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鶏の伊藤

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晴れ時々曇り

今日も別海から上士幌へ移動。
今回は少し買い物がしたくて釧路ルートから十勝へ。
ホーマックで棚や農業資材を買った後、
14時頃に遅めの昼食を取るため帯広の「鶏の伊藤」へ。
ここは帯広畜産大の馬術部時代、伝統的に利用されるお店だった。
大学のシンボルが柏の木で、
馬の名前も全て柏という字が入っているんだけど、
馬術の大会前などに、
柏勝つという意味を込めてチキンカツを食べていたわけで。
当時の床が傾いた古い建物からは移転していたけど、
味は変わってなかった。
鶏カツ定食の特大を注文して、半分食べて半分は持ち帰り。
ここは残した人のために、
自由に容器に詰めて帰れるように配慮されていて有り難い。

上士幌に戻って愛馬が変わらずいる事に安堵。
馬と鶏の世話をするともう夕方。
とここで、Tさんという突然の来客があってビックリ。
一通り場内を案内して、家の中でしばし雑談。
お互い近況報告をし、
2時間後、Tさんはバイクに跨って颯爽と戻っていかれた。
明日は富良野方面をツーリングして中標津に戻るそうだけど、
明日の天気予報は雨。
どうかお気をつけて~。

愛馬&鶏の輸送(中標津→上士幌)

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晴れ一時雨

愛馬のポーレとレザン、そして6羽の鶏を家畜車で上士幌へ輸送。
ポーレもレザンもすんなり家畜車に乗ってくれて、
成長したなぁとしみじみ。
お昼前には無事到着したんだけど、
一緒に積んであったダイニングセットが、
ポーレに蹴られたか踏まれたらしく、崩壊。
とりあえず昔の育成舎とパドックの掃除をして、
パドックにポーレを、舎内にレザンを入れることが出来た。
まだ放牧させてあげられる土地がないから少し可哀想だけど、
いつかは広々としたところで飼ってあげるからね。
ちなみに鶏も無事一室を確保して、
まずは愛馬と鶏の輸送が無事終わった。

今日も上士幌から200キロ移動して別海へ戻り、到着は22時。
ここ数日、片道の時は200キロ、往復の時は400キロ、
毎日のように車で移動している。
400キロというと、東京~京都間位の距離だったかな。
今更だけど北海道は大きく、距離感覚が内地とは全く違う。
さあ寝よう・・・。

ワイン用葡萄の配布と仮植

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雨後晴れ

池田町の十勝ワインさんによる葡萄の苗木の配布を受け、
山幸50本と清舞50本を導入した。
他にも配布希望者が沢山いて、雨の中行列をなしていて、
私は1時間前に行ったにも関わらず、すでに5、6人ほど並んでいたし、
配布時間になると数十人が殺到。
ただ、事前に何度か電話で栽培係の方に相談にのってもらっていたので、
実際に配布を受けるときはスムーズに話が通り、
いくつか気になっていた質問を出来たし、良かったかな。
想定外だったのは、配布を受けた本数がダントツで多かったので、
北海道新聞さんの取材対応をする事になった点かな(苦笑)。

ついでにワイン城でお土産を物色していると、
釧路のAさんに声をかけられた。
Aさんは私が奥尻で苦境に陥った時から色々と励ましのメールを下さり、
いつかお会い出来ればと考えていたので、
タイミング良くお会い出来て良かった。
Aさんも自然を愛する、活動的な方で、今後も交流していけたらと思う。

今までは単線だった人との出会いが、
複線あるいは輪となり始めている気がするし、
サラリーマンだったから出来なかった事も沢山あるから、
今まで築き上げてきた人脈や仲間がいかに貴重な財産であるか、
強く感じるようになったな。
商売抜きでホームステイや乗馬を受け入れてきたからこそ、
来てくださった方がお客さんじゃなく仲間となってくれた部分もあるし、
馬がいたから、そしてブログ(日記)を10年以上つけてきたから、
色んな人との出会いが生まれるようになったかな。
そもそもはお遍路さんを受け入れるような感覚で、
見ず知らずの人でも拒まず受け入れてきただけだったんだけど。
ハルさんにしろ、ご近所さんになったMさんにしろ、
力を貸してくれるというのは心強く、
とてつもなく有り難く、ただただ感謝。

