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十勝ワインヌーボー2013

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晴れ 最高気温:1.8℃ 最低気温:-5.2℃

今年は11月下旬にリリースされた十勝ワインヌーボー。
今年の葡萄の出来はどうなのかなと楽しんだ。

ところでヌーボーはボージョレだけだと思ってる人が多いのか、
ヌーボーといったらボージョレヌーボーばかり取り上げられ、
なんで十勝ワインヌーボーのような国産ヌーボーに、
見向きもしないのか不思議で仕方がない。
まあ初物好きの日本人特有の傾向で、
ただ宣伝とブランド、そして流行に踊らされ、
本質を理解せず飛びついている傾向もあるじゃないかなと、
想像している。

ヌーボーというのは、葡萄を房ごとタンクに入れ、
炭酸ガス浸漬法(マセラシオン・カルボニック法)によって、
嫌気的条件下に置く事でリンゴ酸分解酵素を働かせ、
葡萄の細胞膜が破れて果汁が染み出し、
減酸作用と共に若干のアルコール生成がなされていく。
それをプレスし、通常の酵母添加による発酵をして出来あがる。
熟成もさせないし、減酸作用で酸味も穏やかで、
葡萄の皮や種由来の渋みも少ないため、
飲みやすいフレッシュなワインになっている。
熟成という手間と時間をかけなくて済み、
お金にすぐになるこのワイン
ワイナリー経営者にとってみればありがたい存在だろうし、
それに飛びつくよううまく宣伝してるのがボージョレヌーボー。

別にボージョレヌーボーを批判するつもりも全く無いし、
それはそれで別に良いんじゃないかなと思うけど、
ヌーボーはその年の葡萄の出来を評価するものであり、
ヌーボーだけで終わるなら勿体ない気がする。
もしヌーボーが良ければ、
その年に仕込んだそのワイナリーのワインは良いものになるはずで、
それを楽しみにするのがもう一つの目的だと個人的には思うわけで。
どうせヌーボーを飲むのならその土地に行ってこそだと思うし、
ボージョレ地方に何の縁も魅力も感じないため、
結果としてボージョレヌーボーには特別な興味がない。
各国の葡萄産地やワイナリーにはそれぞれヌーボーがあり、
私としては、この十勝にいるし、
清舞・山幸といった葡萄を自ら植えつけているので、
この十勝ワインヌーボー(特に赤)が興味の対象になるというのは、
自分にとってはごくごく自然で当たり前の事かな。

ビールと発泡酒

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曇りのち晴れ 最高気温:1.7℃ 最低気温:-6.6℃

普段は高価なのであまり飲まないビール。
それでも、導入した期待の大きい不受胎牛が受胎してくれたり、
後継牛が欲しいと思っていた牛が雌子牛を分娩してくれたりと、
何か良いことがあった日はビールを飲んだりする。
ビールと言えば、個人的に麦芽100%のサッポロクラシックが好き。
北海道産の生ホップを使った限定醸造の富良野ビンテージが、
最近では冷蔵庫に入っていて消費されるのを待っている。
まあビールは特別な時として、普段は発泡酒になるわけだけど、
発泡酒の中では、セブンイレブンで88円で売っている、
ベルギーの発泡酒「ベルモルト」がお気に入り。
値段の割に美味しいと思う。

またボージョレヌーボーか・・・

曇り時々晴れ 最高気温:6.2℃ 最低気温:-2.3℃

北方領土の日と共に、毎年書いているこのネタ。
ヌーボーはボージョレだけじゃないのに、
どうしてこのボージョレヌーボーだけを取り上げるのかと。
初物好きの日本人特有の傾向で、
宣伝とブランドに踊らされ、本質を理解していない人も多い。

ヌーボーというのは、葡萄を房ごとタンクに入れ、
炭酸ガス浸漬法(マセラシオン・カルボニック法)によって、
嫌気的条件下に置く事でリンゴ酸分解酵素を働かせ、
葡萄の細胞膜が破れて果汁が染み出し、
減酸作用と共に若干のアルコール生成がなされていく。
それをプレスし、通常の酵母添加による発酵をして出来あがる。
熟成もさせないし、減酸作用で酸味も穏やかで、
葡萄の皮や種由来の渋みも少ないため、
飲みやすいフレッシュなワインになっている。
熟成という手間と時間をかけなくて済み、
お金にすぐになるこのワイン、
ワイナリー経営者にとってみればありがたい存在だろうし、
それに飛びつくよううまく宣伝してきた影響なんだろうな。

