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船旅の魅力と航路廃止

曇り時々雨 最高気温12.8℃ 最低気温10.9℃

北海道新聞を読んでいると、
「松山(愛媛)~呉(広島)のフェリー航路廃止」という寂しいニュースが。
友人からも知らされていたけど、
このニュースは、私が愛媛出身だからというだけではない、悲しい出来事だ。

今では旅といえば、飛行機、鉄道、バスが主流だけど、
かつて四国に橋が架かってない時代、船はとても身近な交通手段だった。
愛媛から出ている航路だけでも何十もあって、
大阪、兵庫、広島、山口、福岡、大分など、各県と結ばれているだけじゃなく、
瀬戸内海にある島々をも結んでいる、無くてはならないものだった。
船の航路が国道である区間もあって、
1日に20往復、30往復等、15分や30分おきに船が出て、
通勤や通学にも普通に船は使われていた。

船は一番太陽や風を感じられる交通機関だと思う。
飛行機はもちろん、鉄道やバスも、高速のものは窓を開けられないし、
船の甲板に出て、太陽の光を浴び、潮風を感じ、
大海原を眺める贅沢は、他の交通機関にはない大きな魅力だと思う。
今の人は時間や精神的なゆとりがないせいか、
速ければいい、無駄を省いて効率の良い旅を求めているみたいだけど、
私はそれではつまらないと思っている。
旅の目的地に着く事だけが重要視されているけど、
旅の大きな魅力は、その目的地にたどり着くまでの過程にもあるというか、
むしろ、その過程が大事だなと。
その過程がどうであったかが、目的地の印象をも左右し、
旅全体の印象を強く焼き付けるものだと思うから。
船旅は、その過程を強く印象付ける旅のスタイルであって、
もうちょっと、船旅を特集するような本や雑誌があってもいいのになといつも思う。

さて、今回廃止される、松山~呉の航路は、
かつては1日18往復、年間12万5千台の車の利用がある航路だった。
それが、愛媛と広島を結ぶ「しまなみ海道」によって減少したところに、
今回の麻生政権が打ち出したETC割引によって、利用者が半分になったとか。
ETC割引なんかよりも、
船の利用者に対する割引や船会社に対する助成も併せて行って欲しかった。
台湾まで行けたフェリーも無くなってしまったし、船を取り巻く環境は悪くなる一方。
もうこれ以上、航路が無くならないように祈るしかない。

出る杭は打たれちゃうのね・・・

曇り一時雨 最高気温15.2℃ 最低気温11.2℃

28日の北海道新聞に掲載された記事を見てくれ、
電話、メール、コメント等を下さった皆様、どうもありがとうございました。
自分自身も励まされ、また、暖かい気持ちになりました。

・・・ですが、あの記事は嘘だと周りに言う人もいるらしいことを耳にしました。
裏山で撮ったポーレとの写真も、我が家のじゃないとか、
よくもまあ知りもしないで平気な嘘をつけるものだと感心します。
そう思うなら実際に見に来れば良いのに。裏山にご案内します。
あ、でもそういう人は真実がどうであっても否定するんでしょうね。

私は移住者で、奥尻では新参者、
そういう人間を認めない、受け入れない下地はやっぱりあるんでしょうか。
否定するなら否定するでも構わないんですが、
それなら本人の目の前で正面きって言って欲しい。
根拠の無い陰口をたたくとか、根も葉もない噂を立てるとか、そういうのは大嫌い。
また、そういう噂に乗っかる人が多いのも悲しい事ですね。
噂の真偽を確かめようともせず、さらに誇張して吹聴してまわる。
他人を認める事が出来ないなんて寂しいし、
相手を蹴落とす事で優越感に浸るなんて最低だとは思うけど、
日本の田舎ではよくある事、なんでしょう。
よくある事では済まされない、日本の悪い風習かもしれません。

私は口下手なので、とやかく言われることに対し、いちいち説明はしません。
誤解であっても、その相手を認めてなければ、誤解を解く事もしません。
誤解が誤解を生む事もあるでしょう。
それは、そういう事にいちいち対処していたら、心労が激しすぎるからであり、
分かってくれる人は分かってくれるというだけで、十分だからです。
これから先、私を通じて奥尻へと移住してくるような人が出てきたら、
その辺を気にかけていてあげようと思うのでした。

牧柵打ちとポーレ

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晴れ 最高気温17.5℃ 最低気温9.2℃

今日は休日。
先日から始めた、裏山葡萄畑を作るための牧柵打ちを1日中やっていた。
当初の予定より少し小さく、80m×20mとする事にし、
ちょうど半分を打ち終わったかな。
ハンマーを振り上げ、振り下ろす度に腰から右足スジに激痛が走るし、
1本打つたびに寝転がって腰を休ませるという状況で、
おまけにポーレは、ハンマーを振りかざしてようが、寝転がってようが、
常にじゃれてきてはうっとりしたりアクビをしたり、はかどらない。
ポーレは邪魔なんだけど、でもひたすらついてくるし、愛らしい。
傍から見たら、鹿みたいな光景かも(笑)。
付きまとってくるなら手伝ってくれればいいのにな・・・。
の手も借りたいんだけど・・・。

