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秋最終日

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晴れ

いよいよ秋も最終日、明日からは12月に突入する。
今年の秋は奥尻からの引き揚げ、
の輸送、冬支度、就職活動と、色々あった秋だったなぁ・・・。
こうして今、落ち着いたのが不思議なくらい。

写真は我が家から見た朝焼け。
こういう景色を毎日見てると、とにかく癒されます。

灯油

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晴れ

我が家は薪ストーブなので、冬も灯油の消費はそれほど多くないけれど、
とりあえずセルフスタンドへ行き、ポリタンクに給油してきて、
我が家の灯油タンクに移している。
配送を頼めば何もこんな手間をかける事もないんだけど、
セルフスタンドを利用し、自分でやればこそ節約にもなるわけで。
薪ストーブを利用する事もそうだけど、地道な節約は大事ですよね。

サツマイモのパン作り

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雨後晴れ

朝からいまいち天気が悪かったので、パンを作る事にした。
今までの日記でも書いてきたとおり、
奥尻にいた頃、紫、橙、黄の3品種のサツマイモを栽培していて、
収穫してはひたすらペーストにしてきたのもあって、
我が家の冷蔵庫&冷凍庫にはサツマイモペーストが大量に入っている。
まずは強力粉、イースト菌、砂糖、塩、水、卵、バターなどを使い、
パン生地を作る。
その生地を伸ばして、今回は橙品種のベニキララのペーストを塗り、
巻いたものを切り分け、ケーキ型に詰めて、
30分の発酵の後、180℃で45分間オーブンで焼けば完成。
もっちりとしていて、サツマイモの甘さが程良く、
なかなか美味しいパンが出来あがった。
パン作りは楽しい~。

支柱網掛け&牧柵直し

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晴れ

ポーレを入れているパドックの中に作ってある小屋、
支柱部分をガリガリとポーレが削って食べてしまっているので、
これ以上食べられないように、ネットを支柱に巻きつけてみた。
これでもう食べられまい。
さらにポーレが壊した牧柵を直したり、杭に補強をしたり、
ほぼ一日がかりでパドックを再整備。
気になるのはパドックの足場がぬかるむようになってきている事。
ネットで調べてみると、石灰を入れるとある程度固まるらしい。
来春にでもカキ殻石灰でも入れてみようかなぁ・・・。
重機を使ったり大工事をしないでも出来る、
何か良い方法があればお教え下さいませ~。

つけ麺の疑問

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雨後曇り

先日コンセプト会議で釧路に行った際の帰り、
コープ隣のつけ麺屋「虎吉」で昼食をとる事になり、
「ピリ辛坦々つけ麺」1,000円を注文してみた。
つけ麺の器はどうするかと訊かれたので石鍋に。
味はというとなかなか美味しいんだけど、
私は前々からつけ麺にする必要性がどこにあるのか疑問を抱いていて、
それは未だによく分からない。
普通に麺とスープは一緒で良いのではないのか・・・。
あと、値段がやっぱり高い。
私の故郷四国ではうどんが一般的で、値段は100円代から普通にある。
それに比べてどうして1ケタ高くなるんだろう。
これが500円くらいだったらまだ納得なんだけど、
1,000円となるとコストパフォーマンス的に微妙。
別にこの店に限った事じゃないけど、ラーメンは値段が高すぎるなぁ。
個人的にご飯ものなら少々高くても許せるけど、
麺ものだと高いのにとても抵抗があるのは日本人だからか?!

ポーレ

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晴れ

やんちゃ坊主ポーレ、くつろぎ中~。

賞状を飾ってみて・・・

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十勝ワインバイザーの認定書も届いた事だし、
日本術連盟騎乗者B級、
北日本学生術選手権M級C障害飛越競技優勝、
人工授精師、登録審査員、和牛地方審査員など、
賞状や認定書を色々と飾ってみた。
賞状などは他にもあるけどキリが無いし、
これくらいでちょうど良いかな。
これでちょっと壁が賑やかになったな~。

軽トラのタイヤ交換

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曇り

一昨昨日、愛車である軽トラのタイヤを冬タイヤに交換した。
雪が少ない当地といえど、さすがにそろそろ峠も雪道になりかねない。
あまり早く換えると冬タイヤが摩耗するし、
換え時期の見極めっていつも難しいよなぁ・・・。

