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失業しました

曇り

今日をもって奥尻ワイナリーを退職しました。
退職せざるを得なかった、とも言えますね。
突然、ワイン醸造に携われない事になり、失意の中、決めた事です。
昨晩はまったく眠れませんでした。

私は仕事で腰を傷め、椎間板ヘルニアの手術をし、
痛みをこらえて、かなり無理して畑作業も頑張ってきましたが、
体の事だけじゃなく、色々、自分の中で限界がきました。
朝早くから夜遅くまで仕事をすると自分の畑が荒れてしまうわけで、
馬の調教もままならない、荒れていく畑を指を咥えて見てるしかないというのも、
自分の中でとても辛い事でした。
まあ最後のとどめがワイン造りから離れる事だったというだけで、
これまで積み重なってきた色々な事が溢れてきてしまったという感じでしょうか。
トラブルは御免なので、ここではあえて書きませんが、
まずは人としての尊厳を少しずつ取り戻したいと思います。

奥尻が好きになり、移住してきて2年ちょっと。
可能であればこのまま奥尻に残りたいものの、仕事が見つかるかどうかは不明。
奥尻だけじゃなく、中標津やその他地域も含め、求職活動をしなければ。
愛馬がいるので身動きとり辛いものの、何とかなると思いたい。
失業保険も失業認定から3ヵ月後からしか出ないため、
とりあえずそれまで何とか凌がなくては・・・。
ただ、失業保険を貰ったとしても、それで生活出来るかというと微妙。
中標津の土地とログハウスの問題もあるし、頭が痛い・・・。

葡萄の花

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晴れ

奥尻ワイナリーの神威脇の葡萄畑ではセイベル13053が最初に開花。
神威脇には赤ワイン用品種のツヴァイゲルトレーベとセイベル13053、
白ワイン用品種のミュラートゥルガウとケルナー、
そして他に生食用品種が数種植わっている。
神威脇の畑ではセイベル13053が結果枝(新梢)に4つも5つも花を付ける等、
花の数を減らさなきゃいけないくらい勢いが良く、
ツヴァイゲルトレーベも全体的に花芽を付けている。
でも白品種、特にケルナーの花芽の数が少ないなぁ・・・。

葡萄の花芽

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晴れ後雨

奥尻ワイナリーの神威脇の葡萄畑、芽欠きが終わらない内に誘引の必要が出てきた。
神威脇に植わっている品種の中で「セイベル13053」は特に勢いが良く、
1枝あたりの花芽も4つとか5つ付いているのもあり、2つに絞って落としている。
セイベルは他の品種と違って枝は細いけど取りづらく、
枝数が多くてとても込み合い、手間がかかるなぁ・・・。

神威脇の葡萄畑・芽欠き

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晴れ

久しぶりに奥尻ワイナリー(仕事)ネタを。
一昨日、昨日と、2日間の税務署の監査を終えて、
ようやく書類作りなどがある程度落ち着いたため、
神威脇のワイナリーの葡萄畑にて芽欠きを開始。
ワイン工場での仕事(成分分析・ツアー対応など)をしながら、
合間を縫って一人でポツポツとやり始めた。
立ったり屈んだりの繰り返しなので、すぐに腰が痛くなるため、
休み休みになってしまうけど、何とかやっている。
主枝から出ている新芽は拳間隔に残し、下向きの新芽は極力排除、
冬に剪定した側枝から出ている新芽は良いものを2本、
主枝に近い方を優先して残すようにした。
これは、上の方を優先して残していくと、
年を経るごとにどんどん高い位置になってしまうだろうなという事で。
すでに側枝がかなり長くなっているものは、
側枝そのものを更新出来るように芽を残した方が良いだろう。
この芽欠きが終わる頃には誘引だな~。

奥尻ワイン2009第一段販売開始

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曇り

昨年仕込んで熟成してきた2009年の奥尻ワインの販売を開始した。
今回販売になるのは、赤が「セイベル13053」と「ツヴァイゲルトレーベ」、
白が「シャルドネ」と「ケルナー」の4種類。
シャルドネのみ2,300円で、他は2,000円となっている。
また、赤の「山葡萄」「メルロー」「ピノノワール」、白の「ピノグリ」に関しては、
さらに熟成させて夏頃の販売を予定。
でも今年はとにかく販売数量が少なく、奥尻外への卸売りは全面的に停止、
原則的に奥尻内だけの販売となり、
「セイベル13053」、「ツヴァイゲルトレーベ」、「ケルナー」に関しては、
さらに量が少ないためワイン工場直売限定になる。
もう少し葡萄の収穫があればと思わざるを得ないけど、
こればかりは自然の力、天候に大きく左右されるものでもあるので、
なかなか安定的に収穫量を確保するのは難しいのかもしれない。

大分雪が融けた葡萄畑

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晴れ時々曇り

ワイナリーの葡萄畑では相変わらず剪定作業。
葡萄畑の雪も大分融け、少しずつ地面が見えるようになってきている。

腰痛い・・・

曇り

葡萄の剪定をやってて思うのは、やっぱり腰が痛いという事。
毎日、横になってる状態から起き上がる時に痛くて苦労するんだけど、
これってずっと治らないんだろうか。
剪定も、2時間ほどやるとかなり腰が痛くて、
休みながらというか、誤魔化しながら何とかやっている。
困ったものだ・・・すっかり障害者になってしまったなぁ・・・。
それでも春になったら自分の畑も忙しくなるし、
痛いとか言ってられないわけだけど。

葡萄の剪定

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曇り

ワイナリーの葡萄畑で剪定を始めた。
基本的に3芽残しだけど、横に伸ばすところは長く残していく。
本当は、勢いが強いものは弱く、
勢いの弱いものは強く剪定したら良いのかもしれないけど、
ここはワイナリーの畑であって自分の畑ではないので、
あまり余計な事は考えず、単純に切っていく。
冬の剪定は、秋の収穫に向けての大事な作業。
今年こそは、たくさんの葡萄の房を生らして欲しいものだなぁ・・・。