北海道新聞に掲載~第2弾~

晴れ 最高気温17.3℃ 最低気温9.5℃

昨日の予告どおり、今日の北海道新聞の朝刊に、
先日我が家で受けた取材分が掲載されました。
今度は地方版じゃなく全道版だし、ちょっと凄いかも(苦笑)。
記事の内容は、ありのままを伝えてくれていて、
を飼うという夢を叶えた事、奥尻へ移住してきた事、
メールで滞在希望のある見ず知らずの人のホームステイを受け入れている事、
滞在した人同士の仲間組織を立ち上げて会長兼事務局として活動している事等、
今までの経緯や実際にやっている事が書かれ、
最後に「を通じて奥尻の魅力を伝え、移住者を増やし、を元気にしたい」、
と締めくくられた、丁寧な記事を書いて下さっていた。

よくインターネットを活用し、ホームページを運用している事に対し、
現実逃避的なイメージを抱く人もいるけれど、
私は色んな事をインターネット上だけの世界に留めておくつもりもないし、
自分自身もネット上の仮想世界に生きるつもりもない。
あくまでインターネットは田舎のデメリットを補うもので、
なおかつ、全国に情報や思想を発信できるすごい媒体だと思っている。
かつて田舎は不便で人との出会いも無かったけれど、
今や山に住んでいようが買い物も出来ればたくさんの人と出会えるのだ。
インターネットは都会ではなく、田舎でこそその真価を発揮する。
奥尻の魅力を伝える事も、移住者を増やす試みをする事も、
やり方によっては個人レベルでも出来るという事なのだ。
もちろん、移住受け入れに関しては、このサイトや私だけで完結できるわけもなく、
実際に後押ししていくには、行政なり関係機関の協力は必要ではあるけれど、
そのきっかけを作り出すことは誰だって出来るわけで、
それが行政に頼るだけではダメだと以前に書いた真意。

記者の方が我が家に取材に来られていた時、
そういう活動を個人でひっそりとやっている事、
そしてマスコミや行政を通じてやっているわけでもなく、商売でもない事を、
実に面白いと言って下さった。
そうなのかな・・・誰でも出来る事だし、特別な事はしてないけど。
でも、を愛し、奥尻を愛せばこそ、この活動は続けたいと思う。

これからもこのホームページやブログで奥尻の魅力を伝え、
ホームステイを受け入れていくつもりだし、
その中から一人でも、私に続く移住者が出てきてくれれば嬉しいかな。
奥尻のためにと語るには、まだまだ未熟で恐れ多いけど、
自分が好きな奥尻の事を知ってもらいたいという単純な気持ち、
そして過疎化が激しく進行しつつある奥尻島の将来を案じてはいる。
自分にとっても仲間が増えていく事は財産であって、
奥尻島に住みたいという人が出てきてくれれば個人的にも嬉しく思う。
自分のやってる事は小さな波を起こしているに過ぎないんだろうけど、
これがいつか、大きなうねりになる事を期待して・・・。

葡萄畑への第一歩

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晴れ 最高気温16.5℃ 最低気温9.2℃

一昨日の事。
畑をいじって、レザンの削蹄をして、いよいよ葡萄畑作りを始動させる事に。
とはいえ、自分の腰の状態も悪いし、時間も無いので、
とりあえず形にする事を優先させようと思う。
計画では、ポーレを放牧している裏山の一部、
だいたい80m×20mをバラ線で囲って作るつもりで、
挿し木してあるメルロー・ピノグリ・シャルドネを100本ずつ移植したいなと。
まずはが入れないようにするため、杭打ちとバラ線張り。
そのための資材を裏山へと搬入し、とりあえず杭を1本打ってみた。
このままバラ線を張り終えれば草を刈って、
300の穴を掘って糞堆肥を入れ、そこに葡萄木を移植していくのが第一段階。
その後は、葡萄を垣根栽培するための支柱やアンカーを埋め込み、
番線を張り、伸びてくる葡萄を這わせればとりあえず落ち着く。
挿し木の移植は、出来れば夏の間に終えたいけど、無理だろうか。
それさえやってしまえば、ちょっと余裕が出来るんだけどな・・・。

ところで、先日我が家で対応した北海道新聞の取材、
予定では明日28日の朝刊に掲載されるとの事。
今回の記事は地方版ではなく、なんと全道版に載るらしい。
の事、移住の事、ホームステイ受け入れの事、金太郎会の事、
どんな風に記事になるのか、とりあえず楽しみにしていよう。

