで農業資材を色々購入。
葡萄栽培用の農竹を100本、苦土石灰を40kg、
その他、メジャー、虫除け、馬糞集め用に十能とちりとりなど。

用足しを一通り終える頃にはもう夕方に。
帰路の途中、音更のauショップで住所変更と、
プロバイダauone-netとのまとめて請求の手続きを。
ところが、込み合っていたのと、担当者が全く要領を得ず、
1時間以上も時間がかかってしまった。
もう少ししっかりして欲しいなぁ・・・。

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猟銃所持の講習会と試験の申し込みをした際にもらったテキスト。
試験日が今月26日なので、空き時間を見つけて勉強していかないと。

ラベンダー定植完了

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晴れ後曇り

届いたラベンダーが多かったせいで、もう1畝起こし、マルチを張る。
そこに残っていた16本のラベンダーのうち、14本を定植し、
さらに残った2本は鉢植えにした。
これで畑には全部で8畝、112本のラベンダーを定植。

午後からは葡萄畑の苗木定植用の穴掘り。
3列目の穴を掘り終わり、堆肥も運び、もうヘトヘト。

ラベンダー定植とタイヤ交換

晴れ時々曇り

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昨日、ファーム富田からラベンダー「おかむらさき」が届いたので、
朝からそのラベンダーを牛舎前のスペースに植えつけていく。
苗間隔は70cm、畝間隔は80cmで、畝は7本用意していたものの、
100本の苗を注文したらおまけが結構多くて、114本入っていた。
おかげでもう1畝分植えつけられる本数があったので、
明日にでももう1本畝を作って植えつける予定。

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夕方は自分の軽トラのタイヤ交換。
冬タイヤから夏タイヤに変えるだけで、
1時間もかからない作業なんだけど、
作業の優先順位が低くてついつい先延ばしになっていた。
もうさすがに平野部は雪は降らないだろうし、大丈夫だろう。

今日はガスの設置が完了し、さらに電話&インターネットが開通。
引越しから今までの日記の写真もデジカメのものと差し替えました。

役場と農協

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曇り

今日は上士幌町の役場で転入手続きを完了。
住民票を移し、晴れて上士幌町民となりました。
その役場の農林課や農業委員会、そして農協へも挨拶周りをし、
いよいよだと身が引き締まる思い。
頑張らなきゃ。

夕方はバタバタして、
テレビアンテナの修理と灯油配送をしてもらった。
地デジが見れるようになり、改めて映りが綺麗だなぁと感動。

重機で色々

晴れ時々曇り

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昨日に引き続き、葡萄畑の穴掘りと堆肥運び。
ようやく2列目終了、さすがに腰が痛い・・・。

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夕方に馬達に乾草ロールを与えるのと、馬小屋掃除のため、
タイヤショベルとトラクターに挑戦。
タイヤショベルのバゲットをフォークに付け替えるのに、
少々戸惑ったものの、草を運ぶのはそれなりに出来た。
苦労したのはトラクターで馬小屋に入って、
馬糞を引き出してくる作業と乾草ロールを奥に押し込む作業。
何せ馬小屋の幅とトラクターの幅がギリギリで、
数センチしか余裕がない。
初めて大型トラクターを動かす身には少々難解で、
何度か切り返しを繰り返し、ちょっと手こずったかな。
それでも前にやっているところを見ていたおかげで、
記憶を辿りながらでも見よう見まねで無事出来て良かった・・・。

ちなみに今日は連休明けの月曜日だったせいか、
色んな人が来てちょっとバタバタしていた。
設備屋さんがまずやってきて水道をいじってくれ、
屋根から外れてぶら下がった状態になっている、
テレビアンテナの件を相談したら、
電気屋さんを紹介してくれて駆けつけてくれ、
それから役場や農協の方々も来たりして。

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ちなみにうちの近くにはナイタイ高原があって、
日本一広大な町営牧場になっている。
陽が傾きかけた夕方、喉がカラカラで甘いものが欲しくなり、
ソフトクリームを食べに行ってみた。
何年も十勝にはいたんだけど、
実はナイタイ高原に来るのは初めてだったりする。
景色は雄大でうちも麓に見えるのにビックリ。
雪が残っていたし、牧草も青くなっていなくて、
標高が高いだけあってまだ寒かったけど、近いしまた来ようと思う。

葡萄苗木の植え付け穴掘り

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曇り時々晴れ

風は強かったものの、天気はまずまず。
今日から葡萄苗木を植え付けるための穴を、スコップで掘り始めた。
穴の直径は60センチ、深さは30センチ、
もちろん後々のために雑草の根は丁寧に取り除いておく。
一日がかりでとりあえず1列分、25個の穴を掘り終え、
牛糞堆肥も運び終えた。
牛糞は馬糞と違って熟成しづらく、
ここに山のように残されている3年前の牛糞ですらまだほとんど生。
攪拌したり空気を入れたりしないと、
牛糞はちっとも完熟堆肥にならないようで、
この牛糞の山も表面しか完熟していない。
昨日タイヤショベルで牛糞堆肥を葡萄畑に運んできてはみたものの、
ほとんど生で使い物にならない事から、
スコップで牛糞の山の完熟部分のみを削ぎ取って、
一輪車で運んでくる事にした。
結局何から何まで手作業で、時間と手間と労力がかかるけど、頑張ろう。
この穴掘りと堆肥運びもあと3列ある。

