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奥尻島の写真~その6~

先日の奥尻島徒歩野営旅の写真。

神威脇’2007.8.31

神威脇

早朝のウニ漁’2007.8.31

早朝のウニ漁

キジ’2007.8.31

キジ

庭~その2~

野菜ハウス内’2007.8.30

オクラ’2007.8.30

ハラペーニョ’2007.8.30

野菜ハウスではバジルやナス、色んな種類のトマトはもちろんのこと、
オクラとハラペーニョが収穫できるようになった。
ちゃんと育ってちゃんと収穫に漕ぎ着けるか心配だったけど、うまくいって良かった。
これから秋にかけて、収穫ラッシュ。
せっせと使わなければ!

庭~その1~

畑’2007.8.29

今の我が家の庭。

ボストンマロー’2007.8.29

今年はインターネットで取り寄せた、珍しいボストンマローというかぼちゃを育てている。
重さ、5~10kgになる大きなかぼちゃの品種で、実も甘く、質も高いそうだ。
よくあるアトランティックジャイアントという巨大なかぼちゃほどの大きさは無いが、
どうか美味しいかぼちゃでありますようにと願っているけど、秋のお楽しみだ。
今年はこのかぼちゃが何個も生っているので、
ハロウィンのジャック・オ・ランタンも立派なものが出来そうだ。

食用ビートも続々と収穫時期を迎えつつあるし、種取り用に収穫しないで巨大にしているズッキーニも順調だ。
種取り用ズッキーニの大きさはへちまを凌ぐかな。

すももの実’2007.8.29

すもももどんどん実が落ちてきて、2~3日でバケツ何杯もの量が採れる。
お酒を浸けるにしても量が多すぎて、結局は鶏の餌となる・・・。

奥尻島の写真~その5~

夜、18:30頃から20:30頃まで、皆既月食が見れた。
天気も良かったし、月は赤くぼんやりしていた。

先日の奥尻島徒歩野営旅の写真。

バスからの車窓’2007.8.28

バスの車窓から西海岸

北追岬の彫刻’2007.8.28

北追岬の彫刻。

佐賀北高校の甲子園優勝

いまさらだけど、佐賀北高校の甲子園優勝は見事だった。
公立高校の優勝は十数年ぶりだそうだけど、私立高校を負かすのは爽快だ。
まあこうして他にも色んなスポーツがあるのに、野球だけを取り上げるのはどうかと思うけど。
馬術のようなマイナーなスポーツも取り上げて欲しいよなぁ・・・。
同じようにスポーツに汗を流しているのに、注目度が違いすぎるといつも思う。

中標津草競馬

中標津草競馬01’2007.8.26

中標津草競馬02’2007.8.26

日中は標津・中標津連合馬事競技大会(草競馬)。
根室馬事振興協議会青年部会の、ばんえいPRの一環としてのティッシュ配りを手伝った。
ただ、日高から参加してくれている人馬は、馬インフルエンザの影響で自粛するなど、
頭数的にちょっと寂しい感じもした。
あまり頭数がいないのであればもうちょっとレース数を減らしてもいいのではとも思う。
そもそも一日に平地とばんえいで30レース以上やるのは少々無理があるのでは。
中継も平地の中継をしたりばんえいの中継をしたりあわただしいし、
はっきり言ってまともに中継できているとは到底思えないし。
それにしても随分馬インフルエンザの事で騒いでいるなぁ・・・。
馬パラチフスに比べれば大した事無いし、死ぬようなものでもないのに。
風邪みたいなものなんだけど、JRAが絡んでいるせいか、事が大きくなっている。
鶏インフルエンザと同じインフルエンザという名前も良くないんだろう。
マスコミも発生した事実のみを大きく取り上げ、
どういう病気であるかとか、そういう事を掘り下げて報道してはくれないし、
もちろん一般の方々が自ら調べようとなんてする人は少ないが故、
イベントを中止したり馬市場を中止したりしているのは、風評被害を恐れての対応だと思う。
この草競馬も開催が危ぶまれたが、無事開催出来、無事に終了できて良かった。

ポーレに乗馬

ポーレに騎乗’2007.8.26

朝はKO君と久々にポーレに騎乗。
数ヶ月ぶり3回目の騎乗だけど、相変わらず素直にあまり問題なく受け入れてくれた。
馬装も問題ないし、騎乗しようとするときにちょっと動くくらい。
まだまだ基本的な扶助を理解するまでには至ってないけど、そのうち理解するだろう。
そもそも、回数乗ってやれてないのが問題で、せめて週に1回くらい乗ってやれれば良いんだけど。