タンポポ~♪

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晴れ 最高気温15.1℃ 最低気温8.6℃

昨日、畑作業が一段落した後、せまいパドックで窮屈に暮らすレザンを不憫に思い、
パドックから出して、青草を食べさせてリフレッシュさせてやった。
スピードは遅いけど、家の周りの雑草を食べてもらえて、
なおかつ、糞という堆肥まで落としてくれるのはありがたくもある。
草刈機を使うよりもを飼う方がエコ。
ちなみにレザンはタンポポが好きだ。
タンポポ目掛けて食べ進み、最優先で食べていく。
私もタンポポは好きで、花はワインに、葉はサラダに、根はコーヒーにと、
とても用途の広いありがたい植物だと思う。
せっかくレザンを連れ出したついでに、削蹄もしてあげた。
ここ数日、腰痛の症状がひどくなってるので、かなり辛い・・・。
足1本終えるたびに、草の上に横たわって腰を休ませるという情けなさ。
それでも気になってたレザンの削蹄が一段落、良かった良かった。

芽出し

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晴れ 最高気温18.6℃ 最低気温6.8℃

今日は休日。相変わらず腰痛と闘いながらの畑作業。
育苗トンネルの中は大分賑やかになり、ズッキーニや豆類の芽が大分出てきた。
そしておまけにセミまで。
トンネル内は暖かいので、地中から間違って出てきてしまったんだろうか、
まだ季節的には早すぎるけど、大丈夫かい?セミさん。
畑は畑で、ジャガイモ、二十日大根、カブの芽も大分揃っている。
ただ、ニンジンは乾燥しすぎてたせいか、まだ発芽してこない。
マルチに挿し木した葡萄も、すでに芽が膨らみ、葉を出してるものもあって、
ちゃんと根が出てるのかどうか心配。
でもそれより心配なのは、早く裏山に葡萄畑を作らなきゃならない事で・・・。

肉じゃが

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曇り後晴れ 最高気温16.6℃ 最低気温9.6℃

肉じゃがを急に作りたくなって作った。
美味しいのは美味しかったけど、味付けが濃すぎたかな・・・。
ちゃんとダシを使えば良かったと、ちょっと反省。

ところでこの肉じゃが、関西は牛肉、関東は豚肉を使う傾向があるそうで。
私は四国出身なので、一応食文化は関西に近いのかな。
肉じゃが、すき焼き、卵焼き、全部甘めが好きで、味醂や砂糖は必須。
ペペロンチーノも、ワインを使って調理するより味醂を使ったりします。
どこかほんのり甘さを感じる方が美味しいと思うし、
甘さを感じないまでも、味に深みを持たせてくれるので。
北海道に来ると、とにかく醤油、とにかくしょっぱい料理が多くて、
外食しても満足感が乏しいのはそういうところからきてるんでしょう。
子供の頃から、焼き魚とか刺身も醤油を使わずポン酢を使ったり、
酢橘や柚子などの柑橘を搾ってかけたりして食べてきたので、
その辺からそもそも違ってて。
それに、醤油やポン酢、塩、味噌など、北海道の調味料は美味しくない。
ほのかな甘味、深みが足りないんだよなぁ・・・。
だから調味料だけは愛媛から取り寄せるのであります。

豆乳しゃぶしゃぶにハマエンドウ

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雨 最高気温12.1℃ 最低気温10.4℃

先日、神威脇デイキャンプ時に、浜にたくさん生えていたハマエンドウ。
採取してきて、豆乳シャブシャブに突っ込んでみた。
クセがないし、茎の固い部分さえ取れば美味しく頂けます!

田植えの季節

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雨 最高気温15.3℃ 最低気温11.9℃

ここ数日、我が家の周りの水田では、一斉に田植えが始まった。
米は日本人の心、いつかは稲作にも挑戦してみたいし、
なにより自分の田んぼを持ってみたいなと思う。
ただ、減反政策によって新規に水田を持つのは難しいみたいだけど・・・。

北海道新聞(地方版)にワイナリーで受けた取材の記事がちゃんと載っていた。
こんなに大きく扱われるとは思ってなかったので、ちょっとビックリ。
単にワインを醸造するだけじゃなく、
ちゃんと土地を取得して、自分の葡萄畑を作って、
自分が一から育てた葡萄でワインを造ってみたいと思う。
ワイン造りも、葡萄栽培も、とても奥が深くて面白いもの。
ワイン奥尻の個性をもっともっと表現していけたらいいな。

新聞のある暮らし(ワイナリーでの取材分・明日掲載予定)

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晴れ 最高気温16.6℃ 最低気温9.6℃

南部は霧がかかっていても、ワイン工場のある神威脇は晴れている。
冬は厳しい奥尻北西部も、春~夏は南部よりも天気は恵まれ、別世界。

先日の岩生散策に行った際の残りの写真を公開。
今ちょうど、他の桜から1ヶ月弱遅れて八重桜が開花していて、
山へ向かう道路沿いの桜並木も綺麗だった。
ちょうどこの道沿いは、桜・八重桜・桜・八重桜と交互に植えられているようで、
4月下旬~5月下旬まで、1ヶ月にわたって桜が楽しめるみたい。
奥尻の農業は稲作・畑作だけじゃなく、牧場もあって、
馬だけじゃなく、肉牛も放牧されている。
この牧歌的なところも持っているのが奥尻の魅力の一つかな。
海の風景、山の風景、水田のある風景、そして牧歌的な風景。
いずれも素晴らしい。