ところで配布を受けた葡萄の苗木は根が剥き出しで、
長く保管が出来ない状態だったので、早速、上士幌に持ち帰って仮植を。
根が隠れるくらい穴を掘って斜めに植え、
ゴミ山から絨毯を引っ張り出してきて適当な大きさに切って、
夜は被せておく。
絨毯を夜に被せるのは、新芽が霜にやられないようにするためで、
霜の心配がなくなる5月中旬までは必要かなと。
ただ被せっぱなしは良くないので、あくまで夜だけ被せるようにして、
水を切らさないように管理しなきゃならない。
いずれにしても定植は5月中~下旬が無難かなと思うし、
何より準備が間に合わないからちょうど良いかもと(苦笑)。

さて明日は愛馬と鶏を中標津から上士幌へ連れてくる予定で、
これから中標津、別海へ向かいます。
鶏を捕まえるのは鳥目なので夜がやりやすいわけで。
まあ到着は夜遅くなっちゃいますが、安全運転で。

上士幌住宅に荷物搬入

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曇り

朝6時過ぎに出発して、
十勝の上士幌の住宅に到着したのは10時少し前。
いつもの走り慣れた道中だけど、
相変わらず雄阿寒岳がとても綺麗だった。

上士幌の住宅はゴミの山で、埃も酷く、
到着してまずは2階の寝室を掃除。
用意してあったタイルカーペットを、床に合わせて切って敷き詰める。
ちょうど敷き終わる少し前に、
ご近所さんになる友人のMさんが手伝いに来てくれる。

Mさんは3年ほど前に東京から中標津の我が家にホームステイに来られ、
その後、北海道帯広市に移住し、
昨年、上士幌の離農跡地を取得して住宅を改修中。
何の縁だか、まさか上士幌でご近所さんになるとは不思議なものだ。

前に住まれていた方が残した不要になったであろう家具や家電、
そして沢山のゴミを、Mさんとひたすら外に出していく。
同時に掃除機をかけたり拭き掃除をし、
何とか荷物を搬入出来る体制が整う。
中標津から搬出した荷物を積んだクロネコヤマトさんは、14時半に到着。
その頃には帯広のハルさんも手伝いに駆けつけてくれ、
荷物搬入もスムーズに進んだ。

荷物搬入後、みんなで遅くなってしまった昼食(夕食?)を食べ、
寛ぎつつ色んな話をする。
せっかく十勝に来たんだし、
今後もMさんやハルさんとはお互い協力し交流していけたらと思うと共に、
十勝にはそれなりに知り合いもいるから、
少しでも賑やかになると良いなと思う。

とりあえず居間と寝室は整えられ、生活感が出てきて雰囲気も一変。
まだまだ片付けて落ち着くまでには日数がかかりそうだけど、
とりあえず新たな生活が無事スタートしました!
酪農や葡萄栽培といった農業はもちろん、
人が集まってくれるような魅力的な環境を作れたらと思う。
馬の魅力を伝え、ものづくりの面白さや癒やしの環境を提供出来たら、
おのずとまた次の道が見えてくるはず。
そうなるよう頑張ろう!

引っ越し荷物搬出

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晴れ一時雨

今日は引越しのための荷物搬出日。
クロネコヤマトの引越しらくらくパック初体験。
今まではクロネコヤマトの単身引越しパックしか知らなかったんだけど、
結構違うんだなと驚いた。
大きな家電や家具なんかはきちんと包装してくれるし、
スタッフ2人がテキパキと動いてくれて、あまりやる事もなかった。
単身引越しパックだと大きな家電や家具は裸のままだったし、
スタッフも1人しか来てくれず大変だったりしたんだけどな。

こうしてちょうど2時間ですべての荷物の搬出が終わり、
3トンのトラックはほぼ一杯に。
ちょうどそのころににわか雨が降り、絶妙のタイミングだった。
雨が止んだのを見計らって、
その他、自分で運びたいものなどは軽トラに積み込み、
家の掃除などをして無事完了。

夕方、役場へ行って転出の手続き。
実際に十勝の上士幌へは明朝出発し、明日の午後から荷物搬入。
明日もまた大変だな~。
がんばろう。

引越し前日

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晴れ時々曇り

いよいよ明日は荷物搬出、明後日に上士幌で荷物搬入。
家の片付けや荷物の整理もいよいよ大詰め。
ラストスパート頑張ろう~。

金ちゃん肉うどん

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昨日から今日にかけてかなり強い雨が降り、酷い天気だった。
引越しの準備はようやく目処がついてきて、
もう何も調理できない(したくない)状況に。
今晩はカップ麺。
四国の徳島製粉の「金ちゃん肉うどん」で満足~。