レザンに乗馬

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曇り後雨

一昨日、約半年ぶりに愛レザンに乗した。
普段は目の見えるところにいるから、
乗ろうと思えばいつでも乗れるんだけど、
やっぱりこういうのって精神的にゆとりがないと無理らしく、
時間がたくさんあっても乗したいとは思わなかった。
今、引っ越しも終わり、仕事も決まり、
ようやく精神的にも落ち着いてきたところで、
久しぶりにに乗ろうかなと思いたったわけで。

レザンはまだ2歳で、今年の春に初めて鞍付け、ハミ付けをし、
騎乗馴致を始めたところでストップしてしまっていたので、
もう忘れちゃってるかなとちょっと心配だったものの、
実際のところ全く問題はなかった。
ちゃんと教えた事は覚えてるし、
今回も素直に従順、かつ機敏に動いてくれた。
今はまだ常歩、速歩、駈歩の移行をうまく出来るように、
そしてハミ受けを教えていく事に重点を置いているけど、
誰か箱番(壊れた障害を直したり、落下した横木を戻したりする人)
についてくれるような人がいれば、
障害飛越をも教えていきたいなとは思っている。
まあそんな人にアテもなければ、
私が奥尻へ行っている間に障害が崩壊してしまっており、
まずはそれを直さなきゃならないんだけど・・・(苦笑)。

弟子屈周遊~

晴れ

素晴らしい天気。
こんな天気の日にじっとしてるのももったいないので、
久しぶりに中標津町のお隣、弟子屈町へドライブに行く事に。

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まずは屈斜路湖畔のコタンへ。
昨晩冷え込んだらしく、日中にかけて気温が上昇すると共に、
湖面を霧が流れいるのが美しかった。
白鳥ももうたくさん飛来していて、羽を休める姿は美しい。

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このコタンには無料温泉露天風呂のコタン温泉があり、
昔からここへはよく来て温泉を楽しんでいた。
もちろん今回も入浴し、素晴らしいロケーションを楽しんだ。
無料でこんな贅沢な事はないよなぁ・・・。

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コタン温泉を後にし、池の湯林道に入って砂利道を走る。
何年ぶりになるか分からないけど、キンムトーにやってきた。
ここはアクセスも悪く、知名度も低いけど、
とっても幻想的な湖(池?)で、ちょうど湖面が少し凍っていた。
聞こえてくるのは野鳥の囀りとクマゲラのドラミングのみ。
とても幻想的でした。

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続いてキンムトーのすぐ近くにある第二硫黄山へ。
こちらもまず滅多に人が来る事もないところで、
静かに高温の硫黄ガスが噴出しているのみ。
またいつか卵を蒸しに来ようと思う。
硫黄の蒸し卵はとっても美味しいのだ。

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最後、雑誌「HO」の無料入浴を使って、
川湯温泉「きたふくろう」へ日帰り入浴に行く。
川湯温泉はpHが2を切る強酸性の温泉で、
泉質は草津温泉に近いそうで、成分は川湯の方が濃いそうな。
ちなみにきたふくろうの泉質は、酸性硫化水素含明ばん・緑ばん泉、
pHはなんと1.8という数値。
傷とかがあるとビリビリ沁みる、素晴らしき泉質です。

今日一日リフレッシュ出来たな~。
明日からの仕事も頑張れそうです。

十勝ワインバイザー試験・合格!!

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晴れ時々曇り

午前中は愛車の軽トラのタイヤ交換、
午後からは柵直しとレザンへの乗馬。
でもそんな事より今日はビッグニュースがあるので、
これらの事はまた後日~。

夕方、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所より郵便が届いたのだ。
ドキドキしながら封を開けると、
・・・十勝ワインバイザー認定試験合格~!!!
認定書と共に立派なバッジが同封されていた。
これから十勝ワインバイザーとしての名刺も届くらしい。
豪華だな~。
とりあえず祝いたかったので、
十勝スパークリングワインのフィーストロゼで一人乾杯。
嬉しい。嬉しい。

ところでフィーストロゼは初めて飲んだんだけど、
これがまたとても美味しい。
アルコール度数も11度もあり、甘くないので食中酒としても良く、
清見の風味もちゃんと出てる。
値段も1,000円ちょっとだし、大人買いしても良いくらいだな~。