ところで、実家から色んな物が届いたので、早速七輪で焼いてみた。
愛媛名物のじゃこ天やチクワ、そしてアジの開き。
じゃこ天はうまい。愛媛の練り物は最高~。

昨日から我が家では北海道新聞を取る事にした。
先日取材を受けたという縁もあったけど、朝刊だけでも取れるという事だったので。
新聞のある暮らしって何年ぶりなんだろう・・・。
中標津では郡部に住んでいたのもあって、
広告は入らないし、朝刊と夕刊をセットで取らねばならず、
前日の夕刊と当日の朝刊が昼頃に届くという事で取ってなかったのだ。
だから、帯広での大学時代に十勝毎日新聞を取っていた時以来になるから、
大体10年ぶりに新聞のある暮らしになったという事か。
インターネットで色々情報は手に入るけど、新聞は新聞で良い物だ。

なお、私がワイナリーで受けた取材分が、
明日の北海道新聞の朝刊(渡・檜山版)に掲載されるそう。
地方版での掲載なので、渡・檜山支庁在住の方じゃないと見れませんが。
ちなみに我が家での取材分はまだ掲載未定。

ついでに奥尻ワイナリー関連の話も。
札幌のライラック祭りワインガーデンで提供している以外に、
明日から始まる太平洋・サミットでは、
奥尻ワイン「シャルドネ2007」が各国首脳に振舞われる予定であります。

大岩生川~浜散策

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霧 最高気温14.0℃ 最低気温7.2℃

昨日のネタの続き。
岩生(いわおい)というのは奥尻の北西部にあり、
大岩生川という川が流れていて、誰も住んでいないところ。
ちゃんとした道はなさそうだけど、
地図上では点線で山から河口へと道がある事になっていた。
地図帳とグーグルアースを睨めっこしながら、その道の入り口の大体の見当をつけ、
いざ車に乗って出発!
宮津から山へ向かう道路へと入り、その途中から右折して砂利道に入る。
そのままずんずん進んでいくと、奥尻の北西部に出て、
そこから今度は左折して少々南西へと進む。
やがてガロ川を渡り、そこから1kmほど行くと、
右手に岩生へと行けそうな道の入り口を発見。
そこに車を停めて、歩き始める。
15分ほど歩くと沢にたどり着き、その先は獣道のような道が続いている。
沢にはとても綺麗な水が流れ、幻想的。
さらに15分ほど歩くと、視界が開けてきて、ちらほら海が見えてくる。
崖のようなところを、張られているロープを伝って15分ほど下りていくと、
大岩生川とその河口に広がる浜に至った。
まあその景色といったら見事の一言。ただただ絶景。
民家もない。電線もない。
あるのは大岩生川の豊かな流れとその河口に広がる砂利浜、
遥か水平線しか見えない海、そして背後には鬱蒼とした山。
さらに、昔建物があったのか、基礎だけ残っている建物址。
もちろん誰もいない。
一応歩いてこれる道はあるので、ごくたまに釣り人が来るのかもしれないけど、
の中の孤とも言うべきか、ここは無人かと錯覚しそうな雰囲気。
こんなところで3日くらいキャンプすれば、人生観も変わりそうだ。
いずれ晴れた日が続く連休でも取れるようならやってみよう!

芽出し

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晴れ 最高気温14.5℃ 最低気温7.5℃

休日だったので、午前中はせっせと畑作業。
雑草がかなり出てきているので、
腰痛(坐骨~右足神経痛)のため、腰をかばいながら這うように雑草取り。
ジャガイモや二十日大根、カブは芽を出してきていて、
それらの芽に気を遣いながらの雑草取りだけど、
ふと、野生のクルミがどこからかやってきて、芽を出しているのを発見。
せっかくなので鉢に植えて育ててみる事にした。
来年以降、ある程度大きくなったら地植えにしよう。

午後からは前々から気になっていた大岩生川の河口へ行ってみる事に。
我が家にある詳しい地図帳には点線で道がある事になっている。
この報告はまた後日・・・。

水田に水がはられ・・・

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雨のち晴れ 最高気温13.2℃ 最低気温8.2℃

馬小屋の側にあった八重桜が花を咲かせ、その存在をアピール中。
家の周りの水田にはすっかり水が張られ、田植えの準備が進んでいるようだ。
カモメも羽を休めている。
道東には無かったこの水田のある風景は、
やっぱり大事にしたい日本の原風景だと思う。
何かすごく懐かしくて、
田んぼのあぜ道やミカン山を駆けずりまわった子供時代を思い出させるな・・・。

ウミネコの求愛・交尾

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雨 最高気温12.6℃ 最低気温6.8℃

一昨日の神威脇での浜でのんびりしていた時の事。
ウミネコ(カモメの一種)の妖しげな鳴き声を耳にし、そちらの方を注視していると、
防波堤の上で、ウミネコの雄が雌に対して求愛行動を始め、交尾に至った。
羽ばたきながらバランスをとりつつ交尾する姿、初めて見た。
ウミネコの熱々っぷりを見せ付けられてしまったな(苦笑)。