私は以前我がログハウスを貸していた方の犬を預かっていて、
今回、私が上士幌へ移住するにあたって、
どうするのか少し心配だったんだけど、
今日、その犬はお隣さんが飼って下さる事になったようだ。
たまたま私が引越しのご挨拶でお隣さんを伺った際、
そういう雰囲気があったので飼い主さんに口を利いたところ、
うまく話がまとまったみたいで。
お隣さんもかつては犬を飼っていたんだけどいなくなってしまい、
寂しいと感じていたところに、
子犬の頃から知っているこの犬の事が気になっていたんじゃないかな。
何となく、うまく橋渡し出来たみたいで嬉しい出来事だった。
人も動物も幸せになるのが一番だなと。

囲炉裏のある生活

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昨晩はNさんの家に招かれ、お別れ会をして下さった。
途中からKさんも合流。
キムチ鍋はもちろん美味しかったんだけど、
黒豆の入ったひじきも美味しかったな~。
それはそうと、囲炉裏があるのって素敵。
実は昔から囲炉裏のある生活に少し憧れていて、
本格的じゃなくても良いから、いつか我が家も導入したいものだと思う。

犬の桜ちゃんにも久しぶりに再会。
相変わらず懐いてくれていて、
私の太ももに頭をのせてまったりする桜ちゃんは可愛い。

厩舎周りの整理

晴れ後曇り

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朝、我が家の裏手の沢でクレソン採り。
家を出て歩いて沢へ下りていって、クレソンを採って戻るまで、
15分もあれば完了するくらい近い。
だから気が向けば山菜が採れる我が家の恵まれた環境。

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今度、十勝の上士幌へ引っ越すにあたって、
ログハウスだけじゃなく、厩舎や牧場部分もお貸しする事にしたので、
厩舎周りを少し片付けと整理をする。
前に貸していた方のものもあれば、
その方に片付けたり補修してもらわなきゃならないところもあるんだけど、
とりあえず自分の出来る部分をしておこうと、
ゴミをある程度処分すべく、
ゴミを飼料袋に詰め込んで軽トラで処理場へ運搬。

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さらに牧場と取り付け道路の間の草地部分について、
私が奥尻へ行っている間、かなり凸凹が酷い部分が出来てしまっていた。
恐らく、天気が悪かったりして水分を含んでいる時に、
トラックなどが入り込んだんだろう、
タイヤの跡のような感じで20cmくらい陥没し、えぐれている。
ここも、積んである火山灰を一輪車で運び、埋めてみた。
全部をする時間はないけど、引越しまでもし時間が取れれば、
少しでもしておこうと思う。

結構牧場環境って手をかけないとすぐに荒れてしまう。
草架を移動させず常に同じ場所で草を与えたり、
草を草架まで運ぶのに落とした草をそのままにしておいたりすると、
どんどんその場所はぬかるむようになってくるし、
厩舎の片付けや掃除もマメにしておかないと、
蜘蛛の巣が張り、埃まみれゴミまみれになってしまう。
一度荒れてしまったところを元に戻すのは大変な作業になるので、
出来るだけそうならないように日々の手入れや配慮って必要なんだよなぁ。

ついに山菜シーズン到来!

曇り一時晴れ

朝、我が家の沢沿いに山菜の状況をチェックしに行ってみる。
昨年、道産子のユウ君を放して笹を食べてもらったので、
山菜採りにとても入りやすい。
最高~!

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まだ早いかなと思っていたんだけど、
行者ニンニクである、キトピロ(アイヌネギ)がもう出ていた。
例年当地では5月に入ってから芽だしなんだけど、
今年の冬は特に雪が少なかったおかげかなと思う。
が笹を食べ尽くし、そこにキトピロの種が飛んで生え、
いつの間にかものすごい群生地となってくれていて感激。

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クレソンももちろん凄い状況に。
小川の源流部に至るまで100m以上に渡って、クレソンの絨毯のよう。
とてもじゃないけど採り尽くせるような量でもないし、
クレソンだけでも生きていけそう(苦笑)。

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源流部には特にワサビが群生しているんだけど、最早、蕾が付いていた。
数年前と比較して、かなり株も増えたと思う。