遠音別川

土曜日はお昼まで仕事。
午後からは特にやる事もなく、天気も良かったので知床方面へドライブへ。

羅臼岳’2007.8.25

羅臼の道の駅に寄り、知床峠を越えて斜里の道の駅へ。
出来たばかりの斜里の道の駅は、立派だが特に目ぼしいようなものはなかった。
値段も、羅臼の道の駅の1.2~1.5倍だし、スーパーなどで買った方が遥かに安い。

遠音別川01’2007.8.25

遠音別川02’2007.8.25

斜里の市街へと車を走らせる途中、遠音別川の河口へ寄ってみた。
すると、川を埋め尽くすほどの鮭鱒の遡上が見られ、気持ち悪いくらいだった。
こんなにたくさんの遡上を見たのは初めてかもしれない。
手を伸ばせば触れるし、魚達は川を埋め尽くすほどの数なので逃げ場がないくらい。
ドンと川へ飛び込めば、驚いて何匹か陸に跳ねてしまうのではなかろうか。
綺麗な澄んだ水が流れる川だけど、魚がぎっしりいてほとんど川底も見えないのだ。
いやはやこれは凄かった。
しかもここは、野営に良さそうなところでもある。
こういうところにテントを張りたくなるんだよなぁ・・・。
遠音別川を後にし、斜里市街のAコープへ寄ってみる。
ここは地元農家の産物を売っていたり、業務用のものが売っていたりするので、非常にお得感がある。
じゃがいもやら、魚介類やら、小麦粉やら、チーズやらを買い込んで、帰路についた。

夜はKO君が泊まりにきた。
デッキで買ってきた鮭ハラスやツブを焼き、蛸足の刺身を食べた。
明日はいよいよ中標津の草競馬。
今年もお手伝いに駆けつけます。

牧場のコンサート

白柳さん牧場コンサート01’2007.8.24

白柳さん牧場コンサート02’2007.8.24

白柳さん牧場コンサート03’2007.8.24

夜19:30より根室市明郷の伊藤牧場にて、白柳さんのコンサートが開催され、駆けつけた。
入場料は1,000円でドリンク付き、出来上がって間もない喫茶店でのコンサート。
白柳さんのギターは相変わらず素晴らしいけど、音の反響という面ではいまいちかも。
牧舎とか、荒川版画美術館でやった方が、すごく音が響いていたように思う。
でもまあ牧場などの郊外でこういう音楽に親しむ事が出来るのは、本当に贅沢な事だと思う。
ところでこのコンサートでは思わぬ人と出会ったりとなかなか面白かった。
牧舎をやらせて頂いていた時にお世話になった、
ドトール中標津店の副店長が鞍替えしてこの喫茶店の厨房に立っていたり、
白柳さんからはマシカフェを営むご夫婦を紹介されたりしたし、相手も我等の事を知っていて驚いた。
白柳さんは明日長野県へ向けて帰ってしまうが、またお会いできる日を楽しみにしていよう。

奥尻島の写真~その4~

先日の奥尻島徒歩野営旅の写真。

奥尻空港’2007.8.23

青苗に近いところにある奥尻空港

津波館’2007.8.23

津波館

時空翔’2007.8.23

時空翔

時空翔は1993年の南西沖地震の慰霊碑になっている。
時空翔の中心には震源のあった南西方向を向いた窪みがあり、
地震のあった7月2日、夕日はそこの窪みに沈むようになっているのだ。

乗馬

バリコさんナータに乗馬01’2007.8.22

バリコさんナータに乗馬02’2007.8.22

バリコさんナータに乗馬03’2007.8.22

平日だけど、せっかくバリコさんがいらっしゃっているので、朝5時に起きて乗馬。
馬装する前にブラッシングをしてもらったけど、馬というか、動物が好きな方なんだなぁと。
お腹の下や股の間など、丁寧に丁寧にやってくださった。
馬好きには二通りあって、表面上だけ馬が好きなのか、本当に馬が好きなのかは別だ。
血統情報には詳しくても馬の生態については無知な人、
馬への接し方や飼い方について、知らないだけならともかく、知ろうと努力しない人、
ブラッシングをしながら服が汚れると気にする人・・・。
競馬好きに多いけど、大概、特定の馬だけを一方的に愛する人は、表面上の馬好きが多い。
そういう人は馬の気持ちを考えないので、馬からは愛されないし、信頼されない。
馬が何頭かいる場合、必ずその群れの序列を尊重しなければ馬の信頼は得られないし、
特定の馬だけを贔屓にしたりするのは、群れの秩序を乱し、その人の群れの中での地位を貶める。
ブラッシングがとても楽しかったと言えるバリコさんは、きっと馬が本当に好きなのだろう。
大体、ブラッシングをしている姿を見ればどう思っているかは良く分かる。
バリコさんは、馬に話しかけながらブラッシングをしていた。
KO君もそうだけど、ごく自然にこういう事が出来る人は、きっと馬と良好な関係を築けるだろう。
ブラッシングをしていたナータの表情を見ていても分かる。
ナータはプライドが高いせいか、嫌な人にはあからさまに嫌な顔をする。
ナータは今回、嫌がる素振りを見せていなかった。