別にヌーボーを批判するつもりも全く無いし、
これはこれで、軽く飲むなら美味しいワイン。
ヌーボーはそもそもその年の葡萄の出来を評価するものであり、
ヌーボーだけで終わるなら勿体ない気がする。
もしヌーボーが良ければ、
その年に仕込んだそのワイナリーのワインは良いものになるはずで、
それを楽しみにするのがもう一つの目的なわけで。
それと、ボージョレ地方だけがヌーボーを造っているわけじゃないし、
ボージョレヌーボーが一つのワインの銘柄だとでも思ってるんだろうか。
ヌーボーを飲むのなら、その土地に行って飲みたいと思うし、
ボージョレ地方に何の縁も魅力も感じないため、
結果としてボージョレヌーボーには特別な興味がない。
各国の葡萄産地、ワイナリーがあるところは、それぞれヌーボーがあり、
私としては、この十勝にいるし、
清舞・山幸といった葡萄を自ら植えつけているので、
12月1日リリースの十勝ワインヌーボーの方が気になる。
毎年、個人的には十勝ワインヌーボーの白(甘口)が好きかな。
普段は甘口の白ワインはあまり飲まないんだけど、これだけは別。

ウィルキンソンのジンジャーエール

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雨後曇り 最高気温:8℃ 最低気温:6℃

基本的に炭酸飲料はあまり好きではないんだけど、
ジンジャーエールやスパークリングワイン、ビールは好き。
ジンジャーエールはそのまま飲むというよりは、
ワインやブランデー、ウイスキーなどと混ぜ、
カクテルとして飲む事が多い。
色んなメーカーのジンジャーエールはあるけど、
一番美味しいと思っているのはウィルキンソン。
このウィルキンソンのジンジャーエールに、
赤ワインを等量混ぜれば「キティ」に、
ブランデーを混ぜれば「ブランデージンジャー」に、
ウイスキーを混ぜれば「ハイボール(ジンジャー)」に、
それぞれとても簡単で美味しいカクテルになる。
ジンジャーエールの原料である生姜は体に良いし、
ほどほどのアルコールと合わせて健康増進にも?!

金環食限定ワイン

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曇り

買い物で音更に出たついでに池田まで足を伸ばす。
ドリカムのボーカル、吉田美和さんが池田町出身なのもあり、
池田の十勝ワインではドリカムの葡萄畑やワインも手がけている。
そんな中、5月21日に金環食があるということで、
それに合わせてドリカム金環食限定スパークリングワインが、
わずか521本のみ、ワイン城限定でリリースされた。
中身はブルーム・白みたいだけど、こういう限定ものって気になる。

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池田ワイン城の目の前には池田駅が。
池田駅では特急が来るときに、ドリカムの曲が流れる。

帰る途中、士幌温泉の「プラザ緑風」に立ち寄り、日帰り入浴。

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十勝は茶褐色のモール温泉が多く、弱アルカリ性で肌がツルツルになる。
疲れがたまってたので、ちょっとリフレッシュ出来たかな。

十勝ワインヌーボー

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晴れ

12月初日となる今朝はかなり冷え込み、氷点下10℃を下回っていた。
やはり氷点下10℃を下回ると、冬になったなぁという気になる。
愛馬の飲み水をいれてあるバケツの表面の氷も3、4cmにもなっていて、
その氷を割って取り除いて水を足す。
さらに冷え込むようになって、氷点下15℃を下回るようになれば、
この凍ったバケツをひっくり返してお湯をかけて抜き、
一晩で厚みのある綺麗なアイスキャンドルが作れるようになるので、
もう少し寒くなるのが楽しみだ。
今朝はさらに、少し雪が舞っていたのもあって、日の出が綺麗だった。

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12月1日といえば、世界で最後のヌーボーである、
十勝ワインヌーボーのリリース日。
十勝ワインヌーボーは、赤・白(辛口)・白(やや甘口)の三種類で、
それぞれ1,120円という良心的な価格設定。
ヌーボーはフレッシュで軽く、飲みやすいワインというだけじゃなく、
ヌーボーの出来を見て、来年リリースされるワインを楽しみにするもの。
フランスのボージョレ地方のワインは普段飲まないため、
ボージョレヌーボーには全く興味は無いけど、
十勝ワインは常に飲むワインなので、このヌーボーによる判断は必須。
ブルームや十勝ワインヌーボーといった、
今買わないと手遅れになってしまう、外せないワインを買うには、
お金が無くて困っている状況にあっても、
1日や2日、何も食べず食費を削ってでも資金を捻出してしまう。
自分にとって、ワインは血液なのだ(笑)。

ブルーム・ロゼ

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晴れ時々曇り

十勝ワインで数年ぶりにブルーム・ロゼがリリースされたと知り、
これだけは買わねばと池田のワイン城へ。
日本ではスパークリングワインを造るというと、
一般的にワインの瓶詰め時に炭酸ガスを加える事で造られる。
しかし、この十勝ワインのブルームは、
瓶の中で2次発酵させ、その際に発生した炭酸ガスを封じ込めて造られ、
国内では例のないフランスのシャンパン方式のワイン