まだかな・・・

晴れ

昨日、十勝ワインバイザー認定試験の結果は出たようだ。
結果はまだ分からない。
受験者には結果を郵送したという事で、
その到着を待っている。
どうなったかな・・・まだかな・・・。

ボージョレヌーボー解禁日

晴れ

今日がボージョレヌーボー解禁日だったそうな。
毎年のようにこの騒ぎがあるけど、
どうしてこのボージョレヌーボーだけを取り上げるんだろうな~。
初物好きの日本人特有の傾向なんだろうか。
ヌーボーというのは、葡萄を房ごとタンクに入れ、
炭酸ガス浸漬法(マセラシオン・カルボニック法)によって、
嫌気的条件下に置く事でリンゴ酸分解酵素を働かせ、
葡萄の細胞膜が破れて果汁が染み出し、
減酸作用と共に若干のアルコール生成がなされていく。
それをプレスし、通常の酵母添加による発酵をして出来あがる。
熟成もさせないし、減酸作用で酸味も穏やかで、
葡萄の皮や種由来の渋みも少ないため、
飲みやすいフレッシュなワインになっている。
熟成という手間と時間をかけなくて済み、
お金にすぐになるこのワイン、
ワイナリー経営者にとってみればありがたい存在だろうし、
それに飛びつくよううまく宣伝してきた影響なんだろうな。
別にヌーボーを批判するつもりも全く無いんだけど、
ヌーボーはそもそもその年の葡萄の出来を評価するものであり、
ヌーボーだけで終わるなら勿体ない気がする。
もしヌーボーが良ければ、
その年に仕込んだそのワイナリーのワインは良いものになるはずで、
それを楽しみにするのがもう一つの目的なわけで。
それと、ボージョレ地方だけがヌーボーを造っているわけじゃないし、
ボージョレヌーボーが一つのワインの銘柄だとでも思ってるんだろうか。
個人的にはボージョレヌーボーは興味は無く、
12月1日リリースの十勝ワインヌーボーの方が気になるな~。
十勝ワインは頻繁に飲むけど、
ボージョレのワインを飲む事はまず無いし。

獅子座流星群

晴れ

今晩は獅子座流星群が見られるようです。
月が明るいので、私はいつもより1時間早く起きて、
明朝4時頃に家の外に出て星空を見上げてみようかなと思ってます。
我が家は周りに明かりも山もないので、
星空観測にはとても向いているんですよ。
普段から普通に流れ星も見れるし、
星座が判別できないくらいたくさんの星が見えます。
特にこれから冬にかけて、キンと冷え込むようになると、
本当に美しく星が見えますよね~。

開拓馬ユウ君

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晴れ

道産子の悠博ことユウ君は、
一昨日から裏の笹藪に繋ぎ、笹を食べてもらっている。
はそもそも笹は大好きで、整腸効果もあって、
自ら望んで良く食べる草の一種だけど、
ユウ君に至っては葉だけじゃなく、
茎はもちろん、根も掘り起こして食べてしまう逞しさ。
笹は表土を剥がしたりしないと根絶やしにするのが難しいんだけど、
を放しておけば自然と無くなり、生えてこなくなる。
餌代はかからないし、ありがたい存在だよなぁ・・・。

領土問題

晴れ

ロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問、
尖閣諸島沖の中国漁船衝突ビデオ映像の流出など、
日本は最近領土問題で揺れている。

北方領土は第二次世界大戦終了「後」に奪われた日本固有の領土。
日本が降伏し、アメリカ軍が進駐してくるまでのタイムラグを突いて、
ソ連軍が侵略、そしてそのまま実効支配し、
北方領土に住んでいた1万人以上の日本人は強制退去させられた。
北方領土は千葉県と同じくらいの面積がある広大な島が連なり、
地下資源、漁業資源が豊富にあり、
ここ数年、ロシアは北方領土の開発と生活環境の整備に、
多くの予算を付けているそうだ。
これはすなわち返還の意図はないという意思表示でもあり、
今回、大統領が訪問したという事は、
このままロシアの国土の一部として組み込むつもりなんだろう。

日本人は日本人でロシアのビザを取得して北方領土を訪れたり、
そういう事を企画する旅行会社があったりする事自体、
問題の認識不足だし、日本という国を裏切る非国民のようなもの。
ロシアのビザを取って北方領土に行くという事は、
北方領土がロシアの領土だと日本の国民が認めているという意思表示で、
ロシアにとってはロシア領にしていく格好の材料になる。