乗馬を終え、我等は仕事があるのであまりゆっくりとしてもらえなかったけど、
是非また機会があればお越し下さいませ。
ハッカ(ミント)の「あやなみ」を少々掘り起こし、譲ってあげたけど、
大阪の暑い環境下で逞しく生きてくれるだろうか。

白柳さんとバリコさん

日中は根室ホルスタイン共進会。
まだまだ暑くて、さらに日焼けの上塗りに・・・。

白柳さん&バリコさん’2007.8.21

夜、我が家に白柳さんとそのお友達のバリコさんがやってきた。
お二人とも関西の方なので、なんと話の面白い事か。
まるでコンビ、漫才のライブを観ているようだった。
ボケと突っ込み、話の持っていき方とか切り返しの仕方、天才的だ。
白柳さんも前に一度我が家に来ただけなのに、
その時に喋った事、馬への考え方や接し方など、全て覚えているのにはビックリした。
バリコさんは我が家にお泊り。
それにしても楽しい一夜だった。

ボルシチ

ボルシチ作り01’2007.8.20

ボルシチ作り02’2007.8.20

ボルシチ作り03’2007.8.20

庭の食用ビートを2つ収穫して、ボルシチを作った。
やっぱりビートの缶詰とか、トマトとかを使って作るボルシチとは違う美味しさがある。
深く澄んだワインレッドのボルシチは、本当に美味しい。

明日は根室ホルスタイン共進会があるので、今日は夜遅くまで会場。
天気も良さそうだし、雨用の屋内審査上を作らないだけ楽だったけど。

開陽牧場

開陽牧場01’2007.8.19

開陽牧場02’2007.8.19

琴さん達が帰った後、開陽台の麓に広がる町営牧場にある散策路を歩きに行った。
開陽台の麓にはあまり知られて無いようだけど公園があって、
ウッドチップの散策路がいくつか伸びている。
公園周辺の散策路をぐるっと歩いた後、そのまま開陽台へと続く散策路を上っていった。
展望台駐車場にたどり着くと、ものすごい数のバイクと車。
静かな麓と違って、さすがににぎわっていた。
展望台にあるレストランは店舗が変わっていて、ジェラートやサンドイッチを売る店に。
良いか悪いかは別として、雰囲気としてはちょっとお洒落な感じに。
ただ、値段は高いし、観光地価格。
展望台の上からは天気もそこそこ良かったので、国後島も見えた。
この展望台から見る景色も良いけど、上ってくる過程に見える風景も劣らない良さがあると思う。
そして再び歩いて公園まで下り、そこそこ良い運動になったかな。
汗を流すのに今度は養老牛温泉へ。
すっきりして帰る途中に、牧舎に寄ってプロのクラシックギター奏者の白柳さんと久々の再会を。
何曲か弾いてもくれ、とても楽しい一時だった。

帰路につく名古屋4人衆

琴さん達集合写真’2007.8.19

琴さん達は朝9時過ぎに帰路についた。
4人のメンバーの一人は初めて飛行機に乗った旅が中標津となったそうだけど、
結局、朝のんびりし過ぎて開陽台に寄る時間もなくなり、中標津を去ってしまったのは残念。
ありきたりだけど、高台から見る根釧原野の風景は名古屋ではありえない風景だろうし、
野趣溢れる素晴らしい温泉露天風呂に入ったり、ここならではの遊びもたくさんあるのに。
いずれにしても2泊3日では短すぎるというのもあるけど、
多分、自分なら朝4時から活動し、与えられた時間を最大限活用するだろうな。
夜更かししたりするのは本当にもったいないと思ってしまう(苦笑)。

