自民党大敗・民主党大勝
昨晩は珍しくちょっと夜更かしをして、テレビの選挙速報を観ていた。
結果は、民主党が単独過半数(241議席)を大幅に上回る308議席を獲得、
ついに政権交代が起こり、北海道初の首相「鳩山政権」誕生が確実に。
自民党は公示前勢力の3分の1にまで議席を減らす歴史的大敗。
1955年の結党以来初めて第1党の座を失う事となり、
15年ぶりに野党に転落となる。
二大政党制とはいえ、自民党と民主党では対して政策に違いが無く、
今回は自民党への不満の受け皿として民主党が政権を取っただけで、
そういう点で、政権交代はすれど変化は乏しいかな。
自民党の相手が、共産党とか昔の社会党ならもっと対比が出るんだろうけど、
かつての野党第1党だった社会党は、
連立政権を組むために自ら主張を捻じ曲げて社民党になって没落したし、
流れを大きく変えるような強い野党が存在しないのがダメなんだろうなぁ・・・。
自民党は小泉改革によって地方を切り捨て、格差社会にしてしまい、
こうして不満が噴出する一因になったと思うけど、
国民を含め、周りがそれを止める事も出来ず、
単なる一個人の人気だけに頼ってしまったツケも大きそうだ。
ただ、いずれにしても民主党は政権を取った以上、
公約を果たし、きちんと政権運営をして欲しいなと思う。
個人的には農林漁業に対する施策が一番気になるけど、
その点では、民主党のFTA推進という公約は勘弁して欲しいかも・・・。
2009年08月31日 05:37 | その他