神威脇の浜

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晴れ 最高気温13.1℃ 最低気温6.8℃

昨日は昼までの取材の後、夕方にかけて神威脇の浜へデイキャンプ
北追岬もいいけど、やっぱり波打ち際っていいものだ。
波の奏でる音って不思議と心が洗われる。
ついでにワームで釣りもしてみたけど、30分ほどでやめ、のんびり過ごす。
今回は飯盒を使ってお米を炊き、ホルモンを七輪で焼いて食べ、
相変わらず美しい夕日を眺めてから帰宅~。

北海道新聞の取材

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晴れ 最高気温10.7℃ 最低気温4.1℃

今日は仕事は休み。
実は昨日から北海道新聞さんの取材を受けていて、
昨日はワイナリーで、そして今日は自宅でその対応をした。
ワイナリーでは、建築会社が取り組む新規事業に伴う移住者という立場で、
そして我が家では、馬を飼い、農業を志しつつ、
このホームページを通じてボランティアでホームステイを受け入れ、
仲間組織である金太郎会の運営と、
新たな移住者を育てる活動についてお話をした。

朝、ポーレを裏山から連れてきて手入れをし、記者の方を迎えに。
そして話をしながらポーレとともに裏山に上がったり、
ポーレやレザンと触れ合いながら写真撮影。
その後は自宅の中での金太郎会の活動内容などを中心にお話を。

世の中には潜在的に馬を飼いたいっていう人はいるもので、
私は表立ってホームステイを受け入れますとか、宣伝しているわけではないけれど、
このホームページを見てくれて興味を持ってくれた人が、
時々、実際に自分の目で見て、話をし、滞在してみたいという人が現れる。
基本的に来てみたいという人を拒否する気持ちも無いので、
そこはお遍路さんへの接待と同じような気持ちでホームステイも受け入れている。
そうやって今まで中標津時代を含めると50人以上の人を受け入れてきたけど、
その来てくれ、滞在していった人の意見で、
平成16年8月13日に仲間組織として「金太郎会」なるものを立ち上げた。
以前の職場では地域の馬産振興を担い、馬事振興会の事務局などもしていたので、
同じような感覚で規約を作り、会員名簿も作り、
会報誌を年に数回発行したり、イベントやツアー、パーティなどを企画し、
オリジナルグッズ(ブルゾン、つなぎ)を作ったりもしてきた。
馬という動物を正しく理解してもらう事、
馬の魅力だけじゃなくその土地、その地域の魅力を伝える事で、
馬を飼うことを現実的に考えてくれる人を、
そしてその地域に移住してくれる人を、地味~に応援してきたつもり(苦笑)。
おかげで実際に北海道へと移住してきてくれた人も数人いるし、
今こうして奥尻でその活動を継続する事で、
自分に続く奥尻への移住者をと、そして奥尻を元気にしたいという思いがある。
やっぱり私が自分で気に入って移住した奥尻なので、
馬だけではなく、この奥尻の魅力を伝えたいし、奥尻に来て欲しいと思っている。
そういう点では先日のmikuさんの滞在と、
奥尻へ移住したいという気持ちを持ってもらえた事は大きい事で、
次に繋がる大きな一歩なのかもしれない。

奥尻は10年前、約4,300人もいた人口が、今や約3,300人。
10年間で1,000人もの人が減っているのだ。
30年後、40年後、どうなっているのかと考えるととても恐ろしい。
中標津にいた頃は、自分がどうこうしなくても勝手に人口は増えていたので、
町のために人口を増やさないとと思う事もあまり無かったけど、
奥尻に移住してきてからは、のために何とかしたいと思うし、
新たな移住者を育てる努力をしないと、奥尻島から人がいなくなってしまう。
そういった事は行政に任せていればいいというものではなくて、
奥尻に住む人々が奥尻の魅力を認め、積極的にその魅力を発信し、
奥尻のためにという気持ちを持っていなくては、なかなか移住者は増えない。
私は奥尻島が気に入って移住してきたけれど、
未だに、「何でこんな辺鄙なところに来たの?」とか、
「ここは人が住むところじゃない」とか、
奥尻に住んでいるのに奥尻を評価してない人は現実的にたくさんいるわけで、
そういう事を言われ続けると、
奥尻に来ても良さが分からないまま去っていく人も多いのではと思ってしまう。
奥尻の良さは、奥尻のありのままの海であり、山であり、川であって、
ツアーで周ったり、鍋釣岩を見たり、ウニやアワビを食べただけでは、
その魅力の1割も分からないはずだ。
水が豊富にある事は、島でありながら自給自足の可能性が充分にあり、
また、冬に雪が積もり、四季がはっきりしている事も魅力だと思う。
30m近い透明度を誇る奥尻の海は、
日本だけじゃなく、世界的に見ても屈指の美しさだと思うし、
ダイビングやサーフィンをするのにもこれほど恵まれたフィールドはあまりない。
素人でも竿を垂らせば魚が釣れるし、
水田があってお米がとれるし、畑を耕せば生きていくのに充分な作物が栽培できる。
南国の魅力と北国の魅力を併せ持つ奥尻島の魅力は、一言では言い表せない。

