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葡萄

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晴れ時々曇り

先日、ポーレを葡萄畑に開放した際の葡萄の様子。
一応ちゃんと根付いて育ってるものはある。
こんな風に強く生きていけるかなぁ・・・。

剪定と挿し枝作り

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曇り

去年、我が家の裏山に造った葡萄畑。
ワイナリーの葡萄を剪定させてもらって挿し木し、移植したものだけど、
腰の手術で移植が遅れ、おそらく多くは枯れてしまったと想像している。
そこで、今年も補植するため、挿し枝を確保しておく事にして、剪定へ。
今回も、ピノグリ・シャルドネ・メルローの3種。
それぞれ25本ずつくらい剪定し、帰宅後、3芽ずつ切り分ける。
3芽のうち1番下の芽は落とし、下端を斜めに切り落とす。
それを品種ごとに新聞紙に包み、
水でぬらしてラッピング、冷蔵庫に入れておいた。
5月頃、取り出して補植していこうと思う。
去年は移植のストレスが予想以上に大きかった事から、今年は直挿しの予定。
では、枝さん達、春までもう少し眠っててね。

我が家の葡萄の剪定

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曇り 最高気温-0.5℃ 最低気温-5.7℃

昨日の葡萄剪定。
挿し木した葡萄の移植作業が遅れてしまったがために、
根を多く切断する事になってストレスから枝を充実させる事が出来ず、
移植直後に葉を落としてしまった我が家の挿し木葡萄1年生。
枯れてしまったものも多くありそうだけど、
とりあえずダメ元で、全ての苗木を3芽残して剪定してしまう事にした。
写真だと、どこに葡萄の木があるのか分からないくらい貧弱だ(苦笑)。
来春になって、どれだけの木が芽吹くかは分からないため、
冬にまたワイナリーの木を剪定させてもらい、冷蔵保存しておいて、
来春、同じ場所に直挿ししておこうかなと思っている。
今の木が芽吹けば直挿しした方は抜いてしまい、
芽吹かない木のところは、直挿しの方を育てようかと。
来年は番線も張ってしまわなければならないし、色々大変だ。
もちろん、木が育ってくれば年々作業量は増えてくるわけだし、
とりあえず今の面積でちゃんと葡萄を収穫する事を目標に頑張ろう。

甲州定植

曇り時々晴れ 最高気温19.2℃ 最低気温15.0℃

挿し木したメルロー、ピノグリ、シャルドネに先立ち、甲州を定植。

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鉢植えにしていた甲州4本のうち、
ちゃんと芽を出していた3本を、裏山ではなくラベンダーの横に定植した。

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挿し木してある3品種(メルロー・ピノグリ・シャルドネ)300本はご覧のとおり。
裏山を葡萄畑にする目処が付き次第、植え替える予定。
莫大な手間がかかりそうだ。

エルニーニョ現象発生?!

雨 最高気温16.9℃ 最低気温14.3℃

今年はエルニーニョ現象が発生する可能性が高いんだとか。
エルニーニョ現象とは、
太平洋赤道域の中央部(日付変更線付近)から、
南米のペルー沿岸にかけての広い海域で、
海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象。
基本的に南米の沿岸では冷水が海底から湧き上がるようになっていて、
温度の低い海水は密度が大きく、それが広い太平洋上で気圧の差を生み出し、
太平洋の低緯度地帯は東から西へと貿易風が年中吹いている。
この貿易風と海水温の東西の違いとが相互に影響を及ぼしあい、
その加減によって、エルニーニョ現象や、逆のラニーニャ現象が発生するわけで。
もしエルニーニョ現象が発生したら日本はどうなるのか。
日本全体を見ると、
日照時間が減り、降水量が増え、冷夏暖冬の傾向があるけれど、
これは地域によっての傾向の違いも大きい。
北日本を除く東日本は、逆に日照時間が増える傾向があったりもする。
北海道に住んでいる事を考えれば、
夏の天候が悪くて寒いという事は、農業面では大きなマイナス。
唯一、北日本の6~7月の日照時間は長くなる傾向があるというのが救いで、
ちょうど葡萄の開花時期にあたるため、何とか晴れていて欲しい期間。
奥尻の過去の気象データを調べていくと、
葡萄が大不作だった去年の7月上~中旬はほとんど日照のない状況。
過去にエルニーニョ現象が発生したのは、
前回が2002年夏~2003年春、前々回が1997年春~1998年春で、
当時、奥尻の7月上~中旬はそこそこの日照があったようだ。
まあ過去のデータは過去のデータだし、
今回のエルニーニョ現象が、
奥尻の気象にどんな影響を与えるかなんて分からないけど、
今年は何としても葡萄がまともに収穫出来るよう、
祈るような気持ちで前向きなデータを探しているわけで。
天気だけは人の力ではどうしようもないし、農業は天気次第なんだよな・・・。
奥尻葡萄に関しては6月下旬~7月中旬が一番の勝負どころ。
何とか晴れて欲しい。