北方領土問題に対して世論が盛り上がらないのは教育も悪い。
どういう経過で占領されたのか、そもそも地理的にどこにあるのか、
それをちゃんと答えられる日本人が一体どれくらいいるのか。
歴史の授業でも近代史の扱いが非常に低く、
こうした問題をちゃんと取り上げ、伝えていく教育が不十分だと思う。
マスコミはマスコミで、こういった機会がないとなかなか伝えないし、
困ったものだなぁと思う。

尖閣諸島沖の中国漁船衝突ビデオ映像は、
そもそも隠す必要があったとは到底思えないんだけど、どうだろう。
中国を刺激するからといって中国の横暴さを認める必要はないし、
悪い事をどうして悪いと言えないのか、
侵略してくる者に対してどうして堂々と抵抗出来ないのかと思う。
日本という国家の尊厳を汚されてでも、
体裁を取り繕い、仲良しごっこをしていたいんだろうか。
このままでは、竹島が韓国に占領されてしまったように、
尖閣諸島が中国に占領されてしまう恐れだって十分にあるだろう。

北方領土、竹島、尖閣諸島・・・。
日本は国土がどんどん他国に奪われていくんだろうか。
抗議するだけで解決するなら苦労はしないし、
いくら平和的解決をと言っても限界があるだろう。
今に始まった事じゃないけど、弱腰外交と批判されても仕方がない。
日本は独立国家のはず。
ロシアや中国の属国じゃないだろうに。
日本はこのまま独立を維持できるんだろうか、それすら心配だ・・・。

十勝ワインバイザー認定試験

晴れ時々曇り

十勝池田町で行われる十勝ワインバイザー認定試験受験のため、
朝5時に出発、車で向かう。
阿寒横断道路を走り、会場に着いたのは8時半頃。

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会場は池田町田園ホール。
かなり立派な建物だ。

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受け付け開始は9:50だったものの、9時には会場に入れてもらえた。
もちろん一番乗り~。
写真撮影をされ、午前中は講義を受け、
午後から、筆記試験とテイスティング試験が課せられた。

十勝ワインは、日本では長い方の47年の歴史があり、
まさに冬の寒さとの闘いの歴史を持つ、
池田町が運営する自治体ワイナリー。
私が住んでいる中標津という町もそうだけど、この池田も同じで、
道東太平洋側という地域は、
冬に数回しか除雪しない年もあるくらい雪があまり降らず、
冬といえば基本的に晴れの日が多いため、
内陸は放射冷却現象によって冷え込みが厳しいという特徴がある。
そのせいで葡萄は、山葡萄を除いて冬枯れを起こしてしまう事から、
冬の前に葡萄の木を架線から外して培土し、
春になったら排土して再び架線に枝梢誘引しなければならないという、
他のワイナリーにはない手間がかかる。

最初は極早生品種のセイベル13053をクローン選抜して「清見」を創出し、
それが十勝ワインの代名詞のようになった。
その清見に山葡萄を交配し、冬に培土しなくても越冬できる、
「清舞」(2000年)、「山幸」(2006年)という2品種の作出に成功、
今後は耐寒性「白」品種の作出が悲願だという話をされていた。
新たな葡萄品種を作り出すには最低でも10年かかる大変な作業で、
長期的展望を持ち、気象条件にめげず、
ここまでやってきたその努力は素晴らしいと思う。
耐寒性白品種も、ここ数年の内に作出されるのではと、
個人的に期待をしている。

ただ内陸である事と冬の寒さはデメリットばかりではない。
それは、秋の気温の日較差が大きいため、糖度の上りが良く、
酸が豊富に残った葡萄を収穫できるという事、
そして葡萄にとって最大の敵であるフィロキセラという病害虫も、
その冬の寒さで死滅してしまうため、
葡萄の苗木を抵抗性台木に接ぎ木する必要がなく、
ありのままの葡萄の木で勝負できるという事がある。
酸が豊富な葡萄というのは、
単に長期熟成に耐えうるワインになるだけじゃなく、
瓶内二次発酵方式によるスパークリングワインの醸造や、
ブランデーの蒸留においても、
素晴らしい風味を作り出す点でとても重要な意味を持っている。