私は、私を通じて奥尻へと移住してくれる人が増えてくれば、
コミュニティのようなものを作ってもいいと思うし、
移住者受け入れのための組織をちゃんと設立してもいいとは思っている。
また、単なる移住というよりは、馬を飼うとか農家になるとかもいいだろう。
馬を飼いたいと思っている人も、
私が土地を提供できるようになれば共同で馬を飼うことも出来る。
畑だって出来るだろう。
でもそのためには私と価値観が近くなければならないし、
そうじゃないとお互いにストレスになる事は目に見えている。
ただ、ホームページを通じてやってきてくれる人は、
私のやり方、考え方にある程度共感してくれてやってきてくれるので、
そういう点では価値観が近い人が集まってくるとも言えなくも無い。
私はこの奥尻で農家になりたいと願っているけど、
目指す農業は今主流となっている現代的な機械化された大規模農業ではなく、
自給自足の延長上にある泥臭い小規模農業だ。
お金を得る事が主な目的となっている今の農業は本来ではなく、
自分の食料は自分でまかなうのが主な目的で、
その余剰を現金化するというのが本来だろう。
こうしてインターネットが普及したおかげで、
人との出会いも、日常的な買い物も、インターネットで済ませる事が出来る。
つまり、田舎暮らしによる不便さ、デメリットは解消されつつあり、
島から出なければ用事を足せないような事もない。
私は都会でリストラされた人が都会に拘る気持ちが全く理解できない。
現金収入は半分になったとしても、地方であればそれで豊かに暮らせる。
金銭的な豊かさだけじゃない、心の豊かさある暮らし、
それは都会では決して得られない贅沢な事だと思う。
話がそれてるけど、私は移住者なので、移住者の視点で島を評価し、
島を活性化するためにも移住者を増やしたいと思う。
単に観光客を増やしてお金を落としてもらえばそれでいいという考えではなく、
そのときお金を落としてくれなくても、将来に繋がる人を呼び込む事、
そして再び奥尻に来てもらえるような鮮烈な印象を与える事が大事だと思う。

おかげさまで我が家に滞在し、金太郎会に加入してくれた人は78名にもなり、
自分にとっても、全国にこういう仲間が出来た事は大きな財産だと思う。
今まで雑誌や衛星放送で取材を受けた事はあったけど、
あくまで馬との暮らしというものがメインだった。
今回の北海道新聞さんの取材はちょっと視点が違うと思うので、
私にとってもどういう風に記事にしてくれるのか、楽しみにしていよう。
そうそう、ワイナリーでの話と、我が家での話は別々の記事になるそうだ。

ウド

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曇り一時雨 最高気温9.6℃ 最低気温5.7℃

我が家の近くを散歩してると、
日当たりの良いところはすでにウドが大きくなって茂っているのを見つけた。
まだ5月中旬なのにもうウドが出てるんだなと驚きつつ、
日陰になってるところ、藪の中を探してみると、ちょうど採り頃のウドも発見!
早速ナイフで根元から採取し、持って帰ってきたのだった。
ウドは去年の枯れ枝を辿っていくと見つかる事が多いけど、
似たような枯れ枝が多くてその判別がし辛いのも事実。
一般的にはタランボの方が珍重されてるような気がするけど、
個人的にはウドの方が風味が強くて好きかも。
ウドは他の山菜と同じく天ぷらはもちろん美味しいけど、
キンピラとかピクルスとかナムルもお勧め。

新緑とポーレ

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晴れ 最高気温12.0℃ 最低気温7.2℃

この前の休日、8日のポーレへの調教(遊び)。
長鞭を使って、自分の周りで前肢旋回するように教えようとしたら、
ちょっとやったら顎を肩に載せてきて、
「もう止めようよ」というような素振りをするので、断念。
じゃれてうるさいけど、なんだかんだとついてくる可愛い奴。
裏山もすっかり緑に覆われ、ポーレも青草を好きなだけ食べられる新緑の季節に。
何ともすがすがしいなぁ・・・。

北追岬の植物達

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雨 最高気温10.7℃ 最低気温9.8℃

久しぶりの雨。
畑にとっては恵みの雨となったかな。

先日の北追岬デイキャンプ時に撮った植物達の写真。
山葡萄は芽を出してるし、ワラビも出てた。
ワラビ、採って食べても良いんだけど、アク抜きが面倒なので今回は却下~。

北追岬の夕日

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曇り 最高気温12.6℃ 最低気温6.9℃

先日の北追岬デイキャンプの写真。
七輪で肉やら魚やら野菜やらを焼いて食べつつ、沈みゆく夕日を眺める贅沢。
そして海と反対側を見ると、神威山に月が。
ああ・・・夕日って赤いなぁ・・・。