疲れて・・・

名古屋4人衆01’2007.8.18

日中は琴さん達が根室観光に出発したので、のんびり過ごした。
奥尻島旅の疲れもあるし、今回は4人という大人数の受け入れで、その対応も大変なのだ~。

名古屋4人衆02’2007.8.18

名古屋4人衆03’2007.8.18

夜はデッキで焼肉。
準備が楽だし、みんな喜んでくれる最善策。
曇っていたけど、一時的に雲が切れて満天の星空も見えてなにより。
ここの星空は本当に綺麗だ。

名古屋4人衆

夜、名古屋から琴さん達4人衆がやってきた。
2泊我が家で過ごし、19日に帰られる予定。
40℃を超える猛暑から逃れ、避暑としてはこっちは良い気候かも。

奥尻島の写真~その3~

先日の奥尻島徒歩野営旅の写真。

奥尻和牛’2007.8.17

褐毛和種(和牛の一種):奥尻和牛

食堂潮騒のうに丼定食’2007.8.17

食堂潮騒のうに丼定食

藻内海岸での朝食’2007.8.17

藻内海岸での朝食

奥尻島の写真~その2~

昨日と比べ、15℃も気温が下がり、最高気温20℃の雨の天気。
たった1日で最高気温が15℃も違う気温差は、なかなか無いんじゃなかろうか。

先日の奥尻島徒歩野営旅の写真。

幌内温泉跡’2007.8.16

幌内温泉跡

神威脇温泉’2007.8.16

神威脇温泉。

猛暑でバテる鶏

朝から気温が31℃、日中も35℃まで上がる猛暑日。
北海道はここ数日、異常なまでに高い気温が続いている。
我が家の馬や鶏達もバテ気味で、
名古屋コーチンのメスの1羽は熱中症か、立てなくなってハーハーと息をしている始末。
このままではまずいと、そのバテがひどい1羽を外に連れ出し、スポイトで水を飲ませ、
バケツに水を少しはって、熱くなっているお腹と足を浸けてやったりしたら無事に復活してくれた。
夕方はお土産を持ってKO君のお宅に泊まりに行った。
暑いので夕食は冷しゃぶ。
KO君の作る美味しいカクテル、久しぶりに楽しめました。

奥尻島の写真~その1~

4時間ほど寝て5:30に起床。
まだ奥尻島の残像が頭に残っている。
写真も4日間で577枚も撮ったので、何日間かに分けて少しずつ日記に載せたいなと思う。

藻内海岸’2007.8.15

藻内海岸

鴨石海岸’2007.8.15

鴨石海岸

奥尻の海’2007.8.15

奥尻島の透明度の高い海

奥尻島バックパックの旅~その4~

朝4時に起床。
昨日は行かなかった展望台まで歩いてみることに。

奥尻徒歩野営旅01’2007.8.14

展望台から見える風景、もはや何も語る事はない、納得の美しい風景だった。
ちょうどウニ漁の漁船が神威脇漁港から出港し、すぐ崖下の岩場でウニを取っている。
そのうち、ヨットも出港していったけど、ダイビングにでも向かったのだろうか。
展望台から階段を下りてキャンプ場へ戻る途中、キジにも出会えた。
朝食は今朝も食パン1枚(笑)。
コーヒーを飲みながら、朝露に濡れたテントを乾かし、撤収。

北追岬公園前から、南部上り線の始発バスに8:07乗り込んだ。
カブト岩、モッ立岩、ホヤ石岬、無縁島、藻内と、何度も見た奇岩の見える海岸線を南下し、
青苗を経由して、ついに東海岸へ。
そのまま海岸沿いを北上して、武士川で降車した。

バスを降りたところから1kmほど山を登ると、うにまる公園がある。
うにまるモニュメントがあって、夜は美しくライトアップされるらしい。
他にも、奥尻島出身で元オリックスブルーウェーブ投手である、
佐藤義則氏の野球展示室もあるらしいけど、特に興味がなかったので今回は割愛。
うにまる公園からは歩いて5km先の奥尻を目指す。

奥尻徒歩野営旅02’2007.8.14

途中、奥尻島のシンボルともいえる鍋釣岩が間近で見える場所に。
なんでこんなに不思議な形なんだろうと写真を見るたびに思っていたけど、本当に不思議な形。
しかもここの海も本当に綺麗で、潜らなくてもウニがはっきりと見えた。
再び歩き出し、奥尻港へようやく戻ってきた。