ちなみに1991年と1999年は葡萄の出来が良く、
その年の葡萄で造られたワインはグレートビンテージと呼ばれる。
2010年の今年も夏が猛暑となり、
気温の推移も1999年と酷似している事から、
今年の葡萄で造られるワインは、
グレートビンテージになる可能性が高いそう。

さて、今回この十勝ワインバイザーの試験を申し込んだところ、
事前にテキストが郵送されてきていた。
そのテキストが非常に興味深く、
ワイン造りに携わっていた私でさえ新鮮な面白さがたくさんあり、
それだけでもとても有意義だったと思う。

ちなみに最後のテイスティング試験に出されたワインは、
私が事前に飲んだ「清見」でも「山幸」でもなく、
「清舞」「セイオロサム赤」「ツバイゲルト」という、
ある意味驚愕の組み合わせだった。
この3種類はどれも似通っていて、
今年のテイスティング試験は難しかったのではと思う。
これが1本でもシャトー十勝や山幸でも入っていれば、
もう少し分かりやすかったのになぁ・・・。
ただ、清舞は他のより樽熟成期間が長かったのか、
ほんの僅か茶色がかっていたように見えたし、
セイオロサムは清見由来のほんのり甘い香りを感じ、
ツバイゲルトは無難で酸も穏やかな味だったように思う。
幸い、私はこのテイスティングは正解したので、ホッとした。

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試験を終えて、せっかくなのでワイン城へ。
白の「バッカス2008」とスパークリングの「フィーストロゼ」を買った。
本当は「ブルーム」というスパークリングワインが欲しいんだけど、
限定醸造だし、本数も少なく、滅多にお目にかかれない。
このブルームは、シャンパンと同じ瓶内二次発酵法で造られ、
2ヶ月間の瓶内二次発酵によって発生した炭酸ガスが、
2年間の瓶熟成でワイン中に溶け込んできめ細やかな泡となり、
その後2ヶ月間毎日瓶を8分の1回転ずつさせて澱下げをし、
下がった澱(酵母)を凍結させる事で除去してコルクを打ち、
さらに3~6ヶ月間コルクに馴染ませてから出荷に至るという、
本当に手間がかかった醸造技術の結晶とも言えるのが、
本物のスパークリングワインなのだ。
瓶詰時に人工的に炭酸ガスを注入して瓶詰めする、
なんちゃってスパークリングワインとは全然違う代物。
スパークリングワインはよく食前に飲まれるけど、
白ワインと赤ワインの良さを併せ持ち、食中に飲んでも良い、
万能で素晴らしいワインでもある。

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ワイン城横の葡萄の木はちょうど剪定始まったばかりのようだった。

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ワイン城のすぐ近くにあるハピネスデイリー。
ここも昔からあるけど、ジェラートが美味しい。

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帯広市街へと出て、ジョイフルAKへ行ってみる。
ちょうどクリスマスシーズンが近いため、電飾が美しく配され、
なかなか見事だった。
我が家も庭に育っているコニファーの「サンキスト」があるので、
それに飾り付けをしてクリスマス気分になろうかな(苦笑)。

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晩御飯は十数年ぶりに「ランチョ・エルパソ」へ行ってみた。
帯広畜産大学の学生時代、よく焼き飯スペシャルを食べたなぁ(笑)。
写真はラムチャパティと豚ホルモンの唐揚げ。
懐かしかったな。

20時くらいに帯広を出て、
中標津の自宅に戻ってきたのは23時半頃だった。
今朝は4時に起きたので、帰りの運転は眠かったなぁ・・・。
でもまあ、とっても有意義な一日でした。

豚角煮

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晴れ時々曇り

薪ストーブを使うようになると、
ストーブトップで煮込み料理が作れるため、時々豚角煮を作る。
これがまた赤ワインと合うので、
昨晩と同じように、清見と山幸を飲んでしまった~。

清見と山幸

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晴れ後雨

明後日の14日、十勝の池田町で十勝ワインバイザーの試験があり、
試験は筆記だけじゃなく、テイスティングもあるので、
それに備えて以前十勝を訪れた際、
十勝ワインの「清見2005」と「山幸2005」を買ってきていた。
夜、その2本のワインの栓を抜き、飲み比べてみた。
清見は色が若干薄く、軽快で酸を強く感じる飲み口で、
香りはほんのりと甘さを感じ、まるでピノノワールのよう。
一方の山幸は、山葡萄と清見を交配して作った品種だけあり、
山葡萄と同じように色が濃く、野趣溢れる風味で、
清見よりも重くてコクのあるワインだった。
個人的には香りは清見、味は山幸が好みかも。