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このブルーム、白はザラジュンジェ種、ロゼは清見種が主に使用され、
綺麗な果汁を得るためブドウ果は軽く搾り、清澄化してから発酵させる。
冬を越し、約半年じっくり熟成させたあと、
味の調整のため白ワイン、ロゼワイン、
さらに1年以上前の古いワインをブレンドする。
これを念入りに濾過して、
上述のとおり、シャンパン方式といわれる方法で2次発酵させる。
2次発酵はまずブレンド調整後のワインに、
シロップ状態の砂糖とシャンパン酵母を加えて瓶詰めして、
空気が流通しない王冠を被せて瓶内発酵を待つ。
12~15℃の状態で3週間~1カ月かけてゆっくり低温発酵させると、
発酵による炭酸ガスの発生で瓶内の圧力は5~6気圧になる。
このまま2年間、瓶熟成させる事で、
自然発生した炭酸ガスがワイン中に溶け込んできめ細やかな泡となる。
また2次発酵の役目を終えた酵母が、
自己消化する事で増えたアミノ酸によって独特の味が醸し出される。
こうして仕込み始めてから2年半が経った頃、
今度は2ヶ月間、毎日瓶を8分の1回転ずつさせて澱下げをし、
下がった澱(酵母)を凍結させる事で除去してコルクを打ち、
さらに3~6ヶ月間コルクに馴染ませてから出荷に至る。
つまり、3年がかりで本当に手間をかけ、醸造技術の結晶とも言えるのが、
本物のスパークリングワインであり、
国産のワインの中では、このブルームしかない。

去年の十勝ワインバイザー試験の時にも書いたとおり、
何年もの間ずっと心待ちにしていたブルーム・ロゼ。
こうして数年ぶりにリリースされた事から、
これは身を削ってでも買わねばならぬというわけで。
本来であれば1万円を越えても納得のいく代物なんだけど、
これがなんと1本2,500円強という、
瓶内二次発酵のスパークリングワインとしては激安の価格設定、
このワインは利益を考えたものではなく、
十勝ワインの醸造技術の研鑽とプライドの証なんだろう。

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一方でこれは釧路のAさんが、
結婚祝いとして贈って下さった十勝ワインの「アムレンシス2002」。
このアムレンシスは自生する山葡萄を使って造られるワインで、
乱獲を防ぎ、保護するため、この2002年物を最後に造られていない、
とても貴重な最後のアムレンシス。
わざわざありがとうございました!

ボージョレヌーボーになぜ騒ぐ?!

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晴れ

昨晩、雪が降ったようで、朝を起きればごらんの景色。
葡萄畑の脇に防風林として植わっているトドマツ(モミ)が、
雪を纏い、素敵なクリスマスツリーになった。
そして雪に目を近づけてよく見てみると、
ご覧のように雪の結晶、六花が見える。
感動。

北方領土の日と共に、毎年書いているこのネタ。
どうしてこのボージョレヌーボーだけを取り上げるのかと。
初物好きの日本人特有の傾向で、
宣伝とブランドに踊らされ、本質を理解していない人も多い。

ヌーボーというのは、葡萄を房ごとタンクに入れ、
炭酸ガス浸漬法(マセラシオン・カルボニック法)によって、
嫌気的条件下に置く事でリンゴ酸分解酵素を働かせ、
葡萄の細胞膜が破れて果汁が染み出し、
減酸作用と共に若干のアルコール生成がなされていく。
それをプレスし、通常の酵母添加による発酵をして出来あがる。
熟成もさせないし、減酸作用で酸味も穏やかで、
葡萄の皮や種由来の渋みも少ないため、
飲みやすいフレッシュなワインになっている。
熟成という手間と時間をかけなくて済み、
お金にすぐになるこのワイン、
ワイナリー経営者にとってみればありがたい存在だろうし、
それに飛びつくよううまく宣伝してきた影響なんだろうな。

別にヌーボーを批判するつもりも全く無いし、
これはこれで、軽く飲むなら美味しいワイン。
ヌーボーはそもそもその年の葡萄の出来を評価するものであり、
ヌーボーだけで終わるなら勿体ない気がする。
もしヌーボーが良ければ、
その年に仕込んだそのワイナリーのワインは良いものになるはずで、
それを楽しみにするのがもう一つの目的なわけで。
それと、ボージョレ地方だけがヌーボーを造っているわけじゃないし、
ボージョレヌーボーが一つのワインの銘柄だとでも思ってるんだろうか。
ヌーボーを飲むのなら、その土地に行って飲みたいと思うし、
ボージョレ地方に何の縁も魅力も感じないため、
結果としてボージョレヌーボーには特別な興味がない。
各国の葡萄産地、ワイナリーがあるところは、それぞれヌーボーがあり、
私としては、この十勝にいるし、
清舞・山幸といった葡萄を自ら植えつけているので、
12月1日リリースの十勝ワインヌーボーの方が気になる。
去年の十勝ワインヌーボーの白(甘口)は絶品だった。