奥尻徒歩野営旅03’2007.8.14

売店で留守を守ってくれているKO君へのお土産や、アワビと焼きウニの弁当を買い、
12:00にフェリーに乗船、12:40に出港、名残惜しくも奥尻島を離れたのだった。
フェリーで弁当を食べ、離れゆく奥尻島、フェリーの周囲を舞うカモメを眺めつつ、14:00に瀬棚へ戻ってきた。
再び車を走らせ、途中、黒松内の道の駅でワインやチーズ、パンを買い、
自宅へ戻ってきたのは翌15日の1:00過ぎ。
とにかく疲れたけど、本当に充実していた奥尻島への旅だった。
奥尻島は想像以上に魅力的な島で、観光客も少なく、
海が美しいのはもちろん、豊かなブナ林の山があるおかげで川や滝が無数にあり、
水という水に恵まれた、例えようのない美しい景色が広がっている島だった。
他の北海道の島々、利尻島、礼文島、天売島、焼尻島などと比較してマイナーな奥尻島だけど、
それらの島よりも個人的には魅力的だと思う。
周囲84kmもあるかなり大きな島で、まだ今回見れなかった場所もたくさんあって、
是非またこの島を訪れたいなと思った。
天気にも本当に恵まれ、滞在中はいずれも晴れ、気温も連日30℃前後の暑い毎日だった。
天気に感謝、そして奥尻島ありがとう~。
~今日の歩いた距離:6km~
~今回の旅で歩いた総距離:40km~

奥尻島バックパックの旅~その3~

朝5時に起床。
朝食は昨日と同じく食パン1枚。
今日はここでしばらくのんびりしようかと思っていたけど、
7時には山越しに太陽が照りつけ始め、あまりの暑さが嫌になり、急遽撤収。
バタバタと荷造りをし、7:45の南部下り線のバスに間に合った。
バス停ではないので、手を上げてバスを止めて乗り込む。
北追岬公園前で降車し、500mほど歩いて北追岬キャンプ場に着いた。

この北追岬には、世界的な彫刻家・流政之氏によって制作された彫刻群があって、独特の景観がある。
背後に迫る山の威圧感と、果てしない海を臨む高台になった岬は、ちょっと他とは雰囲気が違うのだ。
3泊目にしてようやく普通のキャンプ場(とは言っても小さな炊事場とトイレがあるだけだが)、
10張りも張れば溢れ出すような小さなキャンプ場にはすでに何張りかのテントがそこには存在し、
隙間を見つけて早速テントを設営し、荷物をある程度テントに入れ、
海水浴に必要な水着やゴーグルなどを持ち、浜を目指して歩いてみることにした。
すでにトレッキングシューズを履く事は諦め、ビーチサンダルでひたすら歩いているが、
そもそも長距離を歩くものではないため、鼻緒に接する部分が擦り剥けて痛い。
という事で、擦り剥けた箇所に絆創膏を張ると共に、鼻緒にティッシュを巻きつける事で痛みを和らげた。
歩きながら太く長い木の棒を見つけたので杖にしたりと、歩くのに本当に苦労した。
靴は履き慣れて足に合った物を使うというのを改めて再認識させられたなぁ・・・。

北追岬から北へ行くか南へ行くかで迷った。
北側は神威脇で、彫刻のある高台から、漁港脇で泳げるポイントがあるのが見えたし、
南側は鴨石海岸という美しい景色がバスから見えていたのだ。
結局は南へ2kmほど歩いて鴨石海岸に出たものの、浜へ降りれる場所がなく、断念。
手持ちのバスの時刻表を見てみると、ちょうど10:22に南部下り線のバスが来る事が分かったので、
20分ほど待ってバスがやってきたので、再び手を上げてバスを止めて乗り込んで、
今度は北追岬の北側、終点である神威脇へ向かった。

神威脇漁港側には、それほど広くはないけど綺麗な砂と玉砂利の浜と、岩場があったのだ。
ここで意外な活躍をしてくれたのは「テンチョ」だった。
相方の機転によって持ってきたテンチョという代物、雨具のポンチョでありつつ、簡易テントにもなる。
さっき拾った杖がわりにしていた木の棒を支柱にして、テンチョを広げてペグを打つと、
燦々と降り注ぐ太陽光線を凌げる、簡易テントとなったのだった。

奥尻徒歩野営旅02’2007.8.13

この簡易テントにいる真っ黒に日焼けした自分という存在は、
どこかの無人島に流れ着いたらこんな原住民がいました的な景観となり、かなり笑えた。
ちなみにこの浜の海は、漁港の防波堤や岩場もあるおかげで波は穏やかで、
ちょっと沖まで泳ぐと、岩にたくさんのウニがへばり付いているのが見えるのだ。
もちろん潜れば取れるし、かなり高さがある岩なら、手を伸ばすだけでウニが掴める。
25mの透明度を誇る奥尻島の海の美しさをすっかり満喫し、
10:30頃から15:30頃まで、なんと5時間もこの浜で泳いだり休んだりしていたのだった。
テンチョを片付け、この浜を後にして北追岬へと歩いていく。