私自身、奥尻ワイナリーで立ち上げから醸造に携わったおかげで、
ワインの風味を楽しむ事が出来るようになった気がする。
もちろんソムリエのような知識や経験はないけど、
造り手側から感じるワインというものを頭に描けるのは楽しい。
ワインをあまり飲まなかった頃は、
赤はライトボディ、白・ロゼは甘口が飲みやすかったわけだけど、
ワインはそもそも食事を楽しむためのお酒、
ワインを日常的に飲み、食事との相性を考えるようになると、
赤はフルボディ、白・ロゼは辛口をよく飲むようになった。
ワインの世界も奥が深いよなぁ・・・。

初雪

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雪後曇り

写真では分かり辛いけど、
朝、愛の世話をしているとみぞれのような湿った雪が降ってきた。
阿寒横断道路では雪が路肩や木々に多少積っているのは見たけど、
降ってきたのを見たのは今シーズン初。
いよいよ冬がやってくるんだなぁ・・・。

牛乳とベーコンのファルファッレ

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曇り時々雨

蝶のような形をしたパスタ、ファルファッレを最近使うようになった。
ニンニク、ベーコン、牛乳、チーズでソースを作り、
絡めて食べてみるとなかなか美味しかった。
なかなか可愛らしいパスタだし、
このファルファッレを使って今度グラタンにでもしてみようかな~。

くつろぐ愛馬達

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先週の写真だけど、
天気の良い日は愛達は寝そべってくつろぐ事もしばしば。
見てるだけで癒されるなぁ・・・。

短い滞在で・・・

曇り

朝、曇っていて残念ながら日の出が見れず。
朝食はペペロンチーノを作り、最近ペペロンチーノ三昧(苦笑)。
そしてさっちゃんは1泊2日という慌しい滞在を終え、
根室経由で十勝へ戻って行った。
普段一人で暮らしているとあらゆる事が味気ないので、
こちらも楽しく過ごす事が出来たなぁ。
また機会があれば来て下さいませ。

さっちゃんがやってきた

曇り時々晴れ

今年の春に奥尻の我が家に滞在していった与那国島のさっちゃん、
今は十勝での研修中で、その休みを利用して、
今度は中標津の我が家へ滞在しにやってきた。
日本最西端の島から日本最東端の根室管内へ。
何ともそう考えると凄いというか、不思議な縁だなぁと。

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まずはポーレとレザンと再会。
そして他の達とご対面。

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レザンだけは他のに群れず、人と行動を共にする。
と接してきた時が短く、人と接してきた時間の方が長いし、
人の事が好きなんだなぁと思う。

買い物がてら中標津を案内する事に。
バイパスや市街地を一通り案内した後、「やまや」で昼食。

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私が頼んだのは根室名物のエスカロップ。
タケノコ入りバターライスにトンカツが載り、
デミグラスソースがかかっている、歴史ある根室のご当地グルメ。

続いて開陽台へ。

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途中、ミルクロードとして有名な北19線道路を。

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さっちゃんの愛犬ラブはリード入らず。
開陽台へも付いてきて、一緒に上った。

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夜、さっちゃんがお土産に持ってきてくれた、
温州みかんで造られた「黒船ワイン」で乾杯。
柑橘はやっぱりすごく美味しく飲みやすくしてくれるため、
ジュースのようにグビグビ飲んでしまった。
ちなみに夕食は豚肉のすきやき。
美味しく出来ましたっ!

開陽台からの朝日

曇り時々晴れ

我が家から車で10分のところにある開陽台。
背後に武佐岳を控え、330度地平線が見渡せるこのスポットへ、
朝5時に起きて朝日を見に行ってみた。

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日の出前の5:30頃の様子。
明かりは中標津市街。

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日の出は5:59。

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水平線から昇る朝日も美しいけど、地平線から昇る朝日はまた格別。
山がちな日本では地平線が見渡せるところって少ないはず。

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寒い中、他にも日の出の写真を撮ろうと数人の方がカメラを構えていた。

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開陽台の裏側は武佐岳など、知床連山が控える。
萌黄色に染まっているカラマツの紅葉(黄葉?)が本当に美しく、
夏も良いけど、この時期の中標津の風景は格別だと思う。