北追岬散策

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晴れ 最高気温15.6℃ 最低気温9.0℃

先日デイキャンプに出かけた北追岬。
まずは到着するや否や、気になっていた散策路を歩いてみる事に。
木々の木漏れ日が美しい小道を歩いて行くと、「ずぼら洞」を発見。
もうちょっと奥行きがあると楽しい洞窟だけど、中から写真を撮ると変な感じ。
身をかがめてそのずぼら洞を抜けると、
奇岩が不思議な感じで立ち並ぶところに出て、神威脇が一望できる。
ふと下を見ると、海がとても綺麗で澄んでいる。
奥尻の海だなぁ・・・。

笹タケノコ・アスパラ

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晴れ後曇り 最高気温15.5℃ 最低気温6.1℃

退社後の夕方、うちの敷地の笹薮を見ると、笹タケノコが出ていた。
中標津にいた頃は笹はたくさんあっても、農竹に使えそうな笹竹は無かったので、
この笹タケノコを見るのも採るのも実は初めて。
もちろん竹のタケノコから見れば細くて小さいけど、
同じく敷地に生えているミツバやヨモギやタランボと共に天ぷらにすると美味。

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一方、畑ではアスパラが生えてきた。
アスパラは実はハーブで、和名をオランダキジカクシという。
多年草でヨーロッパ原産の植物で、ある程度株が充実してくると、
何もしなくてもポコポコ次々とアスパラの芽が出てくるわけで、
その出てくる若芽が食用として流通しているものなのだ。
ちなみに光を遮断して育てるとホワイトアスパラに。
なぜにキジカクシというような名前なんだろうと想像するに、
アスパラは1株5本程度、収穫しないでそのまま葉を出させてとう立ちさせ、
光合成をさせて株を充実、養生させて翌年に備えるわけで、
アスパラ林のようなもじゃもじゃ状態になるからキジが隠れるのかなぁと。
我が家のアスパラの株はまだ小さいので、太いアスパラが生えてこないけど、
あと数年すれば立派なアスパラが生えてきてくれるだろうか。

東風泊

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晴れ 最高気温17.2℃ 最低気温8.0℃

辺りが少し明るくなってきた早朝4時に起床。
テントから外に出る・・・寒くない。
雲もほとんどなく、4:40頃に北海道本土から朝日が覗いた。
綺麗だなぁ・・・。
ジェットボイルでお湯を沸かし、朝のコーヒーを飲みつつ、
太陽が少しずつ昇っていくのをぼんやりと眺めていた。
そして朝食はカップ麺で済ませ、のんびりと本を読む。
やがて、キラキラと光り輝く海に漁船の姿。
7:20、瀬棚行きのフェリーが出航し、目の前を通過するのを確認して撤収。
砂浜に打ち揚げられていたワカメ(メカブ)をいくつか拾い、帰路につく。

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いつも通る道ではなく、松江から山を越えて裏道から帰ってみた。
最後は川を渡るとすぐに我が家。
川を渡ると言っても橋がかかってるわけではなく、ワイルドに川に突っ込む。
そういう道になってるし(笑)。

帰宅後は朝の馬の世話、そして日中は畑作業に汗を流す。
畑は畝立てと除草、そしてほうれん草の筋蒔き。
夕方はポーレの調教と称して、ポーレとのお遊びタイム。
その写真はまた後日・・・。
先日のデイキャンプの写真もたくさんあるし、ネタが溜まってきたな・・・。

キャンプシーズン突入!

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晴れ 最高気温19.1℃ 最低気温9.6℃

どうやら昨日のデイキャンプキャンプ熱に火がついたらしい。
仕事を終えて帰宅した夕方、突然キャンプに行く事に。
そう、明日は休日なのだ!
基本的に私のキャンプシーズンは5~11月で、
中標津にいた頃は全道各地、そう、道南も道北も連休はキャンプに出掛けていた。
奥尻は一昨年の徒歩野営旅で惚れて移住を決意したわけだけど、
キャンプフィールドとしても抜群の魅力を持っている。
まず人(観光客)が少ないので、お盆を除けばほとんどキャンプ地独占状態。
キャンプ地とはいってもそれほど人の手が加えられているわけではなく、
朝日も夕日も、海も山も川も、月も星も、ただただ全てが美しい。
奥尻に移住した今でも、やっぱりキャンプしたくなる魅力があるのだ。
というわけで、デイキャンプの報告前にキャンプ報告になってしまった(苦笑)。