1kmほど歩くと、高台にある湯の浜温泉ホテル「緑館」という温泉施設に辿り着く。
ここは無料で足湯もあったけど、疲れを取ってさっぱりしたかったので、入浴していくことに。
日帰り入浴800円は高いし、露天風呂の湯温が高すぎるのはちょっといただけないけど、
温泉そのものはロケーションも良く、結構満足したのだった。
でも日焼けした体が痛くて、まともに入浴は出来なかったけど。
ちなみにこの施設にはプールまで存在していて、泳いでいる人もいたが、
これだけ海が美しい島で、なぜにプールで泳ぐのかまったくもって理解できない。
プールで泳ぐんだったら奥尻島なんて来なくていいのにと思うんだけどなぁ。
売店には色んな試食があって、久々に飲んだアルコール、酎ハイを片手に、パクパクと食べたのだった。
試食していて一番気に入った、「粒うに磯貝」という、つぼ貝(トップシェル)をウニで和えたものを買った。

奥尻徒歩野営旅03’2007.8.13

歩いてキャンプ場まで戻ると、ちょうど夕日の美しい時間帯。
ここから見える夕日は確かに美しく、真っ赤に染まる空と、光を反射する海に感動した。
夕食は飯盒でご飯を炊き、さっき買った「粒うに磯貝」を載せて食べた。
ビーフンだの、春雨だの、食パンだのと、
1回だけ行った食堂を除いてまともなものを食べていなかったので、久々のちゃんとした夕食。
食べ終わると今日もすぐに就寝。
ただ、キャンプ場のライトが明るすぎるのと、人が多くて(数人だが・・・)賑やかなのが、
今までの2泊と全く違っていた。
~今日の歩いた距離:4km~

奥尻島バックパックの旅~その2~

朝5時に起床。
昨日、北追岬まで行けなかったので、予定を全面的に見直した。
当初、1泊目が北追岬、2泊目が藻内海岸、3泊目が東風泊と考えていたけど、
1泊目の幌内海岸、2泊目は藻内海岸、3泊目は戻ってきて北追岬とし、
東海岸には一切泊まらない予定に変更した。
朝食はパンを1枚焼いて、マヨネーズと蜂蜜を付けて食べただけで撤収、
6:30には再びバックパックを背負って、幌内から南へ5km、神威脇へと歩き始めた。

神威脇には温泉があり、420円の入浴料で入れる町営の神威脇温泉施設保養所、
さらにその建物の裏手には小さな小屋があり、ここは無料の混浴温泉風呂になっている。
奥尻島は島の東に位置する奥尻からバスが2系統出ていて、
北路線は島の最北端にある賽の河原を経由して稲穂まで、
南路線は島の最南端にある青苗を経由して西側の中部にある神威脇までそれぞれ往復し、
島を一周ぐるっと周る路線は存在していない。
この南路線の終点である神威脇から8:05発の上り線のバスに乗って、
今晩の野営地である藻内海岸を目指した。
他にバスに乗る人もおらず、バスの運転手と雑談しながら南下。
藻内海岸で野営する事を伝えると、川が流れ、仮設トイレのあるポイントで降ろしてくれた。
そう、奥尻島のバスはフリー乗降バスなので、バス停のないところで乗り降りできるのは嬉しい。
バスを降りたのが8:15、野営に適したところにテントを設営、荷物の一部をテントに入れ、
軽くなったバックパックを背負って再び南へと歩き始めたのは9時頃だった。

8km先にある最南端の青苗地区を目指して歩いていると、すぐそこに見える海の美しい事といったら。
途中から海岸を離れ、内陸へと少し上っていくと今度は水田や褐毛和種(和牛)の牧場があった。

奥尻徒歩野営旅01’2007.8.12

北海道の離島では唯一米の栽培があり、島では米を自給できるのだそうな。
漁業だけが産業ではない、農業も盛んな島のもう一つの側面を見れた気がした。
やがて奥尻空港が右手に見え、海老原建設の自販機に到達。
自販機で買ったアクエリアスが冷たくてものすごく美味しかった。
昨日に引き続いて今日も晴れていて、気温も30℃前後もあり、常に汗だくなのだ。
ちなみに奥尻空港は一日一便、函館と30分で結ばれている。
さらにしばらく歩くと、ようやく青苗に到着。

今回、履き慣れていないトレッキングシューズを履いてきたのが大失敗で、
足の指全てと、皺にそれぞれ水脹れが出来て、まともに歩けないくらい痛くなっていた。
それでもゆっくりと、足を引きずるように歩を進め、青苗の市街中心部へと向かう。
奥尻に来る前に、インターネットで奥尻へキャンプしに行った方のサイトを見つけ、
青苗にある食堂「潮騒」のうに丼定食がおすすめだと書いてあったので、そこへ向かうつもりだった。
時間は11時ちょっと前、地元のおばあちゃんに食堂への道を尋ね、無事到着。
注文したうに丼定食は2,000円もするけど、たっぷりのうに丼だけじゃなく、
イカの刺身、イカの塩辛、焼き魚、ひじき、しじみの味噌汁がついていて、大満足だった。
食堂「潮騒」を後にして、市街を南へ1kmほど歩くと青苗岬に辿り着く。