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夜は、朝採ってきたクレソンとワサビの葉とフキノトウを天ぷらに。
クレソンは爽やかで、ワサビの葉は刺激的で旨味のある苦さがあって、
フキノトウはほろ苦さがあるかな。
個人的にはやっぱりクレソンの天ぷらが好き。

挨拶回り

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曇り

今日はご近所さん、地域の人に転出の挨拶回り。
去年の10月に戻ってきて半年ちょっとでまた出るという事で、
残念に思って下さる方がいて少々恐縮。
人だけじゃなく、土地や地域との出会いも縁だし、
こうしてこの地に長く住ませて頂ける事はありがたい事だと思う。

引越しの荷造りをせっせと進めているところだけど、
ここで体調不良で静養中だったハルさんが助っ人で来てくれた。
2、3日手伝って下さるという事でありがたい。

引越しの手続き色々

曇り時々晴れ

上士幌への引越しに向け、色々な手続きをしてまわる。
まずは銀行で住所変更に伴う用紙と十勝管内支店一覧を頂き、
郵便局では荷物の転送を申し込む。
そしてタケウチカナモノでガス、ほくでんで電気、
中標津町役場の水道課で水道をそれぞれ止めてもらう日を設定し、
料金の支払方法を確認。
あとは電話も手続きしなきゃ。
さらに失業に伴って、役場で社会保険から国民健康保険へと、
厚生年金から国民年金へと切り替えをしなきゃと思っていたら、
社会保険の資格喪失届を前職場からまだもらえていなかったので、
わざわざ証明してもらいに前職場へも行く羽目に。
まだやらなければならない手続きがあるんだけど、
書類が揃わないのでまた明日。
しかしいつも思うけど、失業やら引越しに伴う手続きが面倒。
こういう手続きを一括でやってくれるところがあると便利なのになぁ。

トラクター搬送

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上士幌の牧場へトラクターを搬送するという事で、同行させてもらう事に。

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出発して3時間半、上士幌に到着。
トラクターが地に下り、いよいよ始まるんだなと感慨深い。
ついでにホーマックで買ってきたタイルカーペットを運び込み、
引越し時にあわせて寝室にでも敷き詰めようかなと思う。

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十勝石工房や新村牧場クリームテラスに寄りつつ、
帯広で用足しをして帰路に。
帯広畜産大時代に、地学かなにかの講義から十勝石の存在を知り、
どこに行けば拾えるのかある程度あたりをつけ、集めてた事がある。
地形図とかも買ったっけな。
十勝石とは黒曜石の別名で、黒いガラス質の石で、
色々と加工されて売られていたりもする。
上士幌へ引っ越してきたらまた拾いに行こうかな(笑)。

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夕食は釧路のからす亭というお店でカレー。
マスターはバイク乗りで気さくな方、また来たいなと思う。

カヌー(ボートの思い出)

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曇り

別海でカヌーに乗せてもらった。
川を上ったり下ったり、野鳥の囀りや羽・水音、蛙の合唱を聴きながら、
ゆったりと過ごす癒しの一時。
カヌーの上から、釣りをしたり、ボーっとしたり、
この恵まれた自然環境だからこそ出来る贅沢な遊びだと思う。
地上から見るのと、カヌーから見るのとでは視点が違うので、
普段見えないものが見え、面白かった。
5月になり、新緑が眩しい頃になれば、もっと綺麗な景色になるんだろう。

カヌーと言えば、多分、高校の修学旅行以来の体験かな。
一人乗りのカヌーというか、ボートで楽しんだのを思い出した。
我が母校の愛媛県立松山東高校にはボート部があって、
学校のイベントでも毎年春にボートレースというものがあるくらい、
ボートは身近な存在のはずだった。
映画やドラマにもなった小説「がんばっていきまっしょい」も、
その松山東高のボート部のお話だし、
ボートからイメージするのは青春そのものだったりする。
実家から三津の渡し船で港山へ出て、そこからすぐに梅津寺の砂浜へ。
各学校のボート部が、興居島をバックに海で練習している夕方、
何とも言えない情緒があったように思う。
そう考えると、何で高校時代ボート部に入らなかったのか、
今となってはちょっとだけ悔いが残っているかな。