キャンプに出発したのは仕事後の夕方なので、
凝った夕食を作るわけでもなく、コンビニで弁当とお酒を買うのみ。
途中、鍋釣岩にも寄る。
この日は海が湖のように穏やかで波がなく、
鍋釣岩も月も海面に反射して映っていてとても綺麗。
そしてお気に入りのキャンプ地の一つである東風泊(やませどまり)に到着。
10分ほどでテントを設営し、
奥尻の街明かりと月光に照らされる海を楽しみながら、夕食タイム。
都会に住んでいるときっと気付かないだろうけど、月光は明るい。
月の明かりだけで本が読めるというのは嘘じゃない。
こうして写真を見て振り返ると、「青」だなぁと感じる。
本当に青い世界。空も海も、見える全てのものが青色なんだなって。
真っ暗闇の中の星空を楽しむ夜もいいけど、
こうして月光に照らされる幻想的な夜もいいものだ。
それに奥尻の夜は寒くない。
5月、北海道本土でキャンプしてると夜は吐く息が白いほど寒く、
防寒服に身を包むか、暖かい寝袋に包まってないと耐えられないものだけど、
奥尻の5月の夜は10℃くらいはあるので全然寒くない。
さすが対馬暖流、そしてならではの特徴的な海洋性気候のなせる業だなぁと感心。

明日は北海道本土から昇る朝日を見るため、21時にはテントで就寝・・・。

トンネル育苗開始

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晴れ 最高気温17.4℃ 最低気温4.4℃

久しぶりの休日。しかも朝から快晴!
前日から「鞍掛け浸し豆」「青バタ大豆」「えんれい大豆」「玉大黒(黒大豆)」、
「白花豆」「紫花豆」「とうがらし」「ブルズブラッド(ビーツ)」「紫香(紫蘇)」、
「グレイジーニ(ズッキーニ)」「ラバネーゼ(ズッキーニ)」、
カボチャ」「東京南瓜」「アトランティックジャイアント(カボチャ)」、
などを水につけて十分水を吸わせておいたので、
朝からそれらをカラーポットに土を入れて蒔いていく。
我が家はまだビニールハウスもないので、
とりあえずビニールトンネルを作って育苗する事にしたのだ。
トンネルの中で発芽してある程度大きく育ったら畑へ移植する予定。
ポット蒔きを終えてトンネルに入れてみるとちょうど一杯になった。
ピンク、青、黄、黒の4色のポットを使って、
品種別に色を変えてみたので、とても分かりやすくていいかも。
トンネルの設置が終わった後は、
畑の畝にニンジン、パープルパープル(紫ニンジン)、
春菊、カブ、二十日大根を筋蒔きに。

一通り今日予定していた畑作業を終える頃には夕方になったけど、
あまりにも天気が良かったので夕日を見がてら北追岬へデイキャンプに行く事に。
この報告はまた後日・・・。

霧の季節

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曇り(霧)後晴れ 最高気温11.7℃ 最低気温3.9℃

すっかり暖かくなったせいもあって、朝方は霧がかかるようになってきた。
出勤前の早朝、我が家の周りを散歩すると気持ちが良い。
蝦夷山桜も咲いてるし、山菜も沢山あるし。
1枚目の写真の白い花はとても甘い香りがするけど、何の木だろう?

タランボ・ヨモギ・ミツバ・コゴミ

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曇り(霧)後晴れ 最高気温14.0℃ 最低気温9.5℃

我が家の周りを散歩してると、色んな山菜が採れる。
今時期は、タランボに、ヨモギに、ミツバに、コゴミなど・・・。
タランボとヨモギは天ぷらに、ミツバは味噌汁に、コゴミはごま油炒めになった。
以前釣って冷凍してあったホッケもフライになり、
狩猟、採取で得たもの100%の豪華な食卓。
お金をかけずに楽しみながら生きる事、これがやっぱり大事だなぁ。

ジャガイモの植え付け

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曇り 最高気温11.3℃ 最低気温9.9℃

昨晩は葡萄の挿し木以外にもジャガイモの植え付けを行った。
植えたのは、紫色の「シャドークイーン」、赤色の「ノーザンルビー」、
そして普通の「メークイン」の3品種。
本当は中標津の根釧農業試験場作出で、
花が美しく病害虫に強い「花標津」という品種を作ってみたかったけど、
有名な品種というわけでもないからどこでも取り扱ってるわけでもないし、
時期が時期だけにもうネットでも売り切れていて、手に入らず断念したのだ。
それにしてもジャガイモを栽培するのは久しぶりだ。
秋にどれくらいの収穫があるかなぁ・・・。

葡萄の挿し木

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晴れ 最高気温13.7℃ 最低気温8.6℃

冬にワイナリーの畑で剪定させてもらった葡萄の枝、
濡れた新聞紙に包んでラッピングして冷蔵庫に保存してあったものと、
ワイナリーとして保存してあったものを少し分けて頂いたものがあって、
枝の下端と下の方の芽の出る部分を切り落とし、
それを発根剤に少しつけて、退社後の夕方、自分の畑に挿し木をした。
品種は、ピノグリ、シャルドネ、メルローがメインで、ミュラーもちょこっと。
ちゃんと根が出て芽吹いてきたら、
裏山の馬の放牧地の一部にバラ線張って、定植してみようと思っている。
挿し木自体初めてなので、うまくいくかは分からないけど、どうだろうな。