ここには、北海道南西沖地震で亡くなった方の慰霊碑でもある時空翔と、津波館がある。
津波館はバスの時間の関係からあまりゆっくりとは観れなかったけど、
それでもその当時の悲惨な様子は目を覆いたくなるようなものばかりだった。
1993年7月12日22:17、奥尻島に近い震源地でマグニチュード7.8の地震が発生、
奥尻島を中心に津波や火災で大きな被害を出し、死者201名、行方不明者29名に及んだそうだ。
津波は藻内で高さ29mを記録し、この青苗でも10mを越える津波に襲われた。
被害のほとんどは奥尻島であり、最南端で三方を海に囲まれた青苗地区の被害が特に大きかったらしい。
青苗だけで、地区の人口1,401名、世帯数504に対し、
死者・行方不明者109名、負傷者129名、家屋全壊400戸という被害を出した。
14人に1人が亡くなった計算であり、人口が100万人の都市だったら7万人が亡くなっていたのである。
それくらいこの地震と津波は巨大だったのだ。
今はこうして完全に復興してはいるけど、避難路や山へ登る避難階段が島のあらゆるところにある事からも、
今後の地震や津波に対する対策が取られていることが分かる。
自然災害はいつ起こるか分からないし、もしもの時の事を考えておく事は大事だろう。
今日の野営地の藻内海岸は水が乏しいため、津波館の前の水場でウォーターパックに6リットルの水を満たし、
13:03に青苗記念碑前から南部下り線のバスに乗り、藻内へ戻ってきた。

午後はのんびりと海水浴をし、ほとんど人のいない広い浜を独占して泳いでいた。
ギラギラと輝く太陽の下、美しい海で泳ぐのは最高に楽しいものだ。
ただ、ちょっと波が高く、浜に上がってくる際にシュノーケルをさらわれてしまったのは失敗だった。
歩いたり泳いだりとするうちに、かなり日焼けしてきてヒリヒリするようになってきた。

奥尻徒歩野営旅03’2007.8.12

昨日に引き続き、美しい日没を拝め、夕食は春雨を食べた。
誰もいない浜で、無縁島を臨むここからの景色もまた絶景で、素晴らしいロケーション。
体力的には今日は余裕があったので、満天の星空もしばし眺めることが出来た。
流れ星を見て、テントに入ってぐっすり就寝~。
~今日の歩いた距離:14km~

奥尻島バックパックの旅~その1~

夜通し10時間の車を運転して、朝の5時に瀬棚に到着した。
展望台へ行ってみるとキャンプ場になっていてなかなか環境はよさそうだった。
しばしフェリーターミナルの駐車場で仮眠をとり(とは言ってもほとんど眠れなかったが)、
9時頃にフェリーに乗り込み、9時20分、ついにフェリーは出港、瀬棚を離れた。
まだこの時点では曇っていて、2、3日前の週間天気予報ではずっと雨の予報だったけど、
ガラッと予報が変わり、終始晴れの予報となり、奥尻島へ到着する頃には快晴となった。
改めて自分自身、晴れ男かなぁと感じた瞬間だった。

11時に「うにまる君」に迎えられ、奥尻港へ到着。
重たい20kgのバックパックを背負い、西海岸へ向けて山越えのルートを歩き始めた。

奥尻徒歩野営旅01’2007.8.11

奥尻小学校の前から斜め右に入り、うねうねと続く急な坂道を登っていく。
途中、タヌキを見かけた。
奥尻島は北海道と違い、ヒグマやキツネはおらず、タヌキやキジがいるんだそうな。
8km歩いてようやく頂点に達し、もうこの頃にはヘロヘロになっていた。
水が尽き、のどが渇いてもどこにも水場も自販機もありはしない。
下り始めると、時々北側に視界が開け、船でしか行くことのできない北西の海岸が見えるようになる。
でも周囲の景色を楽しむ余裕もあまりなく、ただただ黙々と歩いていった。