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幸せの鐘と太陽。

毎朝我が家からも地平線から昇る日の出は美しく見られるけど、
開陽台から見下ろすように見る日の出はまた別の魅力がある。
海を隔てて北方領土の国後島も見えるし、
カラマツを主とする格子状防風林がとても綺麗。
本当にここは日本離れしているというか、外国のようだ・・・。

愛馬を放牧に

曇り時々晴れ

いよいよポーレとレザンを放牧に出す。
ポーレは雄なので悠博と、レザンは雌なのでルーシーやナータと共に。

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ポーレと悠博はさすが牡同士、激しく嘶き、
跳ね状態で、噛んだり蹴ったりしばらく闘う。
去勢してない雄の勢いはすごい。
柵が壊されるかと冷や冷やしたけど、大丈夫だった。
15分ほどするとお互い落ち着き、大人しくなる。
ある程度序列も確定したのかな。
奥尻に移住する前はポーレの方が上位だったけど、
ずっとここにいる悠博の方がもちろん有利、
それを覆してポーレは再び上位になれるのかが見もの。

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一方レザン達、牝群の方は大人しいもの。
2、3分、追いかけっこをしたら落ち着いたようだ。
ちなみにルーシーとナータとではルーシーが上位で、
レザンはナータの子だし、おそらく序列では最下位になるだろうな。
萌黄色に染まったカラマツをバックに走るレザン、綺麗。

愛馬の輸送

晴れ時々曇り

奥尻に残してきた愛2頭と約1ヶ月ぶりの対面、
そして中標津へ連れて来る事が出来た。
ありがたい事に私が奥尻を離れてから愛の様子を見てくれたり、
そして今回もついでとはいえ、
途中まで運んで下さったりしてくれた方々がいて、
本当にありがたく、ただただ感謝の気持ちが溢れてくる。
奥尻には辛い思いもたくさんしたけど、
一方で本当に貴重な出会いもあり、とても大切な財産だと思う。

さて、Kさんに運車を借りて走る。
運車を運転するのは本当に久しぶりで、
普段大きい車を運転する事も無いので最初は少々緊張した。
ついでにギアが入りづらい運車で、
コツを掴むまでシフトチェンジの度にドキドキだった(苦笑)。

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ついにポーレとレザンと再会、運車に積み込む。

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外から見たらこんな感じ。

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借りて運転した馬運車は、サイズ的には運転しやすいサイズだった。
これくらいの馬運車、欲しいなぁ・・・。
半分はキャンピングカーのように改造しても、残り半分で2頭は運べる。

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中標津の自宅に到着したのは夜。
いきなり放牧するのはちょっとリスクがあるので、
今晩は厩舎の馬房に入れて、明日放牧し、
KO君に譲った元愛馬、ルーシーやナータ、悠博にご対面させよう。

馬を降ろした馬運車を掃除し、Kさんに返しに行く。
家に入って落ち着いたのはかなり遅くなってからだったけど、
とりあえず無事に愛馬を運送出来たし、ホッとした。
いよいよ中標津で愛馬と暮らす第三の人生が始まります!

いよいよ・・・

晴れ

昨日から突然自宅のインターネットが繋がらなくなり、
わざわざ市街に出てプラットのパソコンでブログ更新。
ネット不通になった原因がよく分からない。

さて明日、いよいよ奥尻に残してきた愛を連れて来ます。
Kさんの家畜車を借り、数百キロのドライブ。
トラックの運転は久しぶりなので、安全運転で行ってきます!

倒木を薪に

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曇り

敷地内の林に入っていくと、結構倒木がある。
それをせっせと運んできて、チェーンソーで切断して薪に。
地味に大変だけど、薪がどんどん積み上がっていくのは楽しくもある。

iPodとログハウス

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今日は東武で一の市があったので、朝一で行って食材を買う。
平日なのにすごい人手だった。

天気は雨。
こんな日はiPodとiPod Hi-Fiを引っ張り出してきて音楽鑑賞。
木というものは人が不快に感じる高周波を吸収してくれ、
気持ちのいい残響を作り出してくれるそうで、
しかも壁に適度な凹凸がある方がよい音になるので、
曲面が多くあるログハウスでは、より素晴らしい音が聴けるとか。
だからこのログハウスで音楽鑑賞というのは贅沢な楽しみなのかな。