引越しの予定

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先日クロネコヤマトの引越し担当の方が見えられ、
引越しの見積もりをしていって下さった。
当初は奥尻への引越しでも使った、
単身引越しパックにしようかと思ったんだけど、
今回はそれほど距離が離れて無い(180km位)のと、
ではないから船に乗るわけじゃないので、
引越しらくらくタイムリーサービスの3トン車チャーターと、
ほぼ同じ値段かむしろ安いという事からそちらにしてみた。
まあ10万円以内では収まるからありがたい。
とはいえ、痛い出費である事には変わりないけど(苦笑)。
引越しの荷物搬出は今月26日の午前10時、
上士幌への荷物搬入は同27日の午後2時にとりあえず設定。

ちなみに余談だけど、奥尻などの離への引越しだと、
ダントツでクロネコヤマトの単身引越しパックが安くなる。
これは同じ道内だと離だろうがどこだろうが、
1ボックス一律2万円少々で運んでくれる事から、
単身じゃなくても、ボックス4本10万円位で何とかなってしまう。
これを別のプランや別の会社になると、
フェリー代もあるから軽く20万円は越え、とんでもない事に。
だから自分の中では引越し=クロネコヤマトになっている(笑)。

桜色のマッシュポテト

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曇り時々晴れ

去年奥尻で育て、収穫した3種類のジャガイモは、
大きく形の良いものは全て売れてしまったんだけど、
商品にはしなかった小さいハネイモは中標津まで持ってきていた。
今回、引っ越すにあたって、
大量のハネイモをこのまま持っていても仕方ないかなとも思い、
ダンボール一箱分をユキちゃんにあげた。

3種類のジャガイモについては去年の8月29日の日記↓参照。
ジャガイモの収穫完了と販売開始
http://kintaror.blog28.fc2.com/blog-entry-4101.html


ユキちゃんは3種類のうち、中までピンク色のノーザンルビーを使って、
まずはマッシュポテトにしたみたい。
何とも綺麗な桜色。
これは何の色もつけない、ジャガイモ本来の色であります。
もう芽が出ているジャガイモもたくさんあったので、
畑に植えて栽培してみるもよう。
私も畑をやる時間があれば、またこれらのジャガイモを植えようかな。

クレソン

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我が家の牧場には水が何箇所か湧いていて、
小川へと水が流れていくんだけど、
昔、途中の谷地っぽくなっている部分をスコップでせっせと掘って、
小さな池を作っていった。
裏手の小川を辿っていってもクレソンが沢山茂っているんだけど、
そこから少し採ってきて、この池に4、5年前に移植。
いまや写真のとおり、池の水面は全てクレソンに覆われ、
大いに増えてくれた。
これから夏、秋にかけてどんどん水面から上へと茂り、
それはそれは綺麗な緑の絨毯へと変わっていく。
このクレソンを採って、天ぷらにするのが私は大好き。
水が湧き、水場があるというのはとても恵まれている事なのだ。

池田の葡萄栽培とワイン造り

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晴れ後曇り

昨日、上士幌へ行くついでに寄った池田のワイン城と葡萄畑。
葡萄栽培とワイン造りにロマンを感じるのは何でだろう?
こんなに大きくやる必要は無いんだけど、
自分達でもやれる範囲で取り組み続けたいと思う。

上士幌へ様子見

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晴れ時々曇り

新天地となる上士幌の離農跡地へ下見に行く。
途中、池田のワイン城や葡萄畑なんかも見たんだけど、それは後日。

家もゴミだらけ、牛舎も周りの環境も荒れているんだけど、
一部、このために改修していて綺麗なところもある。
牛を飼うところはもう出来上がっているので、
当面どこで馬を飼うのか、どこに葡萄を植えつけるのか、
色々と打ち合わせしながら全体を見せてもらった。

まずは今月中に引っ越してきて、
葡萄を植え付けるのと、あとは環境整備にかなりの日数がかかりそう。
土地は5ヘクタール(15,000坪)しかないため、
牛の粗飼料をまかなうためのものにはならないんだけど、
中標津の牧場が1ヘクタールしかなかったので、これでも広く感じる。
いずれにしても掃除や改修などひたすら環境整備だろう。
今は荒れ果てているけど、見違えさせたいし、夢を描きたい。

もちろん農業は農業で大変ではあるけれど、
単純に農業をやるだけで満足せず、
人が集まってくるような魅力ある環境を作りたい。
やっぱり自分達が作る農作物、あるいはその加工品を、
美味しいと喜んでくれる人がいてくれてこその農業だと思うし、
その場所、人や動物にも魅力を感じてもらえたら最高だと思う。