16kmの距離を歩き、幌内海岸に到着したのは16時頃。
本来はさらに5kmほど歩いて北追岬でキャンプする予定だったけど、
もはやのどの渇きと体力の限界、この幌内海岸で野営することにした。
幌内海岸は以前、幌内温泉という国民宿舎があったところで、
今もその残骸が残り、温泉もポタポタと湧いている。
そう、ここは1993年7月12日の北海道南西沖地震が奥尻島を襲ったとき、
30m近いものすごい津波に襲われ、全てが崩壊、流されてしまったのだ。
温泉の管理者は行方不明となり、国民宿舎も廃業、今に至っている。
改めて地震による津波の恐ろしさを感じた。

奥尻徒歩野営旅02’2007.8.11

奥尻徒歩野営旅03’2007.8.11

ちなみにここは、ちょうど幌内川の河口になっていて、川の水を汲んで一応沸かして飲んだ。
足を川へ浸すととても気持ちが良く、ちょっと復活したところでテントをたてた。
すぐに水着に着替え、きれいな川底の砂を掘ってしばらく川に全身浸かっていた。
夕食は特に食欲もわかなかったけど、川の水を沸かしてビーフンを。
焚き火をおこし、夕日が沈んでいくさまをぼんやりと眺めていた。
美しい景色はもちろんのこと、他に誰もいないこの静寂、本当に贅沢な一時だった。
太陽が沈み、あたりが闇に包まれると共に就寝、とても美しい星空を見るまで起きてはいられなかった。
~今日の歩いた距離:16km~

出発!

今晩、仕事後の19時頃に自宅を出発し、道南の瀬棚町まで徹夜で車を走らせます。
中標津~瀬棚は多分700kmくらいかな。
翌朝、瀬棚に車を置いて、20kg弱のバックパックを背負っていよいよ奥尻島へ渡る予定。
奥尻島は周囲84kmの島。
3泊4日かけて歩く予定だけど、
これだけの距離を重い荷物を背負って歩いた事は無いので、足への負担が少々心配。
幸い天気予報は以前よりも少し良くなり、多少晴れ間も拝めそうだ。
雨の中、歩いたりテント張ったりするのはなおさら大変なので、どうか晴れますように!

道東三地区人工授精師研修会

今年は道東三地区人工授精師研修会の受け入れ担当の年。
会場を中標津の寿宴とし、十勝・釧路・根室の授精師を迎え、無事に終える事が出来ました。
夜はお決まりの懇親会。
随分たくさん料理が残ってしまったけど、時間があれば全部貰いたかったなぁ・・・。
我家の40羽の鶏、3、4日分の餌になったのに。
バイオエタノールの関係もあって飼料価格が上昇し、大変なのだ。
残飯を常時もらえれば鶏の餌に苦労しなくなる。
いくら卵を売っても赤字になるようでは意味が無いし、残飯を利用するのは最大のコストカットだ。

準備色々

今週末、連休を利用して奥尻島をバックパックを背負い、歩いてきます。
持物リストを作り、少しずつ荷造りしつつあるところであります~。

タモギダケ

タモギダケ’2007.8.7

薪用にと数年前にもらった木からタモギダケが出るようになった。
年に数回、黄色く鮮やかなタモギダケがぴょこんと出てくれる。
今日も夕方帰宅すると黄色いタモギダケが目に入ったので早速採取。
タモギダケは最近スーパーでも見かけるようになったけど、美味しいキノコなのです。

色々と収穫

野菜の収穫’2007.8.6

夏がやってきて、野菜達の収穫量がどんどん増えてきた。
もう少ししたら我家では消費しきれないくらいの収穫があるようになる。
ズッキーニは凸凹の品種、ストライプの品種、黄色の品種、普通の品種など様々。
毎年、形の良い実を各品種1つずつは収穫しないでずっと放置しておき、
秋深くなって巨大なへちまのようになったズッキーニから種を取り、来年また蒔くのだ。
ズッキーニは1つの株で次から次へと実がついて、3・4日に1つくらいのペースで収穫がある。
我家はズッキーニを10株くらいは育てているので、毎日2・3個ずつくらいの収穫があるのだ。
ズッキーニはカボチャの仲間だけど、カボチャのように熟するのを待つ必要が無い。
未熟な実を収穫して食べる野菜だし、次々と実がつくのでコストパフォーマンスは高いかな。
カボチャのように地を張って広がるわけでもなく、狭い場所で高い収穫がある。
他には食用ビートも十分大きくなっていた1個を収穫してみた。
ビートは主にボルシチに使う。
ボルシチの赤はビートの赤、あの深い紫っぽい透き通った赤色は、ビートじゃないと出せない赤。
トマトで代用するボルシチもあるけど、ビートのボルシチは格別美味しい。
あとは野菜ハウスからはミニトマト、ピーマン、ししとうの収穫が始まった。
もうちょっとしたらナスも採れるし、野菜だらけだ~。