ちょっと剪定

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曇り 最高気温8.5℃ 最低気温1.0℃

奥尻ワイナリーの葡萄畑、もう挿し木用の枝は採取し終わり、
まだ剪定の終わってないところは別に個人用として枝を採取しても良いそうなので、
友人と共に、剪定がてら挿し木用に枝をもらう。
個人的にピノグリとメルローを育ててみたいと思っていたので、とりあえずピノグリ。
葡萄の挿し木はやった事ないのでよく分からないけど、
とりあえず三芽くらいずつに枝を切り、地面に挿すほうを斜めに切っておく。
そして新聞紙で包んで水に濡らし、ナイロン袋に入れて冷蔵庫に入れておいた。
春になれば挿してみよう。
挿し木だとブドウネアブラムシ(フィロキセラ)にやられる可能性があるのが怖いけど、
わざわざ台木を取り寄せて接ぎ木するのもコストがかかるし、
奥尻島にはブドウネアブラムシがいない事を願って挿し木でやってみようかなと。
ただ、今の土地は借地なので、果樹を植えるのはリスクはあるかな。
もう貸せないから他に移ってと言われても、果樹を移動する事は難しいし、
そう考えると、やっぱり土地は取得しなければと思う。
借地ではあずましくない(落ち着かない)し。

ストロビーの薬害?

曇り時々晴れ 最高気温11.6℃ 最低気温7.7℃
何となく、葡萄栽培に使う農薬について調べていて、ハッとする事があった。
ストロビーという総合予防殺菌剤は、
「ブドウには葉に薬害が発生する恐れがあるので承知の上で使用する」と。
今年、ワイナリーの葡萄園の葉は、夏なのに赤くなり、収穫前に落ちてしまい、
葡萄の実の糖度が上がってこないところがあった。
この原因は・・・リーフスポットとかではなく、農薬による薬害か?!
これがストロビーによるものなのか断定は出来ないけれど、
農薬を使いすぎることによる薬害の可能性は高いような気がする。
農薬なんて使わないで済むならそれに越したことは無いし、
完全無農薬とまではいかないまでも、
何とか最低限の農薬散布で済むやり方はないものだろうか。
農薬は農薬でもJAS法有機栽培に使用できるボルドー液などをうまく使い、
より安心・安全かつ、質の高い葡萄、ワインにしていかなきゃなぁと思う。

明日から…

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晴れ時々曇り 最高気温22.9℃ 最低気温14.0℃
午前中はネット補修と糖度測定。
D-2(13年定植シャルドネ)が12~15度、D-5・6(18年定植シャルドネ)が9~11度、D-6(15年定植ツバイゲルトレーベ)が17~19度、D-7(15年定植ケルナー)が12~15度、
そして神威脇のE-4(15年定植ツバイゲルトレーベ)が16~19度、E-3(15年定植セイベル)17~20度、E-2(15年定植ミュラートゥルガウ)16~18度、E-1(15年定植ケルナー)15~17度だった。
午後からはF-3(18年定植ピノグリ)の糖度測定と刈払機で草刈り。
糖度は16~19度だった。
ところで明日からしばし葡萄畑を離れ、ワイン工場に行くことになる。
どうなることやら想像もつかない。