そうしていく上でも伴侶である馬という存在は自分の中では大事で、
単に自分の趣味で乗るだけではなくて、
景観上、馬のいる風景は美しいと個人的に思っている。
伴侶として馬を飼う事は精神的なゆとりの象徴であると共に、
癒しという相乗効果をもたらしてくれているかな。
馬が紡ぎだしてくれた沢山の縁も大きな財産だと思うし、
人が集まってくる事に結果的に繋がると良いなと思う。

ゴロゴロポーレ

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窓から牧場をふと見ると、
ポーレがゴロゴロ寝転がっていたので写真を撮りに行く。
ドアを出ると気付いてこちらを見て、ヒンヒン鳴く可愛い奴。
陽射しが穏やかで暖かいらしく、そのまま横になっているので、
近付いてしばし撫でてやってると、やっぱりアクビをする(笑)。
やがて立ち上がるんだけど、ここでちょっとマメ知識。
牛は後足から立ち上がるんだけど、は前足から立ち上がります~。

福寿草

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晴れ時々曇り

春の花と言えば桜を思い浮かべるんだけど、
北国の雪融けと共に咲く鮮やかな黄色の花、福寿草も春の花かな。
写真はいずれも別海で、中標津より一足早く雪もほぼ無くなって、
あちこちで可憐で鮮やかな花を咲かせていた。
福寿草という名の通り、まさに春の訪れを喜ぶ花だよなぁ・・・。

四季物語春限定うどん

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曇り

北海道はうどんが不味い。
北海道に来て何度食べても口に合わない、
グチャグチャの醤油煮込みうどんのようなものは、
四国出身の人間からすると絶望的な味。
しかも700円とか800円とかする事があり、
気軽に食べられるものでもないし、食べたくも無い。
そんな事で、せめて食べられるうどんはというと、
カップうどんかローソンのうどんくらい。
今日食べたのはマルちゃんの四季物語春限定うどん。
それなりには美味しいけど、
実は自分の中でのカップうどんは、
徳島製粉の金ちゃんきつねうどんだったりする(笑)。

退職、そしてこれから。

雨後晴れ

今日は一つの節目の日。
3月6日の日記に「縁」というタイトルで書いたとおり、
一つの大きな縁に従い、転職というか、挑戦する事になり、
今日は今の職場での最終日となった。
チーズ工房を新設するお手伝いに色々苦労し、
完成と共に去る事になったのはとても残念だけれど、
一つの大きな区切りが付いた事と、
新人さんが2名入ったことで、決断の一助とはなったかな。
製造面を含めて引き継ぎも無事完了し、
今晩は新人さんの歓迎会を絡めて送別会をして下さった。
色々とお世話になり、ありがとうございました。

今後は我が家は問い合わせのあった方にお貸しすることにし、
私自身は十勝の上士幌へ、新規就農に近い形をとる事に。
経験が少ないので、技術を習得していかねばならないのと共に、
管理職の経験はあれど、経営者側の立場になった事がないので、
頭の切り替えとたくさんの勉強が必要になると思う。
いずれにしても一人ではあまりに小さい力であるため、
スタッフを雇えるように軌道に乗せていかなきゃならないし、
酪農葡萄栽培、畑作などの多角的農業と、
それら農産物を活かした加工までもっていけたらと思う。
ワイナリーやチーズ工房だけじゃなく、馬の村構想もあるし(笑)。
大きすぎて馬鹿みたいな夢だと言われようが、
夢は描いて行動しないと叶わないもの。
逆に言えば行動すれば叶う可能性が出てくるし、
そのためには色んな想いを共有できる人との出会いは必須だと思う。
幸い、自分のやりたい事に正直に生きてきたから、
多少の経験や知識を活かせる部分も少なからずあると思うし。
人材は宝、私は雇われる立場で不遇の時代もあったので、
スタッフを雇えるようになるのであれば、
そんな経験も活かして、縁ある人を大事にしていけたらなぁと。
自分の夢を投影出来るから頑張れる、
必要とされ、信頼されるからこそ頑張れる、
私はそんな風に常に思ってきたし、
そうじゃないと長続きしないだけじゃなく、何も変わらないし。

いずれにしても決断しないで後悔する事なく、一歩踏み出したので、
転んでも落ちても、なんとか復活してきた不屈の根性で、
一つずつ夢を叶えるために頑張るのみ。
さあ、少しずつ引越しの準備をしていこう。

色々発見!