畝立て&マルチ張り

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曇り時々雨

昨日に引き続き、牛舎前の畑をスコップで起こし、
畝立てとマルチ張りを。
途中から霧雨の降る中、本降りになる前にと思って、
昼食も取らずに夕方までぶっ通しで仕上げた。
ハルさんにも手伝ってもらって感謝感謝。
もうヘトヘトだけど、とりあえずやりきったことに満足。
ちなみに畑の準備が出来たのに合わせ、ファーム富田に、
定植用ラベンダーの「おかむらさき」を100本導入すべく電話すると、
締め切りギリギリだったものの予約出来た。
大体、果樹にしろハーブにしろ、
苗の配布は今時期にしかしてくれないため、
このタイミングを逃すと1年待たなきゃならなくなってしまう。
今年はこんなバタバタな状況の中、
葡萄とラベンダーを導入出来て良かったな。

夕方、タイヤショベルを初めて動かしてみた。
意外と動かせるものだけど、慣れるにはしばらくかかりそう。
重機って凄い。

牛舎前の畑

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晴れ時々曇り

今日は天気も良かったのもあって、
朝から晩まで牛舎前の畑をスコップで起こしていた。
ここは、自分の中ではラベンダーの苗を100本取り寄せ、
植え付けようかなと思っているのだ。
ヨモギなどの雑草の根を取り除き、生えていた木も掘り起こし、
スコップ一本で土を掘っては反転してほぐしていく。
とりあえずある程度は終えたので、
明日は残りの耕耘をし、畝立てして黒マルチを張ろうと思う。
荒れた畑を耕すのはかなり大変で、腕も足腰もボロボロに。

あまりに疲れ果てたので、
夜に25キロ先の糠平源泉郷へ行って、中村屋で日帰り入浴をした。
この話はまた後日にするけど、ここは温泉だけじゃなく、
エスプレッソ飲み放題、士幌のポテトチップ食べ放題と、
とてもサービスの良いところ。
日帰り入浴料の500円だけでこんなに色々付いていて、
本も沢山あったり火鉢があったりと、
癒やしに溢れている素敵なところだった。

葡萄の位置決め

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曇り

今日は一日かけて、葡萄の苗木の植え位置と、杭の位置を定めるため、
設計図を書いてから、位置決めを行った。
方位磁針を使いつつ、平行を取ったりしながらロープを張って、
苗木は1.5m間隔で、支柱からは1m離れるよう、
ラッカースプレーで地面に色を付けていく。
杭の位置にはピンク色、苗木の位置にはアイボリー色に。
ちなみに杭は苗木5本で1スパンに、
1列に5スパン苗木にして25本の設定。
つまり清舞と山幸が2列ずつになる。
さて明日以降、穴を掘って、堆肥や苦土石灰を入れていく予定。

雪見バーベキュー

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朝起きたら雪。
なんとまあ寒い事か・・・。

今日は日中、Sさん夫婦とハルさんとでバーベキュー。
天気が天気だけに、
屋根と壁のある牛舎のオープンスペースを利用して、
雪見バーベキューになった。
事前にAコープ上士幌店で買っておいた、
和牛ホルモン、和牛ソーセージ、牛サガリを中心に、
頂いた鹿のローストとアイヌネギも美味しくて大満足。
今年はバタバタしていてアイヌネギを採りに行けてないので、
とても嬉しい。
雪のせいで見えるはずのナイタイ高原や山々が見えなかったけど、
雪を見ながらのバーベキューはなかなか出来ないかな。

他、全く知らない方が噂を聞きつけて馬を見にきたり、
何だかんだと毎日来客が絶えない今日この頃。

コンサートとニラ移植

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晴れ時々曇り

昨日、YさんとNさんに誘われたコンサートがすぐ近くの会館であって、
お昼の時間帯に顔を出してきた。
久しぶりに生音、生歌を聴いて、
かつて中標津の牧舎でやっていた、
「夜音」などのコンサートを思い出したな。
その後、植わっていたニラをスコップで掘り起こし、
一輪車に載せて移植しようと作業していたら、
ご近所になるSさん夫婦が、
そしてその30分後くらいにYさんと釧路のAさんが顔を出して下さり、
うちの愛馬とご対面。
まだまだ引っ越して間もない状況にも関わらず、
色んな縁が生まれて足を運んで下さる方がいるなんて、
素晴らしいなぁとしみじみ。

農具の整理と扉開通

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雨後曇り

相変わらず天気が悪い。
午前中は、車庫に運び出した、
前の人が残していった不要な家具や家電そしてゴミと、
自分が運んできた農具や馬具とを、
混同して間違われないように整理した。
1枚目の写真が私の農具や馬具で、2枚目の写真が廃棄するゴミ。

その後、家の中の片付けをしていたところ、突然の来訪者が。
釧路のAさんの紹介で、上士幌のYさんと足寄のNさんが見えられた。
皆さんとはもちろん初対面なんだけど、
何だか面白そうな事をしている個性的な方ばかりで、
色んな縁がこれからも生まれそうな気配。
しかもYさんは愛媛の岩城島出身だとかで、
私が岩城島でお世話になったMさんの事もご存知でとてもビックリ!
ちなみに明日、上士幌でコンサートを企画してるとかで、
行けるかどうか分からないけど、誘って頂いたのだった。

夕方、上士幌農協の資材店舗に鶏の餌を買いに行って、
戻ってきてからは馬小屋にしている奥の開かずの扉をこじ開けてみた。
鉄の扉が腐食して変形し、引っかかって開かなかったのを、
剣先を突っ込んでテコの原理で強引に。
これでポーレは中と外とを行き来出来るようになり、
悪天候時に退避できる場所が出来たのと、
草を中のレザンとの仕切りの間に置くことで、
2頭が1つのロールを共に食べれて、
草を踏みしだいて無駄になる部分も減るかなと。
今後パドックを拡大して2つに区切れるようになれば、
レザンも外に出られるように出来るかなぁと、ちょっとした目標設定。