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曇り

昨日の道東はプラス20℃を越えるところもあり、
本当に暖かい一日だった。

朝、放牧地の雪もかなり融けてきたので、
冬にポーレに乗馬をして、
雪の中に落として無くしてしまっていたデジカメを探してみたところ、
なんとすぐに発見!
防水・防塵・耐衝撃性のあるデジカメなので、
さすがに壊れてはいないだろうと思っていたけど、
ちゃんとバッテリーも残っていて、普通に起動してビックリ。
携帯もデジカメも、防水・防塵・耐衝撃性は必須だなと改めて思った。
まあそうなると必然的にメーカーも機種も絞られるわけだけど。

ところで、冬の通勤路で車のホイールカバーを落としていて、
昨日の朝、改めてその近道をゆっくりと走っていたところ、
無くしたホイールカバーが雪融けと共に現れていて発見!
立て続けに雪の中に無くしたものが見つかり、
何だかちょっと嬉しい出来事でした。

小川とポーレ

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晴れ

我が家の敷地を流れる小川とポーレ。
牧場を作る上で、こういった水場があるととても有り難いもの。
など、動物達が自由に水を飲める事から、
春~秋と青草が生えてくる期間は留守にしても全く問題ない。
は青草を食み、川の水を飲み、
寝転がったりはしゃいだりして一日を過ごし、
人がいなくても生きていける、活き活きとした姿を見せてくれる。
動物の幸せを少しでも考えるなら、
放牧し、自由を与えるというのは大事な事だと思う。
それに、ちゃんと放牧してストレスフリーな環境を与え、
草だけで飼養管理すれば、まず病気になんてならないし。
競走や乗クラブのなど、ストレスから胃潰瘍になっていたり、
草以外の濃厚飼料と舎飼いによって蹄葉炎などの病が絶えないのを見ると、
やっぱりとても可哀想に思う。
私がを飼っていて唯一の自慢があるとすれば、
馬を病気にした事が無い、という事じゃないかなと。
動物も人も、幸せというものは健康という大前提があるのだから、
動物の生態を理解した上で、飼養管理を考えなければならないと思う。

手作りチーズを使ったピザ

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晴れ

日中の気温がプラスの15℃を越え、とても暖かい一日だった。
やっぱり4月に入ると一気に雪融けが進むなぁ。

せっかくの手作りチーズがあったので、
照り焼きチキンピザにたっぷり載せて焼いて、大いに自己満足(苦笑)。

ポーレを構ってやると・・・

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晴れ

ポーレは撫でてやったり構ってやったりすると、あくびを連発する。
腕で顔を抱きかかえてやると、ウットリしてリラックスする。
もう6歳なのに、まだまだ子供だなぁ・・・(苦笑)。
我が家の生産第一号だという事は前々から書いてきているけど、
生まれてきた時から接してきているのもあって、強い絆があると思うし、
私としても愛着が一際強い種雄なのであります。

山葡萄やコクワなどの挿し木

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先週取った山葡萄やコクワなどの挿し木を実際に土に挿した。
芽や根が出る確証はないけど、どうなるか楽しみかな。
土が乾燥しないように管理しておけば、可能性はある気がする。

フレンチトースト

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3斤180円で買った食パンが徐々にカビてきてしまったため、
耳を切り取ってフレンチトーストにしてしまった。
あまりにお得だからと食材を買い過ぎて消費出来ないのは勿体ないし、
パンくずなどは鶏に与えてしまえばとりあえず無駄は無いかな。

カチョカバロ作り

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曇り

個人的にカチョカバロ(馬のチーズ)というチーズが好きで、
何回か練習しているうちに最近綺麗に作れるようになった。
形がユニークで可愛らしいし、外と中との熟成度の違いも良く、
切ってフライパンで焼いてステーキにしたりしても美味しい。
18リットルの試作用バット又は、よくある大鍋なんかを使って、
家庭で楽しむ分のチーズ作りをするのって有意義だと思う。

そういえば今日は4月1日、世間では新年度スタートの日。
私自身も、今月中には仕事も立場も変える予定なので、
実は色々と忙しかったりする。
チーズ作りのノウハウも新人さんに引き継がなきゃならないし、
自分は自分で色々準備をしていかなきゃ。